星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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オリジンネタでツイッターの名刺メーカーより
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「なあ、これ見てみろよ」
 と、カノンが読んでいた本をサガへと差し出した。子供向けの異教の本だ。ここはアテナの聖域だが、知見を深めるためにと、シオンは特に他教の文化を禁じていない。大きな挿絵には神の子の生誕が描かれている。
 おごそかなる厩のなかで、聖なる赤子を天使が見守り、人は跪き、空には明るい星が流れていた。
「特別な子供が生まれる時、星がそれを知らせたんだってさ。オレたちのときと一緒だな」
『特別な子供』という部分に力を込めて、誇らしげにカノンは言う。
「この子は神の子だ。わたしたちのはただ、先触れだ」
 苦笑しつつ、サガは答える。
「じゃあ、アテナの時も、星が流れるのかな」
「そうかもしれない」
「だけど、アテナが地上へ来る前に、オレたちが地上を救えば、オレたちが救世主だろ」
 サガは目をぱちりとさせて、カノンの顔をみる。未来の双子座も、今はまだ互いに幼い。
「アテナの代わりに、救世主に?」
「うん」

 器の弟をみつめながら、なるほど、それはいいかもしれないと、サガの中の影は考えた。

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ツイッターはどんどん流れて行ってしまう事に気が付いた(>M<)
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