星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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サガとカノンのだらだら話!
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いつもの時間にカノンが起きてこないため、サガは弟の寝室へ向かった。前夜のカノンの帰宮は遅く、小宇宙通信で無理矢理起こすのも忍びない。部屋の前でまず軽くノックをしてみる。しかし、案の定返事が無いのでそのまま部屋に入った。親しき仲にも…といわれるかもしれないが、カノンも勝手にサガの寝室に入るのでお互い様だった。
カノンは存外、寝相が良かった。そしてサガが近くで覗き込んでいるというのに、まだ目覚める気配が無い。サガもカノンも他人の前で眠ることはまずないが、その分お互いの前では気が緩みすぎるようだ。自分もこうなのだろうか、とサガは無防備な寝顔を前に思う。寝息が聞こえるたびに、呼吸で胸が浅く上下しているのが伝わってくるようだ。
大人になってからの再会までに13年の月日が流れたわけだが、考えてみると今のカノンの寝顔をじっくり見るのは初めてかもしれない。じっくり眺めるにつけ、同じ顔ながら全然違う。眠っていてすら、表情がカノンだ。自分の寝顔を見たことはないけれども、多分カノンのような寝顔はしていないはずだ。
昔も寝ているときだけは可愛かったのだが…
そんなことを思いながら、指先でカノンの頬をなぞると、ニ三度カノンの瞼がしばたき、そのあと飛び上がるようにして寝台の上に起き上がった。ぶつかることなくサガが避けたのは腐っても黄金聖闘士の反射神経である。
「すまぬ、起こすつもりはなかったのだが…」
「いや、起こせよ!今何時だ?」
そう言われてサガは、自分が本来カノンを起こしにきた事を思い出す。
「6時30分だ」
「うわ、急いでシャワー浴びてくるわ、朝メシは抜きだ」
「わかった、パンを包んでおくので持って行きなさい」
十二宮勤務のサガより、海界勤務のカノンのほうが時間に余裕が無い。
それでも海界住まいとせずに、双児宮から通ってくれることがサガには嬉しかった。
風呂場へ走りかけたカノンが、ふと気づいたようにサガを振り返る。
「お前、起こしに来たんじゃなければ何やってたんだ?」
「いや、起こしにきたのだが、起こすよりもお前の寝顔に見とれてしまって」
ありのままを説明しただけなのだが、何故かカノンは目を丸くしたあと、ぶっきらぼうに『アホ』と言い置いて行ってしまった。顔が赤くなっていたのは気のせいではあるまい。
サガは空になった寝台を見つめた。手を乗せるとまだカノンの体温が残っている。そのまま外気でその熱を冷やすのがなんとなく勿体無くて、もぞもぞと寝台にのるとサガは布団を被ってみた。思ったとおり、とても温かい。
そして布団に包まってしまうと、その温度が心地よくて起き上がるのが躊躇われる。この季節、そろそろ朝は冷えるのだ。自分の布団から出るときにはそんな躊躇はなかったというのに。

シャワーから戻ってきたカノンは、自分の布団に包まっているサガを見て盛大にぎょっとしたあと、
「今夜は久しぶりに一緒に寝てみるか?」
と言い出した。その時のカノンが物凄く恥ずかしそうな顔をしていたので、サガは布団に包まったまま笑った。

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今日もぱちぱちありがとうございます!A様お気遣いありがとうございます!あとでメールさせてください(>▽<)拍手コメント下さった方、ご返信はのちほど致しますのです!(ぺこ)ご返信追加いたしました!
カノンと黒サガが喧嘩したときなどに、黒サガが弟の名前を呼ぶ接頭語へいろいろ形容詞をつけるような地味な嫌がらせをしないかな。
「わたしの可愛いカノン」だとか「神をもたぶらかしたカノン」だとか「海将軍筆頭シードラゴンのカノン」だとか。まあ褒め殺し系です。カノンがぞわぞわ鳥肌立てつつ「そういうのやめろ!」って言ってるのに止めないので、カノンの側も「おにいさま」ってやり返し始めるんです。
そんな喧嘩場面に行き当たったムウ様なんかは、『この人たち馬鹿ですね』って思いながらスルーもしくは、「ふたりともラブラブなんですね(にっこり)」のようなダメージ与えるひとこと残して双子を冷静にさせるんですけど、アイオリアがうっかり通りすがった時などは、そもそも何をやっているのかよく判らなくて「どうしたんだ二人とも」って素で尋ねますね。こっちのが双子が我に返って恥ずかしいかも。

で、説明を受けたリアが「俺なら兄さんに可愛い弟って言われても嬉しいぞ。いやまあ一人前の男として認められたらもっと嬉しいが、それが嫌がらせになるのか?」みたいな心の真っ直ぐな台詞を吐いてるので、黒サガが「では試しにあの男へ『おにいさま』と言ってみろ」とかけしかけるわけです。
そんなわけで、教皇宮で仕事してたアイオロスのところにアイオリアが登って行きました。

「どうした、アイオリア?」
ペンを書類に走らせながら弟を迎えたアイオロスへ、アイオリアが男らしく
「おにいさまに会いに来た」
って宣言したので、アイオロスが書きかけの書類にペンを滑らせまくって一枚破棄状態に。回りくどい黒サガの嫌がらせ大成功。まあロスとリアのコミニュケーション促進になることも見越してですが。

双子のほうも仲直りしているんですが、黒サガからいつものサガに戻ると、今度はカノンがからかうわけです。
カノン「なあなあ、お前も『わたしの可愛いカノン』って言ってみろよ」
サガ「……おまえは馬鹿なのか?」
折角仲直りしたのにまた喧嘩勃発。
この時、運良く白サガ成分の多いサガなら、仕方がないなと聞いてくれるよ!「わた…わたしの…い、言えるか!」みたいに照れて言いよどむという、可愛い反応になるよ!これが見たかったんだよねカノン!
しかして、統合サガのときだと「誘っているのか?(にこ)」みたいな超格好いい笑顔でカノンを恐怖に陥れます。即カノンによる「ごめんなさい」で終了。

デフテロスやカノンは兄を「兄さん」呼びで、アベルだけ「兄上」呼びじゃないですか。あんな性格なのに、ちょっと育ちがよさげで可愛いですよね。ちなみに、もしパラドクスに兄がいたら「おにいさま」って呼びそうな気がします(笑)
現在久しぶりに脳内で、弟三人による兄さん自慢大会勃発中!

あとお気に入りのジュエリーショップさんから星座のペンダントトップが出ていたけれども、お遊びで買うにはちょっと高い。ダブルモチーフでつけるのには惹かれるんですけど、魚座の私が双子座+射手座の組み合わせでつけていたら怪しまれるに決まってますよ…

今日もぱちぱち有難うございます(>▽<)毎日のエネルギー源です!
わあ、11/8の記事でのご返信で、イニシャルDにすべきところをGでご返信いたしておりました(汗)どう間違えればGに…(>△<;)DK様申し訳ありません訂正いたしました!
たまに記事やSSを読み返すと、必ずと言っていいほど誤字などを発見するので顔から火が噴きます。その点サガやシオンは書類関係なども完璧なんだろうなあ…
教皇経験者のサガもシオンも書き文字からして美しいと思うんですよ。シオンはきれいながら厳格な字を書いて、サガは整った美しい字を書く。さらにサガはシオンの筆跡を真似する必要があったので、シオンぽい字も書けるという。カノンはサガの筆跡を真似できますが、地の字はサガより硬質。

で、そんなサガがラブレターを書いたらすごく綺麗な文面になるのだろうなって思いましたけど、あのサガが自分の心中(しかも恋愛方面)をさらけ出すような文章書けるのかな、書かないだろうなとも思い返しました。

妄想未来においてアイオロスが教皇になって、サガが教皇から勅命を任じられたとき、サガが任務先の仕事の状況や街の様子などを、その情景が目に浮かぶような鮮やかさで心を込めてしたためるわけです。それがラブレターの代わり。美しい筆跡が美しいままに届けられるのを読むアイオロスは「まだ文字の乱れるほどには自覚がないんだな」って、ちょっと残念なような、そんな時間を楽しみたいような、微弱ロス→←サガ状態。両想いだけどサガは気づいていません。
気づいていないけど、世界の全てが美しく見えるような恋愛状態には突入しているので、そんなサガの書き送る状況報告の手紙もまた、とても美しい文筆となっているわけですよ!えと、これギャグじゃなくて本気妄想です。

サガは自分の気持ちに気づいたら、手紙にしたためるどころか、むしろ秘める方向に行くと思います。秘めても花の香が隠せぬようにフェロモンが滲む人なので、周囲もいたたまれない(・ω・)
カノサガ・サガカノでサガがこの状態になった場合、一緒に住んでるカノンはほんと居たたまれない。もういいからさっさとハッキリしろよって押し倒せばいいよ!
でも、サガが己の想いを隠すことなく、なりふり構わず相手を求めるような状態にまで達したら、その時は最強だと思うんだ…!

今日もぱちぱち有難うございます!毎日の潤いです(^▽^)
旅行のあいだ読めなかった皆様のΩの感想などを見て廻っていたら、蟹座のダンスとか踊りといった表現を多々お見かけしたんです。あ、あれっ、そんな場面あったかな…と思い、一生懸命記憶と皆様のレビューその他を噛みあわせていった結果、単に私が氷河の白鳥ダンスレベルに慣れ過ぎていて、シラーのあれをオーバーアクションとすら感じていなかったことが原因と判明。言われてみるとくねくねしてました。ハーデス十二宮編ではサガもコマネチしてますけど全然気になりませんでしたし、慣れって怖い OTZ。
でもデストール姐さんならもっと腰の振りとか大きいと思う(`・ω・´)

蟹座がシラーのように死者の肉体を操れるということであれば、聖戦時にもしも蟹座がアテナ側にいたならば、冥闘士として蘇ったサガ達に物凄く有効な対抗者となれたのではないかなあ…などとも考えてみたのです。ハーデスの力を打ち消すとまでは行かなくても、動きの妨害くらいは出来ないかなとか。ちょっと蟹座に夢見すぎてますか。

Ω公式サイトでの来週の予告頁を見ると、パラドクスは人格ごとに小宇宙を持っているみたいです。白サガと黒サガもそうだったら面白いですよね。アイオロスと夜のプロレスをこなした白サガが体力を使い切っても、黒サガに変化したらまた第一ラウンドからってのも有りになるわけですよね。アイオロスの体力が持たねえ。ていうか小宇宙=体力でもないぞ私。

そういえば御大公式HPのほうでは、未発表部分原稿の色塗りのアップがされていました。もう少しで連載再開ということでいいのかな?続き超楽しみです!
観光しまくってまいりました(>▽<)
水族館ではシーホースを真剣に撮りすぎて同行者に怪しまれた次第です。でもシードラゴン様がいたら更に真剣になりましたよ私は!
でもホテルでお土産を買って帰ってきたら、全部、うちの親の経営している会社(自宅目の前)が事務所を間貸ししている物産屋さんの商品だったという世間の狭さっぷり。美味しいと思って買って帰った新作お菓子も「それ試作品の時から食べさせてもらったりしてた。美味しいよね」って言われたという(;ω;)。ただ、貧乏人の私にしては奮発したお土産だということだけは判って貰えました。

旅館での朝はΩ観賞朝風呂部屋食という超優雅ルート。そんなわけで以下今週のΩ感想です。

あ、まずオープニングの一部がまた変わってました!何かどんどん継ぎ足しされていく感じのOPですね!玄武と貴鬼が仲良く背中合わせのシーンも追加されていたのですが、何かあの二人関係あるんですかドキドキ。
あとのカットでは、イオニアVS蒼摩、ユナVSパラドクス、光牙VSミケーネ、シラーVS栄斗の組み合わせが戦闘してましたが、これはネタバレ的なものなのかイメージ映像なのか。

金牛宮のハービンジャーのところでは、相変わらず主人公が精神力だけで立ち上がってます。小宇宙の高められた光牙の流星拳とハービンジャーの技がぶつかり合い、ハービンジャーは片膝を付くことに。ふっとばされた光牙は、もう意識もないような状態なんですが、それでもよろよろと前へ進みます。それを見たハービンジャーは、光牙をリリースすることに。
「こいつはもっと大きな魚に成長しそうだから、1番大きな魚になったところを俺が釣り上げることにしようそうしよう!(超意訳)」
先の宮の守護者たちに殺されない前提で通してやるというのは、かなり光牙のことを認めている証拠ですよね。
改心させずに黄金の格を保ったまま主人公も通してやるという理由付けは上手いなあって思いました。形は違えどアルデバランを踏襲してますし。
一方ひとりで巨蟹宮に乗り込むユナ。そこには長髪悪役美形系の蟹が!その名も死と創造を司る黄金聖闘士シラー。蟹座のマスク、オサレな感じに顔半分だけ覆うオペラ座の怪人風なんですよ。そんでもってウテナにいそうな感じ(ウテナちゃんと見てないのに印象だけで語りましたすみません)
どうもバベルの塔での人柱(トゥームスクイーズ)は彼が作成したものらしく、そこに閉じ込められた仮死状態の聖闘士たちを操って戦わせることが出来る模様。かつての同期の女の子たちを相手にユナは苦戦します(友達を殴ることに躊躇があるため)。
それで女の子たちではなくシラーを攻撃するのですが、全く通じず、死の恐怖を味あわせる技「冥土凋落」を食らいます。どうでもいいですがシラーって死の匂いが大好きみたいなんです。彼も幼いころから死と隣り合わせのストリートチルドレンとして育ち、相手の死が自分の生に繋がるという歪んだ価値観を持ってしまっているんですね。ストリートチルドレンのくせに潔癖症のようで、ユナを殴った後は毎回手を拭いていますよ。

この人タナトス様好きそう。タナトスがいたらマルスではなくタナトスの配下に付かないかなって妄想しました。あと芸術派の、あの戦わない白銀聖闘士の人は、シラーの部下に違いないって勝手に思いました。

それでもユナが粘るため、とうとう積尸気冥界波も食らって黄泉比良坂に落とされてしまいました…つづく。
偽十二宮戦に入ってから話がどんどん面白くなってるなって感じます(>▽<)黄金聖闘士たちというキャラの濃いメンツが出てくることもありますが、やっぱり強敵に何度倒されても立ち向かう青銅たちという構図が、青銅聖闘士のことも引き立てると思うのです。

あとあと、新旧星座対決を妄想するのはお約束ですよね!デスマスクVSシラーとかマニゴルドVSシラーとか考えた場合、デスマスクがシラーの思想に一部同意しつつぶちのめすところ、マニゴルドがかつての自分を思い出しつつ説教ながらにぶちのめすところ、両方とも面白い会話になりそうだと思うんですよね。両方ともにシラーが倒される前提ですみません。でも例えばデスマスクは仮死状態の知人が向かってこようが気にしないですっとばすと思うんですよ。アフロディーテやシュラの肉体が操られていたら、逆に「お前ら情けねーぞ」と一喝する感じで。サガの肉体だったらどうかな。その時はデスマスクが本気で怒りそうな気がしますが、そんな状態になる前に黒サガあたりが自分で反撃してシラーを魅了コテンパンにしてる気がしないでもない。

サガの肉体をシラーが自由にできる前提を考えるため、捏造に捏造を重ねた結果、『タナトスがサガの魂だけエリシオンに拘束して弄び、不要な肉体は自分の信奉者のシラーに下賜してあげました。シラーは神のようなその肉体を使って戦闘するのが大のお気に入りです』という自分得すぎるご都合妄想になりました。
わあもう出勤時間(>ω<;)今日もぱちぱちありがとうございます!コメントへのご返信は次回にさせてくださいね!
 
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