きょ、今日も寝坊…。俺、帰宅したら素敵サイト様へのリンクを貼らせて頂くんだ…!そして拍手コメント御礼も夜にさせて下さい(>▽<)ノ
甘えたがりなカノン(28歳・弟気質)を、思いっきり甘やかすようなサガ(28歳・兄気質)も書きたいです。しかし、どうすればカノンが素直に甘えてくれるのか。
白黒統合サガで甘やかし方が異なると美味しいな!
黒サガの甘やかし方は、普段はきっと全然通じない。
例えば、カノンに「海界での仕事で今日は遅くなる」などと言われたとき「勝手にするがいい」「帰りに手土産をもってこい」などと偉そうに命令形で頼んだりして、むしろ黒サガの方が甘えているようにしかみえなかったりする惨状。
白サガには黒サガの感情が通じてるので、あとでそんな自分(黒)の発言に頭を抱えるといい。そんでもって、仕事で疲れて帰ってくる弟の為に、美味しいお酒とおつまみ(デスマスク手作り)などをこっそり用意しておくといいよ!
統合サガだと猫を可愛がるようにカノンを扱って、お帰りのキスなどを平気でするものだから、慌てたカノンが余計疲れたりね!「風呂に入るのを手伝ってやろうか?」みたいにサガが言い出して「いい、自分でやる!」と速攻で返すような王道。でも、そんな風に甘やかされたら、疲れは増してもカノンは幸せ気分で眠れるに違いないんだ…!
…統合サガが一番無茶な可愛がり方をしそうだなあ。ていうか、拙宅での統合サガは、統合に失敗しているフリーダムサガがベースという捏造状態ですみません…
カーサと双子で超短め更新。ホントに短いです。落ち着いて長い話や連載ものの続きも書きたいなあ…。でも、落ち着いても私に長文は無理。長い文章を練り上げ、構成してまとめられる方を心底尊敬しています(>△<。)
話は変わって14歳のアイオロスと28歳サガという年の差になったときの二人の関係が、対等な恋心から遠ざかってしまい、アイオロスが自分の年齢にしょんぼりしつつも仕方がないと思ってたら、自分より年下の星矢にサガがドキドキ反応しているのを見かけて、プンスカいじけてても可愛いなと思いました。
原作のアイオロスは凄く真面目そうですよね。言葉遣いからして優等生っぽい。過去のシーンを読む限り、サガの方が余程フランクに村人たちと交流してたような感じです。
そんな優等生少年アイオロスを、統合サガがからかって誘惑するようなのも新鮮です。何で拙宅では統合サガが何だか酷い人になってしまうのだろう…(汗)
今日も4/9の不健康なアイオリアと黒サガのお話続き
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何であれ1つ、お前の命令を聞いてやろう。
黒サガのその言葉を、アイオリアは何度も思い出していた。
(自分をからかうための、悪質な嘘かもしれない)
そう考えかけて首を振る。
サガは、嘘や隠し事はするかもしれないが、約束は破らない。
(ならば、何故あのような事を言ったのだろう)
いくら考えても、答えが判らなかった。
深く思索するのは、得意ではない。まして、他人の思惑を推し量るのは無駄なことのように思えた。
それならばいっそ、単純に自分の望みを伝えても良いのではないか。
「俺が望むこと…」
呟くアイオリアの目に、静かな決意が浮かんだ。
「決まったようだな、アイオリア」
夜更けに訪れた双児宮では、獅子の来訪を予見したかのように、黒髪のサガが入り口の柱にもたれ掛りながら待っていた。
「お前の望みは何だ?」
彼の紅い瞳を睨み返し、アイオリアは低く告げる。
「兄さんに、勝ちたい」
ほう、と黒のサガは目を光らせた。
「お前の兄は、時期教皇となる男。黄金聖闘士の中でも、最も優れた者しか付くことの出来ぬ地位だ。その男に、お前は勝つつもりなのか」
「関係ない。俺は兄を、アイオロスを超えたい」
「なるほど」
サガは寄りかかっていた柱から離れ、アイオリアの前へ立った。
「精神面については、私にはどうしようもない。それはお前が自分で鍛えるしかないし、優劣の決め方も判らん」
そう言いながらも、サガは楽しそうだった。
「だが、戦闘面でという限定つきならば…サジタリアスに勝てるよう、私がお前を鍛えよう」
私自身が勝つよりも、お前を通した方が面白そうな事であるしと、サガは付け加える。
そのサガへ、アイオリアは冷たく言い放った。
「言っておくが、俺はお前のことも超えるつもりでいるからな」
「それは楽しみだ。せいぜいしごかせて貰おうか」
アイオリアは暫し黙った後、ぽつりと付け加えた。
「…本当に、出来るだろうか」
「私とお前が組めば、出来るだろうな」
黒サガは、心底楽しそうにまた笑った。
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アイオロスの事を誰よりも良く知るアイオリアとサガが組めば、切迫ながらも英雄を負かす事ができるような気がしないでもないという妄想。戦闘だけで勝っても、それでは兄を超えられないという王道オチ。
そして、こんな黒サガに対しても、27歳アイオロスは「君だって随分と俺のこと好きだよねえ」という態度を崩さないと良い。
サガとリアの二人がかりでも手玉にとってしまうような黒ロスも希望。
サガは教皇職をしていたので、立ち振る舞いには品も貫禄もあり、気高さやカリスマがアップしている感じ。
カノンは海将軍筆頭をしていたので、これまた貫禄も統率力もアップし、隙の無い言動が磨かれている感じ。
サガは幼い頃から正規の黄金聖闘士だったため、カノンから見たサガは予測の範囲内の成長ではある気がします。しかし、サガからみたカノンの成長はめざましすぎて、嬉しい驚きの連続じゃないかと腐妄想。
双子である事を秘密にしていた関係上、過去のカノンは公の場ではカノンとして堂々と振舞えず、サガはこそこそ影で悪さばかりしているカノンを主に見続けてきたわけです。悪業の限りを尽くしたとか言われてますし。
それが13年ぶりに会ってみれば、いつのまにかまっとうな黄金聖闘士として働けるくらいしっかりして(もともとサガは、カノンの事を「やれば出来る子だ」と考えていた節はありますが)、頼り甲斐まで出て、サガの事を逆に気遣うくらいの精神面での成長を見せて、全くもってニートだった家族が真面目に就職し、第一線で活躍しているのを見るくらい嬉しいんじゃないかと。
そんなわけで、拙宅サガはカノンの海界活動には大賛成です。
もしもポセイドンがよからぬ事を企んだりしたら、転職を勧めるかもしれませんが、少なくとも原作星矢ラストの状況のままなら、ジュリアンの活動に手を貸すくらい、海界面子の活動に賛同するんじゃないかと予測。原作ではソレント以外死んでますが…はっΣ(゜◇゜)海にいた雑兵海闘士たちまで、海底神殿の崩壊に巻き込まれて海の藻屑になってたらどうしよう。カノンは余計贖罪を頑張らないと…いや、彼らは助かっていて欲しい…この辺りは改めてゆっくり考えることにします(>△<)
海将軍も基本的に理想を持った真面目な人ばかりなので、サガは彼らとカノンの付き合いに対して、妬くどころか、多分「うちのカノンを宜しく頼む」的な、兄馬鹿状態になります。
でもって海将軍側も「ああいうお兄さんが居た方が、筆頭が丸くなっていいな」と好意的態度です。少なくとも、13年間の得体の知れないところのあるシードラゴンよりは、お兄さんの前で人間的なところを見せるカノンの方が、海将軍たちも親しみやすいのではないかと思うのです。
そして、海将軍によるカノンやサガ(+カミュ)への親近感が、聖域への親近感へと繋がっていったらいいのになあと思うのでした。一気に深まる二界の親睦!ご都合妄想ですけど!(>ω<)
⊂~∧☆∧ ∧★∧ ~>
⊂~ ミ`∪´) 人 (`∧´ミ ~>
⊂ ~/眠| |死\ ~ゝ
ちゃんと冥衣付き!二人はプ○キュア!
有難う御座います!コメントのお返事は夜にさせて下さいね!
そんでもって不健康な黒サガとアイオリアのお話。
聖戦後、白のサガに対しては幾分態度の柔らかくなったアイオリアも、黒のサガに対しては友好的態度から程遠い状態であった。
今までの経緯を考えれば、それは無理からぬ事で、こればかりは時間の解決することと周囲も放置している。
しかし、黒サガの側はアイオリアのそのような態度を微塵も気にしていない。むしろ、その拒絶を楽しむかのように、時折アイオリアの神経を逆撫でしては、じっと反応を見る。
ある日、とうとう怒りを爆発させたアイオリアは、黒サガに怒鳴った。
「ふざけるのも大概にしろ!俺は貴様の暇つぶしの玩具ではない」
獅子宮に響き渡る怒号すらも、黒サガの耳には涼風と変わらぬかのようだ。顔色も変えずにアイオリアの前に立った。
「ふざけてなど、おらん」
「では、何の用だ」
言外に、用が無ければ去れという意を込めている。
黒サガは目を細めて笑った。
「お前に、侘びをしようと思ってな」
「今更、口先だけの侘びなど必要ない」
アイオリアは切り捨てる。この黒サガが何を思っているのかは判らないが、サガ自身の贖罪は行動で示すべきものだと思っていた。今、目の前の男が形だけの謝罪など軽く口にしようものなら、殴りつけてやろうと拳を握る。
だが、黒サガは思っても見ない提案を持ち出した。
「あの時、私は幻朧魔皇拳でお前の意思を奪った」
「…ああ」
「それゆえ1つだけ、何であれ今度は私がお前の命令を聞こう」
アイオリアは絶句した。
黒サガはゆるりと微笑む。その笑みは暗黒の蛇を思わせた。
「お前が私の死を望むのなら、それも構わん…さあ、お前は私に何を望む?」
獅子宮の主が咄嗟の返事が出来ずにいるところへ、アイオロスが入ってきた。思わぬ助けが来たように感じて、アイオリアが視線を向ける。
反対に黒サガは、あからさまに顔を顰めた。
「何をしている、サガ」
「何も」
アイオロスに向ける黒サガの視線は、あきらかにアイオリアへ向けたものとは異なっていた。その事に気づいたアイオリアは、何となく胸が痛んだ。
「…サガの言うとおりだ。何でもないよ、兄さん」
黒サガの持ち出してきた提案を、兄にだけは話したくなくて、アイオリアは言葉を濁した。
(ああ、これは、イブの林檎だ)
アイオリアは、黒サガの差し出した甘い贈り物を、自分が受け取ってしまった事を自覚していた。
アイオロスに隠れて、黒サガと共有の秘密を育てる事が、兄に勝ちたいからなのか、13年前自分を置いていった兄への復讐なのか、アイオリアには良く判らなかった。
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黒サガがアイオリアを自分の側へ引き寄せようとするような、そんな関係に萌えます。でも白サガもシュラもシャカもアイオロスも、流石にそれへはいい顔はしません。