星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
[486]  [487]  [488]  [489]  [490]  [491]  [492]  [493]  [494]  [495]  [496

昨日職場にかかってきた電話。
「あの~昨日そちらさまの食事で当たりましてね」
Σ(゜◇゜;)しょしょしょ、正月前に食中毒事件か!?と一瞬どきどきしたのですが、食事の時のビンゴ大会で商品が当たったとのお礼と問い合わせでした。それはおめでとうございます…し、しかし、お客様は悪くないですがまぎらわしい。

双子やロスも互いのまぎらわしい言動で振り回されたりドキドキしているといいよ!

サガ「カノンがすごく好きなんだ」
ロス「(やっぱりと思いながらちょっぴりセンチメンタルジャーニー)ああ、知っている」
サガ「私もあの店のパンの食感が好きでね…しかしなぜ君がカノンの好物を知っているのだ?」
ロス「食べ物の話なのか!?まぎらわしい!」
サガ「何を言っているのだロス」

こんなベタなかんじで。

サガが教皇、アイオロスが補佐という形も理想的な気がします。

理想が高く慈愛をもち、人々に慕われる教皇を、アイオロスが実際的な形でフォロー。たまに黒サガが出てきてもうまーくアイオロスが手綱をとりますよ。
双子座聖衣は正式にカノンへ。カノンは面倒くさがって、平和な時は聖域によりつきません。
でも、サガが教皇としてでなくお兄さんとして怒ると「うるせえなあ」とか言いながら召集されてくれるのでしたという妄想。

アットホームな聖域になりそう。
誰が教皇になっても、皆が幸せなのが良いですよね。

「教皇が偽者と知りながら、放置していたというのは本当なのか、シャカ」
アイオリアがじっとシャカを見た。その真摯な眼差しに揺るがぬ者はいないように思えたが、シャカは動じる事も無くその視線を浴びた。
そのことがすでに是との返答なのだろうと判断し、アイオリアは唸る。
『それでも女神の聖闘士か』
聖戦以前であれば、そう詰ったろう。だがハーデスとの戦いを経たいま、シャカの女神と地上に対する強い愛をアイオリアは目の当たりにしていた。
シャカは単なる傍観者ではない。必要とあらば、デスクイーン島でしたように自ら手を下す。
(だが、それならば尚更、なぜサガの凶行を認めていたのだ)
それが理解できない。
兄を貶め、女神殺害を目論み、聖域を私物化した男の行為は、本質が善であるというだけで相殺されるようなものではないとアイオリアは感じる。
シャカのしたことは、聖闘士として正しいとはとても言えないだろう。

(だが、聖闘士という枠を外したら?)
処女宮の主は、幼い頃から神仏との対話を可能としていたという。
(女神以外の神を知るシャカには、ギリシア聖域育ちで、女神だけを奉ずる自分には見えないものも俯瞰できたのだろうか)
そう思いを巡らすくらいにはアイオリアも学んでいて、怒りのままに拳を向けることをせず、まず言葉をぶつけたのだった。

「お前には、全ての流れが見えていたのか?女神が戻ってくる事も、サガが敗れる事も判っていたのか」
「いや、私は神ではない」

静かにシャカが答えた。そう答えたシャカの小宇宙は言葉に反して神々しく澄み、どこまでも透明な泉を思わせた。その泉にアイオリアの投げ込んだ小石が波紋をつくる。
「ただ、あの頃の私には迷いが無かった」
本当に小さく、ふ…とシャカは息を零した。
「過去の行動について、私は後悔も詫びもせぬ。ただ、人とは迷うもの。私はそれを知っていたというのに、判ってはいなかった」
独白のようなその言葉を、アイオリアはきちんと理解出来たわけではない。ただ、アイオリアはどうしてかサガを思い出した。
サガは逆に迷い続けたのかもしれない。

その迷う羊を牧童として連れ戻すでもなく、内なる善を信じて自ら道を正す未来を与えた。
それゆえの放置。
それがシャカという男の優しさの形なのだとアイオリアは気づいた。

「私は君の苦しみも放置し続けた。君はそのことを怒る権利がある」
シャカもまた真っ直ぐにアイオリアを見て、そして瞳を開いた。
薄く青い瞳孔が、内面の小宇宙を湛えてほのかに光を持つ。
その光に負けぬ輝きで、アイオリアは笑った。彼は獅子の星を持つ男だった。
「見損なうな、シャカ。俺は過去に囚われるつもりはない。ただ知りたかっただけだ」
「そうか」
そう言うとシャカは暫く首をかしげていて、それからアイオリアに頭を下げた。
虚をつかれたアイオリアが目を丸くする。
「詫びぬのではなかったのか?俺への謝罪なら今更必要ない」
言い切る獅子へ、シャカはどう告げたものか言葉を選んでいるようだった。
「これは、今の君を見損なった発言への詫び…といえば良いのか」
珍しく歯切れが悪い。
「視覚を閉ざすと、目で物を捉えるよりも、多くのことが見える。だが自身の肉眼で世界を見るということも、時には必要なのかもしれん」
「すまん、意味がよくわからんのだが」
「君が、思った以上に良い男に育っていることも気づかなかった」
「は?」
話のつながりが全く理解できなくて、褒められているような気はするのだが、何をどう褒められているのかも判らない。
だが、一瞬悩んだアイオリアは直ぐに笑い出した。
どれだけ英知に長け、神仏に近い男であろうと、シャカもまたアイオリアと変わらぬ年齢なのだ。
唐突な言動も深慮からくるものばかりではなく、実はかなり不器用だからという一面もあるからではないか、そう思い当たる。

アイオリアはシャカと同様に頭を下げる。
「すまん、俺もシャカのことを決め付けていた」
今度はシャカが目を丸くした。
「サガのことも、決め付けぬようにする。シャカのように深い愛で見守る事は出来ないかもしれん。だが、神のようだとか、神に近いとか、そんな外郭だけではなくて、人の迷いが何から来るのか、知りたいと思う」
アイオリアの瞳はゆるぎなかった。

「迷う羊を見つけた獅子は、迷わず食い殺すかと思うていたよ」
アイオリアの心を読んだかのようにシャカは呟くと、再び瞳を閉ざした。

====================================
めりーくりすまーす!

聖域では女神の聖誕祭がクリスマスにあたるのでしょうがキニシナイ。

年中組とサガたちでアットホームな飲み会でもしてくれると嬉しいな。
料理担当のカニ+酒担当の山羊+花束の魚。サガは場所提供ということで双児宮。
13年間をふと振り返ったりしても、最後には未来を語れるような空気だと嬉しいです。聖戦に勝ったからこそ笑えるわけで、何だかんだいって皆して女神に感謝。

そのうちカノンも海界から海産物の土産付きで帰ってきて、カノンに会いに来たラダも混じって賑やかな宴に。ラダと年中組の関係も一筋縄ではいかないですよ!

ラダは冥界戦のせいで鼻にもひっかけていなかった魚+蟹の侮れない一面を見て、女神の聖闘士の油断のならなさに身を引き締めるとか、そんな話を書きたいです。クリスマスなロスサガも書きたい…

冥界・聖域・海界の主要メンバーで仲直り宴会させてみたいなあ。誰と誰なら気が合いそうかなとか想像するだけでも楽しいです。そんな妄想しつつ今日も仕事…(涙)

いつも拍手をありがとうございます!励みとさせていただいております!
年末年始は7連勤!上司達は10連勤なのを考えれば新人は楽勝!ワーイ
…嬉しくないデス。

聖闘士は365日、休みの概念もなさそうな。
緊急任務の無い日は休みだけど修行は怠らない、そんな毎日。

でもたまにはちゃんとお休みらしくどこかへ休暇へ出かけたりしないかなあ。双子水入らずで仲良く外出。どうやって仲良くしたら良いのか、距離をはかるのが不器用な二人が、旅行後にはイチャラブになってると良い。

うちの弟達はよく兄弟で旅行に出かけていて、旅先の旅館でホモに間違えられてないかって思ってるんですが、双子はどうみても双子なので、一緒に出かけても邪推はされにくいんだろうなあ。

双子妄想もかなり脳内を巡っているのです。
たまには弟に陥落するような白サガも書きたい。
<<< 前のページ 次のページ >>>
ブログ内検索
フリーエリア

photo byAnghel. 
◎ Template by hanamaru.