星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
今週のΩは困った姉弟愛VS聖闘士の友情!
仲良し双子の敵パラサイト・ユミルとメトネ。特に弟メトネのお姉さま大好き病は常軌を逸しております。兄弟愛押しのきんのすけですが、ここまで戦場でイチャつかれると…アスプロスとデフテロスで脳内変換してみて、もっとやれって思いました(・ω・)
前回の戦いで蒼摩&ユナに負けたメトネが悔しさでギリギリしていると、二級パラサイトのエウロパがやってきました。「力が欲しいですか?うーん、ほかならぬメトネ君のためですからねえ、これをあげちゃいましょう!」的に、頼んでもいないのになんか怪しいアイテム(黒の砂時計)を置いていきました。貰ったメトネが喜んでいるところをみると、力を得られるという意味では目的に叶うアイテムのようです。
「蒼摩とユナを見つけた」と弟のところへ教えにきた姉と一緒に場面は戦場へ。そして蒼摩とユナの前でメトネはその砂時計を取り出しました。相手の時を完全に吸い取るアイテムらしいので、蒼摩とユナはどうやって防ぐのかと思ったら、なんとそれでユミルの命を吸い取ってしまうメトネ。ええええええ。
「お姉さま愛しています」「これでお姉さまと僕は完全に一心同体!」「お前たちのせいでお姉さまは死なねばならなかった、絶対許さない!」ええええええ凄い三段論法を見た!
まあ、それでパワーアップしたヤンデレメトネ君に、ユナの風(トルネード)+蒼摩の炎(ライオネットボンバー)で勝つという王道ストーリーなんですけど、メトネ君のお姉さん大好きっぷりかつヤンデレっぷりをどうアスデフまたはデフアスに変換すべきか、そればっかり考えてしまっていてすみません。
最後に炎と竜巻に包まれたメトネ君は、お姉さんの幻を見ます。「お姉さまが怒ってる…ものすごく怒ってる…ごめんなさああああああい!」
爆笑した(^▽^)
やっぱり脳内で、デフテロスが物凄く怒ってるのを見て内心でびびってるアスぷ(でも表面ドヤ顔)とか、アスプロスが物凄く怒ってるのを見て内心でドキドキしているデフち(でも怒ってる兄さんも格好いいとか思ってる)とか、いろいろ好き勝手変換してました。
メトネとユミルを倒し、爽やかに笑い合う蒼摩とユナ。
でも考えたら目の前で二人死んでるんですよね。戦場とは修羅の道なのだなあと改めて思いました。
作中で出会った頃の蒼摩とユナも出てきまして(檄先生の紹介)、そのときにユナが星を読み、自分と蒼摩の相性は最悪と伝えるんですよ。それに対して蒼摩は相性の良い奴・悪い奴、いろんな人間がいるから楽しみで、そんな皆がいるこの世界が好きだ…みたいに答えるんですね。そんな風に前向きに考えられる蒼摩はいい子だなあと思いました。バイト中に店の金使ってナンパするのだけはいただけないが(`・ω・´)
来週は聖衣を破壊するのが趣味のはぐれパラサイトが出る模様!はぐれパラサイトっていったって、パラスのいる城下町にいるのなら別にはぐれてないような!倒すと経験値高いのかな!
今週最後でそのパラサイトに、くじら座の白銀聖闘士が聖衣を破壊されて倒されちゃったんですけど、このホエール座の人がいい感じにガチムチ系の兄ちゃんで、あー筋肉ムキムキ系を聖衣破壊して陵辱したいって感じるのはこういう時なんだろうなあって思いました。サガを脳内陵辱するのに忙しくて手がまわりませんが(>ω<)。
サガだって188センチもあるがっしりタイプなんですけど、神の造形な肉体なので、均等がとれててガチムチにはなってなくて、巨大にも感じないきれいな肉体なんだと脳内補完してます。
今日は大阪のイベントの日ですね!ご参加なさる皆様は楽しんでいらして下さい。そして今日もパチパチありがとうございます(^▽^)毎日の潤いです!
あー今週のΩのせいで、戦場でイチャついてるアスぷとデフテロスのお話が読みたくってしょうがないですよう。そして先週に城下町入りした伝説の聖闘士たちはどこいった。
仲良し双子の敵パラサイト・ユミルとメトネ。特に弟メトネのお姉さま大好き病は常軌を逸しております。兄弟愛押しのきんのすけですが、ここまで戦場でイチャつかれると…アスプロスとデフテロスで脳内変換してみて、もっとやれって思いました(・ω・)
前回の戦いで蒼摩&ユナに負けたメトネが悔しさでギリギリしていると、二級パラサイトのエウロパがやってきました。「力が欲しいですか?うーん、ほかならぬメトネ君のためですからねえ、これをあげちゃいましょう!」的に、頼んでもいないのになんか怪しいアイテム(黒の砂時計)を置いていきました。貰ったメトネが喜んでいるところをみると、力を得られるという意味では目的に叶うアイテムのようです。
「蒼摩とユナを見つけた」と弟のところへ教えにきた姉と一緒に場面は戦場へ。そして蒼摩とユナの前でメトネはその砂時計を取り出しました。相手の時を完全に吸い取るアイテムらしいので、蒼摩とユナはどうやって防ぐのかと思ったら、なんとそれでユミルの命を吸い取ってしまうメトネ。ええええええ。
「お姉さま愛しています」「これでお姉さまと僕は完全に一心同体!」「お前たちのせいでお姉さまは死なねばならなかった、絶対許さない!」ええええええ凄い三段論法を見た!
まあ、それでパワーアップしたヤンデレメトネ君に、ユナの風(トルネード)+蒼摩の炎(ライオネットボンバー)で勝つという王道ストーリーなんですけど、メトネ君のお姉さん大好きっぷりかつヤンデレっぷりをどうアスデフまたはデフアスに変換すべきか、そればっかり考えてしまっていてすみません。
最後に炎と竜巻に包まれたメトネ君は、お姉さんの幻を見ます。「お姉さまが怒ってる…ものすごく怒ってる…ごめんなさああああああい!」
爆笑した(^▽^)
やっぱり脳内で、デフテロスが物凄く怒ってるのを見て内心でびびってるアスぷ(でも表面ドヤ顔)とか、アスプロスが物凄く怒ってるのを見て内心でドキドキしているデフち(でも怒ってる兄さんも格好いいとか思ってる)とか、いろいろ好き勝手変換してました。
メトネとユミルを倒し、爽やかに笑い合う蒼摩とユナ。
でも考えたら目の前で二人死んでるんですよね。戦場とは修羅の道なのだなあと改めて思いました。
作中で出会った頃の蒼摩とユナも出てきまして(檄先生の紹介)、そのときにユナが星を読み、自分と蒼摩の相性は最悪と伝えるんですよ。それに対して蒼摩は相性の良い奴・悪い奴、いろんな人間がいるから楽しみで、そんな皆がいるこの世界が好きだ…みたいに答えるんですね。そんな風に前向きに考えられる蒼摩はいい子だなあと思いました。バイト中に店の金使ってナンパするのだけはいただけないが(`・ω・´)
来週は聖衣を破壊するのが趣味のはぐれパラサイトが出る模様!はぐれパラサイトっていったって、パラスのいる城下町にいるのなら別にはぐれてないような!倒すと経験値高いのかな!
今週最後でそのパラサイトに、くじら座の白銀聖闘士が聖衣を破壊されて倒されちゃったんですけど、このホエール座の人がいい感じにガチムチ系の兄ちゃんで、あー筋肉ムキムキ系を聖衣破壊して陵辱したいって感じるのはこういう時なんだろうなあって思いました。サガを脳内陵辱するのに忙しくて手がまわりませんが(>ω<)。
サガだって188センチもあるがっしりタイプなんですけど、神の造形な肉体なので、均等がとれててガチムチにはなってなくて、巨大にも感じないきれいな肉体なんだと脳内補完してます。
今日は大阪のイベントの日ですね!ご参加なさる皆様は楽しんでいらして下さい。そして今日もパチパチありがとうございます(^▽^)毎日の潤いです!
あー今週のΩのせいで、戦場でイチャついてるアスぷとデフテロスのお話が読みたくってしょうがないですよう。そして先週に城下町入りした伝説の聖闘士たちはどこいった。
ラブコメの定番に、間の悪いすれ違いみたいなのってあるじゃないですか。
例えば聖戦後、サガが『アイオロスと向き合うのをずっと避けていたけれども、今日は昼食を一緒にと誘ってみよう』と勇気を出して、聖域食堂からサンドイッチを二人分貰い紙袋に詰めて持ってきたとするじゃないですか。
そして、いざ声をかけようとしたらアイオリアが目の前で「兄さん、お弁当を作ってきたから食べませんか」ってアイオロスに声をかけてたりするわけですよ(アイオリアも勅命で出かけていて、久しぶりの兄との時間とかそういう設定でよろしくです)。
そんな兄弟の時間をサガが邪魔できるわけないので帰ろうとしたら、アイオロスが「あれ、サガどうしたんだ?」って声をかけてきたりするダブルパンチ。
ちなみにサガの持っているのが食堂の出来合いごはんじゃなく、サガ手作りのサンドイッチだったりすると、さらにキングオブ定番パターンです。
で、アイオロスから「一緒に食べないか?」って逆に誘われたりして、でもサガとしてはアイオロスとリアの時間を邪魔したくないし、自分の持ってきた紙袋を開いたらごはんが二人分入ってることがバレてしまうし、どう断ろうかと言葉に詰まっていると、颯爽と通りすがったカノンが「メシ持ってきてくれてサンキューサガ。悪ぃなアイオロス、今日はこいつはオレと食う約束をしているから」って助けてくれるわけですね。
もちろんカノンは昨日の晩からサガが一生懸命サンドイッチを作ってたことは知っての上のことですね。
カノンがサガの手を強引にぐいぐい引っ張って行って、聖域のすごく見晴らしのいい場所に陣取って、サガのつくったサンドイッチをまぐまぐ食って、「お前にしちゃ、よく出来てるじゃん」ってまたもう1つサンドイッチを掴む王道。
サガが俯きながら「ありがとう、カノン」って一緒にまぐまぐ。
カノンは「礼はいいから、今度はオレの好きな具で作れ」って言いますよ。暗に自分用に作れと請求!
これがサガとデスだったりして、アイオロス用のサンドイッチの作り方をデスマスクに教わった上でのこんな流れで、結局デスとサガの二人でお昼ご飯を食うとかでもいいんですけど!これも恐ろしいほど定番ですけど!
「せっかくお前に教わったのに、無駄になってしまったな」
って苦笑しながら、アイオロスの為につくったサンドイッチを口にするサガへのデスマスクの返事は以下のどちらかです。
>「また作ればいいさ。アンタは見苦しいほど諦めの悪い男なんだから」
>「なあサガ、オレにしとけよ」
とんだ乙女サガ物語だ/(^0^)\
でもサガって格好いいのに可愛いですよね。
あと、アイオロスとちゃんと上手くいくミラクルバージョンも希望(`・ω・´)
今日もぱちぱち有難うございます!嬉しいコメントへのご返信は次回にさせてくださいね!超元気をいただきました!(^▽^)
そしてアイオリア誕生日おめでとーう!エピG経由のアイオリアはティターン神のお友達が誕生祝いにいっぱい来てくれそうな気がしますよ!戦記のリアはぜったい獅子宮まわりの雑兵がわんさかお祝いに来てくれる!無印のアイオリアは誕生日祝いなどしなさそうですが(これはリアに限らず・汗)、そこを敢えて皆にお祝いしてほしいココロ!
例えば聖戦後、サガが『アイオロスと向き合うのをずっと避けていたけれども、今日は昼食を一緒にと誘ってみよう』と勇気を出して、聖域食堂からサンドイッチを二人分貰い紙袋に詰めて持ってきたとするじゃないですか。
そして、いざ声をかけようとしたらアイオリアが目の前で「兄さん、お弁当を作ってきたから食べませんか」ってアイオロスに声をかけてたりするわけですよ(アイオリアも勅命で出かけていて、久しぶりの兄との時間とかそういう設定でよろしくです)。
そんな兄弟の時間をサガが邪魔できるわけないので帰ろうとしたら、アイオロスが「あれ、サガどうしたんだ?」って声をかけてきたりするダブルパンチ。
ちなみにサガの持っているのが食堂の出来合いごはんじゃなく、サガ手作りのサンドイッチだったりすると、さらにキングオブ定番パターンです。
で、アイオロスから「一緒に食べないか?」って逆に誘われたりして、でもサガとしてはアイオロスとリアの時間を邪魔したくないし、自分の持ってきた紙袋を開いたらごはんが二人分入ってることがバレてしまうし、どう断ろうかと言葉に詰まっていると、颯爽と通りすがったカノンが「メシ持ってきてくれてサンキューサガ。悪ぃなアイオロス、今日はこいつはオレと食う約束をしているから」って助けてくれるわけですね。
もちろんカノンは昨日の晩からサガが一生懸命サンドイッチを作ってたことは知っての上のことですね。
カノンがサガの手を強引にぐいぐい引っ張って行って、聖域のすごく見晴らしのいい場所に陣取って、サガのつくったサンドイッチをまぐまぐ食って、「お前にしちゃ、よく出来てるじゃん」ってまたもう1つサンドイッチを掴む王道。
サガが俯きながら「ありがとう、カノン」って一緒にまぐまぐ。
カノンは「礼はいいから、今度はオレの好きな具で作れ」って言いますよ。暗に自分用に作れと請求!
これがサガとデスだったりして、アイオロス用のサンドイッチの作り方をデスマスクに教わった上でのこんな流れで、結局デスとサガの二人でお昼ご飯を食うとかでもいいんですけど!これも恐ろしいほど定番ですけど!
「せっかくお前に教わったのに、無駄になってしまったな」
って苦笑しながら、アイオロスの為につくったサンドイッチを口にするサガへのデスマスクの返事は以下のどちらかです。
>「また作ればいいさ。アンタは見苦しいほど諦めの悪い男なんだから」
>「なあサガ、オレにしとけよ」
とんだ乙女サガ物語だ/(^0^)\
でもサガって格好いいのに可愛いですよね。
あと、アイオロスとちゃんと上手くいくミラクルバージョンも希望(`・ω・´)
今日もぱちぱち有難うございます!嬉しいコメントへのご返信は次回にさせてくださいね!超元気をいただきました!(^▽^)
そしてアイオリア誕生日おめでとーう!エピG経由のアイオリアはティターン神のお友達が誕生祝いにいっぱい来てくれそうな気がしますよ!戦記のリアはぜったい獅子宮まわりの雑兵がわんさかお祝いに来てくれる!無印のアイオリアは誕生日祝いなどしなさそうですが(これはリアに限らず・汗)、そこを敢えて皆にお祝いしてほしいココロ!
「お前は意外と出不精だよな」
カノンが見下ろした先には、ソファーへ仰向けに寝転がり、科学雑誌に目を通している黒サガがいた。
黒サガは、なんだという目で睨み返してくる。
「なにか問題か?」
「いや、せっかくの休みなのだからたまにはどこかへ出かけてはどうだ」
ただでさえ13年間、教皇宮に引きこもっていたのだ。村へ慰問に出かけるのも光を司る方のサガであり、こちらのサガは直接外部へ出たことなどほとんど無いはずだ。
「どこで休暇を取ろうと、わたしの勝手だ」
しかしサガはそう答えると、また雑誌に目を戻してしまった。
「そんな本なんて、いつでも読めるだろう」
口にしてから、まるで昔のサガのような物言いをしているとカノンは思った。13年以上のむかし、双児宮でごろごろしているときなどによく言われたもので、しかもそれに対して『何をしようがオレの勝手だ、好きなようにさせろ』などと思っていたはずなのだが、立場が変わるとあの頃のサガの気持ちがよくわかる。
多分あの頃のサガは、自分が宮に居るときくらい、顔を隠すことなく自由に外で楽しんでくればいいという気持ちでそう言ってくれていたに違いない。
相手の立場になってみないと、類推は出来ても実際に理解はできないものなのだなあなどと今更ながら思っていると、目の前のサガが雑誌を投げつけてきた。
「わたしがこの宮に居ては邪魔ということか?」
宙を飛んできた雑誌をパシリと受け取り、ああ、この反応にも覚えがあるとカノンは顔を抑えた。サガが自分を外へ出そうとするのは、自分の存在が邪魔だからではないかとヤサグレたこともしばしばあった。
屈みこんでソファーのサガと視線の高さを合わせる。
「そんな風に思ったことは1度もないぞ、サガ。ただ、こんなに天気が良い休日だというのに、家に篭る気なのかと思ってな。お前がインドア派というのであれば、邪魔をする気はないが」
するとサガは呆れたように言い放った。
「わたしは望めばどこへでも一瞬で行くことができる。異次元であろうとだ。いつでも出来る外出よりも、誰かと同じ時間を過ごすことのほうが貴重ではないのか」
「まあ、そりゃそうだが…え?」
カノンは目を丸くする。いまのは、まるでサガが自分と一緒に過ごすために家にいると言ったかのようではないか。
「言ったかのよう、ではなく、まさにそう言ったのだ」
サガが勝手に思考を読んでダメ押しをしてくる。カノンは口をぱくぱくとさせた。
そうだ、かつて自分がサガに外出を勧められたとき反発したのも、サガと一緒に過ごしたいという気持ちを理解してもらえなかったことへの怒りではなかったか。
「え、じゃあオレと過ごすために家にいるわけか?」
「くどい」
サガはカノンの手から雑誌を取り上げ、またそれを開こうとしている。
カノンは再びその雑誌を取り上げ返した。
「なあサガ、それならオレと一緒に出かけよう。それなら一緒に過ごせて、かつ外出ができるだろ」
今度はサガが目を丸くしている。
「そうだ、この雑誌の表紙になってるウユニ塩湖とかどうだ?いま流行りだぞ」
「流行に興味はないが…お前が行きたいのなら」
肩に流れる黒髪をはらいながらサガが立ち上がる。もしかしたら白い方のサガよりもこちらの兄のほうが扱いやすいのかもしれないとカノンは思う。
「聞こえているぞ」
また勝手に思考を読んだサガが、眉間に皺をつくっているが、ここで怒っていいのは勝手に思考を読まれている自分の方だと、カノンはサガの頬をつねった。
黒のサガは押し黙りながら、共に異次元移動するため手をさし出す。
カノンも静かにその手へ自分の手を重ねた。
カノンが見下ろした先には、ソファーへ仰向けに寝転がり、科学雑誌に目を通している黒サガがいた。
黒サガは、なんだという目で睨み返してくる。
「なにか問題か?」
「いや、せっかくの休みなのだからたまにはどこかへ出かけてはどうだ」
ただでさえ13年間、教皇宮に引きこもっていたのだ。村へ慰問に出かけるのも光を司る方のサガであり、こちらのサガは直接外部へ出たことなどほとんど無いはずだ。
「どこで休暇を取ろうと、わたしの勝手だ」
しかしサガはそう答えると、また雑誌に目を戻してしまった。
「そんな本なんて、いつでも読めるだろう」
口にしてから、まるで昔のサガのような物言いをしているとカノンは思った。13年以上のむかし、双児宮でごろごろしているときなどによく言われたもので、しかもそれに対して『何をしようがオレの勝手だ、好きなようにさせろ』などと思っていたはずなのだが、立場が変わるとあの頃のサガの気持ちがよくわかる。
多分あの頃のサガは、自分が宮に居るときくらい、顔を隠すことなく自由に外で楽しんでくればいいという気持ちでそう言ってくれていたに違いない。
相手の立場になってみないと、類推は出来ても実際に理解はできないものなのだなあなどと今更ながら思っていると、目の前のサガが雑誌を投げつけてきた。
「わたしがこの宮に居ては邪魔ということか?」
宙を飛んできた雑誌をパシリと受け取り、ああ、この反応にも覚えがあるとカノンは顔を抑えた。サガが自分を外へ出そうとするのは、自分の存在が邪魔だからではないかとヤサグレたこともしばしばあった。
屈みこんでソファーのサガと視線の高さを合わせる。
「そんな風に思ったことは1度もないぞ、サガ。ただ、こんなに天気が良い休日だというのに、家に篭る気なのかと思ってな。お前がインドア派というのであれば、邪魔をする気はないが」
するとサガは呆れたように言い放った。
「わたしは望めばどこへでも一瞬で行くことができる。異次元であろうとだ。いつでも出来る外出よりも、誰かと同じ時間を過ごすことのほうが貴重ではないのか」
「まあ、そりゃそうだが…え?」
カノンは目を丸くする。いまのは、まるでサガが自分と一緒に過ごすために家にいると言ったかのようではないか。
「言ったかのよう、ではなく、まさにそう言ったのだ」
サガが勝手に思考を読んでダメ押しをしてくる。カノンは口をぱくぱくとさせた。
そうだ、かつて自分がサガに外出を勧められたとき反発したのも、サガと一緒に過ごしたいという気持ちを理解してもらえなかったことへの怒りではなかったか。
「え、じゃあオレと過ごすために家にいるわけか?」
「くどい」
サガはカノンの手から雑誌を取り上げ、またそれを開こうとしている。
カノンは再びその雑誌を取り上げ返した。
「なあサガ、それならオレと一緒に出かけよう。それなら一緒に過ごせて、かつ外出ができるだろ」
今度はサガが目を丸くしている。
「そうだ、この雑誌の表紙になってるウユニ塩湖とかどうだ?いま流行りだぞ」
「流行に興味はないが…お前が行きたいのなら」
肩に流れる黒髪をはらいながらサガが立ち上がる。もしかしたら白い方のサガよりもこちらの兄のほうが扱いやすいのかもしれないとカノンは思う。
「聞こえているぞ」
また勝手に思考を読んだサガが、眉間に皺をつくっているが、ここで怒っていいのは勝手に思考を読まれている自分の方だと、カノンはサガの頬をつねった。
黒のサガは押し黙りながら、共に異次元移動するため手をさし出す。
カノンも静かにその手へ自分の手を重ねた。
ヤフーで今年の夏の人気アニメの特集があったので覗いてみたのです。星矢以外アニメは見ていないので、たまには情報を得てみようと思い…そのなかで名前すら知らないタイトルがあったのであらすじを見てみたら、「父の結婚をきっかけに突然13人も兄弟の増えた女子高生」という設定のものでした。
この再婚相手の頑張り具合と甲斐性すごい。
でも城戸光政なら「サガの乱をきっかけに突然100人も兄弟の増えた戦女神」ですからね!桁が違いますよ!あ、でもこのうち90人は淘汰されちゃうからなあ…人数的には負けてるのかなあ…(´・ω・`)
どうせなら黄金聖闘士でやってほしいなあこのネタ。(魂の)兄弟が13人も増えました!っていう聖域同居ストーリー!聖域だと広すぎて同居という気がしないので、みんなで女神神殿に住めばいいですよ。…女神と同居すれば、たぶん黒サガも暑いからといって全裸でうろつかない。はず。
黄金聖闘士たちが皆で仲良く日常生活を送っているようなパラレルは、王道なだけあって何度妄想しても心温まるなあと思います(>▽<)
今日もパチパチありがとうございます!仕事前のカンフル剤です!M様お気遣いありがとうございました!メールの方へご返信させていただきました!
この再婚相手の頑張り具合と甲斐性すごい。
でも城戸光政なら「サガの乱をきっかけに突然100人も兄弟の増えた戦女神」ですからね!桁が違いますよ!あ、でもこのうち90人は淘汰されちゃうからなあ…人数的には負けてるのかなあ…(´・ω・`)
どうせなら黄金聖闘士でやってほしいなあこのネタ。(魂の)兄弟が13人も増えました!っていう聖域同居ストーリー!聖域だと広すぎて同居という気がしないので、みんなで女神神殿に住めばいいですよ。…女神と同居すれば、たぶん黒サガも暑いからといって全裸でうろつかない。はず。
黄金聖闘士たちが皆で仲良く日常生活を送っているようなパラレルは、王道なだけあって何度妄想しても心温まるなあと思います(>▽<)
今日もパチパチありがとうございます!仕事前のカンフル剤です!M様お気遣いありがとうございました!メールの方へご返信させていただきました!
前回記事続き!エピGでのサガについて!(>ω<)
クロノスによって、絶対神託(テレオスオラクル)という強制隷属の呪いを受けてるサガ。拙宅では死でもってリセットされたことにしてますが、クロノス曰く「永久に」ってことなので、もしかしたら死でもリセットされないパターンがあるかもしれないんですよね。
ちなみに、隷属すべき相手のクロノスは最終巻でアイオリアによって冥府へ落とされ無となってます。このクロノスを探しに行って助けてあげるサガとか、二次創作的にはいいかんじ!
でもって、クロノスと一緒に冥府へ落ちるはずだったアイオリアは、ハーデスに助けてもらってます。クロノスが自分の神力とすべてを捧げるから助けてやってくれとラストでハーデスへ頼みこむのです。
ということは、別パターンとして、絶対信託によるクロノスの持ち物・隷属者(サガ)が、その時点で神力その他と一緒にハーデスへ受け渡されたという妄想をしても、そこまで強引じゃないはず!(`・ω・´)
ハーデスに隷属しているサガなら、ハーデス冥界編で走狗として使役されても不自然じゃないですし色々原作につなげやすいココロ。
で、そのハーデスをアテナが倒すことによって、無事にサガの隷属権がアテナのもとに帰ってくるわけですね。めでたしめでたし。
隷属設定は夢が広がるので、いろいろ妄想に組み込みたいです。タナトスに隷属しているサガとかホント美味しすぎると思うんですよ。次期教皇アイオロスに無理やり隷属させられるサガでもいいです。ください(>ω<)
アイオロスだと隷属させてるのに「手を握っても、いい?」とかいちいち確認しそうです。でもってサガが「お前の好きにすればいい」的な返事をすると「じゃあ」って嬉しそうに手をつなぐわけですよ。そんなアイオロスに徐々に黒サガが絆されるハートフルストーリー!
黒サガが絆されたぶん白サガの心が凍りつくアンハートフルストーリーでも私の心は温まります!(>▽<)
でもこれ以上温まったら茹だって部屋で蒸し死にする…(:D)+<
クロノスによって、絶対神託(テレオスオラクル)という強制隷属の呪いを受けてるサガ。拙宅では死でもってリセットされたことにしてますが、クロノス曰く「永久に」ってことなので、もしかしたら死でもリセットされないパターンがあるかもしれないんですよね。
ちなみに、隷属すべき相手のクロノスは最終巻でアイオリアによって冥府へ落とされ無となってます。このクロノスを探しに行って助けてあげるサガとか、二次創作的にはいいかんじ!
でもって、クロノスと一緒に冥府へ落ちるはずだったアイオリアは、ハーデスに助けてもらってます。クロノスが自分の神力とすべてを捧げるから助けてやってくれとラストでハーデスへ頼みこむのです。
ということは、別パターンとして、絶対信託によるクロノスの持ち物・隷属者(サガ)が、その時点で神力その他と一緒にハーデスへ受け渡されたという妄想をしても、そこまで強引じゃないはず!(`・ω・´)
ハーデスに隷属しているサガなら、ハーデス冥界編で走狗として使役されても不自然じゃないですし色々原作につなげやすいココロ。
で、そのハーデスをアテナが倒すことによって、無事にサガの隷属権がアテナのもとに帰ってくるわけですね。めでたしめでたし。
隷属設定は夢が広がるので、いろいろ妄想に組み込みたいです。タナトスに隷属しているサガとかホント美味しすぎると思うんですよ。次期教皇アイオロスに無理やり隷属させられるサガでもいいです。ください(>ω<)
アイオロスだと隷属させてるのに「手を握っても、いい?」とかいちいち確認しそうです。でもってサガが「お前の好きにすればいい」的な返事をすると「じゃあ」って嬉しそうに手をつなぐわけですよ。そんなアイオロスに徐々に黒サガが絆されるハートフルストーリー!
黒サガが絆されたぶん白サガの心が凍りつくアンハートフルストーリーでも私の心は温まります!(>▽<)
でもこれ以上温まったら茹だって部屋で蒸し死にする…(:D)+<