星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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いつの間にか8月だったΣ(゜◇゜)!
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カンカン照りの太陽の下、シュラとサガの歩くアスファルトの道路には、熱気でゆらりと陽炎が立ち上っていた。
戦闘時であればどのような劣悪な環境でも意に介さぬ彼らだが、平時にまで無意味な我慢を自分に強いる趣味は無い。特にいまのサガは黒髪である。こちらのサガは自己の欲求に忠実だ。

しかし、彼らはそろって内面の表現が不得手な挙句、同行者が涼しい顔をしている(ように互いには見えている)ので、
『さすがサガ、この暑さで汗一つかいていない』
『フッ、この暑さでもシュラは普段と変わらぬな…わたしが見込んだだけのことはある』
などと心のなかで相手を賞賛しつつ、痩せ我慢的に自分も平気な顔をするという、負のループに陥っているのであった。
負のループであるはずなのに、何故か彼らは上機嫌である。


一方拠点では、デスマスクとアフロディーテが空調の効いた部屋の中で、苦笑しつつ彼らを待っていた。
「この暑さのなかを歩こうだなんて、私には理解できないな」
「俺にも理解できねえよ。テレポートすれば一瞬だっていうのによ」
「…多少、妬ける」
「まあな。効率や快適さよりも、無意識に二人での道行きを選んだってことだからなあ」

暑さに茹だって到着するであろう二人のために、デスマスクは何本かのフルーツビールとスパークリングワインを冷蔵庫の中へ突っ込み、アフロディーテは頬をふくらませながらソファーへ寝転んだ。

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秋の星矢ゲーム予約と一緒に頼んでおいた劇場版魔法少女のブルーレイが届いたので、そのブックレットに目を通したら、スタッフさんたちによる制作語りみたいなのが載ってたんです。
そのなかで、何故か当たり前のように一人だけ「さん」付けで呼ばれているキャラクターがいて、このキャラはきっとこのジャンルでは敬称までが名前なんだなあと思いました。
星矢に例えると、黄金聖闘士についてのスタッフさん語りで「サガのキャラクターデザインで気を使ったところはどこそこで」「アイオリアの私服を映画用に書き下ろしました」「ムウ様は磨呂眉なので表情作りが」みたいになってる感じです。ムウ様も様までが名前になってる雰囲気ありますよね(>ω<)

弟子に様づけで呼ばせるのって、別に師匠が黄金だからではないですよね。氷河はカミュを呼び捨てですしね(汗)
やはりジャミールは師弟間での上下関係に厳しい世界なのでしょうか。サガは何か師弟とか関係なく「神のようなサガ様」って皆に呼ばれてそうでしたが(汗)

サガが双子座聖衣を継承したとき、カノンが厭味で「双子座聖闘士のサガ様」って従者みたいに呼んだら、物凄く本気でサガが怒ったので、逆にカノンがびっくりするような場面がないかなとか妄想中!
そんで聖戦後にその頃の事を思い出して、海界でサガがカノンのことを「シードラゴンのカノン様」って恭しく呼んだら、カノンも昔のことは覚えてるので、プンスカしていいのかどう反応していいのか困って、やっぱりプンスカするよ!
そんな双子のやりとりを、周囲のマリーナや海将軍たちが「またか」って生暖かく(雑兵の海闘士たちは割と本気で暖かく)見守っていればいいな!
サガと名付けられた薔薇をみつけて、ひとりでニマニマしてしまいました。オールドローズ.フロリバンダ.シュラブローズですよ!名前のなかにシュラの文字があるところもいいですね!(区切るとこソコじゃない)

そういえば今度発売される星矢格闘ゲーム・ブレイブソルジャーズを予約しました!シオンがオマケでくっついてくる方!ゲーム1本につき本当にシオンが一人くっついてきたらどうしよう。キャー(>▽<)
って戦記のときも同じような妄想した気がする。
このゲームの公式サイトのキャラクターページの黒サガの赤目部分が蛍光ピンクにしか見えないのですが、可愛すぎてどうしたら…

そういえば、今更ですが原作において、モノクロページ&赤黒カラーページでは白目部分が赤くなってる(トーン貼られてる)黒サガですけど、フルカラーの時は何故か普通に白目部分は白いんですよね。瞳は髪の色と同じ紫です。

御大はわりと現実に存在しないような髪色・瞳色は人間キャラに使わないんですけど、風小次の華悪崇メンバーの銀目銀髪のように、特殊キャラはその限りではないんです。で、黒サガが紫髪紫瞳なので、通常じゃないキャラ・もしくは人間でないキャラなのかな、何か特殊設定がくっついてないかなと色々妄想したのを覚えています。いや二重人格という時点で十分特殊ですが(`・ω・´;)

赤目部分のない黒サガも格好いいんですが、やっぱり赤目の方が慣れのせいか黒サガっぽい気がします。
でも街中では目立つので、この瞳についてもサガが自分で色をコントロールできるという設定にしたいなあ!街中へシュラと出かけたりするときは、意識して普通の人間ぽい外見で出かけるとかそういう。でないと毎回黒サガにサングラスさせないといけなくなるよ(>ω<)

というわけでゲームの黒サガ可愛いなって話です。紅目だと「ルビーアイとか血色の視線とか厨っぽい単語でいっぱい修飾してあげるんだ!」って思うんですけど、蛍光ピンクの目ってどう表現したらいいの/(^0^)\
あと、またゲームするときTV画面の下の方から双子座聖衣の腰パーツを無駄に覗き込んじゃうんだろうな…パンツ履いてるのかなって…

今日もパチパチありがとうございます!暑いなか毎日の潤いです(^-^)
サガもかなりアイオロスを好きすぎるといいなと思ってます!
暑いので最初から本音を飛ばしてみました(>ω<)
暑い時に熱い風呂に入るとさっぱりする理論でいけば、暑い時に熱々カップル空間に突入すれば夏バテ対策にもなるはず!

そう思って脳内双児宮で熱々なロスサガを展開させてみました。ロスの膝にサガが照れつつ乗っかるくらいの状態なら、アツアツと表現しても過言ではあるまい。双方180センチ越えの男ですので見た目の暑苦しさも充分です。多分このときのサガの脳は熱中症でやられてる。
でも海界から戻ってきたカノンがそれを見たら、何も言わずアナザーディメンションを繰り出したので、避暑とかそういうレベルでなくなってしまいました駄目じゃないか。
あ!ここでカノンも対抗してラダカノを見せつければいいのか!光速で冥界へいってラダを捕まえてきて自分もその上に膝乗りになるわけですよ。仕事中に攫われてきたラダが非常に可哀想すぎますが、世間的には役得のはずです。
ラダとカノンの熱々っぷりを見させられたサガが徐々に黒化して、カノンに対抗するためにアイオロスとのベタベタっぷりをヒートアップ。たまたま訪ねてきたカミュも冷静に「この空間は私にも冷やせぬな」などと言って、そっと部屋の隅に仕事の書類を置いていきました。関わりあいになりたくなかったモヨウ。
でも割とすぐ、アイオロスもラダマンティスも、双子の様子がおかしいなって気づいて、二人で同時くらいにサガとカノンの額に手を当てると凄い熱でした。ほんとに熱中症だった!なまじ聖闘士で頑丈だったので、気づきにくかったんですね。
急いでコスモ通信でカミュを呼び戻して氷作ってもらって双子の看病ですよ。
ちゃんと寝台へ寝かせるために、サガの部屋とカノンの部屋それぞれへ運ぶロスとラダマンティス。実はここで初めてそれぞれの私室へ入るというパターンもいいですね(>▽<)
とりあえず双子を寝台へ休ませたところで、そのことに思い至るロスとラダ。

(本が並んでいてサガらしい部屋だな…そういえば13年前も、けっして私室には入れてもらえなかった。入って良かったのかな)
ちょっと心配になり、サガが目を覚ます前に出ていこうとするアイオロスの手を、実は起きていたサガがぎゅっと掴む王道!
「もう少し、いてほしい」
サガも熱中症で体調崩して脳をやられてるからいつもより素直!

一方カノンの部屋。
(カノンらしいが随分と…何もない部屋だな。卓上のコップに挿された花はサガが用意したのだろうか、あれだけ浮いている)
何気なくカノンの趣味を理解しているので、部屋のなかにあるものでサガが持ち込んだものはすぐに判別できるラダマンティスです。
とりあえずこちらもカノンを寝かせて部屋を出ようとすると、身体が動かない。カノンは熱中症になっても素直でないので手すら出さないですけど、モノも言わずテレキネシスでラダを引き止めてます。
「……まあ、看病する者は必要だろう。まだ帰るつもりはないから、とりあえず拘束するな」
意外と面倒見の良いラダ。カノンの額へ冷やしたタオルを乗せてやったあとは、暇なのでなんとなく自分が冥闘士になったなれそめなんかを語りだしたり。カノンが聞いていても聞いていなくてもまあいいか位のノリで。
ほんとラダがどういう理由でスペクターになっているのか私も知りたいです。

で、すっごくいい雰囲気になったというのに、眠り込んだ双子がうわごとで呼ぶのが自分の兄弟の名前だったりして、ロスは苦笑しながら、ラダは肩を竦めながら

ロス「カノンにはまだまだ敵わないな」
ラダ「相変わらずのブラコンが」

って呟きますよ。でも悪い感情じゃないんです。
逆に双子が双子らしくて安心したといいますか(>ω<)

…かなり熱々妄想したのに、やっぱり部屋が暑いままなんですが。
でも扇風機つけたら風に当たってお腹壊したし、いったいどうしろとー!
自分の意志の弱さに泣けてきます(;ω;)
仕事から帰ってきたあとの夜の眠気に全然勝てない。
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久しぶりに双児宮へ立ち寄ったアイオロスは、窓辺にフォトフレームが置かれていることに気づき、何気なくそれを覗いた。
1枚は思ったとおり、サガとカノンの写真だ。片方の存在を秘していた過去を思えば、こうして二人で記録媒体に写るというのも、平和の象徴だろう。
微笑ましく思いながら隣の写真へ目を写し、視線が止まる。
そちらはサガと星矢の写真であった。
場所はどこか判らないが、背景に海が写っている。ピースサインをしながら笑っている星矢は、これだけ見ると聖戦の立役者とはとても思えない。その後ろのほうで、ビニールシートに座ったサガが穏やかな笑顔をこちらへ向けている。いや、よく見るとサガの横にはカノンもいて、水筒片手に飲み物を用意しようとしているところであった。ということは、カメラを向けているのは瞬か。少し前に四人で海で行ったと聞いている。案の定、日付は最近のものだ。
何故自分はこの写真を、サガと星矢のものだと思ったのだろう。

ふいに昔を思い出す。
サガを強引に誘い、アイオリアを連れて出かけた幼い頃の行楽。
自分には大切な思い出であったけれども、サガにとっては、カノンのいない空間であったのだ。
記憶のなかのサガはやはり微笑んでいたけれども、今ならわかる。この写真の笑顔と、あの頃の笑顔は決定的に違う。
胸の痛みに、ぐっと拳を握る。この痛みは後悔なのか。

(この空間に入ることを許されたかったよ、サガ)

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そして唐突にまたサガ語り(>▽<)

「私が見た教皇は正義」
このシャカの台詞をみても、サガの本質は正義だと思うのです。シャカはなまじ本質が見えてしまうために、黒サガの悪が見えなかった(もしくは多少気づいていても、本質が善であるのなら見守ろうとした)のかなあと。
原作のシャカは(心の)弱者への慈悲はないと言っているので、そういう意味でもサガの精神が弱いってことはあまりないと思うんですね。
御大もサガとアイオロスを「両雄」と表現しています。御大漫画における英雄という位置づけを考えても、サガは偽善者とか、そういう感じではないと思うのです。単純にサガの二つの人格である悪(欲望)と善(正義)がどっちも強すぎてぶつかってしまう。それであんな感じの困ったひとになってるのかなと。

善と悪どちらも持つのが人間の性(サガ)。サガの名前の由来です。
善悪両方を持ち、悪に流されながらも、それでも最後まで悪に負けきることなく光を持ち続ける人間の象徴がサガなんじゃないかなと勝手に思っています。だからサガが大好きなんだー!(>▽<)
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