星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
(>△<)ウボア!折角サガ仲間の管理人さまから会おうというお誘いを頂いたのに、連休も仕事でお断りせざるを得なかったうあああん。こういうとき、お休みが普通と逆の仕事であることにギリギリします。パラ銀も行けないですし。
しかし、年中24時間スクランブル体制の聖闘士たちに比べれば…!
お休みの皆様は連休存分に楽しんでいらしてください(`・ω・´)
サガは休日どんな風に過ごすのだろうなあと妄想するだけで、自分が休んだような気になれるエコ妄想体質な管理人ですが、サガが誰と休日を過ごすのかなと考え始めると萌え滾りますよね。この燃焼した萌えでカロリーが消費できればいいのに。
シュラは割と休みの日も変わりなく鍛錬してそうなので、そこへ白サガが「わたしも混ぜておくれ」ってやって来るわけですね。黒サガの場合はもう少し尊大に「久しぶりにお前の力を見せてもらおうか」っていう態度で。小宇宙無しの純粋格闘技能だとシュラのが少し上ですけど、でも偉そうに言うのが黒サガクオリティ。ただ、普通の稽古ならシュラもエクスカリバーを人体へ向けては使わないので(フェイントや相手の動きを封じるために放ちそう)そこそこサガでもいい勝負になるのかな?
黒サガとリアの稽古も書きたいココロ。黒サガがリアに戦い方を伝授してアイオロスと対戦させるお話の続きも脳内でくすぶっています。しかして、戦闘シーンだけ書いて満足しそうな予感が今からひしひしと。この場合、サガがリアに伝授といっても、リアに新しい力の使い方を示唆するというか、リアの能力をさらに引き出すような戦い方を教えるっていうだけなんですけど…
でもそれでアイオリアがアイオロスに勝っても、それはそれで複雑な黒サガだと思います。13年前シュラを使ってアイオロスに致命傷を負わせたときも、やっぱり燻るものがあった黒サガ。自分自身で戦って勝ちたいというのが彼の本音なのかも。
蟹とサガの対戦訓練も妄想すると和みます。しばらく拳を交えたあと、「ほんじゃ、ちょっと大人しくなってもらいましょうかね」って蟹が積尸気冥界波を使い、サガの魂を引き抜いて勝負あったかと思いきや、サガの身体にはまだ黒サガが残ってて、遠慮なくアナザーディメンションを放とうとするわけですよ。わざと白サガのほうの魂を抜かせて蟹を油断させ、抜け殻であるはずの身体のほうから黒サガが必殺技を放つ陽動作戦です。白サガも負けず嫌いなので、こういうときは黒サガと普通に協力。「ちょ、サガ、訓練に本気出しすぎだろ」って慌てる蟹。でも蟹だって奥の手とか残してそうですけどね!
身体を動かす話を書きたくなるのは運動の秋だからでしょうか。夜の運動話も勿論書きたいです。ロス頑張れ。あとデフテロスも頑張れ。
しかし、年中24時間スクランブル体制の聖闘士たちに比べれば…!
お休みの皆様は連休存分に楽しんでいらしてください(`・ω・´)
サガは休日どんな風に過ごすのだろうなあと妄想するだけで、自分が休んだような気になれるエコ妄想体質な管理人ですが、サガが誰と休日を過ごすのかなと考え始めると萌え滾りますよね。この燃焼した萌えでカロリーが消費できればいいのに。
シュラは割と休みの日も変わりなく鍛錬してそうなので、そこへ白サガが「わたしも混ぜておくれ」ってやって来るわけですね。黒サガの場合はもう少し尊大に「久しぶりにお前の力を見せてもらおうか」っていう態度で。小宇宙無しの純粋格闘技能だとシュラのが少し上ですけど、でも偉そうに言うのが黒サガクオリティ。ただ、普通の稽古ならシュラもエクスカリバーを人体へ向けては使わないので(フェイントや相手の動きを封じるために放ちそう)そこそこサガでもいい勝負になるのかな?
黒サガとリアの稽古も書きたいココロ。黒サガがリアに戦い方を伝授してアイオロスと対戦させるお話の続きも脳内でくすぶっています。しかして、戦闘シーンだけ書いて満足しそうな予感が今からひしひしと。この場合、サガがリアに伝授といっても、リアに新しい力の使い方を示唆するというか、リアの能力をさらに引き出すような戦い方を教えるっていうだけなんですけど…
でもそれでアイオリアがアイオロスに勝っても、それはそれで複雑な黒サガだと思います。13年前シュラを使ってアイオロスに致命傷を負わせたときも、やっぱり燻るものがあった黒サガ。自分自身で戦って勝ちたいというのが彼の本音なのかも。
蟹とサガの対戦訓練も妄想すると和みます。しばらく拳を交えたあと、「ほんじゃ、ちょっと大人しくなってもらいましょうかね」って蟹が積尸気冥界波を使い、サガの魂を引き抜いて勝負あったかと思いきや、サガの身体にはまだ黒サガが残ってて、遠慮なくアナザーディメンションを放とうとするわけですよ。わざと白サガのほうの魂を抜かせて蟹を油断させ、抜け殻であるはずの身体のほうから黒サガが必殺技を放つ陽動作戦です。白サガも負けず嫌いなので、こういうときは黒サガと普通に協力。「ちょ、サガ、訓練に本気出しすぎだろ」って慌てる蟹。でも蟹だって奥の手とか残してそうですけどね!
身体を動かす話を書きたくなるのは運動の秋だからでしょうか。夜の運動話も勿論書きたいです。ロス頑張れ。あとデフテロスも頑張れ。
仕事から戻ると夜更かしできずにバタンキューなこの頃です。仕事は全然忙しくないので、年ですね季節的なものでしょうか。
サガやカノンは黄金聖闘士なので体力不足なんて殆どなさそうですが、それでも「若い頃(15歳の頃)のような無理はもう出来ないな」なんて考えることがあるかもしれないなあと思いました。
「昔は千日戦争など楽勝だったが、最近ちょっと厳しいな。3ヶ月くらいが限度の気がする」みたいな。桁が違う。
でもLCの双子じじい(セージとハクレイ)なんかは「年を取ったものだ」とか言いながら全然元気な気がするんですけどね…
シオンは同じく二百歳超えてる妖怪じいさんご年配者でしたが、こちらはそこまで元気なイメージはないんですよね。ちゃんと普通に老いがある感じで(とはいえ、白銀聖闘士レベル以上の実力はある)、そのぶん品格が高まってる印象です。
……でもシオンは精神的にはセージたちより全然若々しい感じですけど…やっぱうろたえるなコゾーや18歳の光り輝く肉体発言のせいかな?(^▽^;)
で、そんなご年配爺さんズ(シオン+童虎)に28歳サガやカノンが子供扱いされるような話を読みたいです(>▽<)
サガ「我々はもう子供ではないのですが」
シオン「フン、貴様らなど我らより見ればまだまだひよっこよ」
サガ「シオン様!」
カノン「いいではないか、サガ。年寄りの道楽に付き合ってやれ」
シオン「誰が年寄りだ、この18歳の肉体が見えんのか小僧」
童虎「まあまあ」
的会話をしつつ、なんだかんだでサガもカノンも大先輩たちに頭が上がらないわけですよ。このメンツで黒サガが出てきても面白いな!シオンには強気な黒サガも、童虎にはちょっと遠慮するところがある感じで。黒サガもカノンと似たところがあって、シオンへ口が悪いのは、多分シオンのほうに若干甘えてるからですよ。
という妄想。そして、夜にご返信といいつつやっぱり寝てしまって、朝返信でごめんなさい(>ω<)
サガやカノンは黄金聖闘士なので体力不足なんて殆どなさそうですが、それでも「若い頃(15歳の頃)のような無理はもう出来ないな」なんて考えることがあるかもしれないなあと思いました。
「昔は千日戦争など楽勝だったが、最近ちょっと厳しいな。3ヶ月くらいが限度の気がする」みたいな。桁が違う。
でもLCの双子じじい(セージとハクレイ)なんかは「年を取ったものだ」とか言いながら全然元気な気がするんですけどね…
シオンは同じく二百歳超えてる
……でもシオンは精神的にはセージたちより全然若々しい感じですけど…やっぱうろたえるなコゾーや18歳の光り輝く肉体発言のせいかな?(^▽^;)
で、そんなご年配爺さんズ(シオン+童虎)に28歳サガやカノンが子供扱いされるような話を読みたいです(>▽<)
サガ「我々はもう子供ではないのですが」
シオン「フン、貴様らなど我らより見ればまだまだひよっこよ」
サガ「シオン様!」
カノン「いいではないか、サガ。年寄りの道楽に付き合ってやれ」
シオン「誰が年寄りだ、この18歳の肉体が見えんのか小僧」
童虎「まあまあ」
的会話をしつつ、なんだかんだでサガもカノンも大先輩たちに頭が上がらないわけですよ。このメンツで黒サガが出てきても面白いな!シオンには強気な黒サガも、童虎にはちょっと遠慮するところがある感じで。黒サガもカノンと似たところがあって、シオンへ口が悪いのは、多分シオンのほうに若干甘えてるからですよ。
という妄想。そして、夜にご返信といいつつやっぱり寝てしまって、朝返信でごめんなさい(>ω<)
空が澄んで高くなり、庭から金木犀の香りの漂ってくる季節になりました。金木犀について書いたの、つい先日のような気がしているんですが、もう季節が一巡りしたんですね。大人になるとホント1年が早いです。
サガとカノンも振り返れば13年間あっという間だったのでしょうが、その間のテンションは大分異なりますよね。サガにとっては地獄のような13年間。黒サガにはウワーハハハ期間でも、いつも最後には白サガに邪魔をされ否定され続けた年月です。
対してカノンは世界支配の目標がありますから、海界の体制を整えつつ、機が満ちる時を待ってやる気いっぱいの期間ですよね。(サガに)目に物を見せてやる、今にみてろ!って頑張ってるカノンを想像すると、もう何ともいえない気持ちになります。
で、全然話は変わってND設定のように、もしもサガがクロノスに出会って「過去を変えてはならん」という条件で、望む時間に戻れたとしたら。
多分、13年前の自分に関してはどんなに申し訳なくとも女神の試練でもあるので、そのまま手を出さずに居られると思うんですけど、カノンによって何百万人も死者がでる件に対しては、どうしても手を出しちゃうんじゃないかな…って思います。
逆にカノンは、自分のことはほっといても、サガが凶行に走ることは、自分にも責任がある(悪の囁き関連で)とか思って、歴史に介入しちゃうんじゃないかなと…
自分がクロノスから罰を食らう分には別に構わんって感じで。流石にクロノスの罰が全人類に及ぶような場合は、控えるのでしょうけれども(>ω<)
過去に戻った青年カノンに少年サガが出会ったら、サガは絶対惹かれますよね。なにせカノン本人で、改心後ですから悪事はしないですし、包容力がありますよ!青年カノンに子供扱いされて、頭をぽんとか撫でられた日には、少年サガは真っ赤になって、そしてそんな自分に驚くに違いない。
…あーでもそんなサガを見たら少年カノンのほうが余計やさぐれる。じゃあじゃあ青年サガに少年カノンが出会ったら…カノンのツンデレが悪化しそうですよ…青年サガもカノンの悪事は許しませんけど、同年代のときより余裕がありますからね!
そんな妄想をしながら今日も仕事に行ってきます。超嬉しいコメントを下さった方々へのご返信は夜にでもさせて下さいね!(お返事を溜めていて申し訳ありません・汗)無印LC混合話の続きもそろそろ書きたいココロ(>▽<)
サガとカノンも振り返れば13年間あっという間だったのでしょうが、その間のテンションは大分異なりますよね。サガにとっては地獄のような13年間。黒サガにはウワーハハハ期間でも、いつも最後には白サガに邪魔をされ否定され続けた年月です。
対してカノンは世界支配の目標がありますから、海界の体制を整えつつ、機が満ちる時を待ってやる気いっぱいの期間ですよね。(サガに)目に物を見せてやる、今にみてろ!って頑張ってるカノンを想像すると、もう何ともいえない気持ちになります。
で、全然話は変わってND設定のように、もしもサガがクロノスに出会って「過去を変えてはならん」という条件で、望む時間に戻れたとしたら。
多分、13年前の自分に関してはどんなに申し訳なくとも女神の試練でもあるので、そのまま手を出さずに居られると思うんですけど、カノンによって何百万人も死者がでる件に対しては、どうしても手を出しちゃうんじゃないかな…って思います。
逆にカノンは、自分のことはほっといても、サガが凶行に走ることは、自分にも責任がある(悪の囁き関連で)とか思って、歴史に介入しちゃうんじゃないかなと…
自分がクロノスから罰を食らう分には別に構わんって感じで。流石にクロノスの罰が全人類に及ぶような場合は、控えるのでしょうけれども(>ω<)
過去に戻った青年カノンに少年サガが出会ったら、サガは絶対惹かれますよね。なにせカノン本人で、改心後ですから悪事はしないですし、包容力がありますよ!青年カノンに子供扱いされて、頭をぽんとか撫でられた日には、少年サガは真っ赤になって、そしてそんな自分に驚くに違いない。
…あーでもそんなサガを見たら少年カノンのほうが余計やさぐれる。じゃあじゃあ青年サガに少年カノンが出会ったら…カノンのツンデレが悪化しそうですよ…青年サガもカノンの悪事は許しませんけど、同年代のときより余裕がありますからね!
そんな妄想をしながら今日も仕事に行ってきます。超嬉しいコメントを下さった方々へのご返信は夜にでもさせて下さいね!(お返事を溜めていて申し訳ありません・汗)無印LC混合話の続きもそろそろ書きたいココロ(>▽<)
今週のチャンピオンのLCでは…うん、シジフォスがいい味出してました。シジフォスは闇の一滴を落とされなくてもぐるぐるしそうなお兄さんですね(>▽<)
アスプロスやデフテロスも他の黄金聖闘士たちと交流とまでは行かなくても、外伝で会話くらいしてくれないかなあ…と願っております。アスぷとレグルスは絶対気が合うと思うんですよね(超色眼鏡)
学識会話なら、デジェルとアスぷもイイ線いきそうですし、あとあと何より、サーシャとアスぷは会ってるはず!(死ぬ前に会った時、あれ初対面ぽくはなかったですよね)
外伝楽しみです。本編のDVD続きも出して欲しいんですが…
本編といえば駅コンビニでLCのアンコール刊行本っぽいのが出ていてびっくりしました。もうですか!?あれは何にあわせてどういう販売促進なんだろう。外伝コミックス販売前にってことでしょうか。それなら外伝コミックスもコンビニに置いて下さいJRさん。
昨日は帰宅後に友人に誘われたネットゲームのアップデートをしていたら直ぐに寝てしまって、無印LC双子混合SSの続きが書けませんでした。獣姦ぽいデフアス風味なお話も書きたいのですが、眠気に負ける今日この頃です。珈琲程度じゃ眠気覚ましにならないですよね(>△<)
人様の双子本を読むときはいくらでも夜更かし出来るのに何故だろう…
アスプロスやデフテロスも他の黄金聖闘士たちと交流とまでは行かなくても、外伝で会話くらいしてくれないかなあ…と願っております。アスぷとレグルスは絶対気が合うと思うんですよね(超色眼鏡)
学識会話なら、デジェルとアスぷもイイ線いきそうですし、あとあと何より、サーシャとアスぷは会ってるはず!(死ぬ前に会った時、あれ初対面ぽくはなかったですよね)
外伝楽しみです。本編のDVD続きも出して欲しいんですが…
本編といえば駅コンビニでLCのアンコール刊行本っぽいのが出ていてびっくりしました。もうですか!?あれは何にあわせてどういう販売促進なんだろう。外伝コミックス販売前にってことでしょうか。それなら外伝コミックスもコンビニに置いて下さいJRさん。
昨日は帰宅後に友人に誘われたネットゲームのアップデートをしていたら直ぐに寝てしまって、無印LC双子混合SSの続きが書けませんでした。
人様の双子本を読むときはいくらでも夜更かし出来るのに何故だろう…
またいつもの無印&LC双子同居設定
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遅めの起床でリビングを訪れたカノンは、すでに朝食を済ませているらしい同居人たちへ軽く挨拶をした。
出かける支度をしているデフテロスは、その場のカノンを気にもせず、「いってくる」とアスプロスの頬へ軽くキスをしている。アスプロスもぞんざいな態度ながら同じように返した。
(どこの新婚フウフだよお前ら)
カノンはなるべく視界に入れないようにしながら、ソファーへ腰を下ろした。先代ジェミニ兄弟は自分たちと随分違う。サガはあんなことをしない。いや多分、普通の兄弟はどこだってあんなことはしない。
それでも、信頼しあっているように見えるその様子は、目の毒ながら少しだけ羨ましいような気がする。
弟を送り出したアスプロスは、そのまま自分の部屋へ戻ろうとしていたが、カノンはその背へ声をかけた。
「お前たち、仲がいいな」
アスプロスが振り返る。別に会話を続けるつもりはなかったのに、彼は踵を返してカノンの正面のソファーへ腰を下ろした。
「普通だと思うが。お前たちと似たようなものだろう」
淡々と話すアスプロスは、どうやら本気でそう言っているように見える。
「どこが」
「俺たちは、言葉や態度に出さぬ愚を繰り返さぬためにこうしている。殺しあったことのない者には判らぬかもしれないが」
「オレたちとて、対峙したことはあるぞ」
カノンが返すと、アスプロスは鼻で笑った。
「対峙し、戦っただけだろう。俺は一度デフテロスに殺され、デフテロスもまた俺に殺されている。それもこれも、互いのつまらぬ行き違いによってな」
カノンは目を瞠った。次元の捩れによって現代へやってきた双子座は、いつも行き過ぎるほど兄弟仲がよく、とてもそのような過去があるようには見えなかった。
「それに、俺から言わせれば、お前の兄こそお前に甘すぎる」
「はあああああ?」
今度こそカノンは心外だと声をあげた。あの口うるさく厳しいサガの、どこが甘いのだ。
「お前、サガの外面のいいところしか知らないんだろ」
「俺たちにはともかく、あの男がお前に見せている姿は外面ではなかろう。同じ宮で暮らしているのだ、あの男のお前への態度は何度も見ている」
言い争っていると、タイミングよくサガが顔を出した。サガは昨晩遅くまで仕事に関わる調べ物をしており、今朝は珍しくゆっくりとした起床だ。まだ寝起きの顔をしながら、サガが首をかしげた。
「なにか、わたしの話をしていたか?」
内容はよく聞こえていなかったとみえ、どうせつまらぬ言い争いだろうという表情が判りやすい。
アスプロスがサガを手招きした。
「丁度よい、お前に確かめたいことがあった」
「なんだろうか、アスプロス」
起きぬけのサガは、素直に招きに応じて近づいていく。目の前にまで来たというのに、さらに近寄れというアスプロスのゼスチャーへ、サガは顔を近づけた。
ふとカノンの中で、胸騒ぎと既視感が沸き起こる。
「サガ!」
思わず叫び、サガが何事かとカノンの方を向いたその一瞬を狙い、アスプロスはサガへ魔拳を放った。カノンがガタリと立ち上がる。
崩れ落ちたサガを抱え、アスプロスはその耳元へ囁くように告げた。
「これからは俺がお前の弟のカノンだ。そしてあそこにいるのが、アスプロス」
「貴様、サガに何を」
「これから見て確かめるがいい、サガが『カノン』へどのような態度でいるのか」
カノンの憤りなどどこ吹く風で、アスプロスはにっこりと神のような(ただしサガとは種類の違う)笑顔で微笑んだ。
============================
って途中かつ推敲する間もなくもう出勤時間(>ω<)
今日もぱちぱち有難うございます!日々の元気のもとです!そしてメールで丁寧なご連絡下さいましたA様有難うございます!リアサガ万歳!
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遅めの起床でリビングを訪れたカノンは、すでに朝食を済ませているらしい同居人たちへ軽く挨拶をした。
出かける支度をしているデフテロスは、その場のカノンを気にもせず、「いってくる」とアスプロスの頬へ軽くキスをしている。アスプロスもぞんざいな態度ながら同じように返した。
(どこの新婚フウフだよお前ら)
カノンはなるべく視界に入れないようにしながら、ソファーへ腰を下ろした。先代ジェミニ兄弟は自分たちと随分違う。サガはあんなことをしない。いや多分、普通の兄弟はどこだってあんなことはしない。
それでも、信頼しあっているように見えるその様子は、目の毒ながら少しだけ羨ましいような気がする。
弟を送り出したアスプロスは、そのまま自分の部屋へ戻ろうとしていたが、カノンはその背へ声をかけた。
「お前たち、仲がいいな」
アスプロスが振り返る。別に会話を続けるつもりはなかったのに、彼は踵を返してカノンの正面のソファーへ腰を下ろした。
「普通だと思うが。お前たちと似たようなものだろう」
淡々と話すアスプロスは、どうやら本気でそう言っているように見える。
「どこが」
「俺たちは、言葉や態度に出さぬ愚を繰り返さぬためにこうしている。殺しあったことのない者には判らぬかもしれないが」
「オレたちとて、対峙したことはあるぞ」
カノンが返すと、アスプロスは鼻で笑った。
「対峙し、戦っただけだろう。俺は一度デフテロスに殺され、デフテロスもまた俺に殺されている。それもこれも、互いのつまらぬ行き違いによってな」
カノンは目を瞠った。次元の捩れによって現代へやってきた双子座は、いつも行き過ぎるほど兄弟仲がよく、とてもそのような過去があるようには見えなかった。
「それに、俺から言わせれば、お前の兄こそお前に甘すぎる」
「はあああああ?」
今度こそカノンは心外だと声をあげた。あの口うるさく厳しいサガの、どこが甘いのだ。
「お前、サガの外面のいいところしか知らないんだろ」
「俺たちにはともかく、あの男がお前に見せている姿は外面ではなかろう。同じ宮で暮らしているのだ、あの男のお前への態度は何度も見ている」
言い争っていると、タイミングよくサガが顔を出した。サガは昨晩遅くまで仕事に関わる調べ物をしており、今朝は珍しくゆっくりとした起床だ。まだ寝起きの顔をしながら、サガが首をかしげた。
「なにか、わたしの話をしていたか?」
内容はよく聞こえていなかったとみえ、どうせつまらぬ言い争いだろうという表情が判りやすい。
アスプロスがサガを手招きした。
「丁度よい、お前に確かめたいことがあった」
「なんだろうか、アスプロス」
起きぬけのサガは、素直に招きに応じて近づいていく。目の前にまで来たというのに、さらに近寄れというアスプロスのゼスチャーへ、サガは顔を近づけた。
ふとカノンの中で、胸騒ぎと既視感が沸き起こる。
「サガ!」
思わず叫び、サガが何事かとカノンの方を向いたその一瞬を狙い、アスプロスはサガへ魔拳を放った。カノンがガタリと立ち上がる。
崩れ落ちたサガを抱え、アスプロスはその耳元へ囁くように告げた。
「これからは俺がお前の弟のカノンだ。そしてあそこにいるのが、アスプロス」
「貴様、サガに何を」
「これから見て確かめるがいい、サガが『カノン』へどのような態度でいるのか」
カノンの憤りなどどこ吹く風で、アスプロスはにっこりと神のような(ただしサガとは種類の違う)笑顔で微笑んだ。
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って途中かつ推敲する間もなくもう出勤時間(>ω<)
今日もぱちぱち有難うございます!日々の元気のもとです!そしてメールで丁寧なご連絡下さいましたA様有難うございます!リアサガ万歳!