以前、アイオリアをアイオロスだと思い込んでしまうサガや、アイオロスをアイオリアだと思い込んでしまうサガの妄想を垂れ流しましたが、逆にしてサガを妬かせるのも美味しいな!
ということで、サガもちゃんと蘇生されたのに、カノンのほうをサガだと思い込んでしまうアイオロスという設定ももだもだします。すっごくドロドロになりそうですが。
カノンの対応によってもまた方向性が変わりますよね。あくまで健全に「オレはカノンだと言っているだろう」と突っぱねるパターンと、わざと受け入れてサガを煽るサガカノサガのパターン。純粋にロスカノエンドに行くパターンもありそうですが、その場合サガはカノンとアイオロスの両方を失うわけで、1番ぼろぼろですな…そんな時こそタナサガへレッツゴー!(゜▽゜)
目の前のアイオロスが、『サガ』を好きだと言いながら、追いかけるのは別人(カノン)という図を眺めるサガは、昔自分が色々偽ってきたことへの運命のしっぺ返し・もしくは罰なのだと考えます。自分はアイオロスに隠し事をしてきた。だからアイオロスが本当の自分を判らなくても仕方が無いのだ…って。
この状態でラダとかシュラとか星矢とかが入ってくると、もう収集がつかないほど美味しいですね!彼らの矢印の方向でまたドラマが違うんですよ。
たとえばラダカノだったりする場合、アイオロスの目の前で、見せ付けるために(自分はサガではないのだと知らしめる意味でも)ラダにちゅーするカノンは、壊れてるアイオロスにはラダサガに見えるわけですよ。
シュラがサガ(黒)にアイオロスの目の前で手を出してても、アイオロスには理解できないわけですよ。シュラがロスの方を好きってのもアリですよね。
どんなバブル時代の昼ドラだ。
でも最後にはほのぼの妄想で締める!妄想も食事も最後に甘いもので締めたいのは一緒です。
28歳サガと27歳アイオロス妄想は甘々スイーツですが、28歳サガと14歳アイオロス妄想は、ちょっぴりほろ苦いビターなスイーツです私の中で。だってどんなに精神的に結ばれても、もう同じラインには立てないんだぜ…
それはさておき、パラ銀向けの原稿の修羅場中の皆様、応援しております。
皆様の御本が超楽しみです(>▽<)
いつものクロスオーバー。海界マーブルの続き。
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見上げれば天空代わりの海面が、ゆらゆらと青みの濃い光を放っている。海界での当たり前の風景だ。
岩に腰掛けたデフテロスは、先ほどから話しかけてくるカーサを無視している。以前兄に化けて騙されたのをまだ怒っているのだ。
その兄のほうは、聖域から預かった書状を持って、ポセイドン神殿へ行っている。デフテロスは兄の戻りを待ちながら、こうして時間つぶしをしているというわけだ。
「悪かったと言ってるじゃないスか。大体あれは、アスプロスの方から持ちかけてきた話で」
「………」
「マーブル状態の精神を探るのはいい鍛錬になるってんで、頼み込んで本人の許可を貰ったのに、アスプロスの内面を覗こうとするたびにアンタに攻撃されちゃたまらないんだが」
「………」
そう、以前アスプロスへ訓練のために心を覗かせてもらうことを頼み込んだカーサは、「まず弟にその技を試しているのを見てから」という言い分を聞き入れたことがあるのだ。
アスプロスに化けたカーサのことを、疑いつつも騙されたデフテロスは、すっかりリュムナデスに対して壁を作ってしまっている。
全く無反応のデフテロスを見て、カーサは呆れたように息をつき、それから正攻法でいくことにした。あくまで『リュムナデスとして』の正攻法だ。
「デフテロス」
突如、カーサの声がアスプロスの声色に変わった。びくりとデフテロスが振り向く。
リュムナデスが兄に化ける事は想定していて、そのようなものに二度も誑かされるつもりは無いデフテロスであったが、人の心を読むことに長けたリュムナデスはその上を行った。
まだ杳馬に闇を落とされていない、子供の頃のアスプロスの姿をとったのだ。
黄金聖闘士ですらない、幼い雑兵時代の少年アスプロスが、デフテロスの顔を覗き込む。
「お前は俺のことが、嫌いなのか?」
キラキラと曇りの無い瞳、真っ直ぐで揺るぎの無い表情、全てがデフテロスの愛した兄そのものだった。
一瞬、デフテロスの表情が怒ったように歪む。
次の瞬間、デフテロスの両手が、アスプロスの細い首を締めるようにかけられた。
「貴様、殺してやる!」
だが、アスプロスはそれでも笑い、デフテロスを見つめ返している。
「お前が本当にそうしたいのなら。そして、俺を超えていくのなら」
リュムナデスの真価は、外面を写す事ではなく、内面を写すところにある。見目だけ同じ相手を倒す事については躊躇しない人間でも、中身まで最愛の者と同じ存在を倒す事は難しい。
暫くたったあと、デフテロスも首にかけた両手を離した。戦場であれば情愛を切り捨てる覚悟はあるものの、この程度の出来事で、偽者であれ兄の似姿を壊す事は、奥底のなにかが拒否した。
そのまま持ち上げられた両手の掌が、少年アスプロスの頬を包み込むように触れる。
目の前の兄の背丈は、今のデフテロスの半分もない。
(こんな小さな身体で、あの頃のアスプロスは精一杯俺を守ってくれたのだ)
カーサが具現化せずとも、デフテロスの心のなかに今でもハッキリと当時の兄の姿は思い浮かぶ。
過酷な生活環境にくわえ、差別の横行していた聖域で、生き残ることが出来たのはアスプロスのお陰だ。謙遜でも色眼鏡でもなく、本当にそうなのだ。
「…カーサ、貴様はずるい」
初めてデフテロスは海将軍の名を口にした。
「俺はアスプロスだ」
少しムッとした顔で少年が睨む。本物か偽者かという違いだけで、全てを写し取った彼が『アスプロス』なのは間違いない。
「お前を許してやる。だから、少しこのままでいさせろ」
デフテロスはそう言って、小さなアスプロスを抱きしめた。
「ほお…仲がいいのだな」
しかし、近くから聞こえてきたいつもの兄の声で、デフテロスは文字通り飛び上がった。
声をした方をむくと、仕事を終えて戻ってきたアスプロスが、白い法衣に似つかわしい輝かんばかりの笑顔でこちらを見ている。少なくともデフテロスには本当に輝いて見える。
だが、デフテロスの背中には冷や汗が流れた。
(あの笑顔は、相当怒っている…)
動揺しているデフテロスへ、アスプロスはにっこりと笑顔のまま告げる。
「闇と業にまみれた俺などよりも、その綺麗な昔の俺のほうが良いのは当然だからな。俺は聖域に帰るが、お前はゆっくりしてくればいい」
「ち、違うのだ兄さん」
他人であるカーサの目など気にする余裕もなく、間の悪さにデフテロスは泣きそうだった。
一方、カーサは冷静だった。
ちらりとアスプロスに視線を向けると、アスプロスはデフテロスに気づかれぬよう、目で僅かに笑い返す。
(ああ、やっぱりな…わざと煽ってやがる。この男は、弟が自分のことで必死になるのが嬉しいのだ)
ごちそうさまと言うべきか、闇の一滴で歪んでしまった兄を持つ弟の運命に同情するべきか。
馬に蹴られる前に、さっくり逃走すべく後ずさりを始めたカーサの脳裏へ、アスプロスからの小宇宙通信が届く。
『今度こっそり、デフテロスの子供の頃の姿になってくれ』
その場から逃げながら、同じ方法がサガとカノンに効くかどうか算段を始めたカーサも、ある意味懲りないアスプロスの同類なのだった。
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思い立ったが吉日ということで、マイスのケースを注文してみました!
大手工房さんのこれです(>▽<)!届いて使ってみて、具合が良かったら双子神用も注文してみようかなあ…
かのサマセット・モームも「会話部分はすらすら書けるんだけど、描写部分が苦手でねー(超意訳)」と記しているんですが、その気持ちがとても判りすぎる(>△<)。技量レベルの差は無視しております。
そういえば他所様サイトで情報を知ったアイオロスのアペン発売ですが、翼がひるがえっていて格好いいですね!あの翼と身体の間の距離感はどうなっているのでしょうか。目の前にサガを置いた場合、翼で包み込むような感じに出来るんでしょうかわくわく
TOEIオンラインショップさんより試作品写真
こんなことを言いつつ、未だに購入したマイスのどれ一つとして開封していないのですけどね…(汗)出したら最後、絶対に汚してしまったりパーツを無くしてしまったりする気がするんですよ。部屋に飾ってうっかり倒してタナトス様の顔に傷でもついた日には、マイスの前で土下座しそうな気がする。そもそもフィギアとか人形とかの正しい取り扱い方法がわかりません(>ω<;)箱から出して完成させたらどうすればいいのかな。ケースとかなくて平気なのかな。毎日磨いてミルクのお供えするのかな。
私にはアガルマくらいが丁度いいようです(汗)
それはさて置き、射手座の翼で包み込まれるサガや、ワイバーンの翼で包み込まれるカノンを想像すると、ごはんが美味しくなりますね。ペガサスの神聖衣の翼やアテナの聖衣の翼に包まれるサガでもいいな!
でも、星矢相手にサガが「その背の翼はわたしには無いものだ」と眩しそうに言うと、星矢は「サガの背に翼があったら、こんな風に背中から抱きつけないんだけど」って、背中側からひっつきますね。サガは目を丸くしたあと、背中の星矢に見えないように赤くなりますね。それを見たシュラが「あ」って顔をして、それからアイオロスの方を見ますね。反応が正直者すぎるのも考え物ですね。
逆にサガが聖衣姿のアイオロスを正面から抱きしめるのでもいいですね。「背中の翼はわたしを拒むが、正面からならば、わたしがこうすることを少しの間だけ許してくれ」みたいな。でもサガが自ら告白する時は、アイオロスを諦める事を決意したときの前振りのような気がしないでもない。
「わたしはお前の事が好きだった」
と、後悔の無い笑顔で本人に告げるときって、そのあと聖域を去るか、その相手を諦める決意をしたときですよねサガのタイプ的に。
わたしなどがお前を好きになってしまってすまなかった…という、ある意味傲慢な卑下で引いてしまうサガ。相手からすると「ちょ、まだ始まっても居ないのに終わりの宣言からキター!」状態という。サガ酷い。いやサガが酷いんじゃなくて私の妄想が酷いんですねすみません(汗)
サガがいっつも自己犠牲的な愛情で尽くすので、相手が「全然嬉しくない!」って怒るような話も妄想しております。タナトスだけはそんな自己犠牲愛を「当然だ」という顔で受け取りますけどね!他人様の神×サガが読みたい読書の秋(>ω<)
はっ、寝坊したモヨウ。出社時間的には間に合うのですが朝の妄想垂れ流しタイムが。すすす、すみませんコメント返信も含めて夜にさせて下さい。こ…今度こそ夜に…(汗)
サガは寝坊しないんだろうなあ。朝に慌ててるサガを妄想すると可愛いのになあ。
アスプが寝坊してた場合、デフテロスはおはようのキスで起こしますけど、もし同部屋のカノンが寝坊してた場合は、遠慮なくベッドから転がり落すと思います。兄以外には適当なデフテロス。
寝坊したまま仕事へ行く気のない黒サガが相手だった場合、カノンは勝手にしろあとで困るのは自分だぞ的な放置ですが、同部屋のアスぷはどうするかというと、頭から氷水かけるくらいするかもしれないですね。わりと容赦なし。当然黒サガが自分を棚上げして怒るので千日戦争勃発です。
あ、でもキラキラ白ぷの本領が発揮されたら、白サガ好きの黒サガはちょっととまどうかもしれないですね。いつもは適当にきらきらと書いてますが、白サガとの差別化のためにキラキラと書きました。
キラキラしてるのが白ぷで、きらきらしてるのが白サガです。
朝ごはんはデフテロスとカノンの共同制作だよ!この二人のお陰で双子座の食事状況は大変恵まれたものになりました。アスぷには絞りたての牛乳でのホットミルクが用意され、サガにはひきたてのエスプレッソが用意されますね。それぞれの兄と同じものを飲む弟。
でも杳馬がくると、朝の和みのひと時が台無し。
今日もぱちぱち有難う御座います(>ω<)毎日至福を頂いております!
なんだか社内功労賞をもらったみたいで、明日表彰式らしいです。わーい寸志が貰える!毎日妄想を頑張った甲斐がありました。でも人が足りないので式になんて行ってる余裕無いです。
そんなことより双子ですよ双子。またしても昨日の双子コラボな妄想ですが、双児宮に4人いたら、大抵の敵はここでストップするんじゃないでしょうか。サガとカノンの二人だけでも敵を通さなさそうなのに。物語が進まないですよ。下の宮のムウやアルデバランにしても、一人だから敵の中の強敵と対面しているあいだに、他の雑魚が横を抜けてっちゃうんですよね。
4人も居ると「オレが出る」「いやわたしが」「いま正規の双子座って誰にしとけばいいんだよ」「アスプロス兄さんが1番聖衣が似合う。そこは譲らない」「…ジャンケンで決めないか」こんな感じでわいわいしているジェミニの守護者たちを見て、侵入者たちもイラっとしてますね。
あ、でも侵入者たちが冥闘士で、その集団のなかにラダマンティスがいた場合だけはカノンが張り切りますね。「こいつはオレ専用だから、悪いがオレが行くぜ」って感じで。
他の三人に見守られながらラダVSカノン戦闘開始です。ラダは『やりにくいな…外野はいらんのだが』と思ってます。
その間に雑魚冥闘士たちは当然残り三人に襲い掛かりますね。「いかに黄金といえど聖衣のない聖闘士など恐るるに足らぬわ!」って。
でも、デフテロスあたりが一蹴です。聖衣着用してなくてもデフは冥衣噛み砕きますからね。
聖衣たちの間ではすでに恐れられているデフテロスですが、以後、冥衣の間でも聖域の伝説の鬼として語られるようになりました。っていう闘衣シリーズネタも書きたいな!
この4人がいて慌てるレベルって、杳馬や二流神クラスじゃないだろうか。ポセイドンがくると流石に物理的には対抗できない予感。二流神相手にはまだアテナエクスクラメーション+1またはGE×4で何とかならないかなあと思うのですが…でも聖衣が1個だからなあ。こういうときは人数が多くても聖衣数が足りないと言うのは痛いですね。
では物理的に適わないポセイドン相手にはどうするのかというと、言葉による交渉開始です。神をたぶらかしたカノン、外交経験トップランクの教皇経験者サガが揃ってますからね。ポセイドンはもともと双子がお気に入りですけど、久しぶりに聖域に顔を出してみたら4人に増えてて「これは面白いな、分裂したのか?」とかわくわくですよ。攻め込んできたんじゃないのか海王様。
って、今日は早番なので、妄想が中途半端なところでもう出勤時間に。まだ語り足りない!くー!(>△<)
あっ、妄想語りに熱中していたら拍手返信もできませんでした。夜にさせて下さい(ぺこぺこ)。こんなアレな双子妄想ばかりですが、意外なことに反応が多くてとても嬉しいです。