星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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黒白の相克関係が物凄く好きです。

互いに反発しつつも、たまに「あれっ?この台詞は相手のことが好きなのかな」みたいな言動をしていて、それがまた同一人物同士というところが美味しいのです。
自分に甘い単なるナルシストというわけでもなく、さりとて自己否定だけでもなく、最後の一線で繋がっているような不思議な関係の黒サガと白サガ。

黒サガの野望は確かにサガの望みでもあるわけで、でもそれは聖闘士としては叶えてはいけない夢なわけで、自身なりに希望を求めて伸ばした手を、叶う前にもう一人の自分の手で斬りおとさねばならないような状態が13年間続くわけですよね。

サガは心が弱いというような設定も考えられるのですが、私は逆に物凄いサガの精神値の高さを感じます。ただでさえ自制心が強いのに、そんなギリギリの相克を続けていたら、ボロボロになりつつも、それに相反して魂は鍛えられ極限まで高められ続けるような。星矢たちが死にそうになるたびに、高められていった小宇宙と同じです。

そんなわけで拙宅では、シャカが目を閉ざして小宇宙を増大させたように、双子座は生まれつき精神を分ける事で善悪相克し、小宇宙を増大させているという妄想設定があります。そのシステムをクロノス(またはハーデス?)などに利用されて神の因子を埋め込まれたというエピG交じりの路線で。

でも理屈はどーでもいいので白黒サガがいちゃいちゃしてる話が読みたいです(>◇<)

星矢とサガでシェスタタイム!
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「私がもしも、世を統べる神であったなら」
サガは自分の膝を枕にして転がっている星矢へ話しかけた。
「やはり人間を滅ぼそうとするかもしれない」
「それは、ハーデスの言うように、人間が堕落しているから?」
膝元まで流れ落ちるサガの髪を指で絡めながら、星矢は話に付き合う。
「滅ぼす建前としては、そのように言うかもしれないが」
話しつつ彼が後輩へと向ける目つきはとても優しく、穏やかなものだ。
サガがこのように接触を許し、内面を語る相手はごく限られている。
「人の持つ小宇宙を恐れて、そうすると思う」
「サガならそんなことしない」
かつて反逆者として大罪を犯し、聖域に君臨していたサガを星矢は打ち倒した。しかし現在そんなことは何でもなかったかのように、星矢はサガへ接する。
傍から見れば、先輩へと甘える後輩という図式に見えているかもしれないが、実質その構図に甘えているのは元罪人のサガであり、その事を理解しているサガは、誰よりも星矢に対して優しく接した。
「有難う」
星矢の応えに対して、外面だけではない神のような笑顔を見せる。
「星矢、お前は象と蟻が純粋に力で戦った場合、どちらが勝つと思う?」
「そんなのは象に決まっているだろ」
きょとんと見上げる後輩の額にかかっていた髪を、サガは指先で整えてやる。
「本来であればそうだ。生物が持つ力の差は、覆らないのがこの世の理であり、弱肉強食の仕組み」
だが、とサガはいう。
「小宇宙はその順列を変える。どれだけ物理的な差があろうと、命を燃やす事によって、種の強弱を平等とする力だ」
「確かに、人間が神を倒せるのは、小宇宙のお陰だもんなあ」
「そして、その小宇宙を引き出すのは、人の愛」
サガは星矢の額へ軽く口づけを落とした。
「私が神であれば、人の愛を恐ろしいと思うだろう」
「そうかな。サガはこの世に怖いものなんてないように見える」
星矢は目を丸くしたものの、直ぐに笑い返した。

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拍手返信は夜にさせてください(>ω<)ノ

ロストキャンバスでの山羊座エルシドと三流夢神パンタソスの組合せが可愛くってしょうがない。

女の子バージョンのパンタソスはうる星●つらのような押しかけ女房タイプで。セットで残りの夢三兄弟神もくっついてくるのでエルシド大迷惑。
しかしたまにうっかり健気なパンちゃんにほだされて油断していると、男バージョンパンタソスに押し倒されそうになるパン(男)×エルシド×パン(女)状態。そして、そんな場面を憧れのシジフォスに見られてエルシド涙目。

…ら、ラブコメの王道ですよね?

シュラといいエルシドといい、真面目なので苦労が周囲から舞い込むタイプな気がします。シュラの方が少し流されやすい性格かな?
根底の性質としては、どちらも信念硬く揺らがない人だと思うのですが、シュラは少年時にアイオロスを殺したという経過があるので、ときに迷いや葛藤が沸きやすくなっているのかなと。でもその迷いは強い意志で封じ込められるのでほとんど表面に出ることは無いという感じで。

そんなシュラを女神に背かせ従わせる事の出来ていたサガは凄いなあ。
前聖戦キャラと今生黄金聖闘士たちを絡ませるお話も大好きですよ!

それとは全く関係なく、昨日書いたタナサガ拍手SSの続きで両手に花(サガ)なタナトスを書きたくてしょーがない。あんまりというか全く黒サガの方が調教できてないですが、彼がタナトスの前で大人しくしてるというだけで私的には頑張ったのです(>M<)うう、捏造不足…

ていうか、両側に白黒サガを侍らせる誰かという構図が凄く素敵ですよね!
その為にはまずサガを分離させないといけないわけですが、その程度の捏造は拙宅では日常茶飯事なので問題なし!

童虎は聖域や女神に対して、物凄く高いレベルを要求してますよね。
サガの乱も「女神への試練!サガごときに負ける女神なら偽者!」と放置する厳しさとしたたかさ。
一見冷たいようですが、世界の命運がかかっている事を考えると優しさや甘さを見せる場所を間違ってはならないわけで、盟友であるシオンがサガに殺された時にも、その信念の元に見守り続けたというのは、相当な精神力だと思うわけです。飄々としていながら怒ると怖い、虎のような漢。聖闘士としても男としても相当成熟しています。肉体年齢は18歳ですが、中身は200歳超えているので渋いのは当然かもしれませんが(^^;)

童虎の前では年長組のサガやカノン、アイオロスが後輩という立場になるのが嬉しいな!
黒サガもシオンに対しては減らず口ばっかりですが、童虎の前では何故かわりとある程度の礼儀を持って接する印象です。童虎と黒サガが一緒に会話するような場面も妄想しだすと止まらない。

アニメネタですが、女神がアポロンと戦う場合、兄妹で戦う事に心を痛めるのはやっぱり兄弟もちのキャラですよね。
青銅+二軍一部は皆兄弟だというのはさておき、瞬+一輝、アイオロス+アイオリア、サガ+カノン、星矢+星華、魔鈴+斗馬あたりがそうでしょうか。

瞬は戦い自体を何とか止めようとする感じです。平和主義。
一輝は必要があれば兄弟であっても戦うという感じで。でも最後の最後で止めはさせなかった情の深い男です。
サガは「女神に兄を自ら殺すような真似はさせない」と自分が代わりに手を汚す=アポロンを殺そうとする感じで。流石にアポロン相手に敵うわけないですけど。
アイオリアは多少悩みつつも「ええい面倒!俺はレオとしての責務を全うするだけだ!」となるのかな?(笑)
アイオロスは教皇候補ですから、もう少し全体的に聖戦の行く末を考えます。童虎と少しパターンが似るかも。
ていうかアニメでは黄金一同どうしようもなくトーテムポールですけど。

兄弟(兄妹)が仲良くしているのが大好きなので、女神とアベルが一緒に座ってる場面は心の潤いです。あのアベルが地上粛清を目論まないで、女神と笑い合っていたら、黄金聖闘士もきっとアベルのことが大好きになると思いますよ!

あ。でも妹にちゅーするアベルだからな!黄金聖闘士は「アベル様は良い方だが、一線を越えないように見張らなければ…」と邪魔しまくって、アベルに「無粋な」とか思われるかもしれないですね。
白サガあたり必死になって邪魔してそうですよ(笑)。

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