星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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友人がひこニャんにハマっており、彦根城に行きたいと主張しています。一般人の友人なのにひこ猫恐るべし。金が無いので誕生日祝いは彦根城ツアーではなく、mottoのクローバー財布で許してもらいました。

サガも何気に可愛いもの好きだといいな。それも大人になってからね!幼い頃や十三年間は可愛いものに触れる機会がほとんどないからね!むしろサガが可愛い存在だから!

どうでもいいですが、サガの原作法衣の首周りの宝飾具が首輪に見えて仕方がありません。禁欲的な格好なのに色気があるのは白サガの特典ですか。

白サガの方は原作どおり清らかな人格で、穢れのないまま童貞力MAXでもいいです。黒サガと脳内で致してても一人上手の世界!

そういえば、黒サガ側は白サガが誰かに好意を向けたらそれはもう妨害しそうですが、逆はあんまりなさげです。黒サガ→ロスになった場合は流石に白サガも反発しそうですが、それはロスを心配してという感じで、黒サガが他人を見たから妬くわけではなく。

うわあ、黒サガったら見事な片想いΣ(゜◇゜)!?
ま、まあ、黒サガも白サガという自分が他人に心を奪われるのが嫌というだけで、恋愛感情には物凄く縁遠そうですが…これまたフラグ立ての難しそうな白→黒な話もいつか挑戦してみたいです。

黒サガが興味半分や遊びでカノンや年中組と寝たときには白サガは怒らなさそうなのに(というか触れないように知らん振り)、アイオリアと寝たときは怒りそうなのは何でだろう…と考えてみたら、前者は合意っぽいけど後者は合意でなさそうだからでした。

リアと寝ているところをロスに見せ付ける黒サガとか、ありきたりっぽですけどイイなあ!怒るアイオロスも見たいなあ!

Σ(゜◇゜)タウラス大人気!?アルデバランへのコメントの多さに嬉しい驚きです。
サガとアルデバランもいい組み合わせですよね!大人サガ相手だとアルデバランが一方的に振り回されたり、迷惑を被ったりしそうですが!

そういえばもうすぐアルデバランの誕生日。団体行動や普通の親睦が苦手そうな黄金聖闘士も、アルデバランにはお祝いを言ってくれそうです。

今日は拍手に久しぶりに海神を書きましたが、海神の時は海神×双子なのに、ジュリアンになると双子×ジュリアンになるのがリバ好きにはたまりません…

拍手の話の方で、師匠&育ての親役ならアルデバランが一番向いていそうな内容で書いたのですが、実際には誰がなってもそれなりに弟子を育ててくれそうですよね。
デスマスクですらしっかり筋の通った師匠をこなしていますしね!(byギガマキ)
シャカが多少微妙なところではありますが、サガならシャカ語も理解して付いてきそうです。

作中でカミュ・デス・ムウ・童虎を師匠経験者として挙げてますが、シオンの名前がないのは、教皇と平行するのが面倒なのでシオンが逃げたからです。という事で…

シオンもサガの師匠役にはとても向いていそうな気がします。ムー大陸の末裔であるジャミール一族(byコスモスペシャル設定)の特殊能力ゆえ可能な修行などでも、サガならついてこれそうですし、なによりシオンの性格がサガの師匠向きなような(笑)

シオンが教皇職と同時にムウを育てていた事を思うと、教皇の仕事も激務ではなくて、それなりに余裕があったのではないかなあと想像する次第です。

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「生き返ったら、小さかったあのアイオリアが随分立派になっていて驚いたよ」

人馬宮でサガと酒を酌み交わしつつ、射手座のアイオロスは楽しそうに話し始めた。
「ああ、彼は私のせいで随分と苦労をして育ったが…真っ直ぐないい青年になった」
サガもすまなそうな顔を見せながら、それに相槌をうつ。
そんなサガの憂いを吹き飛ばすかのように、人馬宮の主は笑った。
「リアのやつ、昔は負けん気が強すぎるところもあったからな。少し苦労して自分を押さえ気味なくらいで丁度いいのさ」
「いや、アイオリアの負った苦労は少しなどというものではないぞ」
苦労の原因であるサガは流石にフォローを入れる。
それでもアイオロスは悠然と流した。
「気にしすぎるな。あいつは苦労が大きければ大きいほど、それを糧にして大きくなる奴だ。何せ、この俺の自慢の弟だからな」
片目をつむって茶目っ気たっぷりに言うアイオロスに、サガもようやく微笑んだ。
そして負けずに言い返す。

「私の弟も、なかなか立派になっていた。随分遠回りをしたが、ずっとお前に私の自慢の弟を紹介したかったのだ…私に似て罪科持ちだが…カノンも結構いい男だと思うのだ」
最後が遠慮がちになるところがサガらしい。

アイオロスは気がついた。ジェミニが双子であることを隠していた過去において、サガは弟の話をしたくてもする事が出来なかったということを。

あのころの自分がアイオリアの話をするときに、微笑みながらも黙って聞いていたサガを思い出して、アイオロスはサガの杯に酒を注いだ。
「君の弟さん…カノンと言ったっけ?彼の話をもっと聞きたいな」

サガは嬉しそうに顔を輝かせると、幼い頃のカノンの話を尽きることなく話し始めた。

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カノンが兄の部屋に入ったとき、ふと卓上を見ると写真が飾ってあった。
一体誰の写真を置いているのだという好奇心から手にとって確認してみると、それは幼少の自分とサガの二人が、双児宮を背後に並んで笑っているものだった。

自分は聖域ではその存在を秘めていたため、このような記録媒体に姿を残した覚えは無い。ましてサガと二人で写真を撮った覚えなどない。
「何だこれは?」
不思議に思っていると、サガがそれに気づいて恥ずかしそうに言い訳をした。
「それは私の作った写真…念写だ。お前の存在が明らかとなった今ならば問題ないだろうと思って、蘇生後に撮ってみたのだ」

思い出を形としても取って置きたくてというサガの言葉を聞き、カノンは内心照れたものの、表面上は素っ気無く写真立てを元の位置へ戻した。
そして、早速自分もその念写とやらを試してみようと自室へと戻ったのだった。

数日後、今度は黒サガがカノンの部屋を訪れた。
黒サガが居心地の良い寝場所を求めて勝手に弟の部屋に立ち入るのはいつもの事で、ノックをしても返事は待たない横暴さの事を、カノンは既に諦めていた。
今日も干したての弟の布団の上に転がった黒サガは、枕の下に違和感を覚えて手を差し込んだ。出てきたのは1冊のミニアルバム。
「ほう、枕の下にあるのはオカズとやらと相場が決まっているらしいが」
「てめえ、人のプライバシーを何だと思っているんだ!」
カノンが慌ててそれを取り上げようとするものの、黒サガは巧みに避けつつそのアルバムを開いた。
「………」
「………」
「…何故このような健全な写真ばかりなのだ。却って恥ずかしいのだが」
「ど、どうでも良いだろ」
「このような写真ならば、念写である必要はないのではないか?」
「サガには内緒にしたかったんだよ!普通に撮ったら絶対気づくからなアイツは」
サガの笑顔ばかりを念写したポラロイド写真集を、黒サガは遠い目で黙って伏せた。

<~オマケ~>
「そういえば、私の写真はないのか」
「えっ、お前の方がそういう事を気にするとは意外なんだが」
「サガではない私の写真など、必要ないということか」
「ひがむなよ。そうじゃなくて…その、言うと怒りそうだしなあ」
「怒らぬから言ってみるがいい」
「お前の方の笑顔って、馬鹿笑いか何かを企んでいそうな邪悪笑いしか想像できなくてさ。そういうのばっかり念写するのはちょっと」

怒らないと言ったのに、カノンは思いっきり黒サガに殴られた。

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