旅先で映画「どろろ」を観てまいりました。以下微妙ネタバレ注意!
自分の大切な誰かの為に、愛する人間が殺された憎しみを我慢することが出来るかというアレは、特攻天女の姫月の話に通じるものがありました。
この映画の主人公である百鬼丸の父と子の関係は、映画「CASSHERN」の父子関係よりは全然健全です。
強引に星矢で換骨すると、力を得るために108の魔星に自分の身体を与えてしまうサガ。魔の核は黒サガとなって体内に巣食っています。カノンは兄から奪われた肉を取り戻すために、冥闘士を倒していくのでした。一人倒すとサガに人間である部分が1つ戻ってきます…ってもう全然違う話だよ。
あと、誕生日前倒しでPS2冥王ハーデス十二宮編をプレゼントで貰いました!わーい!
旅先の友人宅で対戦して遊び、とりあえずカノン取得までの現状です。シオン様もラダもつよ…最初はノーマルモードで何とかやり遂げたいものです。
ロードが長いと聞いてたんですが、全然そんな事はありませんでした(闘神伝の時代のPSゲームとと比べちゃいかんかもですが)
サガが相変わらずブラコンのくせに弟を試したり、シオンが美人だったり、アイオリアが可愛かったり、シャカ一輝でありつつリアシャカっぽだったり、ラダカノラダにも美味しかったり、青銅もなかなかやるじゃんだったり、カニ魚がお互い何だか分かり合っていたり、萌え要素はてんこ盛りです。アニメ絵部分は止め絵ですが、ゲームの方がなかなか楽しいのでこれで私はオッケー!
そして、サガのポリゴン髪型に、何だか苦労のあとが忍ばれました…
今からちょいと免許更新に県外脱出がてら小旅行してきます。
そんなわけで数日間、更新はお休みです。レス返信などは帰宅後にさせて頂きます。花粉症の鼻水たらしながら岩盤浴にも映画にも買い物にも突撃だー!(>▽<)ノ
カニ妄想はまだ続いておりまして、よくある設定のカニがマフィアの息子だったら!みたいな内容でカニ&サガだったら萌えます。
カニが実家の屋敷(笑)にサガを連れて遊びに帰ってくると、場違いなサガにチンピラがわらわら寄ってくるわけですよ。穏やかで聖職者っぽくて、とてもカニの友人には見えないのに、マフィアに囲まれてもサガは全然畏れない。こりゃ天然なのかと三下連中は侮ってますが、流石にトップクラスの幹部は、サガの隙の無い身のこなしに「あれは何者だ?」とかカニに聞くんです。
でまたカニが説明が面倒で「オレの愛人」とかテキトーに説明するもんだから大変なことに。サガは世間知らずなので、うっかり敵対マフィアをコテンパンにしてしまったりして、更に一目置かれます。
でもって最後には、サガを迎えに来たカノンを見た下っ端が「愛人が増えた!」とか言うもんだから、カノンがカニに向かってニコニコ笑いながら「どういう事になってるわけよ?」とか黒オーラ飛ばすと。
シュラやアイオロスが迎えにきて、カニの屋敷で三角関係勃発でもいいなあ!マフィア大迷惑!
こんなヘボン妄想だらけのサイトへ足を運んでくださり、拍手を下さった皆様にも熱い御礼を申し上げます。
そ、その、もし22222のキリ番を踏まれた方がおられましたら、キリリクを受け付けます…(強制ではありません)
「このサガ、本当は正義の為に生きたかったのです…」
サガはアテナと黄金聖闘士達の前で胸を貫き、命を絶った。
その数日前。
偽教皇として聖域に君臨するサガの前へ、突然行方不明だった弟カノンが現れた。
『お前によって水牢に閉じ込められた』という弟の言葉に、覚えの無いサガは動揺する。
「それすらも記憶できていないのか」
カノンは苦笑した。
「聖域は兄さんをおかしくする。教皇の地位なんぞ捨てて、オレとこないか?」
けれども、その誘いをサガは断った。
「友を殺してまで手に入れた場所を、女神が戻るまでは守らなければならない」
本当は、弟と共に外の世界へ行きたかったけれど。
しかし、反逆者としてのサガが今さら聖域を捨てて、一人逃げることは許されない。
聖域を去っていくカノンは、ひっそりと呟いた。
「女神なんざ、いやしねえよ」
アイオロス追討の命令を下した時、サガの意識は黒い半身が奪っていたため、本来のサガはその時の事をよく覚えていない。
実際にアイオロスを殺したのはシュラであったし、射手座の主を慕っていたシュラに対して、その時の事を詳しく尋ねるのは、傷を抉るようで憚られた。
黒サガはアイオロスの連れ去った女神の行方が判らぬ事を歯がみしていたが、白サガの方はその事に安堵を覚えた。いつかきっと女神は戻ってくる。その時までは、何があろうとこの世界を守り抜こうと、固く誓いを立てていた。
「次期教皇はアイオロスとする」
てっきりサガが教皇となるとばかり思っていたアイオロスは、素で驚いた。女神の降臨されて間もない聖域を、自分がまとめていくだけの力があるだろうかとシオンの顔を見る。
シオンは双子座や従者たちを下がらせると、さらに奥の間へアイオロスを連れて行った。
強大な小宇宙で、何重にも部屋の周囲へと結界を敷く。
完全に外部と遮断されたのを確認してから、彼はアイオロスに命じた。
「教皇となるお前に、最後の勅命を下す。聖域を出て、この世界のどこかに降臨されている筈の女神を探し出し、お連れするように」
まだ若い射手座の主は首をひねる。
「女神ならば、神殿の奥におわすのでは…?」
シオンは仮面の下で、とても苦い顔をした。
「あれは、替え玉の赤子…聖戦が近くなった今、聖域は女神なしには持たぬ。敵には女神の存在をもって牽制とし、黄金聖闘士にすら真実を知らせることなく、士気を保たねばならない」
「しかし、目的を隠したまま、次期教皇となる私が長期にわたって聖域を離れるのは難しいかと。それに、小手先の誤魔化しでは黄金聖闘士の皆までを欺き続けるのは無理です」
アイオロスの反駁に、シオンは深い溜息をついた。
「…策はもう考えてある」
次期教皇選定の少し前、サガはシオンに呼び出されていた。
シオンはサガに頭を下げた。
「聖域の為に、犠牲になって欲しい」
サガは内容も聞かず、笑って即答した。
「この身が役に立つのであれば、いかようにも」
年老いた教皇は、サガに計画のあらましを話した。
「儂は、今からお前に幻朧魔皇拳をかける。お前は反逆者として生きることとなるだろう。女神とアイオロスに刃を向けたと思い込みながら、聖域をその能力の全霊をかけて保持することになろう。そして、いつの日か見出された女神によってお前は討たれ、戻ったアイオロスがお前の守った聖域を継ぐ。そのために、お前は大切なものを全て切り捨てねばならない」
それでもサガは笑っていた。
「お戻りになられた女神を、私の血などで汚すことはありますまい…その時が来れば、私は自分で命を絶ちます」
シオンは仮面をとると、目の前で跪いているサガの額へと、祝福のキスを落とした。
「侘びにもならぬが、お前には儂の命をやろう。先に冥府で待っている」
シオンの指先に小宇宙が集まっていく。
三人の命を懸けた詐欺舞台の幕が、切って落とされようとしていた。
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映画「メメント」や夢野久作「瓶詰地獄」のような、現時点から視点が過去へ遡っていき、ラストにオチが来る様な話は如何なものだろうとか考えてみましたが、自分でやると凄い陳腐に…(涙)捏造にもほどがある!という、あらすじ妄想。
今日もぱちりと拍手を下さった皆様に大感謝です(>▽<)ノ
本日の日付が変わった頃から、忍者サーバーが緊急メンテナンスにより暫く閲覧できなかった模様です。大変失礼いたしました。
しかし、緊急だのメンテナンスといった単語も、星矢世界と繋げるといきなり萌え単語になるのが不思議ですね。聖衣メンテナンスとか、冥闘士襲来による緊急結界発動とか。
で、世界的危険レベルがレッドゾーンを振り切ると、女神の名の下に黄金聖闘士出動なわけです。
そんな聖域で、女神によらずに世界を革命する力を欲したのがサガですよ。今日も強引な前振り失礼。
少女革命のウテナが、受身であることを止めて、自らが王子様たろうと決意したように、サガは自らが神になり、世界を変えようとしたわけですね。
すみません、流石にウテナ=サガ論は飛ばしすぎだと気づいてます OTZ
13年前のカノンは、自称によれば悪の心しか持たない人ですが、本当にそうであるパターンも良いなあと思ったりもします。
素行不良で、自分の欲の為に悪行三昧、人を殺すのも平気、善人の兄を引っ掻き回しては魅了して悦に入るような。
そんなカノンが心を入れ替えて改心するからこそ、海界編のラストや冥界編での活躍が輝くのではないかと。…自称悪人のヘタレでブラコンで可愛いカノンも捨てがたいんですが(ぼそ)
いや、二者択一にする必要はないっすよね!(・▽・)
人の心は二元論では語れまい!