星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
星矢、誕生日おめでとーう(>▽<)
彼は皆にお祝いされてそうですよね。モテ王という意味だけでなく、皆に愛されてる少年だと思います。拙宅サガもかなり親衛隊状態ですとも!アイオロスが苦笑しながら一緒に見守ってるよ!
聖闘士たちとは別に、お姉さんの星華さんにもお祝いをさせてあげて欲しいですね。お姉さんはロドリオ村もしくは聖域近辺にいるはずなので、星矢がギリシアにいれば会えるはず。アットホームなほのぼのです。
もう一人、美穂ちゃんにも星矢の顔くらい見せてあげたいのですが、彼女は日本なんですよね…住む世界が異なるというのは残酷だなあと思います。たまには顔を見せてあげて星矢(>ω<)
ND内では誕生日も黄泉比良坂を歩いてる星矢ですが、瞬のところへシャカが涅槃から降りてきたように、星矢の周囲にもサガが心配そうに何度も様子を見に来ていたら可愛いのに。後ろでアイオロスが「大丈夫だよサガ、女神や青銅の子たちを信じて待とうではないか」って微苦笑。サガが「女神のことは信じているが、何も出来ぬ自分が歯がゆいのだ」ってじりじりしてますね。
アイオロスとサガが結婚して星矢が子供になって弟のカノン・リアも同居っていうのが、サガにとってドリームファミリーになると思うんですが、星矢とサガが結婚して14歳ロスが子供の位置に来る…ってなったら、何かひと波乱ありそうでドキドキしませんか。ご近所さんのシュラ(ロスのこともサガのこともリアのことも紫龍のことも天然に大好き)が加わるとさらにカオスに。同じくご近所さんの蟹と魚が全力でフォローしにきます。←カノンだけだとフォローしきれないものがある家庭。
そして今週のΩ!
とうとう一級パラサイト・アイガイオンのお出ましです。彼の聖剣は七支刀ならぬ四支刀で、重力を支配するモヨウ。手も足もでない主人公たちを尻目に、瞬がサンダーウェーブで攻撃!しかし、黄金聖闘士三体分の力を持つアイガイオンの刻衣には傷を付けることが出来ません。
この、黄金聖闘士三体分って、比喩だと思ってたら、ホントに三体分のモチーフがとられているんですよ。山羊座(腰部分)と蠍座(背中部分)と天秤座(両肩盾?)。どういう組み合わせなんだろう。エレメンツ分けでもないですし。でもなんかシュラとミロと童虎の組み合わせだって思うと新鮮じゃないですか?一瞬アイガイオンを守ってる三人の図が脳裏に浮かびました。アイガイオンも「括目せよ!」って言ってた!双子座はどの星座とくっつくのかな!(>▽<)
そして瞬様は相変わらず物腰の低い上から目線です。出来ることなら戦いたくないと言いつつ、「光牙たちを傷つけることは許さないよ」って…アイガイオンほどの実力者の前でも、この自信というか、何だろう、自信家とかいうのとは違うんですよね。さすが瞬様というしかない(>ω<)
あ、ちなみにアイガイオンは自分の聖剣「重爆雷斬刃」に傷を付けた一輝の弟として、瞬のこともご存知でした。光牙たちをかばいながら戦ったために全力を出し切れず、アイガイオンの重爆雷斬刃の雷のまえに倒れる瞬。下半身の時間もそのときに止められたため、意識はあるものの倒れ伏したまま動くことが出来ません。
光牙たちを庇ったために倒れたのだ、それは甘さだと笑うアイガイオンを見て光牙たちが怒りましたよ!怒っても実力差は埋められずやられましたけど、光牙だけは立ち上がり『人間なめんな!』とペガサス彗星拳でもってアイガイオンの聖剣の牙の一つに傷をつけるのでした。一輝のつけた傷もあるので、四刃のうち二刃が傷物に。そのおかげか瞬の時も戻り動けるようになりましたが、アイガイオンに押されている状況は変わらず、皆まとめて倒されてしまうのか…ってところで一輝様が例のフェニックスの羽を飛ばしてきました!来てくれたんだね兄さん!いつも思うんですが、あの羽、毎回背中の飾りをブチって切って飛ばしてるのかな。
城の奥でパラスちゃんが「アイガイオンが出てくれたのね!これでやっと聖闘士たちを全滅できるわ」って無邪気に喜んでる脇で、タイタンが何かをもくろんでる模様。「あのお方も近づいてる、急がねば」…四天王の目的ってホントどういう内容なんでしょうね?(・ω・)アテナから力を奪ったパラスの力をさらに奪ってクロノスへ渡すとかでしょうか。でも今のところクロノス(昴)の性格上そういうことしなさそうだしなあ。
来週は女神と貴鬼たち黄金聖闘士たちのルートもちょっと出てきそうです。これまた楽しみですよ!
今日もぱちぱちありがとうございます!出勤前の潤いです(>▽<)
彼は皆にお祝いされてそうですよね。モテ王という意味だけでなく、皆に愛されてる少年だと思います。拙宅サガもかなり親衛隊状態ですとも!アイオロスが苦笑しながら一緒に見守ってるよ!
聖闘士たちとは別に、お姉さんの星華さんにもお祝いをさせてあげて欲しいですね。お姉さんはロドリオ村もしくは聖域近辺にいるはずなので、星矢がギリシアにいれば会えるはず。アットホームなほのぼのです。
もう一人、美穂ちゃんにも星矢の顔くらい見せてあげたいのですが、彼女は日本なんですよね…住む世界が異なるというのは残酷だなあと思います。たまには顔を見せてあげて星矢(>ω<)
ND内では誕生日も黄泉比良坂を歩いてる星矢ですが、瞬のところへシャカが涅槃から降りてきたように、星矢の周囲にもサガが心配そうに何度も様子を見に来ていたら可愛いのに。後ろでアイオロスが「大丈夫だよサガ、女神や青銅の子たちを信じて待とうではないか」って微苦笑。サガが「女神のことは信じているが、何も出来ぬ自分が歯がゆいのだ」ってじりじりしてますね。
アイオロスとサガが結婚して星矢が子供になって弟のカノン・リアも同居っていうのが、サガにとってドリームファミリーになると思うんですが、星矢とサガが結婚して14歳ロスが子供の位置に来る…ってなったら、何かひと波乱ありそうでドキドキしませんか。ご近所さんのシュラ(ロスのこともサガのこともリアのことも紫龍のことも天然に大好き)が加わるとさらにカオスに。同じくご近所さんの蟹と魚が全力でフォローしにきます。←カノンだけだとフォローしきれないものがある家庭。
そして今週のΩ!
とうとう一級パラサイト・アイガイオンのお出ましです。彼の聖剣は七支刀ならぬ四支刀で、重力を支配するモヨウ。手も足もでない主人公たちを尻目に、瞬がサンダーウェーブで攻撃!しかし、黄金聖闘士三体分の力を持つアイガイオンの刻衣には傷を付けることが出来ません。
この、黄金聖闘士三体分って、比喩だと思ってたら、ホントに三体分のモチーフがとられているんですよ。山羊座(腰部分)と蠍座(背中部分)と天秤座(両肩盾?)。どういう組み合わせなんだろう。エレメンツ分けでもないですし。でもなんかシュラとミロと童虎の組み合わせだって思うと新鮮じゃないですか?一瞬アイガイオンを守ってる三人の図が脳裏に浮かびました。アイガイオンも「括目せよ!」って言ってた!双子座はどの星座とくっつくのかな!(>▽<)
そして瞬様は相変わらず物腰の低い上から目線です。出来ることなら戦いたくないと言いつつ、「光牙たちを傷つけることは許さないよ」って…アイガイオンほどの実力者の前でも、この自信というか、何だろう、自信家とかいうのとは違うんですよね。さすが瞬様というしかない(>ω<)
あ、ちなみにアイガイオンは自分の聖剣「重爆雷斬刃」に傷を付けた一輝の弟として、瞬のこともご存知でした。光牙たちをかばいながら戦ったために全力を出し切れず、アイガイオンの重爆雷斬刃の雷のまえに倒れる瞬。下半身の時間もそのときに止められたため、意識はあるものの倒れ伏したまま動くことが出来ません。
光牙たちを庇ったために倒れたのだ、それは甘さだと笑うアイガイオンを見て光牙たちが怒りましたよ!怒っても実力差は埋められずやられましたけど、光牙だけは立ち上がり『人間なめんな!』とペガサス彗星拳でもってアイガイオンの聖剣の牙の一つに傷をつけるのでした。一輝のつけた傷もあるので、四刃のうち二刃が傷物に。そのおかげか瞬の時も戻り動けるようになりましたが、アイガイオンに押されている状況は変わらず、皆まとめて倒されてしまうのか…ってところで一輝様が例のフェニックスの羽を飛ばしてきました!来てくれたんだね兄さん!いつも思うんですが、あの羽、毎回背中の飾りをブチって切って飛ばしてるのかな。
城の奥でパラスちゃんが「アイガイオンが出てくれたのね!これでやっと聖闘士たちを全滅できるわ」って無邪気に喜んでる脇で、タイタンが何かをもくろんでる模様。「あのお方も近づいてる、急がねば」…四天王の目的ってホントどういう内容なんでしょうね?(・ω・)アテナから力を奪ったパラスの力をさらに奪ってクロノスへ渡すとかでしょうか。でも今のところクロノス(昴)の性格上そういうことしなさそうだしなあ。
来週は女神と貴鬼たち黄金聖闘士たちのルートもちょっと出てきそうです。これまた楽しみですよ!
今日もぱちぱちありがとうございます!出勤前の潤いです(>▽<)
アイオロス誕生日おめでとう!(>▽<)
これだけは出勤前に言っておきたかった!
蘇生後ロスとサガのお話は今日間に合わなくても書きたいな。職場のホテルも誕生日の前後三日間宿泊ならお祝い無料サービスしてるから、三日内ならセフセフ。多分。
今日がアイオロスの誕生日で、明日が星矢の誕生日で、当人たちよりサガが幸せになってる二日間ですよね。祝いの日だからこそ自分は双児宮のなかで蟄居していようと思っちゃうサガも、堂々とおめでとうを伝えるサガも、どっちのパターンも大好きです。
あとあと、黄金のパターンとしてプレゼントに何が欲しいか聞かれたアイオロスが、サガに「君をくれないか?」って尋ねるのいいですよね!
サガが真っ赤になって「そ、それはどういう意味だ」って珍しくあわあわすると、アイオロスが「教皇として皆の命を貰いうけたい。実は白羊宮から順番に同じこと言ってるから、ここで三番目だな」って。
アイオロスがなんか十二宮めぐりしているなと思ったらそういうことか…ってサガ納得。でもちょっと期待した自分に気づいて、でも何に期待したのかは自覚がないので、わたしは何にがっかりしたのだ?と不思議な気持ちになってますよ。
で「すまぬが、わたしの命はアテナのものゆえ、教皇の指図には必ず従うが、プレゼントというわけにはいかない」って答えるんですね。そういうとアイオロスは「実はムウとアルデバランにも同じこと言って断られた」って笑うんです。
黄金聖闘士によるアイオロス品評のようでいて、アイオロスのほうが今の皆を知るために試してるような、そんな問答。でもアイオロスも狙ってやってるわけではなくて無自覚なところが教皇の器という。
「次期教皇にはやれぬが、射手座のアイオロスにであれば、渡す義務がわたしにはある」みたいに答えるサガもありそうな予感。13年前の贖罪関係ですね!
普通に「デートしてくれないか」とロスがサガに言う直球でも美味しいです。
サガは「男とデートしたことなどない」って目をぱちくり。
アイオロスは「俺もないよ」って笑ってます。
なにげに断れない日に勝負するロスだよ!
ううもう出勤せねば。今日もぱちぱちありがとうございます!毎日エネルギーと萌えを分けて頂いております!
これだけは出勤前に言っておきたかった!
蘇生後ロスとサガのお話は今日間に合わなくても書きたいな。職場のホテルも誕生日の前後三日間宿泊ならお祝い無料サービスしてるから、三日内ならセフセフ。多分。
今日がアイオロスの誕生日で、明日が星矢の誕生日で、当人たちよりサガが幸せになってる二日間ですよね。祝いの日だからこそ自分は双児宮のなかで蟄居していようと思っちゃうサガも、堂々とおめでとうを伝えるサガも、どっちのパターンも大好きです。
あとあと、黄金のパターンとしてプレゼントに何が欲しいか聞かれたアイオロスが、サガに「君をくれないか?」って尋ねるのいいですよね!
サガが真っ赤になって「そ、それはどういう意味だ」って珍しくあわあわすると、アイオロスが「教皇として皆の命を貰いうけたい。実は白羊宮から順番に同じこと言ってるから、ここで三番目だな」って。
アイオロスがなんか十二宮めぐりしているなと思ったらそういうことか…ってサガ納得。でもちょっと期待した自分に気づいて、でも何に期待したのかは自覚がないので、わたしは何にがっかりしたのだ?と不思議な気持ちになってますよ。
で「すまぬが、わたしの命はアテナのものゆえ、教皇の指図には必ず従うが、プレゼントというわけにはいかない」って答えるんですね。そういうとアイオロスは「実はムウとアルデバランにも同じこと言って断られた」って笑うんです。
黄金聖闘士によるアイオロス品評のようでいて、アイオロスのほうが今の皆を知るために試してるような、そんな問答。でもアイオロスも狙ってやってるわけではなくて無自覚なところが教皇の器という。
「次期教皇にはやれぬが、射手座のアイオロスにであれば、渡す義務がわたしにはある」みたいに答えるサガもありそうな予感。13年前の贖罪関係ですね!
普通に「デートしてくれないか」とロスがサガに言う直球でも美味しいです。
サガは「男とデートしたことなどない」って目をぱちくり。
アイオロスは「俺もないよ」って笑ってます。
なにげに断れない日に勝負するロスだよ!
ううもう出勤せねば。今日もぱちぱちありがとうございます!毎日エネルギーと萌えを分けて頂いております!
新人が二人入ってきたー\(^▽^)/…って思ったら1日で一人辞めちゃいました。もう一人も実は辞めるといって来なかったんですが、新しく借りたアパート代払えないとかで戻ってきました…大丈夫なのかこれ(´・ω・`)
そんなわけでロス誕の日も残業決定うわーん。
でもロスサガ妄想する!
復活後は教皇候補として、また13年間のブランクを埋めるため、覚えることがいっぱいで誕生日も休む暇のない14歳アイオロスを、サガが優しくサポートする図って美味しいですよね!
でも、優しいけどなんか昔より他人行儀だな?って思ったロスが、親密度アップのためにいろいろ図るんですよ。その工夫を仕事に活かせばよいのにと大人の統合サガは思ってますけど、白サガのときは素直に感動してます。
ロスサガの任務デート話も書きたいよー(>△<)最近書く書く詐欺になってるし書く時間欲しいよー!6億円当たったら自宅警備員になって思う存分腐生活するダメ人間になるのに!
夢のためにはまず宝くじを買わないと(`・ω・´)
ってもう出勤時間あわあわ。今日もぱちぱちありがとうございます!毎日の糧です!
そんなわけでロス誕の日も残業決定うわーん。
でもロスサガ妄想する!
復活後は教皇候補として、また13年間のブランクを埋めるため、覚えることがいっぱいで誕生日も休む暇のない14歳アイオロスを、サガが優しくサポートする図って美味しいですよね!
でも、優しいけどなんか昔より他人行儀だな?って思ったロスが、親密度アップのためにいろいろ図るんですよ。その工夫を仕事に活かせばよいのにと大人の統合サガは思ってますけど、白サガのときは素直に感動してます。
ロスサガの任務デート話も書きたいよー(>△<)最近書く書く詐欺になってるし書く時間欲しいよー!6億円当たったら自宅警備員になって思う存分腐生活するダメ人間になるのに!
夢のためにはまず宝くじを買わないと(`・ω・´)
ってもう出勤時間あわあわ。今日もぱちぱちありがとうございます!毎日の糧です!
昨日はいい風呂の日だったから…
===============================
ぼんやりとした意識が固まり始め、己が人間であったことを思い出すころには、周囲の様子もだんだんに判ってきた。
薄暗い虚無がどこまでも続いている。その虚無のなかで、サガはぽつんと上体を起こして座っているのであった。身体を見下ろすと、死出の装いである。死んだときに纏わされたのであろう。
亡者としてただ苦痛を受けるだけの存在であったときと異なり、今のサガには自我がある。それゆえに、何故自分が目覚めさせられたのかは、理解していた。
「さっさと起きろ」
忌々しそうに命じる声がして、振り向くとそこには黒光りする闘衣を纏った男がいた。冥衣だ。闘気の鋭さと身のこなしからして、上位の冥闘士と思われる。随分と大きな羽を背負っている。
慎重にサガが立ち上がると、その男はついて来いと踵を返した。
「どこへ?」
端的に問うと、込められた疑念をすべて汲み取ったようで、蔑みを隠さぬ応えがあった。
「貴様らは冥界軍の先兵として蘇生を許された。ハーデス様は心優しいお方ゆえ、走狗であれ冥衣を賜るとの仰せだ。その前に、まずは身を清めさせよとの命が下されている」
不服ながら従っているという空気がありありと伝わってくる。聖闘士ごときがと視線が語っている。正規の冥闘士ではなく、聖域の人間を使役することが気に食わないのだ。そして信用もしていないのだ。
疑惑の視線を、サガは素知らぬ顔で無視した。
空間を飛んで案内された先には、泉があった。四方を荒れた岩壁で囲まれた小さな泉であったが、底からこんこんと水の湧き出でる様子が潤いを感じさせた。教皇宮の沐浴施設には遠く及ばなくとも、水に浸かることが出来るということだけで正直ありがたい。死衣装は煤ぼけて土にまみれていてる。
サガはするりと衣を脱ぎ捨て、泉へ足を浸けた。空っぽの肉体へ、しっとりと水気が滲みこんでいくようだ。ああ、とサガは思わず声を漏らす。”感覚を得る”ということ自体、死後にはなかったことだ。
監視の冥闘士のことなど気にせず、手足を禊ぎ、身体を清める。水を被り、埃まみれ髪を梳いて洗い流す。身体中が満たされたと感じたころ、気づくと冥衣が己を覆っていたのであった。
「お前は、ここを使わぬのか?」
冥闘士へ声をかけたのは、親切心からではあったが、返ってきたのは冷たい無言の視線だ。肩をすくめるも、サガとて返事を期待したわけではない。監視役の男が敵の前で裸になるわけがないのだった。
いまや同じ黒輝の冥衣を纏ったサガは、気持ちよさそうに髪を払った。
気持ち悪い。ラダマンティスは思った。
聖域へ攻め込むのに、聖闘士の亡者を使うということ自体がどうなのだ。
パンドラの命のままに亡者を血の池へ連れていくと、亡者は嬉しそうに自らその穢れへと浸かり、身体を浸している。
仮にも地獄であるので、罪人には苦痛を生むはずの血溜まりなのだが、効かぬということであればこの亡者が罪を持っていないのか、罪の自覚がないのか、もしくはハーデス様によって感覚を変えられているのか、いずれにせよまともではない。
地獄というのは精神世界だ。亡者の見る世界は、生者である自分の見えている世界とは異なるのかもしれない。しかし理解する気にもならない。
亡者のぬけるような白い肌が、血の池へ浸かるごとに赤みを増していく。まるで罪と穢れで出来た血を吸収して命を吹き込んでいるかのようだ。血でありながら乾いてこびりつくことなく、水のようにサガのなかへと滲みこんでいく。不思議なことに、濡れた髪も艶々と輝きを増しているようだ。
しかし、その美しさが気持ち悪い。これはあくまで亡者の美だ。
心の中でラダマンティスが悪態をつくと、いつの間にか冥衣姿となったサガが、こちらを見ている。
「お前は、ここを使わぬのか?」
声までも色を増している。亡者の声は、生者に毒しかもたらさないというのに。
(汚らわしい、死人が)
そう思いつつ、否定しきれない何かが彼の心に忍び込む。
その何かは、死を魅力的であるかのように思わせる汚濁だ。いや、冥界の王を主と仰ぐ冥闘士にとって、死を美しいと思うことは正しいのだろうか。
ラダマンティスはギリ…と唇を噛んで視線を逸らした。
己へ命の輝きを教える者が、目の前の男の弟であることなど、彼はまだ知る由もなかった。
===============================
あっ、でも蘇生したサガが入る血の池地獄は別府あたりので!
アイアコスあたりと温泉旅行してほしいココロ!
何でアイアコスなのかというと、私の趣味でしかない!(>ω<)
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ぼんやりとした意識が固まり始め、己が人間であったことを思い出すころには、周囲の様子もだんだんに判ってきた。
薄暗い虚無がどこまでも続いている。その虚無のなかで、サガはぽつんと上体を起こして座っているのであった。身体を見下ろすと、死出の装いである。死んだときに纏わされたのであろう。
亡者としてただ苦痛を受けるだけの存在であったときと異なり、今のサガには自我がある。それゆえに、何故自分が目覚めさせられたのかは、理解していた。
「さっさと起きろ」
忌々しそうに命じる声がして、振り向くとそこには黒光りする闘衣を纏った男がいた。冥衣だ。闘気の鋭さと身のこなしからして、上位の冥闘士と思われる。随分と大きな羽を背負っている。
慎重にサガが立ち上がると、その男はついて来いと踵を返した。
「どこへ?」
端的に問うと、込められた疑念をすべて汲み取ったようで、蔑みを隠さぬ応えがあった。
「貴様らは冥界軍の先兵として蘇生を許された。ハーデス様は心優しいお方ゆえ、走狗であれ冥衣を賜るとの仰せだ。その前に、まずは身を清めさせよとの命が下されている」
不服ながら従っているという空気がありありと伝わってくる。聖闘士ごときがと視線が語っている。正規の冥闘士ではなく、聖域の人間を使役することが気に食わないのだ。そして信用もしていないのだ。
疑惑の視線を、サガは素知らぬ顔で無視した。
空間を飛んで案内された先には、泉があった。四方を荒れた岩壁で囲まれた小さな泉であったが、底からこんこんと水の湧き出でる様子が潤いを感じさせた。教皇宮の沐浴施設には遠く及ばなくとも、水に浸かることが出来るということだけで正直ありがたい。死衣装は煤ぼけて土にまみれていてる。
サガはするりと衣を脱ぎ捨て、泉へ足を浸けた。空っぽの肉体へ、しっとりと水気が滲みこんでいくようだ。ああ、とサガは思わず声を漏らす。”感覚を得る”ということ自体、死後にはなかったことだ。
監視の冥闘士のことなど気にせず、手足を禊ぎ、身体を清める。水を被り、埃まみれ髪を梳いて洗い流す。身体中が満たされたと感じたころ、気づくと冥衣が己を覆っていたのであった。
「お前は、ここを使わぬのか?」
冥闘士へ声をかけたのは、親切心からではあったが、返ってきたのは冷たい無言の視線だ。肩をすくめるも、サガとて返事を期待したわけではない。監視役の男が敵の前で裸になるわけがないのだった。
いまや同じ黒輝の冥衣を纏ったサガは、気持ちよさそうに髪を払った。
気持ち悪い。ラダマンティスは思った。
聖域へ攻め込むのに、聖闘士の亡者を使うということ自体がどうなのだ。
パンドラの命のままに亡者を血の池へ連れていくと、亡者は嬉しそうに自らその穢れへと浸かり、身体を浸している。
仮にも地獄であるので、罪人には苦痛を生むはずの血溜まりなのだが、効かぬということであればこの亡者が罪を持っていないのか、罪の自覚がないのか、もしくはハーデス様によって感覚を変えられているのか、いずれにせよまともではない。
地獄というのは精神世界だ。亡者の見る世界は、生者である自分の見えている世界とは異なるのかもしれない。しかし理解する気にもならない。
亡者のぬけるような白い肌が、血の池へ浸かるごとに赤みを増していく。まるで罪と穢れで出来た血を吸収して命を吹き込んでいるかのようだ。血でありながら乾いてこびりつくことなく、水のようにサガのなかへと滲みこんでいく。不思議なことに、濡れた髪も艶々と輝きを増しているようだ。
しかし、その美しさが気持ち悪い。これはあくまで亡者の美だ。
心の中でラダマンティスが悪態をつくと、いつの間にか冥衣姿となったサガが、こちらを見ている。
「お前は、ここを使わぬのか?」
声までも色を増している。亡者の声は、生者に毒しかもたらさないというのに。
(汚らわしい、死人が)
そう思いつつ、否定しきれない何かが彼の心に忍び込む。
その何かは、死を魅力的であるかのように思わせる汚濁だ。いや、冥界の王を主と仰ぐ冥闘士にとって、死を美しいと思うことは正しいのだろうか。
ラダマンティスはギリ…と唇を噛んで視線を逸らした。
己へ命の輝きを教える者が、目の前の男の弟であることなど、彼はまだ知る由もなかった。
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あっ、でも蘇生したサガが入る血の池地獄は別府あたりので!
アイアコスあたりと温泉旅行してほしいココロ!
何でアイアコスなのかというと、私の趣味でしかない!(>ω<)
素敵なよそ様サイトで11/24をいい妊娠の日とおっしゃっておられて、流石だと思いました。
サガの子供はきっと誰が相手でも可愛いに違いない。サガが優しく厳しく育てるよ!黒サガも何気に教育に首突っ込んでくるよ!そんでもって「世間の裏側を教えるのは、もっと育ってからでいい」派の白サガと教育方針で対立するんですね。夢膨らみますね。
11/25もいい双子の日以外に何かないかなーって考えていたら、「いい2号さんの日はどうですか」って脳内でムウ様が超どうでも良さそうに言ってる図が浮かんだので、それで行こうと思いました。
ラダの嫁がカノンだとしたら、「嫁のスペアだ」と無理やり2号としてくっついてくるのがサガですね。いやこれ全然いい2号じゃないだろ。2号なのに嫁のほうと仲良いサガ。というかコレ2号じゃなくて小姑ですよね?この話も続き書かなきゃ…
サガが2号さんの位置で大満足してる図となると、やっぱり女神v星矢カップルの2号さんになってる関係かな!どっちにとっても公認の2号さんとかね!2号さんというか忠犬ペット位置というかげほごほ。サガがアテナのことも星矢のことも大好きすぎて、ちょっと何でもありになってる状態。
あ!2号をお妾さんという意味合いにせず、そのまんまスペアとか2番目的な意味でとらえると、11/25はカノンやデフテロスの日と言ってもいいわけですね!さらに意味を重ねてお妾さんのカノンとか2号のデフテロスとかなら一挙両得になるわけですね!
カノンが妾って、そうすると相手はポセイドンでしょうか。2号のデフテロスって、ちょっと視覚的にワイルドすぎないか(・ω・)何でかそこはアスプロスのほうが似合いそうです。激しく野望持ってそうな2号さんですけど。正妻を殺して自分がその位置に収まり家庭を支配してやるのだウワーハハハ!みたいな。相手誰だ。
…ってここまでのんびり昨日を振り返って書いてましたが、考えてみたら今日はいい風呂の日じゃないですか!過去を振り返ってる場合じゃない!サガを存分に風呂漬けにせねば!(>ω<)
サガの子供はきっと誰が相手でも可愛いに違いない。サガが優しく厳しく育てるよ!黒サガも何気に教育に首突っ込んでくるよ!そんでもって「世間の裏側を教えるのは、もっと育ってからでいい」派の白サガと教育方針で対立するんですね。夢膨らみますね。
11/25もいい双子の日以外に何かないかなーって考えていたら、「いい2号さんの日はどうですか」って脳内でムウ様が超どうでも良さそうに言ってる図が浮かんだので、それで行こうと思いました。
ラダの嫁がカノンだとしたら、「嫁のスペアだ」と無理やり2号としてくっついてくるのがサガですね。いやこれ全然いい2号じゃないだろ。2号なのに嫁のほうと仲良いサガ。というかコレ2号じゃなくて小姑ですよね?この話も続き書かなきゃ…
サガが2号さんの位置で大満足してる図となると、やっぱり女神v星矢カップルの2号さんになってる関係かな!どっちにとっても公認の2号さんとかね!2号さんというか忠犬ペット位置というかげほごほ。サガがアテナのことも星矢のことも大好きすぎて、ちょっと何でもありになってる状態。
あ!2号をお妾さんという意味合いにせず、そのまんまスペアとか2番目的な意味でとらえると、11/25はカノンやデフテロスの日と言ってもいいわけですね!さらに意味を重ねてお妾さんのカノンとか2号のデフテロスとかなら一挙両得になるわけですね!
カノンが妾って、そうすると相手はポセイドンでしょうか。2号のデフテロスって、ちょっと視覚的にワイルドすぎないか(・ω・)何でかそこはアスプロスのほうが似合いそうです。激しく野望持ってそうな2号さんですけど。正妻を殺して自分がその位置に収まり家庭を支配してやるのだウワーハハハ!みたいな。相手誰だ。
…ってここまでのんびり昨日を振り返って書いてましたが、考えてみたら今日はいい風呂の日じゃないですか!過去を振り返ってる場合じゃない!サガを存分に風呂漬けにせねば!(>ω<)