星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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stalactiteさまから新バナーを頂いたのでさっそく各所使用です。LINK頁以外はランダムで全バージョン見れるようにいたしました(^^)

そして返信不要のZ(仮称)様。ツンデレ講座に感謝いたします!土下座して拍手レスを拝読いたしました(><)
Z様のご示唆で、私には全くツンデレ教養がない事が判明。戦国武将各人も炎のミラージュが真っ先に脳裏に浮かぶ有様です(涙)烈海王は私は判りませんでしたが、弟にレクチャーを受けました。弟は「バキだろ?烈海王先生はツンデレの王者だよ」と頷いています。昨年度のVIPツンデレ投票でも1位だったんだそうですね。まずはそのあたりから学ぼうと思います!検索で。

以下唐突に新年駄文。ブログの「続きを読む」機能を今日始めて理解。

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「あけましておめでとうサガ。そんなわけで私にお年玉をくれないか」
新年早々双児宮へやってきたアイオロスの挨拶に、黒サガの光速拳がとびました。アイオロスもそれは予測していたのか難なくかわし、平然とリビングへ足を踏み入れてきます。
横で見ていたカノンは、二人の周囲から花瓶その他壊れ物をさりげなく片付け始めました。

「年明け早々金銭要求とは、良い度胸だサジタリアス」
「年明け早々褒められると照れるなあ。『お年玉』の意味を知っているなんて、サガは東アジアの風習に詳しいね。俺は女神に聞いたんだけど」
「あの小娘の入れ知恵か…貴様に与える物品などない。獅子宮の弟から貰えばよかろう」
「それが、お年玉は目上から目下に贈るんだって。なあなあサガ、俺に渡せば目上気分が味わえるぞ?」
「…貴様は私に喧嘩を売っているのか」

カノンは黒サガの神経の太さに常々感心していましたが、その黒サガにお年玉を要求するアイオロスの神経も並ではないと更に感心しきりです。ぶっちゃけ呆れているのですが。
正直関わりたくはなかったけれど、新年最初の1日を住居破壊で開始したくないので、カノンは仕方がなく仲裁に入りました。
「おいアイオロス、何で急にお年玉なんだ?金が欲しければシオンにでも請求すればいいだろう」
「いや、サガから貢いで欲しいんだ」
「目上から目下になら貢ぐとは言わないぞ…。だからどうしてサガなんだ」
「だって、お年玉の『たま』というのは元来は魂の事なのだろう?サガの魂を分けてもらえるのなら、私は1ユーロ分でも大事にする」

何だか風習の内容を色々勘違いしているようでしたが、アイオロスなりにサガと仲良くなりたい気持ちゆえの行動らしいのです。カノンは肩をすくめて黒サガを振り返りました。
「払ってやれば?何かお年玉を渡すまで居つきそうだし、ごねるのも大人気ないぞ」
諭された黒サガは苦虫を噛み潰したような顔をしていましたが、しぶしぶ返答します。
「しかし、現金など私は持っておらん」
「じゃあ、別のタマを握らせれば?下半身の…」
カノンが言い終わる前に黒サガは弟をしばき倒すとその懐から財布を奪い、財布丸ごとアイオロスに渡しました。弟にだけは多少甘い黒サガもシモネタは許しません。
「サガ…これってサガからのお年玉っていうのかな…」
アイオロスは微妙に不満そうですが、黒サガは
「三人が少しずつ不満な三方一両損だ、我慢しろ」
とニッコリ微笑みました。カノンは殴られた頭を抑え
(サガは何一つ損してないだろ!)
と心の中で突っ込んでいましたが、もちろん命が惜しいので口には出せませんでした。

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14歳アイオロスが皆からお年玉貰ったら可愛いなというほのぼの妄想だったのに、オチが思いつかなかったばかりにシモネタに。カノンにはタマを握らせてあげそうなサガですが(こそ)
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