星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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わあ、昨日も通販本が何冊か届いたうえ、アスデフSSまでいただいたとなっては、秋の夜長が煩悩タイムになるのは致し方ないことですよね(>▽<)
さっそくアップ作業をさせて頂きました!

それはさておき流行の星話題
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十二宮の公道を、上に向かって歩いていたアイオロスは、双児宮の前で足を止めた。宮外にサガがいたのだ。法衣姿のサガは、道縁から夜空を一心に見上げている。
「こんばんは、サガ。占星かい?」
声をかけると、守護宮への接近者のことはとうに気づいていたのだろう、サガは驚きもせず会釈を返してきた。
「占うつもりはないのだが、ついそうしてしまいそうになるな…今はベテルギウスを見ていた」
「ああ、最近話題だよね」
ベテルギウスは冬の大三角形をつくる変光星だ。数年のうちに超新星爆発を起こすであろうといわれ、その時には夜が薄れるほどの明るさをもたらすだろうと言われている。
「ベテルギウスの語源を、アラビア語のBayt al-Jawzā'(双児宮)とする説もあるんだって。まさに星を砕く爆発を見せてくれるわけだね」
アイオロスが笑いかけると、つられたようにサガも微笑んだ。
「640光年彼方のあの星は、目には見えるけれども、それは過去の光で、もう存在していないかもしれないのだ…たしかに我々のようだと思う」
最後の方は静かな声だった。死者でありながら、聖戦後に蘇生された自身を揶揄しているのだろう。
アイオロスは近づいてサガの頭をくしゃりと撫でた。
「暗いなあ。俺なんて、爆発時の明るい期間は、光を嫌うハーデスが地上に出てこないだろうから、いろいろ防犯上楽だなって楽しみにしているのに」
「お前は楽観的過ぎだ。巨犬座の守護星座の変動による白銀聖闘士への影響も考えねばならんし、爆発光は太陽神や月神の領分を侵すものゆえ、それによる各種結界のパワーバランスも考慮しなければならん。今から準備しておかねば間に合わんぞ、それに…」
「あれ、なんか意外と元気?」
撫でた手の下で、アイオロスを見つめる瞳には自嘲の色よりも濃く、強い意志が垣間見える。
「いつまでも昔のわたしと思うな。これでも13年間教皇として聖域を守ってきたのだぞ」
それは確かな自信に裏付けられた、本来のサガの強さだ。
「うん、そういう君を愛してるよ」
世間話でもするように伝えると、サガは一瞬何を言われたかわからなかったかのように目を見開き、それから顔を赤くして黙り込んだ。
(そこは全然昔と変わらないなあ)
動揺を隠せないでいるサガの手を、どさくさまぎれに握りながら、アイオロスは目を細めた。

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ニュートリノが光速より早いかもしれないってどゆこと!じゃあ黄金聖闘士は光速拳で満足してないで、ニュートリノ速拳目指さないといけないってことですか!
…ニュートリノ速って語呂が良くないなあ。
ベテルギウスが爆発するときも、今までは光速が最高速なので、ニュートリノは爆発前に放出されるって予測だったわけですよね。でもニュートリノの方が早かったら爆発時の放出かもしれないわけですよね。物理学どうなるのー!説明されても理解できる頭じゃないですけど(>△<)
頭脳がなくても理解できる、目で見て判る太陽2つ状態は非常に楽しみにしております。

今日もぱちぱち有難うございます!日々の癒しです!
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