星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
いつも人様の星矢作品に癒しを戴いているきんのすけです。ネットで居ながらにして大勢の方の作品を拝めるのは本当にいいなあ。星矢サイトを開設していらっしゃる皆様に、本当に感謝です。
この幸せを、ぱちぱち拍手を押してくださる方々に少しでもお返し出来るといいのですが。そんなわけで拍手御礼と、拍手でお勧めのあったサガ×シュラSS。ノンポリっぷり大爆発。
この幸せを、ぱちぱち拍手を押してくださる方々に少しでもお返し出来るといいのですが。そんなわけで拍手御礼と、拍手でお勧めのあったサガ×シュラSS。ノンポリっぷり大爆発。
<拍手御礼>
20日14時頃の方>お褒めの言葉に私がめろめろです。星矢を褒めていただく事は珍しいので、とても嬉しかったです(>_<)過分なお言葉にドキドキしつつ、お勧めのサガシュラに想像をめぐらせてみました。もともとロスシュラサイトさんや蟹シュラサイトさんなども巡ってますのでシュラ受けドンとこいです。思えば、ありそうでサガシュラはあまり見かけないですよね(汗)何故ー!
==============================
「サガ、そろそろ朝練の時間だが」
シュラは寝台に眠る双子座の主を見下ろし、そっと声をかけた。
黒サガが麿羯宮へ押しかけて酒肴を楽しみ、そのまま泊り込むのは良くあることだ。だが大抵翌朝にはいつものサガに戻り、誰よりも早起きをして従者とともに食事の用意などをしてくれるのが常だ。
ましてや、今日のように早朝から候補生達の指導をする日には、陽の昇る前に準備を整え終えている。
自分も早起きの方だとシュラは思っているが、サガ程ではない。
それに、自分という他人が傍に居るのに、他者の気配に敏感なサガが眠ったままというのも解せない。
「…サガ?」
寝息を確かめようとシュラが屈み、顔を近づける。
その途端、白い両腕がスッと伸ばされ、シュラの首へとまわされた。
「今日の指導はサボらせてもらうことにする…本日の当番にはアイオロスもいる、問題はあるまい」
柔らかいながら、はっきりとしたサガの口調は、隣室の従者へ向けて告げられたものなのだろう。よくできた麿羯宮の従僕が、サガの欠席を伝えに去っっていく気配がした。
決まりごとには厳しい筈のサガの言葉に、シュラは驚いてまず髪の色を確認してしまう。黒くはない。
サガはシュラの目の動きに気づくと、薄く笑みを浮かべて首から手を離し、顔を見上げた。
聖なる雰囲気を帯びながら、その表情はどこか蠱惑的で獲物を狩る肉食獣の獰猛さがある。カノンとも白サガとも決定的に違うそのアンバランスさに、シュラは『ああ』と言葉を付いた。
「今日は統合しているのですね、サガ」
応えは無かったが、間違いは無さそうだ。
サガは白い人格と黒い人格の統合により、戦闘時には安定し強大な力を発揮する。が、その統合配分によって性格にはかなりのばらつきが出るのだった。今日は随分と黒サガの割合が多そうだ。
「指導に行かないのであれば、朝食にしますか?」
「いや…もう少しここでお前に触れていたい」
無遠慮に手を伸ばし、シュラの髪に触れる。黒サガの奔放さには慣れているシュラだったが、白サガの面差しでそのようにされる事にはまだ躊躇があり、山羊座はらしくもなく身を固くした。
黒サガはすっかりシュラを自分の所有物として認識しており、その意識が今のサガにも反映されているのだろう。シュラが隙を見せたのをいいことに、簡単に寝台の上へと彼を引き上げる。
「そのように警戒するほど、お前にとって、私は危険か?」
天使のような笑顔で黒サガの強引さを見せるサガに、不器用なシュラは本気で困っていた。
からかわれているのだろう事は判っている。いつものように、多分何事もない。それでも、いつのまにか体勢が逆転し、押さえつけられながら名前を呼ばれると、ゾクリと背を這い上がるものがある。
シュラはサガに弱い自分を再認識すると、小さく苦笑した。
==============================
拍手を下さったほかの皆様にも御礼申し上げます(>ω<)ノ
そういえば、他所様サイトでルルーシュというアニメがロスサガっぽいと拝見し、早速見たくなっている正直者っぷりです。近年、アニメは全然見ていないので疎いのですが、愛憎劇は良いですよね!
20日14時頃の方>お褒めの言葉に私がめろめろです。星矢を褒めていただく事は珍しいので、とても嬉しかったです(>_<)過分なお言葉にドキドキしつつ、お勧めのサガシュラに想像をめぐらせてみました。もともとロスシュラサイトさんや蟹シュラサイトさんなども巡ってますのでシュラ受けドンとこいです。思えば、ありそうでサガシュラはあまり見かけないですよね(汗)何故ー!
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「サガ、そろそろ朝練の時間だが」
シュラは寝台に眠る双子座の主を見下ろし、そっと声をかけた。
黒サガが麿羯宮へ押しかけて酒肴を楽しみ、そのまま泊り込むのは良くあることだ。だが大抵翌朝にはいつものサガに戻り、誰よりも早起きをして従者とともに食事の用意などをしてくれるのが常だ。
ましてや、今日のように早朝から候補生達の指導をする日には、陽の昇る前に準備を整え終えている。
自分も早起きの方だとシュラは思っているが、サガ程ではない。
それに、自分という他人が傍に居るのに、他者の気配に敏感なサガが眠ったままというのも解せない。
「…サガ?」
寝息を確かめようとシュラが屈み、顔を近づける。
その途端、白い両腕がスッと伸ばされ、シュラの首へとまわされた。
「今日の指導はサボらせてもらうことにする…本日の当番にはアイオロスもいる、問題はあるまい」
柔らかいながら、はっきりとしたサガの口調は、隣室の従者へ向けて告げられたものなのだろう。よくできた麿羯宮の従僕が、サガの欠席を伝えに去っっていく気配がした。
決まりごとには厳しい筈のサガの言葉に、シュラは驚いてまず髪の色を確認してしまう。黒くはない。
サガはシュラの目の動きに気づくと、薄く笑みを浮かべて首から手を離し、顔を見上げた。
聖なる雰囲気を帯びながら、その表情はどこか蠱惑的で獲物を狩る肉食獣の獰猛さがある。カノンとも白サガとも決定的に違うそのアンバランスさに、シュラは『ああ』と言葉を付いた。
「今日は統合しているのですね、サガ」
応えは無かったが、間違いは無さそうだ。
サガは白い人格と黒い人格の統合により、戦闘時には安定し強大な力を発揮する。が、その統合配分によって性格にはかなりのばらつきが出るのだった。今日は随分と黒サガの割合が多そうだ。
「指導に行かないのであれば、朝食にしますか?」
「いや…もう少しここでお前に触れていたい」
無遠慮に手を伸ばし、シュラの髪に触れる。黒サガの奔放さには慣れているシュラだったが、白サガの面差しでそのようにされる事にはまだ躊躇があり、山羊座はらしくもなく身を固くした。
黒サガはすっかりシュラを自分の所有物として認識しており、その意識が今のサガにも反映されているのだろう。シュラが隙を見せたのをいいことに、簡単に寝台の上へと彼を引き上げる。
「そのように警戒するほど、お前にとって、私は危険か?」
天使のような笑顔で黒サガの強引さを見せるサガに、不器用なシュラは本気で困っていた。
からかわれているのだろう事は判っている。いつものように、多分何事もない。それでも、いつのまにか体勢が逆転し、押さえつけられながら名前を呼ばれると、ゾクリと背を這い上がるものがある。
シュラはサガに弱い自分を再認識すると、小さく苦笑した。
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拍手を下さったほかの皆様にも御礼申し上げます(>ω<)ノ
そういえば、他所様サイトでルルーシュというアニメがロスサガっぽいと拝見し、早速見たくなっている正直者っぷりです。近年、アニメは全然見ていないので疎いのですが、愛憎劇は良いですよね!