星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
てゆか芸術といったらサガの身体ですよね!サガの身体の美しさは黒サガお墨付き!全くもってサガは生きた総合芸術ですよ。
アイオロスはサガに「もう少し芸術方面にも目を向けてみたらどうか」とか言われたら、「それじゃあ遠慮なく」と剥いてしまえばいい。
ラダマンティスだって琴を楽しむ耳はなくとも、カノンの声なら楽しめるに違いない。風流な秋の夜バンザイ。
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黄金聖闘士を復活させるにあたり、一番物議を醸し出したのがサガについてだ。
別に、罪人を復活させるのがどうこうという理由ではない。それについては既に女神の赦しが下りている。
そうではなく、魂を蘇生させるのはとてもデリケートな作業であるので、二重人格でありながら悪の心を払われたサガを、どうやって彼のままに復活させるか…という精神ケアの問題が話し合われたのだ。
実際、女神の盾によって悪の心が払われた時、善心のみを持つサガのしたことは自決だった。罪を犯した過去を変えられない以上、光のみで構成された魂は、無理に蘇生させても静かに砕けていくだろう。人が人として生きるのには光を支える闇も必要なのだ。
彼がハーデスによる蘇生を受けた時は、短期間蘇生であったし、上手い具合に冥王の闇がバランスをとった。期限付きの使命を持つサガが雑事に悩む時間などもなかった。
しかし、あの時のサガが以前のサガと同じサガかというと、皆一様に言葉を濁す。
皆の感じた違和感は、その時の彼を灰(アッシュ)…もしくは統合サガなどと称する声に現れていた。
それだけ、自分で命を絶った魂の蘇生はデリケートなのだった。
記憶と力を奪い蘇生させたらどうかという声も挙がった。その上で聖域追放とすれば、一般人として生きる彼の耳に過去の咎は届かない。心身を害することは無くなるのではないかという理屈だ。
だが、それは彼の弟であるカノンが反対した。
カノンは言った。
「多分、その方法が最もサガを幸せにするだろう。だが、これ以上サガから何かを奪うことはオレが許さない。オレからサガを奪うことも許さない。過去の行為について考えるのはサガの権利だ」
カノンは決して、サガの犯した過去を罪だとは言わなかった。
どちらにせよ、記憶や力を奪うのでは『サガをサガのままに』という理念から外れてしまうため、これは廃案となった。
「サガから闇を分離しないほうが良いのでしょうか」
少女神はため息をつく。
しかし、外部から無理に元通り聖と魔の人格を繋げたところで、それはそれで極端なニ人格が互いに反発しあうだろう。シオンが難しそうな顔をしながら、女神へ提案した。
「闇と光それぞれを更に分割し、相性の良さそうなところ同士を合わせては如何か」
「残りの部分はどうするの」
「そちらはそちらで組合せます」
「サガが二人出来るわよ」
「二つに分ければ、力も半減します。万が一暴走しても制御が容易いかと」
黒サガと白サガに一つずつの身体を与えるのではなく、あえて混ぜた上でニ分割するということだ。
「それのどこが元のサガだ!」
カノンが怒ったのも無理は無い。
「とりあえず何かを奪うわけではないぞ、小僧」
「そういう問題じゃないだろ」
「お前の好きな兄が二人に増えるが?」
「う……ってジジイ、貴様はオレにどういうイメージを持っているのだ!」
「いま一瞬悩んだろう」
「うるさい。だいたい分割とか言って、オレのサガを勝手に弄るな」
元教皇とジェミニの弟が言い争っている間に、ものは試しと女神はサガをニ分割構成している。気づいたカノンが慌てて制止しようとしたときには、既に二人分の肉体が揃えられた後だった。
「とりあえず、右のサガには黒サガの傲慢な支配性と白サガの慈愛を、左のサガには黒サガの冷酷さと白サガの聖性カリスマおよび正義感を配分してみました」
「め、女神、それは始末に終えないサガが二人になるだけです!」
しかし時既に遅し。
カノンが危惧したとおり、女神のセンスのない配分のせいで迷惑人格として蘇ったサガ(二人分)は、暫くの間たいそう弟に迷惑をかけることとなった。
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二人のサガがカノンを取り合うようなシチュが見たいという理由だけで書いた、サガを増やすための強引な前振り妄想話。
強引過ぎなのはいつもの事です(><)
黄金聖闘士を復活させるにあたり、一番物議を醸し出したのがサガについてだ。
別に、罪人を復活させるのがどうこうという理由ではない。それについては既に女神の赦しが下りている。
そうではなく、魂を蘇生させるのはとてもデリケートな作業であるので、二重人格でありながら悪の心を払われたサガを、どうやって彼のままに復活させるか…という精神ケアの問題が話し合われたのだ。
実際、女神の盾によって悪の心が払われた時、善心のみを持つサガのしたことは自決だった。罪を犯した過去を変えられない以上、光のみで構成された魂は、無理に蘇生させても静かに砕けていくだろう。人が人として生きるのには光を支える闇も必要なのだ。
彼がハーデスによる蘇生を受けた時は、短期間蘇生であったし、上手い具合に冥王の闇がバランスをとった。期限付きの使命を持つサガが雑事に悩む時間などもなかった。
しかし、あの時のサガが以前のサガと同じサガかというと、皆一様に言葉を濁す。
皆の感じた違和感は、その時の彼を灰(アッシュ)…もしくは統合サガなどと称する声に現れていた。
それだけ、自分で命を絶った魂の蘇生はデリケートなのだった。
記憶と力を奪い蘇生させたらどうかという声も挙がった。その上で聖域追放とすれば、一般人として生きる彼の耳に過去の咎は届かない。心身を害することは無くなるのではないかという理屈だ。
だが、それは彼の弟であるカノンが反対した。
カノンは言った。
「多分、その方法が最もサガを幸せにするだろう。だが、これ以上サガから何かを奪うことはオレが許さない。オレからサガを奪うことも許さない。過去の行為について考えるのはサガの権利だ」
カノンは決して、サガの犯した過去を罪だとは言わなかった。
どちらにせよ、記憶や力を奪うのでは『サガをサガのままに』という理念から外れてしまうため、これは廃案となった。
「サガから闇を分離しないほうが良いのでしょうか」
少女神はため息をつく。
しかし、外部から無理に元通り聖と魔の人格を繋げたところで、それはそれで極端なニ人格が互いに反発しあうだろう。シオンが難しそうな顔をしながら、女神へ提案した。
「闇と光それぞれを更に分割し、相性の良さそうなところ同士を合わせては如何か」
「残りの部分はどうするの」
「そちらはそちらで組合せます」
「サガが二人出来るわよ」
「二つに分ければ、力も半減します。万が一暴走しても制御が容易いかと」
黒サガと白サガに一つずつの身体を与えるのではなく、あえて混ぜた上でニ分割するということだ。
「それのどこが元のサガだ!」
カノンが怒ったのも無理は無い。
「とりあえず何かを奪うわけではないぞ、小僧」
「そういう問題じゃないだろ」
「お前の好きな兄が二人に増えるが?」
「う……ってジジイ、貴様はオレにどういうイメージを持っているのだ!」
「いま一瞬悩んだろう」
「うるさい。だいたい分割とか言って、オレのサガを勝手に弄るな」
元教皇とジェミニの弟が言い争っている間に、ものは試しと女神はサガをニ分割構成している。気づいたカノンが慌てて制止しようとしたときには、既に二人分の肉体が揃えられた後だった。
「とりあえず、右のサガには黒サガの傲慢な支配性と白サガの慈愛を、左のサガには黒サガの冷酷さと白サガの聖性カリスマおよび正義感を配分してみました」
「め、女神、それは始末に終えないサガが二人になるだけです!」
しかし時既に遅し。
カノンが危惧したとおり、女神のセンスのない配分のせいで迷惑人格として蘇ったサガ(二人分)は、暫くの間たいそう弟に迷惑をかけることとなった。
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二人のサガがカノンを取り合うようなシチュが見たいという理由だけで書いた、サガを増やすための強引な前振り妄想話。
強引過ぎなのはいつもの事です(><)