星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
言訳する間もなく夜があけました(>▽<;)
そんなわけでこっそり拍手御礼そのほかです。
そんなわけでこっそり拍手御礼そのほかです。
2/26 沙紀様>100質を書いておられるのですね!完成して拝読するのが楽しみです!100問て結構答え甲斐があると申しますか、量がありますよね。ロス兄さんがアメショも良いとのお言葉に、確かにあの人懐っこさと元気で闊達な感じがいいかも!とほんわりしました。サガとカノンはシャムですか!優雅で気品溢れる系の血統書つき猫(笑)なのは確かかと!同じ種類の双子猫でもカノンの方が普段は元気で気性の荒い猫です。サガ猫は時々黒くなってます。…猫はいいですね。想像するだけで癒されます(>▽<)!今日も元気の出るお言葉をありがとうございました。
2/27 さや様>猫種の大型獣ですが、猫だとサガが強引に言い張るので猫ということになりました…
『そしてその獣は獅子に食われそうなんですか?』についてですが…獅子は弟のアイオリアで、サガが勝手に勘違いして持ってきてしまいました…
目の前で兄を持ってかれたアイオリア唖然。ロスが「大丈夫だから~」なんて目配せしながら攫われていくので、弟は「また兄さんの悪ふざけが始まった」という感じで…すみません今日も強引なんです(汗)
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~昨日のSSSの続き~
サバンナから拾ってきた大型獣を猫と言い張るサガのことは諦めて、カノンは改めて獣の方を観察しました。
野生の獣にしては毛皮に汚れもなく、獣特有の匂いもほとんどしません。絨毯の上に陣取ったまま、大人しく伏せて寛いでいます。
「本当にこれ野獣か?逃げ出したペットじゃねえの?」
カノンが疑うのも無理はありません。野獣がこんなに人に慣れて大人しいわけないのです。
「野良猫だろう。首輪をしていないし…」
サガはまだ猫と言い張ります。
その上さらに、弟へ厄介ごとを押し付けました。
「私はちょっと仕事の報告をしてくるから、その間、猫を見ていてくれないか」
「オレがか!?」
さすがのサガも拾ってきた獣を連れたまま、上司であるシオンのところへは行けなかったのでした。
「簡単な結果報告だけなので、1時間も掛からない。頼む、カノン」
両手を合わせて頼まれると、ただでさえ兄のお願いに弱い弟は厭と言えません。
(まあ、言われないでも見張らざるをえないしな。こっちが食われないように)
サガが出かけたら、すぐに大型犬用の檻を調達して突っ込もうと思っているカノンです。
そうして入り口で兄を見送ったカノンは、背後からの声にぎょっとしました。
「彼、サガっていうんだ?名前も綺麗だよね」
人類としては最高ランクにある反射神経で振り返ると、いつ侵入したのか、そこにはカノンと同年代ほどの若い男が座ったままニコニコこちらを見ていたのでした…全裸で。
「げっ!変質者か!?」
「失礼だなあ。でも、そう思われるのも仕方ないか。シーツか何か貸してくれる?」
「不法侵入のくせに物品要求とは図々しいぞ変質者」
「いや、オレは不法侵入はしていないし、変質者でもないから。むしろサガに攫われて来たんですけど」
怪訝な目つきで睨むカノンの前で、その男は見る間に先ほどの獣へと変化したのです。
あまりの出来事に驚いて声もないカノンの前で、その獣は再び人間の姿へ変化すると、自分の名前がアイオロスであるということ、半人半獣の種族であることなどを説明しました。
「野原で弟のアイオリアと話していたら、彼が現れてね。あんな奥地へ人間が来るだけでも珍しいのに、あんまり美人さんなので見とれていたら、突然抱えあげられてさ…オレ結構体重あると思うんだけど、あんなに軽々とあしらわれたのも初めてだよ。見た目と違って豪胆なんだなあって思ってるうちに、連れ去られてしまって。まさかアイオリアがオレを襲っていると勘違いされてるなんて思わないし」
「弟とやらも、やっぱり獣なのか」
「ああ。弟は獅子の血が強いからたてがみ付きだけど」
「……猫が獅子に襲われてたってのは、それか」
どうも話を聞くと、悪いのはこの男ではなくサガのようです。
原因が判ると相手を無碍にも出来ず、とりあえずサガが帰るまでは丁重に扱っておくか…と溜息をつくカノンでした。
しかしサガが帰ってくると、アイオロスは獣の姿に戻ってしまいました。
「ただいま、いい子にしていたか?」
飛びついた獣に顔をぺろぺろと舐められながらも、頭を撫でかえしているサガを見て、カノンが怒ったのも当然です。
「アイオロス!お前、人の兄に何やってるんだ!」
「カノン、何を怒っているのだ…それにアイオロスとは?」
「そいつの名前だ」
「ええっ、名前は私がつけようと思っていたのに」
「最初から名前付きだったんだよ!そいつが自分で言ってたんだ!」
「猫が話すわけなかろう。だが、確かにしっくりくる名前だな…アイオロス、今日は私と一緒に寝るか?」
『ニャー』
「今の作り声だろ!お前そんな風に鳴かないだろ!」
怒鳴るカノンの前でアイオロスは素知らぬ顔です。
ちゃっかりサガの布団に一緒にもぐりこんでいるアイオロスを見て、絶対明日の朝にはサバンナへ叩き返してやろうと決意するカノンでした。
《その後の適当すぎるあらすじ。後半になればなるほどアレな方向へ》
結局、そのままアイオロスに居座られてキレたカノンが、サバンナへアイオリアを探しに行き、アイオロスが帰るよう説得してくれと脅迫し頼みこみました。カノンが連れ帰った人型アイオリアは、サガの前では獣のままのアイオロスを指し「自分の兄さ…ペットなんです。返してくれませんか」と伝えます。人様の猫と知ってションボリしつつ、アイオリアを見て「貴方とは、どこかで会った事があるような」と気になるサガ。そう、添い寝しているときにアイオロスは一度変身を解いて人型になったのですが、半分寝ていたサガは、それが夢だと思い込んでいるのでした。夢の中の王子様にそっくりなアイオリアへほんのり恋心を沸かせるサガ。嵐の予感です。
OTZ
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そ、そういえば何箇所もの他所様で「見たら日記に置かねばならぬバトン」を拝見したのですが、載せなくてごめんなさい(もじもじ)
代わりに手製バトン棒アイコンでも置いときます。 ←バトン
2/27 さや様>猫種の大型獣ですが、猫だとサガが強引に言い張るので猫ということになりました…
『そしてその獣は獅子に食われそうなんですか?』についてですが…獅子は弟のアイオリアで、サガが勝手に勘違いして持ってきてしまいました…
目の前で兄を持ってかれたアイオリア唖然。ロスが「大丈夫だから~」なんて目配せしながら攫われていくので、弟は「また兄さんの悪ふざけが始まった」という感じで…すみません今日も強引なんです(汗)
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~昨日のSSSの続き~
サバンナから拾ってきた大型獣を猫と言い張るサガのことは諦めて、カノンは改めて獣の方を観察しました。
野生の獣にしては毛皮に汚れもなく、獣特有の匂いもほとんどしません。絨毯の上に陣取ったまま、大人しく伏せて寛いでいます。
「本当にこれ野獣か?逃げ出したペットじゃねえの?」
カノンが疑うのも無理はありません。野獣がこんなに人に慣れて大人しいわけないのです。
「野良猫だろう。首輪をしていないし…」
サガはまだ猫と言い張ります。
その上さらに、弟へ厄介ごとを押し付けました。
「私はちょっと仕事の報告をしてくるから、その間、猫を見ていてくれないか」
「オレがか!?」
さすがのサガも拾ってきた獣を連れたまま、上司であるシオンのところへは行けなかったのでした。
「簡単な結果報告だけなので、1時間も掛からない。頼む、カノン」
両手を合わせて頼まれると、ただでさえ兄のお願いに弱い弟は厭と言えません。
(まあ、言われないでも見張らざるをえないしな。こっちが食われないように)
サガが出かけたら、すぐに大型犬用の檻を調達して突っ込もうと思っているカノンです。
そうして入り口で兄を見送ったカノンは、背後からの声にぎょっとしました。
「彼、サガっていうんだ?名前も綺麗だよね」
人類としては最高ランクにある反射神経で振り返ると、いつ侵入したのか、そこにはカノンと同年代ほどの若い男が座ったままニコニコこちらを見ていたのでした…全裸で。
「げっ!変質者か!?」
「失礼だなあ。でも、そう思われるのも仕方ないか。シーツか何か貸してくれる?」
「不法侵入のくせに物品要求とは図々しいぞ変質者」
「いや、オレは不法侵入はしていないし、変質者でもないから。むしろサガに攫われて来たんですけど」
怪訝な目つきで睨むカノンの前で、その男は見る間に先ほどの獣へと変化したのです。
あまりの出来事に驚いて声もないカノンの前で、その獣は再び人間の姿へ変化すると、自分の名前がアイオロスであるということ、半人半獣の種族であることなどを説明しました。
「野原で弟のアイオリアと話していたら、彼が現れてね。あんな奥地へ人間が来るだけでも珍しいのに、あんまり美人さんなので見とれていたら、突然抱えあげられてさ…オレ結構体重あると思うんだけど、あんなに軽々とあしらわれたのも初めてだよ。見た目と違って豪胆なんだなあって思ってるうちに、連れ去られてしまって。まさかアイオリアがオレを襲っていると勘違いされてるなんて思わないし」
「弟とやらも、やっぱり獣なのか」
「ああ。弟は獅子の血が強いからたてがみ付きだけど」
「……猫が獅子に襲われてたってのは、それか」
どうも話を聞くと、悪いのはこの男ではなくサガのようです。
原因が判ると相手を無碍にも出来ず、とりあえずサガが帰るまでは丁重に扱っておくか…と溜息をつくカノンでした。
しかしサガが帰ってくると、アイオロスは獣の姿に戻ってしまいました。
「ただいま、いい子にしていたか?」
飛びついた獣に顔をぺろぺろと舐められながらも、頭を撫でかえしているサガを見て、カノンが怒ったのも当然です。
「アイオロス!お前、人の兄に何やってるんだ!」
「カノン、何を怒っているのだ…それにアイオロスとは?」
「そいつの名前だ」
「ええっ、名前は私がつけようと思っていたのに」
「最初から名前付きだったんだよ!そいつが自分で言ってたんだ!」
「猫が話すわけなかろう。だが、確かにしっくりくる名前だな…アイオロス、今日は私と一緒に寝るか?」
『ニャー』
「今の作り声だろ!お前そんな風に鳴かないだろ!」
怒鳴るカノンの前でアイオロスは素知らぬ顔です。
ちゃっかりサガの布団に一緒にもぐりこんでいるアイオロスを見て、絶対明日の朝にはサバンナへ叩き返してやろうと決意するカノンでした。
《その後の適当すぎるあらすじ。後半になればなるほどアレな方向へ》
結局、そのままアイオロスに居座られてキレたカノンが、サバンナへアイオリアを探しに行き、アイオロスが帰るよう説得してくれと
OTZ
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そ、そういえば何箇所もの他所様で「見たら日記に置かねばならぬバトン」を拝見したのですが、載せなくてごめんなさい(もじもじ)
代わりに手製バトン棒アイコンでも置いときます。 ←バトン