星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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推しカプの片方に「俺が浮気したらどうする?」的なことを言わせて、相手がどう反応するかという設問を見かけたのですが、脳内でサガといろんな相手で実行したら、カノン相手の時のサガが酷い。
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「オレが浮気したらどうする?」
と、弟のカノンが突然聞いてきたので、
「浮気というからには本命がいるのだろうが、お前に本命がいたとは知らなかった。そういう話は本人にしなさい」
と伝えたら、何故かカノンは絶句して、そのあと部屋を飛び出していってしまった。
そのまま夕方になっても帰ってくる気配がない。
夜食はどうするのだろうと思い、双児宮の入り口まで探しに出向いたら、門柱の陰にメモが落ちており『お前が謝るまで帰らない。あと夕飯は冷蔵庫のなかに作り置きのスープと、下ごしらえ済みの肉があるから焼くように』と書かれていた。
わたしが何を謝らなければならないというのだ。

訳が分からないのでメモを読み直していると、デスマスクが通りすがった。
「そんなところに突っ立って、何をやってるんだサガ」
「いや、カノンが…」
かつての配下への気安さで家出のあらましを伝えると、デスマスクはあからさまに呆れたようなゼスチャーをしている。
「犬も食わない話かよ、聞くんじゃなかったぜ」
それでも宮内に入ってきて、カノンの残した食材で夕食を作ってくれたのは有難い。
「とりあえずアンタが悪いから、ちゃんと迎えに行ってやれよ」
「わたしの何が悪いというのだ」
「いや…じゃあアンタ、本命でもない相手と寝るのか?」
「わたしが寝る?誰と?なんの話だ」
「えっ…まさか寝てないのか?」
今度はデスマスクが絶句している。
「…スマン、カノンも半分悪ィみてえだわ」
「半分なのか?わたしの何が悪いというのだ。というか寝るとか寝ないとか何の話だ」
「アンタって他人には敏いのに、身内に無頓着すぎるよな」

そんなことはないと、わたしは思うのだが。
むしろ、わたしにとってただ一人の身内であるカノンは特別だというのに、カノンからはわたしに好意の言葉のひとつもない。まあスニオン岬に閉じ込めた過去の決別を思えば、無理もないのかもしれないが、もう少し歩み寄りがあっても良いではないか?
考え始めたら、わたしの方が腹が立ってきた。
「わたしが浮気したらカノンはどうするだろうか」
真顔で聞いたのに、デスマスクから「本人に言え」と突き放された。

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自覚のないサガは酷いですけど、自覚が出来たら、サガはその相手しか見ないタイプだと思うんですよね。現在は聖闘士としてアテナ一筋なので、そこから人間として他の相手に振り向かせるのは結構苦労しそうな予感。

そんでもって、御大の画集は当然予約しました(>▽<)/
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