星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
突き詰めた先に、より深い地獄と楽園の高みがあるのは「アイオロス+サガ」「カノン+サガ」のどちらだろうと考えます。
アイオロスとサガは他人との邂逅。
カノンとサガは肉親との邂逅。
良い方へ進めば、どちらも暖かく優しい世界が展開されますが、共依存したり憎んだりすると、簡単に地獄の門が開きますよという妄想。
離れるよりは、憎みあっても同じ世界に居るのが良い…なんて両者が考えるものだから地獄も終わらない。
その点、シュラや星矢とサガは穏やかな終わり=ハッピーエンドが訪れて欲しい組合せです。
なんでだろう。うーん。
多分私の中のシュラや星矢は相手に対して、アイオロスやサガやカノンと比べて到達点が低いところで「もういいんだよ、充分なんだよ、がんばったね」と言ってあげる人なのだと思います。その時点で物語は終わるけれども、地に足のついた幸福を手に入れるのがこちらの組合せ。
それがシュラや星矢の優しさであり甘さでもあるという、大らかな愛。
対してロスとサガ・双子同士は、高めあい、戦いあい、貪り続けるような関係。
際限なくどこまでも高みを目指し、相手にもそれを求め、地獄も繰り返すような幸福。
あんまり二人で高みを目指すもんだから、意図せずともふっと気が付くと世界は二人だけになっている、そんな隔絶された愛。狂気と紙一重。
終わりが無いということ自体が彼らにとってのハッピーエンドなのです。
…という妄想を並べてみたら、ドリームすぎて乾いた笑いが。ボスケテ。