星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
会社で一緒に働いている中国の女の子に、郷里からアルバムが届きました。お子さんのアルバムを幼稚園が作ったのだそうです(彼女はお子さんを中国のご両親に任せて日本でびしばし働いてます)。
で、拝見してびっくり。アルバムっていっても日本の卒業アルバムみたいな共通のヤツじゃないんですよ。その子専用の印刷本なんですよ。分厚い冊子頁へ直に印刷がなされていて、凝ったイラストなんかとともにお子さんのアップとか全身図とかいっぱい。すげええええええ。で、背景の幼稚園の様子にまたびっくり。お昼寝用の部屋には可愛くて立派な二段ベッドがずらり。えー日本だと布団並べて転がしとく気がする。そして遊戯コーナーらしき部屋の壁には日本と同じように可愛い動物やお花のイラストなんかが貼ってあるのですが、英語が一緒に書かれてる…単語じゃなくて、ちゃんと文章の。
「ねえ、中国では幼稚園から英語教えてるの?」
「うん、そうだよ!」
そういえば彼女も英語ペラペラです。
「このアルバム凄くない?超高くない?」
「1500円で作ってくれるよ」
「中国で1500円て高いんじゃない?この幼稚園特別じゃない?」
「そうでもないよ!どこもこんな感じだよ」
多分、都市部だからじゃないかと思うのですが、それにしても中国の幼稚園凄い(>ω<;)こう、失礼ながら無印聖域の修行方法を思い浮かべていたら、実はとっくにパライストラ方式だった的な衝撃でした。
日本ももう少し子育てに力いれるべし!
ほのぼのアルバム拝見をさせてもらったあとは、脳内で保父サガが子タナトスの面倒を嬉々としてみてる妄想をさせてもらいました。サガが優しく手作りプリン食べさせてあげるところとか。保父さんてそこまでしないか。しかし料理音痴の拙宅サガ作プリンなので子タナトスがあまりの不味さに「ブタの餌か」って吐き出してた。でもサガは「食べ物を粗末にしてはいけない」と食わせようとしてた。ひどいな(私が)。
昨日はタナサガをへもへも書き上げてK様にお渡ししました(`・ω・´)導入部書けばK様がいぱーいサガ受け分岐ストーリーを書いて下さるって言ったから…!素敵なお誘いをありがとうございます。K様宅のお支度が整ったらご紹介させていただくんだ!わーい!
あとあと、素敵サイト様にもリンクさせていただきました。
やっぱり他所様の作品は、萌えの加速装置ですよね(>▽<)
で、拝見してびっくり。アルバムっていっても日本の卒業アルバムみたいな共通のヤツじゃないんですよ。その子専用の印刷本なんですよ。分厚い冊子頁へ直に印刷がなされていて、凝ったイラストなんかとともにお子さんのアップとか全身図とかいっぱい。すげええええええ。で、背景の幼稚園の様子にまたびっくり。お昼寝用の部屋には可愛くて立派な二段ベッドがずらり。えー日本だと布団並べて転がしとく気がする。そして遊戯コーナーらしき部屋の壁には日本と同じように可愛い動物やお花のイラストなんかが貼ってあるのですが、英語が一緒に書かれてる…単語じゃなくて、ちゃんと文章の。
「ねえ、中国では幼稚園から英語教えてるの?」
「うん、そうだよ!」
そういえば彼女も英語ペラペラです。
「このアルバム凄くない?超高くない?」
「1500円で作ってくれるよ」
「中国で1500円て高いんじゃない?この幼稚園特別じゃない?」
「そうでもないよ!どこもこんな感じだよ」
多分、都市部だからじゃないかと思うのですが、それにしても中国の幼稚園凄い(>ω<;)こう、失礼ながら無印聖域の修行方法を思い浮かべていたら、実はとっくにパライストラ方式だった的な衝撃でした。
日本ももう少し子育てに力いれるべし!
ほのぼのアルバム拝見をさせてもらったあとは、脳内で保父サガが子タナトスの面倒を嬉々としてみてる妄想をさせてもらいました。サガが優しく手作りプリン食べさせてあげるところとか。保父さんてそこまでしないか。しかし料理音痴の拙宅サガ作プリンなので子タナトスがあまりの不味さに「ブタの餌か」って吐き出してた。でもサガは「食べ物を粗末にしてはいけない」と食わせようとしてた。ひどいな(私が)。
昨日はタナサガをへもへも書き上げてK様にお渡ししました(`・ω・´)導入部書けばK様がいぱーいサガ受け分岐ストーリーを書いて下さるって言ったから…!素敵なお誘いをありがとうございます。K様宅のお支度が整ったらご紹介させていただくんだ!わーい!
あとあと、素敵サイト様にもリンクさせていただきました。
やっぱり他所様の作品は、萌えの加速装置ですよね(>▽<)
今週のΩ!感想は多分みなさんと一緒です。以下ネタバレご注意下さい。
(・~・)次世代の黄金聖闘士はあれですか。青年枠じゃなくてオヤジ枠ですか。
先に言ってしまいますと残り1名の黄金聖闘士は獅子座でした。長髪ネイティブアメリカン的な髪型で額にバッテン。ハットリ君に出てくる猫の影千代がそんなマークつけてたような…と思って調べてみたら全然違ってた。影千代は鉤十字っぽい手裏剣マークだった。おやじレオの額のキズは、そのまんま×です。黄金十二人のなかでも、尤も誇り高いと自己紹介する彼。あとで人柱にされてる聖闘士たちへ語りかけたりする場面から、あえてマルスに忍従してるのかなという雰囲気はあります。思慮深い獅子座ってことか!
…もうちょっとビジュアルを腐女子におもねってもいいんじゃないかな!営業的に!(^▽^)
今回は偽女神の名前がわかりました。アリアちゃんです。
聖域に建てられたバベルの塔はアリアを動力源?にしているらしく、彼女によって機能の真価を発揮するモヨウ。光牙たちは二手に分かれ、ユナと光牙はアリア救出に、残りは外で陽動作戦を始めました。
で、あっさりアリアを助け出せたので、マーシアンは相当人材不足というか…このときに追いかけてくるのが獅子座なので、また1番面倒な敵は身内なのですかという感じです。ていうか十二宮編にひきつづき、獅子座もまたこういう役どころかー(゜◇゜)イオニアの山羊座といい、黄金チョイスが無難すぎる。
侵入時にパライストラの他の生徒や先生たちが、クリスタルのような透明な巨大柱のなかに、まとめてつっこまれ、人柱にされているのが判るのですが、柱が巨大なせいで、ところどころに埋められてる聖闘士達が、煮こごりの中にちりばめられたシラスのような…なんと表現したらいいんだろうアレ(・-・;)
4対1で黄金聖闘士に対峙する主人公たち。黄金聖闘士相手だから4対1もしょーがないかな…実際ぜんぜん敵いません。順番に倒されていき、最後に残った光牙が小宇宙を高めた時、マルスがその小宇宙をかぎつけてやってきました。レオにペガサスは自分がやるみたいな事を言って下がらせます。ほんっとにマルスはペガサスが大好きだな!
黄金聖闘士に対する以上に敵いっこない相手で、光牙がやられそうになった時、光があつまり星矢登場!もう格好いいったら!あ、光牙もアリアを助け出す時は格好よくて王子様のようでした。星矢はなんか少し幻影っぽい?マルスの必殺技にペガサス流星拳で対抗し、場は激しい爆発と光に包まれるのでした以下次週。
脳内サガが星矢に見とれっぱなしでしたとも。「…今ならわたしのほうが年下だろうか」とか何言ってんの。何言ってんの状態は私ですねすみません。脳内アイオロスも「何言ってんのサガ」ってにこにこしながらもサガの頬をひっぱってました。ええとつまりなんだ…今週のハイライトは星矢活躍シーンてことです。次点でアリアと光牙の再会シーンかな。
来週はソニアというマーシアンの女戦士ぽい人が出てくるようですが、アリアとソニアってなんか名前からして関係ありそうですよね。
あと獅子座の聖衣は、エリシオンで完全破壊されてるんですけど、修復されたってことでしょうか。あれはさすがに聖衣死んでると思うので、修復には黄金の血が必要な気が。それとも新規作成聖衣なのかな。やっぱり聖衣はΩのような肌密着タイプより、鎧形態がいいなあと思いました(>ω<)
とりあえずΩ星矢はサガとデートしてやってください。
(・~・)次世代の黄金聖闘士はあれですか。青年枠じゃなくてオヤジ枠ですか。
先に言ってしまいますと残り1名の黄金聖闘士は獅子座でした。長髪ネイティブアメリカン的な髪型で額にバッテン。ハットリ君に出てくる猫の影千代がそんなマークつけてたような…と思って調べてみたら全然違ってた。影千代は鉤十字っぽい手裏剣マークだった。おやじレオの額のキズは、そのまんま×です。黄金十二人のなかでも、尤も誇り高いと自己紹介する彼。あとで人柱にされてる聖闘士たちへ語りかけたりする場面から、あえてマルスに忍従してるのかなという雰囲気はあります。思慮深い獅子座ってことか!
…もうちょっとビジュアルを腐女子におもねってもいいんじゃないかな!営業的に!(^▽^)
今回は偽女神の名前がわかりました。アリアちゃんです。
聖域に建てられたバベルの塔はアリアを動力源?にしているらしく、彼女によって機能の真価を発揮するモヨウ。光牙たちは二手に分かれ、ユナと光牙はアリア救出に、残りは外で陽動作戦を始めました。
で、あっさりアリアを助け出せたので、マーシアンは相当人材不足というか…このときに追いかけてくるのが獅子座なので、また1番面倒な敵は身内なのですかという感じです。ていうか十二宮編にひきつづき、獅子座もまたこういう役どころかー(゜◇゜)イオニアの山羊座といい、黄金チョイスが無難すぎる。
侵入時にパライストラの他の生徒や先生たちが、クリスタルのような透明な巨大柱のなかに、まとめてつっこまれ、人柱にされているのが判るのですが、柱が巨大なせいで、ところどころに埋められてる聖闘士達が、煮こごりの中にちりばめられたシラスのような…なんと表現したらいいんだろうアレ(・-・;)
4対1で黄金聖闘士に対峙する主人公たち。黄金聖闘士相手だから4対1もしょーがないかな…実際ぜんぜん敵いません。順番に倒されていき、最後に残った光牙が小宇宙を高めた時、マルスがその小宇宙をかぎつけてやってきました。レオにペガサスは自分がやるみたいな事を言って下がらせます。ほんっとにマルスはペガサスが大好きだな!
黄金聖闘士に対する以上に敵いっこない相手で、光牙がやられそうになった時、光があつまり星矢登場!もう格好いいったら!あ、光牙もアリアを助け出す時は格好よくて王子様のようでした。星矢はなんか少し幻影っぽい?マルスの必殺技にペガサス流星拳で対抗し、場は激しい爆発と光に包まれるのでした以下次週。
脳内サガが星矢に見とれっぱなしでしたとも。「…今ならわたしのほうが年下だろうか」とか何言ってんの。何言ってんの状態は私ですねすみません。脳内アイオロスも「何言ってんのサガ」ってにこにこしながらもサガの頬をひっぱってました。ええとつまりなんだ…今週のハイライトは星矢活躍シーンてことです。次点でアリアと光牙の再会シーンかな。
来週はソニアというマーシアンの女戦士ぽい人が出てくるようですが、アリアとソニアってなんか名前からして関係ありそうですよね。
あと獅子座の聖衣は、エリシオンで完全破壊されてるんですけど、修復されたってことでしょうか。あれはさすがに聖衣死んでると思うので、修復には黄金の血が必要な気が。それとも新規作成聖衣なのかな。やっぱり聖衣はΩのような肌密着タイプより、鎧形態がいいなあと思いました(>ω<)
とりあえずΩ星矢はサガとデートしてやってください。
北海道へ旅行に行った伯母さんから土産に蟹と白い恋人ストラップを頂いたんですけど、デフテロスが貰ったら挙動不審になりそうな土産ですよね白い恋人。兄関係だと自我が弱いんだか強いんだかわからないデフテロス。
「ア、アスプロスは兄であって…兄以外の何者でもない!」とか自分を納得させるように言ってるのを聞いたアスプロスが「何を言っているのだ当たり前だろう」って変な顔をしていますよ。
でもあとでストラップの文字に気づいた兄が、ちょっと複雑な気持ちになって、そんな自分にイライラして、そのイライラを弟をからかうことで発散するよ!わざとソファーでデフテロス寄りかかってみたりね!とんだ八つ当たりだ!
蟹は美味しく頂きました。
あとコンビニで「クリエイターから中ニ病患者まで」っていう11ヶ国語ネーミング辞典をみつけたので買っちゃいました。当然中ニ病カテゴリで!色んな単語が11ヶ国語(英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語・ロシア語・ラテン語・ギリシア語・アラビア語・中国語)で並んでるだけなんですけど、単語によって「あー世界って繋がってるんだなあ」と実感するものから、「何で近くの国なのにそんなに読み方違うの?」なものまで、いろいろ中ニ的楽しみ方が出来て面白いです。
日本なんて金糸雀(カナリア)のように中国経由の言葉に外来語読みくっつけたり、雲雀(ひばり)みたいに中国経由の言葉(云雀…云=雲)に和読みくっつけたりしてますよね。前者はオランダからの輸入鳥なので外国語読みのまま呼ばれ、後者は在来種なので日本の読みがくっつけられたってことなんでしょうけど、成り立ちによってどこからいつ入ってきた言葉なのか類推できるのも楽しいなあと思います。日本に限らずヨーロッパやロシア、中国などもそういう単語の各国間の流れと物品・生物の流通はリンクしてるんですよね。
星矢世界ではギリシアは神様のいるお膝元ですから、いろんなものが周辺国へ流通していったのだろうなあとか妄想してます(>▽<)
あとこの辞書のお陰でペフコは松って意味だったんだなとわかりました。でもこの辞書、同じ単語なのにカルディア(心)とカルディヤ(心臓)の読みが違い、別項目になってるところなどに不安が。意味が違ったら読み方違うとか、そんな日本語風だったりすることあるんですかギリシア語(>ω<;)語学の素養がないので、そういうとこが判らなくて使いこなしきれません。一読しただけで1から100を理解してそうなアスプロスになりたい。
ついでに、アスプロスやサガたちジェミニーズなら、普通にΩでの全属性の力を使いこなしそうだなあとも思いました。「原子のなりたちを理解すれば、属性などに捉われることはない」とか言って。雷の発生原理を知ればその現象を起こさせ、土を動かして防御壁にしたりするのも、水を操るのも、溶岩をつかうときの応用で念動力使えば簡単ですよね。風だって空間を支配することを考えれば、空気の流れを産むのも出来そうです。っていうか空間や次元を操る人間からすると、錬度の差はあれ、オールオッケーな気が…(・ω・;)
というようなご都合妄想も朝から沸かせておりました。うう、もう出勤時間…
今日もぱちぱちありがとうございます!仕事前のやる気の素です!
「ア、アスプロスは兄であって…兄以外の何者でもない!」とか自分を納得させるように言ってるのを聞いたアスプロスが「何を言っているのだ当たり前だろう」って変な顔をしていますよ。
でもあとでストラップの文字に気づいた兄が、ちょっと複雑な気持ちになって、そんな自分にイライラして、そのイライラを弟をからかうことで発散するよ!わざとソファーでデフテロス寄りかかってみたりね!とんだ八つ当たりだ!
蟹は美味しく頂きました。
あとコンビニで「クリエイターから中ニ病患者まで」っていう11ヶ国語ネーミング辞典をみつけたので買っちゃいました。当然中ニ病カテゴリで!色んな単語が11ヶ国語(英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語・ロシア語・ラテン語・ギリシア語・アラビア語・中国語)で並んでるだけなんですけど、単語によって「あー世界って繋がってるんだなあ」と実感するものから、「何で近くの国なのにそんなに読み方違うの?」なものまで、いろいろ中ニ的楽しみ方が出来て面白いです。
日本なんて金糸雀(カナリア)のように中国経由の言葉に外来語読みくっつけたり、雲雀(ひばり)みたいに中国経由の言葉(云雀…云=雲)に和読みくっつけたりしてますよね。前者はオランダからの輸入鳥なので外国語読みのまま呼ばれ、後者は在来種なので日本の読みがくっつけられたってことなんでしょうけど、成り立ちによってどこからいつ入ってきた言葉なのか類推できるのも楽しいなあと思います。日本に限らずヨーロッパやロシア、中国などもそういう単語の各国間の流れと物品・生物の流通はリンクしてるんですよね。
星矢世界ではギリシアは神様のいるお膝元ですから、いろんなものが周辺国へ流通していったのだろうなあとか妄想してます(>▽<)
あとこの辞書のお陰でペフコは松って意味だったんだなとわかりました。でもこの辞書、同じ単語なのにカルディア(心)とカルディヤ(心臓)の読みが違い、別項目になってるところなどに不安が。意味が違ったら読み方違うとか、そんな日本語風だったりすることあるんですかギリシア語(>ω<;)語学の素養がないので、そういうとこが判らなくて使いこなしきれません。一読しただけで1から100を理解してそうなアスプロスになりたい。
ついでに、アスプロスやサガたちジェミニーズなら、普通にΩでの全属性の力を使いこなしそうだなあとも思いました。「原子のなりたちを理解すれば、属性などに捉われることはない」とか言って。雷の発生原理を知ればその現象を起こさせ、土を動かして防御壁にしたりするのも、水を操るのも、溶岩をつかうときの応用で念動力使えば簡単ですよね。風だって空間を支配することを考えれば、空気の流れを産むのも出来そうです。っていうか空間や次元を操る人間からすると、錬度の差はあれ、オールオッケーな気が…(・ω・;)
というようなご都合妄想も朝から沸かせておりました。うう、もう出勤時間…
今日もぱちぱちありがとうございます!仕事前のやる気の素です!
ND再開\(^▽^)/
以下、NDだけでなくΩのネタバレまでありますのでご注意下さい。いやまさかチャンピオンでΩのネタバレ見るとかびっくりですよ。しかも絶妙なネタバレでしたよ。
場面は双児宮からはじまります。双子座期間に双子座の活躍が拝めてうれしいです。カインが姿のみえないアベルに「邪悪な弟め!」「もはやおまえを打ち消すことになんのためらいももたぬ!」とかって怒鳴ってるんですが、駄目だろ誘い方がなってない!「わたしの可愛い弟よ、出てきなさい」って微笑めば、その辺からきっと沸いてくるよ!
打ち消すことに今までは躊躇い持ってたんだなと、図らずもデレを見せているのはポイントです(`・ω・´)
そんなカインへ、一体誰に言ってるとつっこみながら登場する一輝。以前も書きましたが、NDになってからの一輝はちゃんと少年ぽい感じなんです。カインとの身長差のせいもあるかも。一輝いちおう175cmあるのに、カインが一輝抱きしめたら胸元に頭が来るような感じで描かれてるんです。
で、戦いを好まぬカインは、命が惜しければ道を戻れと一輝にも命じます。当然聞き入れる一輝兄さんじゃないので、あっというまにカインの光速拳で叩きのめされてしまいました。
青銅のお前などに構ってる暇はない、アベルが牙をむき始めたいま、なんとしても滅せねば猶予がない…みたいに言うカインへ、「そんな男はどこにも居ない、一人芝居してるだけじゃね?(意訳)」と一輝が正直に言ったものだから、余計カインが怒っちゃいました。アベルだけでなく聖域に邪悪な小宇宙が渦巻いているのを感じ取り、カインはカインでアテナを守らねばと焦っているようです。
自分はそのアテナを守りに未来からきた!と一輝がまた正直に伝えますが、当然信じてもらえません。
一方その頃、瞬と天馬は上宮めがけて駆けてます。天馬は蘇生したばかりで血を吐いたりしてるので、瞬を先に行かせるんですが、その前に二人の会話シーンがあるんですね。
未来から来たという瞬へ、未来は平和になってるのかと尋ねる天馬。戦争も飢餓も悪い人もなくなってませんと答える瞬。じゃあいくら命がけで戦っても、結局悪を一層できない、いつかは神々の罰を受けて人間は抹殺されるんじゃないかな…と呟く天馬へ、瞬が「ちがいますよ」と否定します。
いつの世にも悪は絶えないけれど、いつかきっと世界中の人が微笑んで暮らせる時代がくるはず、その時こそ神々は人間に本当に地上をあたえてくれるだろう…そう瞬は言うのです。
このあたり凄い車田節ですよね!
「いつか」に神の裁きと人間の滅びを思っていた天馬が、瞬のことばで「いつか」を希望に変える。少年漫画はこうあって欲しいココロ(>ω<)
そして場面はもどって一輝とカイン。光速の黄金聖闘士の前では、一輝の拳はかすりもしません。「青銅聖闘士(ブロンズ)はしょせん音速どまり!だが黄金聖闘士(ゴールド)は光速なのだぞ!」のコマのカインが格好いいったら!
一輝がカイン(というかジェミニ)をどの時代でも黄金聖闘士のなかで最強とか褒めてくれましたけど、一輝兄さんの戦闘スカウターて信じていいのかそうでないのか今ひとつの気がげほごほ。
そんなわけで、一輝はフェニックス最大の拳を放つために踊り始めるのでした。鳳翼天翔の前にキグナスダンスならぬフェニックスダンスが付加されましたよ!(^▽^)
鳳翼天翔のシーンも早くカラーで見たいなあ。迫力ありますよ!
拙宅では、星矢にぞっこん(死語)なサガですが、前聖戦時代のカインは御大公式サイトのバレといい、一輝に対してそうなるかなあと思いました。一輝がたずねてくるとぱあっと嬉しそうになるカイン兄さん。私の脳内でだけですけど。
シャカがさりげなく対抗するよ!
そんなわけで次号も多分カインVS一輝の巻。双子座ファンの私は嬉しいですけど、そろそろ次の獅子宮や上宮の宝瓶宮も気になるよ!
あと、今週のチャンピオンのオマケがΩポスター(使いまわし絵ですけど、星矢と天馬なので嬉しいです)で、特報もΩだったんですが、「これからの見どころ」でまさかネタバレがくるとは思わなかったよ!ちょ、あのTVの来週予告はブラフだったの!?また騙されたの!?一応反転しますね。マルスが建設をはじめたバベルの塔に侵入する光牙たち。そこへなんと黄金聖闘士の獅子座が立ちはだかる!ええええええええ!?Σ(゜◇゜)じゃあの予告はなに?まさか星矢VS獅子座なの!?そもそも獅子座は誰!気になって気になってしょうがないですよ!
いろいろ怒涛の展開ですね…いやほんとに気になってどうしたら!日曜朝まで待てない!
以下、NDだけでなくΩのネタバレまでありますのでご注意下さい。いやまさかチャンピオンでΩのネタバレ見るとかびっくりですよ。しかも絶妙なネタバレでしたよ。
場面は双児宮からはじまります。双子座期間に双子座の活躍が拝めてうれしいです。カインが姿のみえないアベルに「邪悪な弟め!」「もはやおまえを打ち消すことになんのためらいももたぬ!」とかって怒鳴ってるんですが、駄目だろ誘い方がなってない!「わたしの可愛い弟よ、出てきなさい」って微笑めば、その辺からきっと沸いてくるよ!
打ち消すことに今までは躊躇い持ってたんだなと、図らずもデレを見せているのはポイントです(`・ω・´)
そんなカインへ、一体誰に言ってるとつっこみながら登場する一輝。以前も書きましたが、NDになってからの一輝はちゃんと少年ぽい感じなんです。カインとの身長差のせいもあるかも。一輝いちおう175cmあるのに、カインが一輝抱きしめたら胸元に頭が来るような感じで描かれてるんです。
で、戦いを好まぬカインは、命が惜しければ道を戻れと一輝にも命じます。当然聞き入れる一輝兄さんじゃないので、あっというまにカインの光速拳で叩きのめされてしまいました。
青銅のお前などに構ってる暇はない、アベルが牙をむき始めたいま、なんとしても滅せねば猶予がない…みたいに言うカインへ、「そんな男はどこにも居ない、一人芝居してるだけじゃね?(意訳)」と一輝が正直に言ったものだから、余計カインが怒っちゃいました。アベルだけでなく聖域に邪悪な小宇宙が渦巻いているのを感じ取り、カインはカインでアテナを守らねばと焦っているようです。
自分はそのアテナを守りに未来からきた!と一輝がまた正直に伝えますが、当然信じてもらえません。
一方その頃、瞬と天馬は上宮めがけて駆けてます。天馬は蘇生したばかりで血を吐いたりしてるので、瞬を先に行かせるんですが、その前に二人の会話シーンがあるんですね。
未来から来たという瞬へ、未来は平和になってるのかと尋ねる天馬。戦争も飢餓も悪い人もなくなってませんと答える瞬。じゃあいくら命がけで戦っても、結局悪を一層できない、いつかは神々の罰を受けて人間は抹殺されるんじゃないかな…と呟く天馬へ、瞬が「ちがいますよ」と否定します。
いつの世にも悪は絶えないけれど、いつかきっと世界中の人が微笑んで暮らせる時代がくるはず、その時こそ神々は人間に本当に地上をあたえてくれるだろう…そう瞬は言うのです。
このあたり凄い車田節ですよね!
「いつか」に神の裁きと人間の滅びを思っていた天馬が、瞬のことばで「いつか」を希望に変える。少年漫画はこうあって欲しいココロ(>ω<)
そして場面はもどって一輝とカイン。光速の黄金聖闘士の前では、一輝の拳はかすりもしません。「青銅聖闘士(ブロンズ)はしょせん音速どまり!だが黄金聖闘士(ゴールド)は光速なのだぞ!」のコマのカインが格好いいったら!
一輝がカイン(というかジェミニ)をどの時代でも黄金聖闘士のなかで最強とか褒めてくれましたけど、一輝兄さんの戦闘スカウターて信じていいのかそうでないのか今ひとつの気がげほごほ。
そんなわけで、一輝はフェニックス最大の拳を放つために踊り始めるのでした。鳳翼天翔の前にキグナスダンスならぬフェニックスダンスが付加されましたよ!(^▽^)
鳳翼天翔のシーンも早くカラーで見たいなあ。迫力ありますよ!
拙宅では、星矢にぞっこん(死語)なサガですが、前聖戦時代のカインは御大公式サイトのバレといい、一輝に対してそうなるかなあと思いました。一輝がたずねてくるとぱあっと嬉しそうになるカイン兄さん。私の脳内でだけですけど。
シャカがさりげなく対抗するよ!
そんなわけで次号も多分カインVS一輝の巻。双子座ファンの私は嬉しいですけど、そろそろ次の獅子宮や上宮の宝瓶宮も気になるよ!
あと、今週のチャンピオンのオマケがΩポスター(使いまわし絵ですけど、星矢と天馬なので嬉しいです)で、特報もΩだったんですが、「これからの見どころ」でまさかネタバレがくるとは思わなかったよ!ちょ、あのTVの来週予告はブラフだったの!?また騙されたの!?一応反転しますね。マルスが建設をはじめたバベルの塔に侵入する光牙たち。そこへなんと黄金聖闘士の獅子座が立ちはだかる!ええええええええ!?Σ(゜◇゜)じゃあの予告はなに?まさか星矢VS獅子座なの!?そもそも獅子座は誰!気になって気になってしょうがないですよ!
いろいろ怒涛の展開ですね…いやほんとに気になってどうしたら!日曜朝まで待てない!
指輪SSを昨晩アップするはずが寝潰れてました(>ω<)
ロスサガ要素コミコミ!
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十二宮の公用通路を下りてきたアイオロスは、目指す双児宮が見えてきたところで一瞬足を止めた。宮の入り口たる門柱前には、何人かの雑兵と黒髪のサガが見える。
雑兵たちはサガへ何か包みを渡していた。今日はサガの誕生日だ。白い方のサガだけでなく、黒い方のサガへも果敢に贈り物をする者は多く、その度胸は大したものだと感心する。
サガはさっそく包みを開けたようだ。立ち止まって眺めているのも不自然なので、アイオロスは再び歩き出した。雑兵たちが気づいて彼へと頭を下げる。こちらのサガも他人の居る場所では、あからさまに次期教皇を無碍にはしない。ちらりと一瞥して、けれども挨拶をするでもなく、包みに視線を戻す。しかたなくアイオロスのほうから声をかけた。
「こんにちは、君たちもサガへのプレゼントかい?」
『も』の一言へ、自分の用件を暗に込める。
雑兵たちは目上の登場に遠慮するそぶりを見せながらも、それぞれ嬉しそうに肯定した。皆で金を集めて購入したのだという。なんら含むもののない純粋な好意だ。必要であれば牽制という手段も考えていたアイオロスは、少しだけ彼らを羨んだ。
「何をあげたの?」
答えが返る前に、サガが包みから小さな箱を取り出した。上品な色合いのビロードで外張りされたリングケース。思わず声をあげそうになる。
「…指輪?」
箱を開けたサガが、不思議そうな顔をして呟いた。どさくさに紛れてアイオロスが横から一緒に覗き込むと、両手で王冠の乗ったハートを持つ意匠の、シンプルとは言いがたいシルバーリングが収められている。
「クラダリングというのです」
雑兵のひとりが言った。アイルランドに伝わる指輪で、ハートは「愛」を、王冠は「忠誠」を、両手は「友情」をあらわすのだそうだ。つまり、サガがそれらの幸せを手に掴むことが叶うようにという、彼らの願いが篭められている。
サガはなおも妙な顔をして聞いていたが、おもむろにその指輪を左手の薬指に嵌めた。なんの躊躇もない動きで、アイオロスや雑兵たちもあっけにとられる。また空気を読まぬことに、サイズもぴったりと合っているようだ。
サガは左手を目の前にかざし、じっと指輪を眺めた。
「装身具をもらったのは初めてだ。指輪印の付いた教皇の指輪とは、また用途も異なるのだろうな」
「ちょ、サガ」
ようやくアイオロスが突っ込みを入れる。
「何故、あえてその指に嵌めるんだ」
「利き手では邪魔になろう。この指が一番不便なさそうだ。それに、下界ではこの指に嵌めている者をよく見る」
「嵌める指で意味がつくんだよ」
サガはアイオロスへは返事をかえさず、くるりと雑兵の方をむき、嵌めた指輪をみせた。
「そうなのか?この指には、どのような意味が?」
元偽教皇である彼はとても頭がいい。知識もずば抜けている。しかし、世俗の恋愛風俗や慣習については全く興味を持っておらず、『どうでもいいこと』であると判じている。ただでさえ聖域箱入りの彼だ。あえて得ようとしない下界の情報は、知らぬままに捨て置かれており、意外な一般常識を知らなかったりもする。
「通常、妻帯者である・恋人がいる…といった意味合いになります」
「そうか、では問題ないな。このわたしを妻帯者と思う者もおるまい」
あっさりと答えた黒髪の双子座へ、あわててアイオロスが食い下がる。
「サガ、今の話聞いてたのか!?恋人持ちだと誤解するヤツはいるかもしれないだろ!」
雑兵たちにサガを取られたような気がして、正直それはおもしろくない。事実、雑兵たちは驚きつつも大そう嬉しそうにしている。黒髪のサガが怪訝そうに尋ね返した。
「誤解は誤解で事実ではない。それに、誤解があったところで何だというのだ」
慣習よりも己の利便性を優先させようとする思考回路は、彼らしい。
ならば、利便性よりも問題のほうが多いということを知らしめることが出来れば、考えを覆すだろうか。
(ちょっと痛い目を見てもらおうかな)
ほんの少しだけ、無防備すぎるサガに腹をたててもいたアイオロスは、にっこりと笑みを浮かべて宣告した。
「では、ためしに夜までそのままつけていてごらん。そうしたら、意味がわかるよ」
夕方、アイオロスが再び双児宮を訪れると、黒髪のサガはソファーでぐったりしていた。目の前のテーブルには訪問者たちが置いていったのであろう贈り物や花などが積み上げられたままになっている。
ちらりと手元に目を走らせると、指輪は外されていた。
「ね、俺の言った意味わかった?」
「……業腹だがな」
アイオロスが来たというのに、虚勢をはる元気もないらしい。
双児宮を訪れた者たちは、口々に指輪の件を問いただしたはずだ。ことにサガに執心のものたちは、相手は誰だと迫ったに違いない。サガが『相手も意味もない』と答えたところで、半数は納得しなかったはずだ。それどころか、相手を庇って隠しているのかと、余計説明の手間は増えたろう。
そして、そんな説明は黒のサガがもっとも不得手とする方面である。誤解を解くために相当の労力を使ったと思われる。
アイオロスはサガの隣へ腰を下ろした。常であれば睨んでくるこちらのサガも、いまは大人しい。
「はい、誕生日おめでとう。昼間に渡しそこなったからね」
サガの目の前に置かれたのは、アクリルで作られた、中身のない空のリングケースだった。無言でそれを見つめたサガが、異星人でもみるような瞳でアイオロスに視線を移す。
「貴様、何を考えているのだ」
「中身はもう少し先になるけど、俺からの指輪をつけるときのために、薬指は空けておいて欲しいんだよね」
「その時にはまた誤解を解くための説明を強制されるのか、わたしは」
「誤解でなければ、説明は楽だよ?俺の名前出せばいいだけだもん」
ね、と笑いかけたアイオロスを見る黒サガの表情は、やっぱり理解不能な相手を眺めるそれだった。
アイオロスはもう1つ包みをとりだした。甘いギリシア菓子の詰め合わせ。そこから1つ蜂蜜タルトを摘まむと、サガの口元へ運ぶ。
「こっちが用意してた誕生日祝い。食べない?甘いものを食べると疲れがとれるよ」
「…貰おうか」
サガは珍しく反発することなく、その菓子にかぶりついた。
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雑兵たちの指輪はちゃんと今後もときおり中指で活躍。説明を迫った面子は年中組とか女神とか星矢とか興味本位の年長組とか…まだカノンが海界から帰宅してないので、1番大変な説明相手は逃れてる黒サガです。でもアイオロスが置いてった空のリングケースの説明は求められるんですケド。
昨日は色々なサイト様で双子誕作品を拝見できて幸せでした\(>▽<)/
ロスサガ要素コミコミ!
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十二宮の公用通路を下りてきたアイオロスは、目指す双児宮が見えてきたところで一瞬足を止めた。宮の入り口たる門柱前には、何人かの雑兵と黒髪のサガが見える。
雑兵たちはサガへ何か包みを渡していた。今日はサガの誕生日だ。白い方のサガだけでなく、黒い方のサガへも果敢に贈り物をする者は多く、その度胸は大したものだと感心する。
サガはさっそく包みを開けたようだ。立ち止まって眺めているのも不自然なので、アイオロスは再び歩き出した。雑兵たちが気づいて彼へと頭を下げる。こちらのサガも他人の居る場所では、あからさまに次期教皇を無碍にはしない。ちらりと一瞥して、けれども挨拶をするでもなく、包みに視線を戻す。しかたなくアイオロスのほうから声をかけた。
「こんにちは、君たちもサガへのプレゼントかい?」
『も』の一言へ、自分の用件を暗に込める。
雑兵たちは目上の登場に遠慮するそぶりを見せながらも、それぞれ嬉しそうに肯定した。皆で金を集めて購入したのだという。なんら含むもののない純粋な好意だ。必要であれば牽制という手段も考えていたアイオロスは、少しだけ彼らを羨んだ。
「何をあげたの?」
答えが返る前に、サガが包みから小さな箱を取り出した。上品な色合いのビロードで外張りされたリングケース。思わず声をあげそうになる。
「…指輪?」
箱を開けたサガが、不思議そうな顔をして呟いた。どさくさに紛れてアイオロスが横から一緒に覗き込むと、両手で王冠の乗ったハートを持つ意匠の、シンプルとは言いがたいシルバーリングが収められている。
「クラダリングというのです」
雑兵のひとりが言った。アイルランドに伝わる指輪で、ハートは「愛」を、王冠は「忠誠」を、両手は「友情」をあらわすのだそうだ。つまり、サガがそれらの幸せを手に掴むことが叶うようにという、彼らの願いが篭められている。
サガはなおも妙な顔をして聞いていたが、おもむろにその指輪を左手の薬指に嵌めた。なんの躊躇もない動きで、アイオロスや雑兵たちもあっけにとられる。また空気を読まぬことに、サイズもぴったりと合っているようだ。
サガは左手を目の前にかざし、じっと指輪を眺めた。
「装身具をもらったのは初めてだ。指輪印の付いた教皇の指輪とは、また用途も異なるのだろうな」
「ちょ、サガ」
ようやくアイオロスが突っ込みを入れる。
「何故、あえてその指に嵌めるんだ」
「利き手では邪魔になろう。この指が一番不便なさそうだ。それに、下界ではこの指に嵌めている者をよく見る」
「嵌める指で意味がつくんだよ」
サガはアイオロスへは返事をかえさず、くるりと雑兵の方をむき、嵌めた指輪をみせた。
「そうなのか?この指には、どのような意味が?」
元偽教皇である彼はとても頭がいい。知識もずば抜けている。しかし、世俗の恋愛風俗や慣習については全く興味を持っておらず、『どうでもいいこと』であると判じている。ただでさえ聖域箱入りの彼だ。あえて得ようとしない下界の情報は、知らぬままに捨て置かれており、意外な一般常識を知らなかったりもする。
「通常、妻帯者である・恋人がいる…といった意味合いになります」
「そうか、では問題ないな。このわたしを妻帯者と思う者もおるまい」
あっさりと答えた黒髪の双子座へ、あわててアイオロスが食い下がる。
「サガ、今の話聞いてたのか!?恋人持ちだと誤解するヤツはいるかもしれないだろ!」
雑兵たちにサガを取られたような気がして、正直それはおもしろくない。事実、雑兵たちは驚きつつも大そう嬉しそうにしている。黒髪のサガが怪訝そうに尋ね返した。
「誤解は誤解で事実ではない。それに、誤解があったところで何だというのだ」
慣習よりも己の利便性を優先させようとする思考回路は、彼らしい。
ならば、利便性よりも問題のほうが多いということを知らしめることが出来れば、考えを覆すだろうか。
(ちょっと痛い目を見てもらおうかな)
ほんの少しだけ、無防備すぎるサガに腹をたててもいたアイオロスは、にっこりと笑みを浮かべて宣告した。
「では、ためしに夜までそのままつけていてごらん。そうしたら、意味がわかるよ」
夕方、アイオロスが再び双児宮を訪れると、黒髪のサガはソファーでぐったりしていた。目の前のテーブルには訪問者たちが置いていったのであろう贈り物や花などが積み上げられたままになっている。
ちらりと手元に目を走らせると、指輪は外されていた。
「ね、俺の言った意味わかった?」
「……業腹だがな」
アイオロスが来たというのに、虚勢をはる元気もないらしい。
双児宮を訪れた者たちは、口々に指輪の件を問いただしたはずだ。ことにサガに執心のものたちは、相手は誰だと迫ったに違いない。サガが『相手も意味もない』と答えたところで、半数は納得しなかったはずだ。それどころか、相手を庇って隠しているのかと、余計説明の手間は増えたろう。
そして、そんな説明は黒のサガがもっとも不得手とする方面である。誤解を解くために相当の労力を使ったと思われる。
アイオロスはサガの隣へ腰を下ろした。常であれば睨んでくるこちらのサガも、いまは大人しい。
「はい、誕生日おめでとう。昼間に渡しそこなったからね」
サガの目の前に置かれたのは、アクリルで作られた、中身のない空のリングケースだった。無言でそれを見つめたサガが、異星人でもみるような瞳でアイオロスに視線を移す。
「貴様、何を考えているのだ」
「中身はもう少し先になるけど、俺からの指輪をつけるときのために、薬指は空けておいて欲しいんだよね」
「その時にはまた誤解を解くための説明を強制されるのか、わたしは」
「誤解でなければ、説明は楽だよ?俺の名前出せばいいだけだもん」
ね、と笑いかけたアイオロスを見る黒サガの表情は、やっぱり理解不能な相手を眺めるそれだった。
アイオロスはもう1つ包みをとりだした。甘いギリシア菓子の詰め合わせ。そこから1つ蜂蜜タルトを摘まむと、サガの口元へ運ぶ。
「こっちが用意してた誕生日祝い。食べない?甘いものを食べると疲れがとれるよ」
「…貰おうか」
サガは珍しく反発することなく、その菓子にかぶりついた。
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雑兵たちの指輪はちゃんと今後もときおり中指で活躍。説明を迫った面子は年中組とか女神とか星矢とか興味本位の年長組とか…まだカノンが海界から帰宅してないので、1番大変な説明相手は逃れてる黒サガです。でもアイオロスが置いてった空のリングケースの説明は求められるんですケド。
昨日は色々なサイト様で双子誕作品を拝見できて幸せでした\(>▽<)/