星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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ハッピーバースデージェミニ!(^▽^)
サガとカノン以外の双子座の誕生日は謎ですが、一緒にお祝いです。そんなわけで、へぼ絵ですが去年のネタの兄さんエクスクラメーション絵をアップしました。弟エクスクラメーションも描きたいなって誕生日絵のほうに記載したんですが、脳内で構図をまとめようとしたら、カノンだけでなくアベルもお兄さんに手をあげようとしない…三位一体の位置には立つんですが、兄に攻撃できるのがデフテロスだけという。そんなアベルとカノンを「ブラコンだな…」って思ってるデフテロスですけど、アベルもカノンもデフテロスを「ブラコン末期だなこの男」って思ってますから!どっちもどっち。あ、でもこの三名、兄VS弟の設定でなければ禁忌の技であろうが気にせず撃ちまくりますけどね!あ、うそ、デフテロスだけは真面目なので掟を気にします。

雑兵に指輪もらったサガの話とか書こうとしたんですが朝のブログタイムが足りなかった!朝方忍者の調子がよくないのが悪い!ぷんすか。夜には何か上げられるといいな。
/(^O^)\去年の双子誕SSをまだサイトの方へアップしてなかったことに気づき、大慌てて作業しました。大丈夫今年の誕生日は明日だからセーフ!
そして前回SSの続きで黒白サガ。
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教皇の職務の1つに瞑想(メディテーション)がある。神殿に居ながらにして聖域や外の世界を体感し、視るための秘術だ。しかし、いまサガは己の内面を視るために、それを行っている。
精神の階層を順番に降りていきながら、サガは片割れを捜していた。黒のサガと呼ばれている半魂は、呼び名のとおり心の影や闇に潜んでいることが多く、とても見つけにくいのがかつての常であった。
しかし、サガはほどなくして、彼が横たわっているのを見つけ出した。思っていたよりは浅く明るい表層の精神エリアだ。ふわりと泳ぐように近づくも、彼は背を向けて転がったまま、こちらを見ない。
「何をふてくされているのだ?」
同じサガであるがゆえに、互いの心情は何となく伝わってくる。
背中へ率直に尋ねると、ごろりと身を返した黒髪の半魂が、サガを睨み返した。
「お前の方こそが本当だと、あの小娘に認められて良かったな」
言葉こそ嘲笑と厭味をない交ぜにして発せられていたが、紅の瞳には傷ついたような色が浮かんでいる。先ほどの女神との会話を聞いていたのだろう。
サガは視線を合わせるように、その場へ腰を下ろした。
「アテナは、お前が偽であるとはおっしゃっておられない」
「屁理屈を」
「あの方は、”サガ”の正義を信じてくださったのだ…サガにはお前も含まれる、少なくともわたしはそう受け止めた」
「……」
「お前の…いいや、わたし達のなしたことは、正当化できるものではない。それでも奥底に一片の正義はもっていたのだと、アテナは信じてくださったのだ」
「……」
「だから、お前がしょげることなど、ないぞ」
「誰がしょげている!」
がばりと身を起こした黒のサガへ、白のサガは微笑んだ。
「他人の言葉なぞ気にも留めぬお前が、成長したものだ」
「言葉1つに揺らがされる弱さを、成長だと!?」
「ほう、揺らがされていることも認めるのか」
ぐっと黒のサガが言葉に詰まる。『外』では決して見せることのない素の表情だ。誰も知らぬ心の中で、同じ自分である白の半魂にしか見せることのない本心の発露。互いに認めあい、交じり合うことを許した聖戦後になって、初めて可能となった光と闇の交流であった。
「気になど留めぬ。だが揺らがされる。この感情は何だ。怒りか?」
「その感情が何であるか決めるのは、お前だよ…だが、お前を揺らがせることのできる相手が増えているのは、喜ばしいような、妬けるような、不思議な心地がする」
囁くように告げる白の半魂の頬へ、黒の半魂は手を差し伸ばしそっと触れた。
「お前だけがいればいいのに、何故それではいけないのだ」
「…ここでは、わたし達だけだろう」
白の半魂は、黒の半魂の指先へ絡めるようにして、己の手を重ねた。

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いちゃいちゃしてますけど、これも同一人物同士だからセーフ!
というマイルールで今後も行きます。
女神とサガ
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サガは書類の最後にサインをすると、ペンを置いて一息ついた。執務机につまれていた書類もこれでしまいだ。
石窓からはうららかな陽光が射し込んでいる。まだ午後を少しまわった程度の時刻だが、聖闘士のデスクワークとしては長いくらいだ。聖域では、貴重な聖闘士に書類仕事で身体を鈍らせるような無駄はさせない。元教皇かつ現教皇補佐という立場の彼だからこそ、書類が集まってくるのだ(サガがそうした仕事を好むせいもある)。
机まわりを片付け、双児宮へ戻ろうとしたタイミングで、女神が見計らったように現れた。跪いて礼をとろうとしたサガを制し、アテナはにこりと微笑む。
「明日は貴方の誕生日ですね、サガ」
「は…」
「これは、私が焼いたのです。口に合うか分かりませんが、カノンと一緒に食べてください」
小奇麗な紙袋に入れて渡されたのは、かすかに漂う香りからして、焼き菓子の類だろう。
ごく普通の少女らしい贈り物に、サガは思わず顔をほころばせた。
「大罪を犯した私どもに過分なご好意…ありがたく存じます」
「もう、サガったら、堅苦しいんだから」
「いいえ、我らはともに、貴女へ返しきれぬ恩と借りがございます。殊にわたしは…今のこのサガがあるのは、貴女のおかげですから」
「私はあなたの野望を打ち砕いた小娘ですのに?」
悪戯っぽく笑うアテナは厭味を言ったわけではないが、明らかにサガの反応を見ようと楽しんでいる。サガは苦笑いをしながらも否定した。
「いまはそのように思っておりませぬ。確かにわたしの誕生日は明日でございますが…わたしがわたしであれるようになったのは、アテナ、貴女があの言葉を下された日だと思っておりますから」
「あの言葉?」
「『信じます』と。『本当のあなたは正義だったということを』…目の前で手をついたわたしに、貴女はそうおっしゃって下さいました」
それはサガが自害した日でもあった。

「わたしはそれまで、自分を信じることが出来なかった。いえ、自分とは何かすら定めることが出来なかった。皆はわたしを『神のようだ』と言いましたし、この世でたった一人の弟は『本当のお前は悪だ』と言いました。けれどもわたしは『他人がどう言おうと、わたしはわたしだ』という事ができなかったのです…このサガにはもうひとつの人格がありましたゆえ」

たったいま自分が何かを白だと断じたとしても、その直後には同じ何かを黒と断ずる自分がいる。その判断を下したもうひとつの意志を同じ自分だとは思えないけれども、その意志は自分もサガだという。
サガは正義のために尽くしたいと強く思っていたけれども、その思いは信用に値するのか、という反証は常に胸のうちにあった。現に、相反する自分は、女神に反旗を翻してしまったではないか。
魂の相方ともいえる双子座の聖衣ですら、サガに問うた。WHO ARE YOU?と。

「貴女が信じてくださって初めて、わたしは自分を肯定することができたのです…あの言葉があったから、死んだのち逆賊とののしられようと、貴女が信じたわたしを信じて、十二宮を貴女のもとまで駆け上がることができた」

そう語るサガの瞳は、深く静かに澄んだ湖を思わせた。今のサガは自分の言葉を疑いながらではなく、信じて紡ぐことが出来るのだ。
それは安定と強さを生み、結果的に己のなかの黒のサガを見詰めなおす余裕を育んだ。
綺麗な瞳だと、神でもあるアテナはそう思った。

「ふふ、ではその日を、サガと私だけが知っているヒミツの誕生日ってことにしましょうか」

アテナがそう言ってにっこり瞳を覗き込むと、サガは赤くなって視線を泳がせている。
どちらが小娘か分からないわ…とこっそり女神は思ったものの、サガの反応自体はとても嬉しいものであったので、その感想は胸の奥へ封印することにした。

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焼き菓子は普通のクッキー詰め合わせです。最初沙織さんはカップケーキにしようと思ったのですが、カノン+白サガ+黒サガ分で焼くとサガが2個食べることになるので、融通の利くクッキーにしましたというどうでもいい裏設定付き。
今日もぱちぱちありがとうございます!毎日癒しを頂いております(^-^)
1つ前の日記の続きで、今日のΩのカブトムシ兄弟について考えてみました。
兄弟で一緒に戦えるって、たとえマーシアンでも嬉しいに違いないですよね。
一緒の戦場に立てるよう二人で支えながら頑張って、やっとマーシアンの闘衣を手に入れて、でも戦場に立つということは二人とも傷ついたり死んだりするかもしれないということで、そんな時に誰よりも近くに居たいとか思ってるかもしれないわけですよ。
「今日はパライストラを落とすという大仕事だ」
「頑張ろうな兄者!」
「…なあ、仕事が終わったらちょっと長めの休暇を取って、久しぶりに旅行にでもいかないか」(フラグ発生)
「兄者…」
こんな会話があったかもしれないし!

いや、マルスが休暇なんてくれるわけないよ(・ω・)

あと、妄想を始めてみて思いました。やっぱり兄弟愛には愛だけじゃなくて、ちょっと愛憎というかコンプレックスというか、スパイスあったほうが私の好みのようです。最終的にはラッブラブでいいんですけど、その途中段階までは!

とりあえず状況を他のキャラで強引に置き換えてみました。
サガVSミーノス、カノンVSラダマンティスが同時戦闘したとしますよ。サガがミーノスに劣勢だとしますよ。カノンは当然「よくもサガを!」って言いますね。ラダマンティスが「よそ見するな、お前の戦闘相手は俺だ」と怒りますね。
…あれ(・△・)光牙は正しいのか?
しかして上記の状況だと、むしろカノンはサガを怒りそうな気もします。「サガ、遊んでいないで本気だせ!」とかいいそう。どんなにミーノスが強くても関係なし。「お前の力はそんなんじゃないだろ!」って怒って、サガも「お前の言うとおりだ」ってパワーアップしちゃうような、そんな関係で。そんなのを目の前で見せられるミーノスいい迷惑。

あと今日は脳内で黒サガ(15歳)にパライストラの制服を着せてみた!もちろんΩ絵風に!わりといけた!少年シュラも黒髪版エデン風に妄想したらわりといけた!
あれ、そういえばエデンどうしたの(・ω・;)エデンが一人でさっくり脱出できてたら、今日5人で力を合わせて闇の牢獄の扉を破壊した主人公達の絆の力が…(汗)
来週からND再開!って今週のチャンピオンに書いてありました(>▽<)
巻頭カラーにオマケのΩポスター、そして何か特報があるモヨウ。御大の公式頁でも今日の日付の日記で再開の旨は書かれているのですが…
「星矢N★D」次シーズンいよいよ始動開始。どこかの週刊誌に載るから見てくれ!(公式ブログより抜粋)
…先生、どこかの週刊誌って、何故そこを伏せるのですか。

それはさておき今週もΩ感想!以下ネタバレご注意下さい。

忍者聖闘士の栄斗(はると)と合流した光牙は、栄斗の機転により一緒に地下牢を脱獄します。一方地上のパライストラでは、生徒達がマーシアンに囲まれて、マルスへの忠誠を誓えと強制されてました。まずは代表の学園長代理が強制され、当然ながら拒否してふっとばされます。名もなき学園長代理さんをあんまり苛めないであげて…(T▽T)そんな彼もかつては聖闘士だったらしいですよ(byΩ公式キャラクター頁)
でも、そのあとは檄先生の一喝により、先生&生徒達はマーシアンたちに抵抗を始めました。闇の牢獄の中では身体が重く、小宇宙も吸いとられ気味なので聖闘士たちは不利なんですが、生徒たち頑張ってます。フっくんたちも頑張ってた!吹っ飛ばされてたけど!
そのころ聖域ではマルスが偽アテナの小宇宙を使い、十二宮をふっとばしました。えええええ!ちょ、サガとカノンのスイートホーム双児宮が!他の黄金聖闘士たちの思い出の宮がああああああ。
なんかその破壊した十二宮の上に新たなる宮だか塔だかを作る予定のようですマルス。

栄斗の忍術(笑)の数々を見て、私も光牙と一緒に「忍者すげえ…(゜◇゜)」ってなってました。牢内で変わり身の術(光牙が口の悪い栄斗を殴ろうとしたら、木の幹に入れ替わってたとかそういう)から始まり、水の術や火遁やら土遁やらのオンパレード!土属性の彼が土から手裏剣の形を作って、それを相手にぶつけたのはセーフとして、火薬玉を沢山取り出して相手にぶつけたのは、いいの?それいいの!?火薬玉は武器じゃないって判断!?コラー、それは忍者の能力を持った聖闘士じゃなく、聖闘士の力をもった忍者だろ!でも笑わせてもらったからいいです(…)。変身シーンといい、彼はネタ要員の気がしてならない(`・ω・´;)

で、脱出途中の光牙と栄斗の前に、カブトムシ系のマーシアン2名が立ちふさがります。それぞれ1対1で対応し、相手を叩きのめすんですが、この敵二名、何か兄弟のようでしてね…
「よくも弟を!」「兄者!」……(^ω^)無駄な兄弟愛を見せられた!
いや無駄な兄弟愛なんてない。私は彼らを応援しようと思いました。あれがカノンとサガだったら更に100倍くらいの勢いで応援しますけど、仲良きことは美しき哉。なのに光牙ったら「よくも弟を」って弟のほうを見たお兄さん(光牙の対戦相手)へ「余所見すんなよ…」ってボソリ。いいじゃないそれは許してやって!

光牙と栄斗は、ユナ・蒼摩・龍峰と合流し、檄先生の助けもあって闇の牢獄を脱出します。檄先生が生身でマーシアンの大群を引き受け、「お前達は行け!」って王道をやってくれたおかげです。檄先生どんだけ格好いいの…他の教師陣の活躍も見たかったな!あと市様!
主人公陣の脱出後、闇の牢獄は崩壊?しちゃうっぽいんですけど、えええ、他の学生聖闘士たちは!?崩壊でなくて再閉鎖なのかな。そうであってほしいココロ(>ω<)

そして来週はもうひとりの黄金聖闘士が出るよ!どうも予告の映像を見るに、拙宅サガがTVの前で正座してかぶりつきになりそうな彼のようですけど!えええ、こんな早い時期にもう出ちゃうの!?そのあとどうやって退場させるんですか(汗)多分、他の誰かやアテナを守るために、戦闘以外の手段をとるって形にするのだとは思いますが、うう、とにかく来週も見ざるを得ない。
来週の彼、予告シーンだけでも超格好いいので、もう私と脳内サガがドキドキしっぱなしですよ!あ、脳内でアイオロスがTV前のサガの隣に座った!「後輩の活躍を、俺も見ておこうと思ってね」ってサガにニコってしてる!多分牽制だ!サガのドキドキがアイオロスにも振り分けられたのでその牽制は正解。
朝から生暖かい脳内劇場。
ただ、残りの1名が彼だとすると、残念ながら黄金聖闘士貴鬼のセンは消えたってことですね。うう残念。

何だかんだで毎週楽しめているΩです。仕事前の超効能カンフル剤!そしてぱちぱちも有難うございます!コメントのご返信は夜にゆっくりお返しさせてください!(ぺこ)とても元気を頂いております(^-^)
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