大雨のため、朝から電車が止まっておりますが通勤時間までには復活して下さい(>ω<)
あーそれにしてもアスぷは格好いいですね。デフちも格好いいんですがお兄さんの前だと可愛いですね。
アスぷに弟への愛情の自覚が出来て(といっても恋愛感情というよりは家族愛的なものなんですが)、思い切ってデフテロスに「貴様は俺の便利な所有物よ!」と告白したというのに、弟に「俺は道具ではない」と返されて、フラれたと思い込んでグルグル突飛な思考回路で悩んだあげく、弟は俺などと暮らすよりひとり立ちしたほうがいいと家出するようなアホプロスもありえそうな気がしてきました。デフテロスが慌てて追いかけるよ!
アスぷって頭はいいのにちょっとアホの子的な要素が見え隠れする気がしないでもないといいますかゲホゴホ。アスぷ大好きです。
アスデフもデフアスも常時募集中!(>▽<)超募集中!
早速ですが今日も今週のLC感想です。
以下9割ほどがネタバレと例のお人への賛美で構成されておりますのでご注意下さい。
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獅子宮では、珍しくサガとシュラとアイオリアの三人が顔をつき合わせていた。
「意外と難しいものだな」
サガがが呟き、残りの二人も同意するように頷く。
「星座にちなんだ祝いをすると決めたのはいいが、半人半馬というのは非現実生物だからなあ」
と溜息をついたのはアイオリアで、
「食べ物に絡めることを諦めれば、他はそれなりに対処法があるのではないだろうか」
と返したのはシュラだ。
シュラとアイオリアは、それぞれの誕生日に山羊づくし・獅子づくしで祝われており、同じようにアイオロスをケンタウロス尽くしで祝おうと考えたのだった。山羊はチーズや乳から肉、そして毛皮とお役立ち生活品がおおく、獅子とてシシ肉(猪だが)やライオン関連グッズ、マーライオン見物旅行とそれなりに誤魔化しようがあった。
しかし、ケンタウロスの肉などどう誤魔化してもありえないし、関連商品は意外と少ない。
「人と馬を切り離せばよいのではないか?」
ぼそりとサガが呟く。
「どういう意味だ、サガ」
「馬は馬として食わせて、人は人として食わせれば…」
尋ねたアイオリアへ説明を始めたサガの口を、問答無用でシュラが塞いだ。
「貴方…いま統合しているだろう」
「しているが、それがどうした」
「誰を食わせるおつもりです」
「お前たち以外にあるまい。馬の上に人を乗せれば半人半馬だ。丁度良い」
「しかもほとんど黒サガ状態だろう!中身はともかく、アイオロスの肉体年齢は14歳だ!却下する!」
「…年齢以外には突っ込まないのか。しかし、そうなると同じ理由でケンタウロスにちなむ酒類も却下だな」
「レミーマルタンなど、シンボルマークがケンタウロスでぴったりなのですが…」
ぼそぼそ言い合っていた先輩黄金聖闘士の横から、アイオリアが口を挟む。
「ところどころシュラとサガが何を言っているのか良く判らんのだが…馬に人を乗せると言うのは乗馬体験をさせるということか?それなら兄さんは喜ぶかもしれない。身体を動かすのが好きだし」
真面目に意見を述べたアイオリアの純真な視線を受け、シュラと統合サガ(黒サガ率95%)は無言でそっと目を逸らした。
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どう考えてもアイオロスハーレム状態。
またメールを少し溜めていて申し訳ありません(>△<)少しずつ順番にお返事しております!
星矢誕生日おめでとう!(>▽<)
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双児宮の朝は早い。朝食作成をカノンに任せ、サガはソファーで本日必要な書類の最終チェックを行っていた。台所からは食欲をそそるスープの匂いが漂ってくる。
ふとサガは来訪者の気配を察知して顔をあげた。
それと同時に、元気な星矢の声が響き渡る。
「おはよーございまーす!入っていいかな」
「星矢」
まとめていた書類をバサリとテーブルへ置き、サガは嬉しそうに立ち上がった。『星矢>書類』の図があきらかだ。
「今からアテナのところへ行くのか?随分と早いな」
「沙織さんに呼ばれたのはもっと後なんだけど、その前にみんなに挨拶していけたらなって思って、少し早めに来たんだよ」
ムウやアルデバランのところも、簡単だけど挨拶をしてきたんだと星矢は笑う。
「急いでいないのなら、朝食を取っていかないか?カノンが今用意をしているのだ」
「えっ、いいのか?」
「勿論だ。アテナの用意する祝い膳には遠く及ばないが」
「あれ、知ってたの?」
きょとんとする星矢に、サガは花のほころぶような笑顔を向けた。
「今日はお前の生まれた日…なれば、アテナがお前を呼ぶ理由は1つしかあるまい」
そう言うと星矢は照れたように頭をかいた。
「大々的な生誕祭とかは断ったんだけどさ、そうしたら、じゃあ仲間内でのささやかなお祝いをしましょうって、沙織さんが」
大富豪の後継者として育った沙織の『ささやか』が、貸切ガーデンパーティーレベルのものであることを、まだ二人は知らなかった。
「それより、サガがオレの誕生日を知ってることに驚いた」
「わたしは、自分が任命した聖闘士の誕生日はすべて覚えている」
「凄いなあ。あ、じゃあ別にオレが特別ってわけじゃないのか。残念」
ちら、と悪戯っぽくサガを見上げた星矢へ、サガは慌てて付け足した。
「いや、お前は特別だ」
「ほんと?」
「本当だ。その、何も用意はしておらぬが…」
サガはすっと腰を落とし、星矢に視線を合わせた。
「双子座のサガより、ペガサスの星矢へ祝福を送る」
「え、ちょっと、サガ」
どこか慌てた様子の星矢の額へ、サガのキスが届こうとした寸前、
ゴ、と大きな音がして、サガの頭にカノンの拳骨が落ちた。
周囲に気の回っていなかったサガは、珍しく避ける事も出来ず頭を抑えている。
「な、何をするのだカノン!」
サガが抗議の視線を向けると、カノンは冷たい視線でそっけなく言い放った。
「それはこちらの台詞だっての。よくみろ、そいつはリュムナデスだ」
「ええっ?」
思わずサガは声を上げた。星矢の方をみれば、そこには既に星矢の姿はなく、素の姿であるカーサが多引き気味に立っている。
「な、何故カーサガここに…?」
「オレが呼んだ。今日の出張はこいつと一緒なのでな」
サガは赤くなって押し黙った。いつもならば、これほどあっけなく騙されることなどないのだが、今日が星矢の誕生日であることと、海将軍が聖域にいるわけがないという先入観が重なり、不覚をとったようだ。
「し、しかし彼はペガサスの誕生会の事を知っていたぞ」
「あ、それはオレが話したからなんだ!」
横合いから聞こえた星矢の声に、今度こそサガは光速で振り向いた。
「せ、星矢?本物の?」
どういう状況なのか目を白黒させているサガに、星矢が近付いてくる。
「カーサとそこで一緒になってさ。カーサがオレに化けるっていうから隠れていたんだけど」
「わたしをからかうつもりだったのか」
「ごめん!でも嬉しくって」
星矢はすまなそうに両手を目の前で合わせ、サガに謝る。
「だって、カーサは相手の大事な人間にしか化けられないっていうから…それだけでも嬉しいのに、オレの誕生日をサガが覚えててくれたなんて」
謝りながらも本当に嬉しそうな星矢の様子に、サガは真っ赤になって視線を逸らしている。
「あー、オレたちは先に朝食食ってるからなー」
呆れた様子を隠さずカーサと共に食卓へ向かったカノンを尻目に、星矢は『さっきのお祝い、ちゃんと欲しいな』とサガにねだった。
星矢はいろんな人にお祝いされるといいと思います。道すがら雑兵とかにも声をかけられるに違いない!
このあとはアテナと青銅仲間が昼間にお祝いしてくれて、夜は星華ねえさんと一緒に過ごすという王道です。昼間のパーティーのお土産のお菓子に、星華ねえさんの作ったご馳走(といっても庶民レベル)を食べながら、一日の出来事を星華に話す星矢。そんな時間が1番幸せですよね。
アイオロス誕生日おめでとう(>▽<)
アイオロスが頑張ったお陰で今の女神と聖域があるんですよね。
拙宅ではわりとアニメやエピG寄りの性格っぽくなっておりますが、原作ロスだとサガ以上に厳しく堅物な感じですよね。まさしく聖闘士の鑑!みたいな。
そんな彼が何で半裸で夜中に女神と教皇の所に飛び込んできたのか謎ですが、やはり女神のSOSとか天啓とかなんらかの胸騒ぎを感じる事の出来るレベルにいたのが、当時(サガを除けば)アイオロスだけだったということなのでしょうね…
たった一人で、弟のアイオリアすら置いて聖域を出て行ったアイオロスのことを考えると、背筋が伸びるといいますか、自他共に対して厳しい人ですよね。他人を信頼した上の厳しさを持っている人だと思います。童虎もわりと同系列の厳しさを持ってます。って前もそんな事を書いたなあ…
そんなアイオロスが男として惚れるほどの気高さと技量を持ったサガであって欲しいな!
教皇選定のときは「え、私がですか?」とか言ってたアイオロスなので、彼もサガが教皇になるものだとばっかり思ってた風ですが、聖戦後にサガのフリーダム部分(とカノンの存在)を知って、色々振り回されればいいですよ。
堅物で聖闘士の鑑なアイオロスが、サガに振り回されるような関係も可愛いですよね。勿論マイペースなアイオロスにサガが振り回されるのも可愛いですよね。ホントにアイオロスとサガは理想のツートップですよ。
それにしても人馬なのに聖衣に翼がついているのが謎。聖衣も特別な聖衣っぽい印象です。
うう、何かロス誕作品を仕上げたい…