星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
[1448]  [1447]  [1446]  [1445]  [1444]  [1443]  [1442]  [1441]  [1440]  [1439]  [1438

早速ですが今日も今週のLC感想です。
以下9割ほどがネタバレと例のお人への賛美で構成されておりますのでご注意下さい。


さあ今週はアスぷのオンステージですとも!
先週号のラストで、杳馬のマーベラスルームの吸い込み口を逆回転で強引にこじあけて登場したアスプロス。ドオオオンと見下ろし目線のどや顔でキメております。この時点で正座して拝みたくなりますね!

誰?な反応のテンマと、ブッ殺したと思ってたのによー面倒くせーという反応の杳馬。杳馬はアスぷのことを「双子座の兄ちゃん」と呼ぶのですが、「アスプロスちゃん」呼びでもいいと思います個人的に。
そんな杳馬をアスぷは鼻で笑いました。あんな粗末な空間では、次元を操る自分には通用しないそうです。マーベラスルームは粗末な空間だったモヨウ。またまた過剰に大口叩いちゃって、アスぷらしいんだからもう!…ってこのときは思ったのですが、後で全然大口でないことが判ります。

さすが教皇狙いのエリート様、たいしたもんだぜ!と慌てる風でもなく、とりあえずイヤミを添えつつ褒める杳馬。しかして、今のアスぷにはその程度のイヤミや褒め殺しじゃ通じないですよきっと。「褒めても何も出んぞ」とか素で返しますよ多分。

アスぷは小脇にシオンと童虎を抱えているのですが、その二人を「来る途中で拾った 餞別にお前にくれてやろう」と、テンマに放ります。

【餞別】…旅立つ人へ別れの印に贈り物を渡す事。せんべつ。

本人たちの意思を無視して人身譲渡が行われました。
乱暴ではありますが、もうアスプロスは覚悟を決めているようです。
「そいつらを連れてさっさと去れ」「悪魔と戦いたいなら鬼と呼ばれるくらいになれ」等々告げて冷たく笑うアス兄さん。自嘲と自負と傲慢さが入り混じったいい笑顔ですね!

全開で闘気を発するアスプロスの周りは、マグマのように蒸発し始め、気を失ったままの童虎やシオンが死にそうになりますが、そいつらがどうなろうが知ったこっちゃないとも嘯くアス兄さん。
いやいや、ホントにどうでも良かったら拾ってこないだろ。
デフちと一緒で口は悪いですけど、何だかんだで面倒みちゃう人の予感。
この人も兄属性の人だからなあ…

そのアスぷの「お前らの都合など知ったことか」的な空気から、カノン島の鬼師匠を感じるテンマ。そんなテンマへ、アスぷは親切に自分語りという名の自己紹介をしてくれました。
自分は目的のためなら己の半身である弟をも殺せる男であり、俺も弟も鬼なのだと話すアスぷ…そうです、今週号のLCタイトルは『鬼兄弟』なんですね!鬼双子じゃなく鬼兄弟ってところが、こう、双子なのに兄と弟って感じですね!
悪魔の一滴にくるわされ、兄弟で殺しあったことを打ち明けつつ杳馬へ対峙するアスプロスに、デフテロスが重なって見えます。やっぱり合体してますか?杳馬とお兄さんの間に立つなんて、もう兄の盾になる気満々ですか!(>▽<;)…まあ実際は作画構成上の問題でしょうけど、いいんですそう言うことにしてください。

テンマに背中を見せたまま、アスプロスは語ります。
「とっとと行け!」「誰も死なせない お前はそのために強さを求めたのだろう!?」
それは、兄を殺し弟を殺してしまった双子たちが、自分たちとは違う道をまだ選べるテンマへ指し示してくれた指標のようにおもえます。「分かったらとっとと行け!」と叫ぶ姿が、またデフテロスと重なり、カノン島で云々と伝えられた台詞の内容をみても、やはり合体中なのかな?という感じです。
誰も死なせないといっていたものの、テンマもお母さんを殺してしまってるんですけどね…

でも、母を殺してしまっても、友を殺して止めることになるかもしれなくても、皆の思いを背負い前へ進めるテンマは双子の希望なんじゃないでしょうか。
テンマと違い、アスぷもデフちも互いを殺して鬼になった時点で、彼らにとっての世界は終わってしまってると思うんですよね。杳馬だけは許せないけれども、杳馬を殺したら、その先はもう生きなくてもいい。そんな風に考えていそうです。アスプロスも今さら教皇になる気はないんじゃないでしょうか。いや、まだこれで教皇になる気が残ってたら、それはそれで惚れますが(・ω・)

合体双子の気迫と意志を受け取り、シオンと童虎を抱えて先へと駆け出すテンマ。それを見た杳馬がシオンは置いてけと、懐中時計(ストップウォッチ?)のようなものを取り出して、それを押します。これ何かの神具でしょうか。それともメフィストフェレスの冥衣のオプションでしょうか。
本来ならそれでテンマの時が止まるはずだったようですが、何故か何度時計を押しても時間が止まりません。

その様子を前にして悠然と笑うアスプロス。
「テメエの仕業か?お兄ちゃん」
「フフ…教皇になるためには膨大な知識を要するからな…」
そしてアスプロスは種明かしとして、さらりと相対性理論を語りだしたのでした。ちょ…!光速度不変の原理って…!知の聖闘士って実はお兄ちゃんなんじゃ!?銀河の果ての膨張とかって、聖域はいつからその知識を有していたんですか!
聖域は旧式文化どころか、神々の叡智を持つ超文明でもって君臨していたってことですか。あまり使いどころがなかっただけで(汗)
で、アスぷの凄いところは、それを机上の理論だけですまさずに、自分の技に応用実践したのです。

自分と杳馬の周囲の空間を切り離し、異次元を光速で移動させることによって、時間それ自体を一定に機能させないという手段により。

Σ(゜◇゜)ちょ…!もうそれ神の領域!自分が光速拳はなつだけでなく、一定空間を涼しい顔で異次元内光速移動させるとか…しかも、光速で移動しつつ中の空間で普通に会話できると言う事は、アスプロスの言うとおりその場は隔絶されており、アインシュタインの言うところの「宇宙船の中」状態。
ど…どんだけのエネルギーが使われているのか…(汗)
うわあ…これが出来るのなら、たしかに杳馬のマーベラスルーム程度は粗末な部屋でしょうとも…

アナザーディメンションの中に浮かぶ閉鎖空間に、杳馬とアスプロスが対峙するシーンは圧巻です。私の中のイメージとしては、FF5のラストバトル中の「宇宙の法則がみだれた!」です。
しかし、杳馬もどうやら本気を見せるようです。
「悪くねェステージよ?テメエの惨殺劇にはよ!」
うあ、杳馬も先週号のシオンによれば「人間以上のなにか」なんですよね。杳馬がそうなのか、杳馬の中に何かがいるのかはともかく。うあー、盛り上がってまいりました!

このまま現世と切り離されたまま、二人で永遠に異次元を流されエンドというのもちょっと妄想しました。でも黄金聖衣は元の世界に戻さなきゃならないので、それは無理かあ…(>ω<)

あと、落ち着いて考えたら、杳馬のストップウォッチは観測点の異なるテンマたちにはもう通用しないかもしれませんが、同じ空間内(=同一観測点)のアスぷには通用するんじゃないでしょうか。
…アスぷなら小宇宙と異次元でなんとかしてますね。そうですね。
<<< 近親相愛 HOME 射手たん前日 >>>
ブログ内検索
フリーエリア

photo byAnghel. 
◎ Template by hanamaru.