ところで、脳内では凄い勢いでデフテロスが兄の面倒を見てるんですが、あのブラコン弟を受け止められるのは、やはりアスプロスしかいないなあと思いました。だって同じ程度の勢いで脳内サガにカノンの世話をさせてみたところ、脳内カノンは「うざい」って言った…(>△<)逆に脳内カノンに同じ熱さでサガの世話をさせてみたところ、脳内サガは「無理をするな」ってやんわり断った…(>△<)
サガとカノンには、デフテロスの70%くらいの愛情表現が丁度良いようです。
多分、ブラコンのサガとカノンだから70%で済んでるのであって、基準値はデフテロスの40%くらいだと思われます。
あ、でも同じ勢いでサガにアイオロスの世話をさせたら、脳内アイオロスは喜んだ!個人差!?
そういえば原稿にトーンを貼る前に線画をスキャナで取り込んでおこう!と思い、スキャンしたものをヤフメ経由で転送しておいたところ、今日見たら画像が圧縮されて一部だけになってました。ややや(´・ω・`)
取り込み画像をみたときはちゃんとスキャン出来ていたので、メール添付の際に壊れたんですよね。元画像は消してしまったし、原稿はもうトーンをだいぶ貼ってしまったので、線画保存は諦めました。コミスタ練習用にしようと思ったのにションボリです。
アスプロスが描いたら売れる同人誌は『受けが軍服でお菓子作りしている薔薇族系の大きいお姉さん向け漫画』です。
拙宅はアスデフ寄りですので、つまりデフテロスが軍服(聖衣)着用でアスぷのためにケーキ焼いてるような、そんな大きいお姉さん向けの日常を、アスプロスが絵日記として公開してくれれば売れるってわけですね!18世紀ヨーロッパの印刷媒体流通がどの程度かわかりませんが、江戸時代の瓦版くらいには日常的に馴染んでると仮定して、アスプロスがその絵日記の売り上げを、聖戦後の弟との同居の生活収入源にしていればいいよ!
大きいお姉さん向けの絵日記とはいえ、アスぷの日記はわりと健全(単なる日常記録なのに何故売れるのだろうとか本人は思っている)なのですが、デフテロスによる兄さん観察日記のほうは大人向けです。
あと、逆にアスぷが弟のためにお菓子なんぞ焼いた日には、デフテロスが感激しすぎて倒れる危険があるので注意が必要です。
ちなみにカノンの結果である「カノンが描いたら売れる同人誌は『攻めが女王様的衣装で妖怪退治しているゲーム系の健全漫画』です。」を読んで、あー、カノンらしいや…と思ってしまった駄目人間。そして黒サガが描いたやつを私は読んでみたい。白サガは普通に白サガらしい結果でした。
夜の間に書き込もうとしたら、忍者メンテナンスで更新ができずこの時間になりました。そういえば事前に連絡が来ていたような…サガならそんな事はないんだろうなあ。事前に綿密な計画をたて、寸分違わずいろいろ実行出来るんだろうなあ(>ω<;)
以下、夜の間に聞こえる庭の虫の音を聞きながら、夜に書き込まれるはずだった双子神会話SS
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地上から黄泉比良坂へと降り立ったタナトスは、軽く手をあげ、ローブの袖を振った。すると袖口から億万とも思えるセミたちが飛び立ってゆき、雲霞のごとく空を覆ってゆく。
その羽音だけでも大音量だというのに、セミたちは一斉に鳴き始め、虫の響きが不毛の大地を揺るがした。物理的にではなく、セミの命が音を発しているのだ。
タナトスが鬱陶しそうにもう1度手を振ると、大音声はぴたりと止み、セミの群れは黄泉比良坂にあいた暗渠の穴へと飛び込んでいく。穴は冥界へと繋がっている。
飛びこんだ虫たちは地の底へ到達する前に形を失い、ただの影となって四散していった。
「仕事は終わったか」
いつのまに来ていたのか、ヒュプノスが後ろから声をかけた。
「ああ、この時期になると、あれらを迎えに地上へ赴かねばならぬ。面倒なことだ」
ぶすりとした顔でタナトスが答える。
「セミは不死と再生の象徴だからな、死を司るお前としては苦手であろう」
「フン、不死はどうということもない。我ら神々とて不死ではないか。相容れぬのは再生のほうだ」
「そういうものか。しかし命というのは輪廻を介し、押しなべて再生するものだろう」
「忌々しいことにな。ハーデス様が地上を支配なさっていたら、命のサイクルなど破壊されていたものを」
「聖戦に負けたことを、今さら言っても始まらぬ」
苦笑するヒュプノスへ、タナトスは片手を差し出した。掌の上には虫籠が現れ、中を覗くと1匹のコオロギが入っている。ヒュプノスは虫籠を受け取り、首をかしげた。
「これは?」
「秋の音を肴に、お前と美味い神酒でも酌み交わしたいと思ってな…この秋、地上で最初に死んだコオロギだ」
コオロギは羽を震わせ、灰色の世界にコロコロという音色が響く。
珍しく驚いた顔をしているヒュプノスをよそに、タナトスはさっさとエリシオンへ向けて歩き始めていた。
その背を慌てて追いながら、ヒュプノスは笑みを浮かべ、聞こえぬよう小さく小さく呟く。
「コオロギは死の前兆を告げるというからな…お前の先触れとなる音色ならば大事にしよう」
双子神の思惑など関係なく、コオロギは命の歌を奏で続けている。
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タナトスとサガの話も書きたい季節です。
車田先生がサガとアイオロスのことを両雄と表現していることに、物凄く燃える(萌える)管理人です。並び立たずともおっしゃってますが、ある意味確かにそう言う部分はあると思うんですよね。二人とも頂点の人なので。
ただ、頂点同士にしかわからない世界があって、そこで二人は繋がっている。愛だとか恋だとか友情ですらなくても、彼らの魂は同じものを共有しているのだと思うのです。方向性は違えど、ラダマンティスとカノンの繋がりもそういう部分がある気がします。二人だけの高み。
車田先生に『雄』と評されるサガが、心が弱いということはあんまりない気がします。むしろ強すぎるくらい強くて、その事が他人を頼らないある種の孤高さとか傲慢さも産んでいるという。リンかけでいう剣崎と高嶺で言えば高嶺の優しさをもった剣崎がサガで、剣崎の厳しさをもった高嶺がアイオロスという。…すいませんちょっと強引な分類をしました。
で、その並び立たないはずの二人のうちのサガが、聖戦後に一歩ひいてアイオロスを立てるようになったら、アイオロスはアイオロスで凄く複雑な気がします。復活して最初の頃は忙しくて、また教皇修行も大変でそれどころではないけれども、ふと気づくとサガが色々後ろからサポートしてくれている。アレ?っていう。嬉しいけれども君の位置はそこじゃないだろう、後ろじゃなくて正面、最低でも隣だろうって。
でも、教皇(になる予定)としてのアイオロスは聖闘士を従える立場として、サガと二人で高みを目指すという関係を構築するのが公的には難しい。でもサガなら…とかサガの雄の部分(この雄は「オス」じゃなくて英雄の「雄」です)に少し期待してしまったりするわけですね。サガが自分と対等であることが嬉しいアイオロスです。下手をしたら刃を向けられることすら、少し嬉しい自分に気づくんじゃないか。
ということを自嘲としてアテナに話したら、アテナが「本気で短剣を向けられるのって、今になってみると嬉しいものですよね」と同意しちゃったりして、でも二人でそれは内緒にしようねって話になりますよ。その感情がトップに立つ統治者としては私情であり傲慢でもあることを知っていて、それを他者へ見せないのは強者の礼儀であることが判ってる二人です。
という妄想。
今日もぱちぱち有難う御座います(>▽<)夜にお返事させて下さいね!
というわけで今週もネタバレご注意ください。
夜空に輝く数多の星の光が、じつは何千光年もかかって届いている過去のもので、輝いて見えていても本当はその星はもうないかもしれないのだということを、子供の頃最初に教えてくれたのは佐々木淳子の漫画「那由他」でした。
先代獅子座イリアスはとんだベジタリアンのネイチャー系電波でした。大地や風などの自然と語っちゃう人です。魚と語れるのなら人間とも話せるはずなんですが、人間相手には通じるように話そうとしないところが、ちょっとどうかという感じの人です。
自然の中で暮らし、子育てをしている彼を、聖域からまだ若い牡牛座ハスガードが迎えに来ます。女神はi未だ降臨していないのに冥闘士たちは覚醒しはじめていて、なのに黄金聖闘士は若輩のアスプロスとシジフォスと自分しかいない、ちょっと戻ってきてくれないかという感じです。正論ですよ。
イリアスに子供がいることにもびっくりのハスガード。大人になったら恋愛は自由みたいですね…
今週はコマの端々に居るちびレグルスが可愛いのなんの!まだ魚も一人で取れないレグルスですが、このあと父が死んで、一人で生きていく為にいろんな動物をラーニングするのだろうなあと勝手に予測。
会話の成り立たないイリアスにぷんすかしつつ、イリアスを連れ戻すまでここにいると居座るハスガード。一方そんな彼らの近くにラダマンティス率いる一軍が迫っておりました。
帰還を迫るハスガードへイリアスがいきなり語りだしたのが冒頭の内容です。ひときわ輝く星があるが、あれはもう死んでいる、新たな星を生んでな…と。
多分自分のことを比喩して語ったんだと思うんですが、比喩でなかったとしても唐突です。思うに、レグルスが空気読めないのはこの父親のせいですね(`・ω・´)
で、この既に死んでいる星の光は、普通に考えればイリアスのことなんですが、ついアスプロスを連想してしまった管理人です。最強になれる星として輝いて見えているけれども、アスプロスは杳馬に闇の一滴を落とされた時点で本当はもう死んでしまっていて、今のアスプロスはその残煌にすぎないのだ…みたいな。
ハスガードが語る同期としてのシジフォスとアスプロスがまだ少年で、たった1コマだけなんですが大層癒されました!
この同期三人のうち、アスプロスは既に闇に冒されていて、シジフォスは黄金聖闘士年長者の重圧にふんばりながらも女神を迎えに行ったことでロリコン自責の念を育て、まともに育ったのがハスガードだけっていうのが何とも…ハスガードの語る同期のコマのなかに当然のようにデフテロスがいなかったことも、このときの聖域の歪みが現れているなあと思いました。まあ多分ハスガードはこの時点でデフテロスを知らないですよね…そりゃデフちは黄金聖闘士じゃないですが、この時にはもうちゃんとアスプロスと一緒に双児宮にいるのにね…
来週はイリアスとラダマンティスの激突になるのでしょうか。どちらかといえば物理攻撃系であろう実力者二人の戦闘が物凄く楽しみです。
そして今日もぱちぱち有難う御座います(>▽<)出社前のカンフル剤です!