サガとカノンがこの二人を見たら「反面教師にしよう…」と内心で思うに違いない。カノンはデフちーのブラコンっぷりについて。サガはアスぷーの自信過剰っぷりについて。
でもアスぷーとデフちーの方は「もう少し俺たちを見習ったらどうなのだ?」とか思ってますよ。
最近「嫁」という単語が男性を指す言葉に思えてならない。
昨日のタナサガ妄想の続きですよ。
タナトスの臨時手伝いとして地上へ魂の回収に行くサガ。普通の魂は勝手に冥界へくるので、何らかの理由で成仏しようとしない・出来ない魂などが対象です。
タナトスなんかだと力ずくで、鎌で刈り取って回収するのですが、サガはちゃんと穏やかに迎えに行き、時には話を聞いてあげる。教皇時の慰問の経験を挙げずとも、もともとサガはそういう仕事に向いているのです。
サガに任せると回収率がいい上に、鎌で刈り取るのとちがって魂が傷つかず冥府へ来るので浄化も早い。タナトスもそれは認めて、サガに自分の力の一部を与えます。当然、与え方は口移しですね。
タナトスの代行モードの時のサガは、片翼で額に銀の星を浮かばせてます。
翼の中などに詰め込んで大量に持って帰ってきた魂は、英雄のものではないのでエリシオンではなく、冥府の側でタナトスに渡します。ラダマンティスに渡してもいいですね。サガのこの状況をカノンに教えたものか、ラダマンティスも悩みますよ。
魂を届けたサガは、またタナトスから力の配給をしてもらって(当然口移しです。2回言った!)元気に地上へ羽ばたきますよ!サガ的には、雛鳥に餌を運ぶ親鳥の気分!タナトス的には便利なペットが増えた程度の気分ですけど!
人間の魂を救う仕事というのは、もうあきらかに人間の領分を越えていますが、サガには向いている気がします。凄く幸せそうに魂を運びます。でもって凄く幸せそうにタナトスに懐きます。
というような厨二妄想パロっぷりを今日も朝から展開させています。これならサガが自分からタナトスにチューしても不自然じゃないよね!ね!…ということにして下さい。
今日もぱちぱち有難う御座います!返信は夜に(>▽<)
拙宅白サガはアイオロスの事をそれはもう大好きなのに、それと感じさせるお話が少ないという事に今さらながら気づいております(>ω<;)
白サガはアイオロスをある種神聖化してしまっているくらいの勢いです。自分はもう彼の横に立つ資格はないし、関わる事もないだろうと、サガなりに地に足をつけるつもりで、アイオロスではなく身近な人間を大事にし始めるという(カノンとか年中組とか)。白サガにとってアイオロスは太陽であり正義であり、眩しい過去の大切な何かの象徴のような位置で。
白サガだって相当真っ直ぐで気高くて至高の存在なんですけどね!
アイオロス側からすれば、そんなシンボル的存在でなく自分を昔のように友人として扱えという感じなのですが、将来の教皇として平等に聖闘士たちを見なければならず、ある意味こっちもサガとは別の意味で博愛にならざるを得ない立場です。博愛VS博愛。このお似合い双璧め!
…というように日頃思っているんですが、ついタナサガとか書いちゃうんですよね。タナサガ美味しいですよね。節操なしですみません。サガが誰かに甘えているのを見たいのかもしれません。あのサガが誰かに(しかもタナトスのような神に)甘えるとか考えにくいんですが、白サガなら馴らせばなんとか…
白サガがタナトスの仕事の手伝いをするような妄想が現在マイブームです。
白サガは自分を大事にしない人なので、聖戦後もほっとくと何やらかすか判らないところがありそうな印象です。ただでさえ慈愛と博愛で構成されているので、自分の事は後回しにして皆の幸せを見守っているという。でも自分は世界に入っていかない。基本的に、もう自分は死んだ者なのだからというスタンス。自分を蘇らせてくれた女神の意図も最低限だけは汲んで、生と死の境界線上を、人々のために聖闘士として働いている。そうなるともう精霊のような感じですよね。まさしく神のようなという状態で、人間状態から離れがち。
なのでカノンやアイオロスたちに頑張ってもらって、白サガの足を地につけさせて欲しいなと妄想ですよ。
カノンがラダマンティスでもテティスでも、誰かと幸せな暮らしを見つけて、アイオロスが教皇となり聖域の基盤が固まり、アイオリアとも家族としての形をとりもどし、シオンがムウやその弟子の貴鬼たちと暮らすようになったら…つまり聖域がサガの与えた傷跡を癒して平和になったときには、白サガは微笑んで「良かった」と静かに誰も気づかぬうちに、どこかへ去って行ってしまいそうな、人間であることをやめてさらに高みに行ってしまうような、そんなエンディングを妄想してしまいます。でも地上を完全に捨てたわけでもなく、どこからかちゃんと見守っていて、時が過ぎカノンの子供が危険な目に会ったときなど、こっそり助けてくれるとかそういう王道で。
そういうバージョンのサガは、自分も皆にとって必要な人間だという自覚がないんですね。このサガには、妬かせることが目的で目の前で他の者とイチャつくのは逆効果です。
例えばカノンとアイオロスがサガの嫉妬を見たくて、仕組んで二人でベタベタしたりした日には、この白サガは少し寂しく思いながらも心から応援して「幸せになってくれ(もう私は必要ないな)」といっそう遠ざかってしまう。下手をすると冥界へ下りてしまいます。デスマスクなどの年中組が「お前らサガを判ってねえなあ」と溜息つきますよ。
博愛で誰にでも執着(愛情)が平等で、アイオロスとカノンと女神とあと数人だけが「特別な相手」として認識出来るサガは、その特別な相手への執着を自分で抑えてしまうと、もうホントに地に足が付かなくなってしまう。
だからそういうサガには時々周囲の人間が「お前がいないと嫌だ」と掴まえて地面に叩き落すくらいの扱いでいて欲しいなと思うのでした。
博愛主義者に自分だけを見させるのは結構至難の業なのです。
今日もぱちぱちありがとうございます(>▽<)コメント返信はのちほど!
相変わらず風邪気味ですが小妄想で乗り切っております。
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アスプロスは朝食に出された卵を1つ手に取り、しげしげと眺めた。
小宇宙で物質を測れる聖闘士ならば、殻を剥くまでもなくゆで卵だと判る。それも固ゆで卵だ。
(デフテロスはゆで卵が好きだったのだろうか。以前はそうでもなかったように記憶しているのだが…)
カノン島でデフテロスと暮らすようになってから、卵料理といえばゆで卵なのだ。他の料理法を見たことがない。アスプロスもゆで卵を嫌いなわけではないが、こう毎回だと飽きる前に不思議に思う。デフテロスはあれでマメであり、不精ゆえの手抜き料理とも思えない。
じっと卵を見ていると、スープ鍋を運んできたデフテロスが兄に声をかけた。
「卵がどうかしたのか」
「いや、その…たまには半熟卵が食べたいかなと…」
思ったままに希望を述べると、デフテロスは困った顔になった。
「いつも村で卵を調達したあとには、火山内の近道を抜けてくるのだが、溶岩の中を通ると小宇宙で保護していても卵が固くなってしまってな…」
「ああ、それでゆで卵になっているのか」
「だがアスプロスが半熟卵を望むのなら、明日から溶岩地帯は3分以内で走りぬける」
「!!」
「もしそれでも固ゆでになってしまうようだったら、火山を吹き飛ばしてでも絶対に兄さんのもとへ半熟で届けてみせるから」
その目に本気を見たアスプロスは、慌てて弟を宥めた。
「い、いや、そこまで半熟に拘っているわけではない。デフテロスよ、卵に限らず茹だりそうな食材を持つときには、溶岩の中を通らずとも、次元移動を使えば良いのではないだろうか」
「!!!」
デフテロスが驚いたような顔でアスプロスを見る。
「こんな近距離に次元移動を使うという発想はなかった」
「…いや、普通の発想だと思うが…」
「さすが兄さんは思考回路が柔軟だな」
きらきらした目で兄を讃えだしたデフテロスを前にして、アスプロスは自分のせいで弟が火山を吹き飛ばすことにならなくて良かったと、内心で胸をなでおろした。
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くー、会社のディナーショーのサクラも家族としてきたのですが、風邪気味のため折角のご飯を残してしまいました。ただごはんなのに…(>ω<)