星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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デフの新技の名前が覚えられなくて「黒火山大爆発」で記憶している管理人ですが、ゲームやエピGなど、作品ごとに新技が出てきたりしますよね。

原作以外でのサガの技で大好きなのが、ゲームの投げ技とグランドブレイカーです。投げ技のほうは、相手の顔面を掴んで地面に叩きつけるというものなのですが、凄く豪快な戦闘スタイルのサガっぽいんですよ!あれは良い技ですよね!そんなわけでロスサガSS。
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太陽が真上にこようとする時刻、サガとアイオロスはコロッセオで組み手を行っていた。聖衣はつけずに訓練着である。実力は伯仲しており、なかなか決定打が無い代わりに、練りこまれた拳打が少しずつ相手の体力を削っていく。
振り返りざまのサガの長髪で一瞬視界を隠されたアイオロスは、そのまま視界を閉ざされた。死角から伸ばされたサガの手が、アイオロスの顔面を掴んだのだ。
しかし、そのまま強引に投げの体勢へ入ろうとしたサガは、手のひらに形容しがたい感触を覚え、言葉にならぬ悲鳴をあげて後ずさった。
一方、アイオロスはこともなげに口元を拭う。
「へえ、結構敏感なんだね」
「そそそ、そんな返し方があるか!」
そう、アイオロスはサガの手のひらを、ただぺろりと舐めたのだった。
聖闘士のなかでも黄金聖闘士ともなれば、四肢の隅々にまで神経を張り巡らせている。わずかな隙も相手からの攻撃の兆しも見逃さぬためだ。
それがあだとなり、サガが真っ赤になって自分の手を押さえている。
「今のは無しだ!」
「ええ、なんで?」
「聖衣着用のときは効かぬだろう!」
「そんな、敵との戦闘時に必ず聖衣を着用できるとは限らないし」

すっかり動きをとめて言い合っている二人の無意識の熱々っぷりに、周囲の雑兵たちは遠巻きな生暖かい視線を送るのだった。

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昨日もLC双子茶に参加させて頂き、やはり人様の萌えを伺うのはいいなあ…!と再確認した次第です。お話してくださったお二方、有難う御座いました!また一緒にえろデフ妄想アンド兄さんラブっぷり語りをして下さい

その中で、「アテナの血をアスプロスの心臓にかける誘惑が止まらないデフ」というお話が出てまいりまして、思わず「かけてしまったパラレル」を希望してしまったのですが、アテナの血で蘇らされるアスプロスを妄想しだすと止まりません!(アテナの血にそんな効果があるかどうかは横なのです)
神の血による苦しみも、アスぷー兄さんなら執念で乗り越えてきっと笑ってます。力はアスの方が一段強くなっても、心は前に進もうとするデフの方が強いというバランスで。聖闘士的には最終的に心の強い方が勝ちますが。でも最終的に両想いになるという無茶ぶり妄想。
アスがデフ飼っててもいいし、その逆でもいいです

そんな事書いた後で全然説得力ないんですが、人間らしさとは弱さではなく、誰しも生きていく上で持っているその弱さを諦めることなく、あがきながらも強くあろうと光を目指すことだと思います。だからこそ弱さも愛しくなる。私がサガを好きなのはそういうところです(^^)

今日も一杯ぱちぱちありがとうございます!元気の素です。
拍手御礼は仕事後の夜にでもさせて下さい(>▽<)そろそろポにょの続きも書きたいです。

今週のLCネタバレ注意な駄目デフ系SSその1
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俺はカノン島でひとり暮らす事になった。

誰もいない場所で、デフテロスという輪郭を際立たせることなど簡単だった。比較する他人など存在しないのだから。
ただ、閑静な環境は、人間に囲まれて暮らしていた頃よりも、己の中のアスプロスの影を浮き上がらせた。いつでも兄と共にあるのが当然の生活を送ってきたせいで、少しでも気を抜くと兄の気配を身体が追ってしまう。
そのことが、いかに兄の影響下にあったかを俺に自覚させる。

俺はまず己の中のアスプロスを殺す事から始めた。思い出の中に現れる兄を何度でも殺した。兄の血がどんどん心に溜まっていって、真っ赤なマグマのようになった。白い画用紙を黒のクレヨンで塗りつぶすがごとく、アスプロスの影響を消していく。そのうち、兄の幻影を殺しても何も気にならなくなった。

次に何とかしなければいけないのは、脆弱な過去の自分だ。兄の欠損からくる孤独を嘆く心、兄を想う未練、子供の頃の俺、そんなものは強さには必要なかった。兄と同じように何度でも俺の中の俺を殺した。そうしていくうちに心の中には今の俺しかいなくなって、輪郭はどんどん強固になっていく。もっと心を支配しなければ。何ものにも揺らがない自我と力を。来るべき俺自身の戦いのために。
必要なのは強さだけだ。

「君は人のために力を奮う彼がうらやましいのだろう」

だのに、今になってアスミタはそんなことを言う。
お前たちの指摘を受け入れて俺は影である事をやめ、自分の輪郭を磨き、戦いに備えて邁進してきた。力も手に入れた。自身のため、そして宿敵であるあの男と戦うためだ。それは他人のためなどではない。もう俺は揺らがない。


しかしアスミタがそう言うのであれば、本当はうらやましいのだろうか?
死んでしまった乙女座は笑うだけで何も答えない。

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最近寒くて布団から出にくくなってまいりました!うう、布団から早く出れないと、出勤前のブログタイムが減るのです。
アスプロスとデフテロスも子供の頃は寒い日など一緒の布団で寝ててくれないかな!サガとカノンは大人になっても一緒の布団で寝ればいいよ!

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