ニ分割 2009/05/30 (Sat)

いつものように目覚めたサガは、内面にもうひとりの自分の気配を感じぬことに気づいて目を瞬かせた。
よくよく意識を集中させてみれば、全く存在が消えたわけではなく、自身の奥底深くに身じろぎもせず沈んでいるようだ。
サガは深層意識のほとりで佇み、それから意をけっしてその中へと降りていった。本能と呼ばれる原始的感情の源泉近くに、黒サガと呼ばれる半身が横たわっている。サガはそっと話しかけた。
「何をしているのだ？」
黒のサガは、白のサガの呼びかけに振り向いたが、すぐにフイと視線を逸らした。
「お前こそ何をしに此処へきたのだ」
「お前を呼びに」
間髪いれず返された声を聞いて、黒のサガは苦笑する。
「今日が何の日か知らぬお前ではあるまい」
「誕生日、だろう？私の。つまりお前の」
白のサガは黒のサガの隣へと腰を下ろした。
黒サガは相変わらず視線を合わせない。
「女神が私とカノンの為に、ささやかながら一席を設けてくれたそうだよ」
「知っている」
最低限の言葉でしか答えようとしない半身に、白のサガも苦笑した。頑固なところも自分たちは共通している。
手を伸ばして半身の頭をぽふと叩く。その手は振り払われなかったものの、ギロリと初めて黒のサガが睨み返した。
「祝われるのはお前だけであろう。私は邪魔にならぬよう此処にいる」
「何だ、拗ねているのか？」
「違う」
「そんな理由であるのならば、私は力づくでもお前を連れ出すぞ」
いつになく強引な半身に、黒のサガが目を丸くする。
「何のために」
「お前が私だというのなら、祝いも侮蔑も等しく受けるべきだからだ」
白のサガは、半身を撫でていた手を離して腕を掴んだ。
「もっとも本当にお前が望まぬのなら、私も行かない。ここで一日お前と過ごす」
「……」
黒のサガは諦めたように小さな溜息を付いた。
対照的に白のサガは微笑んで「Ｈａｐｐｙ　Ｂｉｒｔｈｄａｙ」と囁いた。

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黒白サガでお祝い！うう、拍手返信させて頂く前に出社時間になりましたので夜にお返事を…

祝双子誕！ 2009/05/30 (Sat)

ハッピーバースデー双子！（＞▽＜）

何とか前日夜に双子絵を無理矢理仕上げて、『やっぱり双子を祝うかい』様へ投稿してまいりました。
ホントは「聖衣カノン←女神」＋「冥衣サガ←ハーデス」と、「海龍カノン←海神」＋「聖衣黒サガ←クロノス（ｂｙエピG）」という、神様セット２枚組の予定でしたが、全然間に合わないので、結局神様もおらず双子のみです OTZ

でも、祝う会企画さまのカウントダウンチャットにも参加出来て、楽しく皆様とお話させて頂き、良い夢見れそうな予感！なので今夜は寝ちゃいます。コメント返信は次回にさせて頂きたく（ぺこぺこ）

前日 2009/05/29 (Fri)

へもへも絵を描いております。
うう、今日も仕事だというのに誕生日までの提出に間に合うのか。というか２枚組の予定でしたが既にそれは諦めました。
そんなわけで拍手返信溜めております（＞Ｍ＜）

それにしても今週もハーデス様のペガサス大好きっぷりときたら、海界編でのカノンのお兄さん大好きっぷりにも劣らない！
サガのカノンへのブラコンっぷりは割とクールですが（更正に滝涙するくらい）カノンのサガへのブラコンぷりは割とだだ漏れですよね。内面をあまり見せないサガも、誕生日くらいはカノンへのだだ漏れっぷりな愛情を披露して欲しいココロ！勿論アイオロスやシュラやアテナ達にも！
あれ？いつも以上に博愛になってしまう予感。

タナトスやヒュプノスも双子を祝いに来てくれないかな！ナイトメアビフォアーバースデーとか言って今夜にでも。誕生日に相応しくない単語が混じるのは双子神だから！夢の四神も連れて華やかな饗宴を繰り広げて欲しいです。

３日前 2009/05/27 (Wed)

あと３日！何だか私にとって１年で最大のイベントの気が。
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カノンよ。お前への
誕生日プレゼントを
考えているのだが
　　　　　　　　　　∧＿∧　　
　　　 ∧＿∧ 　（´<_｀   ）　ほう
　　　（　´_ゝ`）　/　　  ⌒i　　
　　 ／　　　＼　 　　  |　|
　　/　　 　/￣￣￣￣/ 　|
＿(_ﾆつ /　 FMV　 / .| .|＿＿＿＿
　　　 ＼/＿＿＿＿/　（u　⊃ 


スト●ップに
しようと思う
　　　　　　　　　　∧＿∧　　
　　　 ∧＿∧ 　（´<_｀ ；）　ストリップかよ！
　　　（　´_ゝ`）　/　     ⌒i　 まさかお前の！？
　　 ／　　　＼　 　　  |　|
　　/　　 　/￣￣￣￣/ 　|
＿(_ﾆつ /　 FMV　 / .| .|＿＿＿＿
　　　 ＼/＿＿＿＿/　（u　⊃ 


ストラップだ
相変わらず発想が
悪だな
　　　　　　　　　　∧＿∧　
　　　 ∧＿∧ 　（´<_｀； ）　じゃあなんで
　　　（ 　´_ゝ）   /　　  ⌒i　 伏字にするんだ
　　 ／　 　　＼　　　   |　|
　　/　　 　/￣￣￣￣/ |　|
＿(_ﾆつ /　 FMV　 /  .| .|＿＿＿＿
　　　 ＼/＿＿＿＿/　（u　⊃ 


当日まで秘密に
しようと思って
　　　　　　　　　　∧＿∧　　
　　　 ∧＿∧ 　（´<_｀   ）　なら黙ってろ
　　　（　´_ゝ`）　/　　  ⌒i　  兄者
　　 ／　　　＼　 　　  |　|
　　/　　 　/￣￣￣￣/ 　|
＿(_ﾆつ /　 FMV　 / .| .|＿＿＿＿
　　　 ＼/＿＿＿＿/　（u　⊃ 
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サガのあまり宜しくないセンスで選ばれるアレなストラップよりは、サガのストリップの方がまだ喜んでもらえるに違いない。

サガも普通に買えばそれなりにセンスの良い物を買えると思うんだ！
でも一生懸命「可愛いもの」とか「格好よさげなもの」を選ぼうと頑張ると駄目な方向に！

幸せ家族計画 2009/05/26 (Tue)

子供メーカーでサガと星矢の子供たちを作成してみました。職業がそれらしいよなという以外は、まあ普通の結果なのですが、特筆すべきは子供の多さです。何人作ってるんだ一体！

脳内では沢山の子供たちに囲まれてニコニコしている星矢とサガの家庭が浮かんでます。さすが１００人子供をこさえた城戸光政の息子ですよ。これからまだまだ星矢とサガの子供は増えるに違いないですね。
サガがお母さんでも星矢がお母さんでも問題ない。
多分大差ない。

しかし、彼らの子供は庭のキャベツから生まれてくる気がしないでもない。サガはキャベツに包まれた子供を抱き上げて「神が私たちにも子供を授けてくださった」とか当たり前のように（しかも超嬉しそうに）言いそうだからなあ。

星矢も漢前なので、何の動揺もなく「名前は何にしようか」と返すわけですよ。でもってサガが「アテナに名付け親になって戴けないだろうか」と言い出したり。幸せ家族計画！遊びに来ていたシュラが一人で動揺しているといい。

えーと、双子誕準備は今日も（略）