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タナトスは昔のお前に
少し似ている
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) どこがだ
( ´_ゝ`) / ⌒i サガよ
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_(_ニつ / FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
単純で短気なところといい
性格の悪いところといい
∧_∧
∧_∧ (´<_`# ) 何だと
( ´_ゝ`) / ⌒i
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_(_ニつ / FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
そう思ったら何となく
情がわいてな
∧_∧
∧_∧ (´<_` ) …
( ´_ゝ`) / ⌒i
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_(_ニつ / FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
この神は
御しやすそうだと
∧_∧
∧_∧ (´<_`# ) ほお…
( ´_ゝ`) / ⌒i
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_(_ニつ / FMV / .| .|____
\/____/ (u ⊃
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黒サガと赤目リアのいちゃいちゃも書きたい波が(>ω<)
幻朧魔皇拳て便利な技ですよね!
わざとアイオロスの前でサガにべたべたするような、リアサガなんだかサガリアなんだか判らない空間で。白サガも自分(黒サガ)のせいなので、洗脳が解けるまでは無下に引き剥がせないという王道前提。
逆に、黒サガがアイオリアにかけようとした幻朧魔皇拳を、白サガが妨害して自分にかかってしまい、正気でないサガの方がアイオリアにべたべたするのでもいいな!
幻朧魔皇拳て、こういう事の為に使う伝説の技ですよね。
拙宅での双子関係は、わりとキラキラ系白サガ+やんちゃ系弟な感じなのですが、考えてみたらカノサガを始めたのがリアル連載時カノン登場後直ぐなので、当時まだカノンのライバル・ラダマンティスもおらず、ベースが十二宮編白サガと海界編カノンの組合せなのでした。
めちゃめちゃ第二次反抗期真っ盛りのカノン(28歳)と、もう既にこの世に居ないサガの組合せでしたので、どうしても生きてるカノン→→→思い出のサガという構図になりがちでした。サガ→→→カノンになる場面は、当時の原作設定上では、過去にしか存在しなかったのです。
そうしたら冥界編ですよ!(>▽<)サガの雰囲気も変わって、一変して大人のサガ+カノン!
憎みながらも決して忘れる事の無かったサガが、亡者として敵として己の前に立ったときのカノンの心境を思うと、それだけで今でもご飯三杯いけます。
そして、ここでようやく同時系列カノン→←サガですよ!1日だけの逢瀬!
サガからGEを食らった後のカノンの台詞の「サガを止めるには」は、「サガを救うには」と同義なんですよね。
あの対峙は、とても辛い対峙ではあるけれども、双子双方にとって奇跡のような昇華の瞬間。でもまたサガは先に死んでしまう運命。どんだけ弟の魂に自分を刻み込んで去るのが得意なの。
それが悔しいカノンは、サガの魂にも自分を刻み付けたくてしょうがないという聖戦後腐設定でいいですか。
とっくにサガの中にはカノンのための特別席があるというのに、自覚のないサガがそんな素振りを見せないものだから、カノンがたまに拗ねるといいです。でもカノンも内面を素直に表に出すことはあまり無さそうな。
逆に、私生活では物凄く自分に甘くなったサガに対して、ツンデレなカノンでも美味しいな!ていうか、サガの前でのカノンは、何であんなに可愛くなるのでしょうか。弟属性最強。いきすぎた兄弟愛は正義。
ロスサガ+ラダカノのような、それぞれが別の相手と結ばれる結果となっても、双子の間には余人には踏み込めない二人だけの領域があって、双子の両相手は苦笑しながらもそんな双子を受け入れてくれること希望です。
ロスシュラENDになって、どっちかに片思いをしていたサガが、彼らを応援しつつも「振られてしまった」と泣き笑いで言うような場面で、「オレが居るだろ」と怒ったように告白するカノンも美味しいと思います。その時の、サガのびっくりした顔を妄想してもご飯三杯いける。
最近の戦闘漫画では「想いが全てを凌駕する」「より強く純粋に思った方が勝つ」「思いの強さでパワーアップする」というような設定がとても多く、ともすると読者の子供などは勘違いして、心の内容を高めるのではなく、ただ強く意思や我を押し通す思い込みの強さを是としたり、肉体に対しての精神上位を当たり前としたりしてしまうんじゃないかなとか、ちょっと”そりゃ考えすぎ”みたいな妄想が頭をよぎったりもします。
ちなみに、星矢世界では根拠無く『精神力UP=攻撃力UP』なのではなく、小宇宙という媒介があり、精神性を高めることによって小宇宙=戦闘力も高まり、肉体の限界を超えても小宇宙が補助するので、ちゃんと理屈はあっているのですよね。小宇宙便利!
小宇宙のお陰で人間も神に並び立てるという、ある意味必ず努力が結ばれる世界。現実にはアリが象に力で敵う事はないのですが、星矢界では小宇宙によって一瞬でもアリが象と並び立つ事もありえるのです。
前文と矛盾するようですが、少年漫画はこうでなくちゃとも勝手に思います。
人と神の差異が小宇宙の多寡によるものであるとするのならば、(星矢世界での)人と神の垣根は意外と低いなとも思います。
そんでもって話は変わりまして、星矢×アテナやジュリアン×テティス、サガ×アテナなども大プッシュな拙宅ですが、彼らをノーマルカップルと称する事は微妙に首を捻る管理人です。
だって、男女以外のカップルへの差別的表現ということを横へ置いても、彼ら異種族じゃないですか(>△<)人間と神とか人間と魚とかですよ。私は異種族ラブ大好きですが、少なくともそれをノーマルとは言わないと思うよ!
中身が異種族でも入れ物だけ同じに見えてればノーマルと呼んでOKってことでしょうか。ノーマルの定義も人それぞれで難しい…むーん。
全然関係ないですが、アテナの正式な恋人は星矢で、サガは愛人(下僕)扱いでも私の中では問題ないです。サガは星矢の愛人(犬)も兼用で。星矢が超甲斐性もちという前提で、シャイナさんや美穂ちゃんも愛人ポジションでオケ。ハーデス様も通い婚…だ、駄目だこの考えを推し進めていくと、聖域が星矢ハーレムになっていく!女神ハーレムとの共存!
H無し健全ハーレムですけど、これを健全と呼んでいいのかも悩むココロ。
とりあえず、私の中で星矢は受攻関係なくモテKINGです。
インビジブルソードで貫かれている星矢のために、過去を変えようとするアテナ。王道的な展開で予測すると、もうこの時点でアテナの人間化は決まっているような気がします。
死者が生き返らないように、神であれ過去を変えることは許されないもの(私はアリだと思うのですが、星矢世界の神的倫理として)。それも、愛した人間ただ一人の為に歴史を変えるというのは、神としての神聖と引き換えるくらい大変なことだと思うのですよね。
沙織と星矢が結ばれるには、アテナが人間になっちゃった方がハッピーエンドではとも思うのですが、そこで敢えてペガサスとアテナという、神と人間の愛というテーマも貫いて欲しいと思ってしまう贅沢者です。
で、アルテミスが心配するように、もし神が人間に堕ちる事があるとするのならば、それは逆に人間が神になる事の出来る世界でもあるということです。
つまり、黒サガは奇跡起こすほど頑張れば、本当に神になれるんじゃないすかね!?(゜▽゜)
あの性格と実力では、なれても2~3流神レベルの気もしますが、そこはまた努力して上を目指せばいいよ!ちゃんとした神は最初から力があるので、努力とかしなさそうですけど!(女神以外)
白サガなら、まあそれなりに慈愛もある神になりそうなので、女神がもしも人間になったなら、代わりに地上守護を任されれば良いんじゃないでしょうか。
強力な他神が侵攻してきたら、元女神にニケを借りに行くとか、星矢に助けてもらえばいいですよ(人間に助けてもらう神って…)
年中組あたりが「あー…この神ほっとけないわ…」な感じで引き続き面倒みてくれそうですし。「この教皇ほっとけないわ」の頃からなんも変わらない!
サガは人間の性から名をとったと車田先生がおっしゃるとおり、人間でいるから彼なのだと思いますが、サガなら多分神になってもあの調子です。天然な神。たまに凄い迷惑そうな神。そんでもって裸が芸術品。
サガ神殿とか出来たら、私は5円玉持って参拝しますから。本気ですよ。
(>△<)すみません、調子こいていたら拍手コメントへの御礼をお返しする時間が…夜に返信をさせて下さいね!元気をありがとうございます!
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爽やかな春風とともに、星矢が双児宮へと飛び込んできた。
窓辺で静かに読書をしていた黒髪のサガが、ゆっくりと顔を上げる。
最近では、サガの方もこの元気な後輩のペースに慣れてきて、騒がしい乱入も日常風景の一環として受け入れるようになっている。
「何事だ」
彼が一言だけで用件を聞くと、星矢の方はニコニコと笑顔を返した。
「いい天気だから、花見に行こう」
サガは目をぱちりとさせた。ギリシアに花見の習慣は無い。
「花見というのは、花を見るのか?」
「うん、そうだよ。アーモンドの花が綺麗なとこを見つけたんだ」
そう言う星矢の片手には編み籠が握られて、中には簡単な軽食が詰められている。それを見てまたサガは尋ねた。
「日本では、野外で食事をするという言い回しを花見と言うのか」
用を足す事を花摘と言い換える隠語例などを思い出しての問いであったが、星矢は首を振った。
「いいや、食事はオマケだよ」
星矢は待ちきれないようにサガの手をひっぱった。その性急さに呆れたような顔をしながら、サガの方も読みかけの本を閉じてテーブルへと置く。
「花をただ見るだけに、食事まで用意して外へ出かけるとは、ヒマなことだ」
「花をただ見るだけだったら、そうかもしれないけど」
そしてサガを立ち上がらせることに成功した星矢は、有無を言わせずそのまま外へと誘う。強引に黒サガの手を引いて十二宮の階段を下りていく星矢の姿は、すれ違う者たちの目を引いた。
星矢は屈託無く主張する。
「花を見るだけなら、外でご飯を食べるだけなら、一人で出かけても変わらないけどさ。俺がしたいのは、誰かと一緒に花を見て、誰かと一緒に綺麗だなと思い、誰かと一緒にものを食べて仲良くなる、そういう日本式お花見!」
サガはますます良く判らない顔をしている。
「それは、デートというものではないか?」
「ええっ、全然違う!日本の花見は大勢でやるものだから!…あれ?でも、二人で行くとそれっぽいのかなあ…」
思わぬ言葉を聞いたというような星矢の反応を見て、サガは手を引かれながらフっと笑った。
「そうか。私はデートでも構わぬと思ったのだが」
「え?」
思わず立ち止まった星矢とサガの間を、一陣の春風が吹き抜けて行く。
今度はサガの方が、黙ったまま星矢の手を引いて歩き出した。
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男同士でメルヘン。脳内が春なのもお目こぼしください。