星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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アペンデックスシリーズのサガの胸像を持っている私ですが、あの上半身を見るたびにデビルマンのラストを思い出します。穏やかな寝顔を見せているかのようで、実は下半身がちぎれて身体の半分しかないアレです。
ジャイアントロボの、テレポート能力を使いすぎてこの次元に安定する事が出来なくなり、下半身がなくなってしまいながらも両腕で這ってきたヒロインも思い出します。

シュラに斬られて上半身しか残っていないアイオロスを抱きしめるサガとか、めちゃめちゃ萌えますよ!上半身しかないのがサガでも萌えますけど!

ていうか、冥界でのオルフェの恋人ユリティースがまんま半身岩なわけですが、あれは凄いシチュですよね。本来であれば死んでしまっていて二度と会えない筈の恋人が、半分岩と化していても会える幸せ。動けないのでずーーっと自分だけのものです。
カノンがサガの足をメデューサの盾かなにかで石化させて、誰にも見せず大事に部屋にしまっておくとか、逆にカノンを殺す勢いで執着する黒サガとか、そういう偏執狂ぽい妄想の周期がたまにやってきます。駄目人間モードアップ!

そんな中、メディコス・エンタテインメントさんで2008年春発売予定の星矢とアイオロスのフィギア原型を拝見しました。ちょ、これは私にまた散財しろということですか!?


11/20 天希様>黒うさサガは一応アンダーウェアを履いているということで…豪快に尻部分に穴をテキトーに開けて尻尾を通している模様('▽`;)アハハハ…そんなわけで法衣を捲くられても平気と言えば平気ですし、黒サガは細かい事を気にしないタイプなのですが、一応目の前に女神がいたので黒サガなりに気を遣いました(以前、女神の前でマッパになろうとしてカノンに死ぬほど怒られた事があるというどうでも良い設定の下)
でもそこで敢えてお約束のマッパも捨てがたい!と天希様のお言葉で萌えました。星矢以外が法衣を捲くろうとしたらGEが飛ぶと思いますが、サガより先にシュラが悪即斬の勢いで割って入るのも良いなとも妄想しております。すみません毎度痛い妄想ばかりの拙宅で。これに懲りずまた是非遊びにいらしてください。私も人様宅のサガに触りたいです。

他ぱちぱち押して下さった皆様に御礼申し上げます!
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久しぶりにカノンが海底神殿から双児宮へと戻ってくると、そこに女神がいた。
「アテナ!このような場所へ護衛もつけず!」
思わずカノンが青くなったのも仕方が無い。
現在この宮を護っているのは黒サガであり、その黒サガはかつて女神に刃を向けた身だ。兄を信用していないわけではないが、白サガはともかく黒サガの思考回路は双子の弟であるカノンにも今ひとつ読めない。
自分が留守の間に黒サガが何か女神へ危害を加えたり、失礼なことを仕出かしてはいまいかと、心配が先立ったのも当然の事だ。
だが、カノンの懸念も他所に、当のアテナはにこやかだ。
「大丈夫です。この聖域で私を傷つけられる者はおりません」
「しかし…」
「それより私はとても楽しみにしてきたのですよ」
アテナがかろやかに微笑んだ。その表情だけをみると、まだ幼さの残るただの少女と変わらず、カノンも釣られて口元が綻ぶ。だがその笑みもアテナが次の言葉を紡ぐまでのことだった。
「サガが一緒にお風呂へと誘ってくれるなんて。教皇の間に次いで広くて立派だと言う双児宮の温泉に私も入ってみたかったの…」
「出て来い馬鹿兄貴!」
返事もせずに黒サガを呼びつけるカノンを、女神は目を丸くして見た。
それに答えたわけでもあるまいが、うっそりと面倒くさそうに奥の間から現れた黒サガに対してカノンは本気で噛み付いた。
「お前は本物の馬鹿か!」
「帰宅早々何を怒鳴っているのだ」
「これが怒鳴らずにいられるか!まだお若い女神に対して一緒に風呂だと!?セクハラ親父かお前は!」
「今後は女神や聖域の雑魚どもとも仲良くやれと言ったのはお前だろう」
「雑魚とか言うな。お前には貞操観念が無いのか!」
「別に問題なかろう。小娘にも水着を持参させたしな」
え…とカノンが振り向くと、女神が競泳用水着らしきものを手にしてこちらへ見せた。
胸がでかいのだからもっと色気のある水着にすればいいのに…と想像しかけ、慌てて不敬なその想いを振り払い、サガの方へ向き直る。
「し、しかしお前はどうするのだ!まさかお前も水着などと言うまいな」
「私は祭事における沐浴用の法衣をつけるつもりだ」
「……」
「温泉にはミルクを混ぜ、浸かった部分が見えないようにする。それで良かろう」
黒サガの台詞でどっと肩の力が抜ける。とりあえず当初想像していた最悪の図はないらしい。というか、黒サガにそういう普通の配慮があったことに驚きだ。
それでも相当寒い図であることに間違いない気がするのだが。

「女神、ほんとーにそれで良いんですか」
がっくりと脱力したままカノンが問うも、女神も女神だった。
「おじいさまが私を育てた日本にも温泉文化があります。ここのところ聖戦続きで寛ぐ時間もありませんでしたから…サガが誘ってくれたお陰で昔を思い出せました。教皇の間にある沐浴場は、清め以外に使うとシオンが怒るんですもの」
「私はジジイが煩いのなら、ここで浸かっていけば良いと言っただけだがな」
「サガったら、またシオンを年寄り呼ばわりして。今は貴方より肉体年齢は若返っていますよ」
「お陰で何時間でも小言を言う体力だけは無駄にあるのが困る」
「あら、言われっぱなしでいる貴方ではないくせに」

ゴーイングマイウェイ同士、意外と兄と妹のように気が合っている二人を見て、うっかり微笑ましく思いかけたカノンだったが、
(いやまて、普通は兄妹で和やかに温泉に浸かったりしないんじゃないか?)
という事に思い当たり、自分のブラコンは棚に上げて黒サガとアテナへどう常識を教え込んだものか、真剣に頭を悩ませ始めたのだった。

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アテナの兄はあのシスコンアベルですから普通の感覚ナッシングです。ミルクは乾くと臭いので、白色入浴剤に変更されました。

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