星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
星矢ゲームのお話です。ネタバレご注意下さい
原作の黒髪のサガは黒サガ、アニメの方の灰髪のサガは悪サガと呼んでしまいます。なんとなく。
先日ゲームで黄金聖闘士の悪サガをゲット出来ましたので、暫く休憩していたのですが、今日はロス兄さん取得に挑戦すべく、数日振りにPS2を立ち上げてみました。
永遠の戦場での使用キャラは、悩みましたがGETしたばかりの悪サガ。
だってロス兄さんと戦うとなったら彼でしょう!冥衣サガでもいいんですが、まずは黄金聖衣同士で戦わせたいという拘りもあります。
はい、最初からロス兄さんに会える気満々です。こないだの冥衣サガの強さでちょっと自信が付いてます(自分の腕にではなく、キャラの性能のよさに…)
悪サガ様に敗北を味わわせたくないので、初回から死ぬ気で頑張り、19人抜きしてロス兄さんと対面です。(このモードでは20人目まで行くとロス兄さんが現れるのです)
うわーうわー夢の対決!…ちょっとロス兄さんの声がジジくさい気がするのはご愛嬌(フ)声優さんとか無知なんですが、こんな声でしたでしょうか?
でもいいんです!ロス兄さんがサガの事を「神の様な」って言う!サガが「お前さえ居なければ!!」って言う!悪サガとアイオロスのコンビも夢いっぱいですね。ロス兄さんも倒したんだから、敗者には何してもいいよね、いいよね。
血だらけのロス兄さんも、かなり色気があると思うわけです。悪サガが首輪つけて飼わないかな。
ああん、今日はロス兄さんGET記念日。嬉しくて本日2回目の日記です。
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目の前の出来事が信じられなかった。
十二宮を抜けて目の前に現れたのは、サガの姿をした邪悪なる存在だった。
彼は私の放った黄金の矢を光速の動きで躱し、小宇宙を徐々に高めていく。13年前の対峙では女神の無事を優先したため、彼の力の全てを見ることは敵わなかったが、いまこうして敵として向かい合うと、その戦闘能力の凄まじさが伝わってくる。まるで桁違いだ。
彼はこともなげにサガの技であるギャラクシアンエクスプロージョンを連発した。その姿はまさに戦神アーレスそのものだった。
だが、ここへ来るまでの間に、大勢の聖闘士や冥闘士たちが行く手を阻んだのだろう。サガの顔には僅かに疲労の色が浮かんでいる。おそらく体力は万全である状態の半分ほどに削られているはずだ。勝機があるとすれば、そこを衝くしかない。
わざとアナザーディメンションを誘い、直後の硬直を狙って間近から必殺の一撃を叩き込む。
さすがに耐え切れずに、彼の身体が沈んでいった。全小宇宙を注ぎ込んだ射手座のアトミックサンダーボルトを食らって、立てる人間が居るとは思えない。ようやく戦いが終わるかと安堵しかけた私は、その後の出来事に驚愕で言葉をなくした。
サガの身体を、女神の小宇宙が包み込み、癒していく…!?
どういうことなのだろう。このサガは女神に刃を向けた反逆者ではないのか!?
思わず後ずさった私は、女神の力により急激に高まったサガの小宇宙で吹き飛ばされた。
逆に膝をついた私の前に、紅い邪眼を持つサガが立ちふさがる。
「勝つのは私だ、アイオロス」
その容貌は一瞬だけ、かつて友であったサガの穏やかさを見せる。
「ギャラクシアンエクスプロージョン!」
銀河も砕けよと炸裂するエネルギーの大渦の前では、もうなすすべもなかった。
倒れ伏し、薄れそうになる意識を懸命に保っている私の側へ、私の知らないサガが歩いてくる。
顔を上げる事もままならぬ私に、彼の表情は見えない。
ただ嘲るような声が、天から降ってきた。
「アイオロス。女神は私を認めたのだ…私が地上の支配者たることを」
馬鹿な、と呟くもそれは嗄れて声にならない。
「私に仕える栄誉を、お前に与えよう」
ゆっくりと彼の手が下りてきた。幻朧魔皇拳だと気づいた時に、私の意識は途切れた。
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ゲームでは悪サガの事も女神が小宇宙で応援してくれるんです。
目の前の出来事が信じられなかった。
十二宮を抜けて目の前に現れたのは、サガの姿をした邪悪なる存在だった。
彼は私の放った黄金の矢を光速の動きで躱し、小宇宙を徐々に高めていく。13年前の対峙では女神の無事を優先したため、彼の力の全てを見ることは敵わなかったが、いまこうして敵として向かい合うと、その戦闘能力の凄まじさが伝わってくる。まるで桁違いだ。
彼はこともなげにサガの技であるギャラクシアンエクスプロージョンを連発した。その姿はまさに戦神アーレスそのものだった。
だが、ここへ来るまでの間に、大勢の聖闘士や冥闘士たちが行く手を阻んだのだろう。サガの顔には僅かに疲労の色が浮かんでいる。おそらく体力は万全である状態の半分ほどに削られているはずだ。勝機があるとすれば、そこを衝くしかない。
わざとアナザーディメンションを誘い、直後の硬直を狙って間近から必殺の一撃を叩き込む。
さすがに耐え切れずに、彼の身体が沈んでいった。全小宇宙を注ぎ込んだ射手座のアトミックサンダーボルトを食らって、立てる人間が居るとは思えない。ようやく戦いが終わるかと安堵しかけた私は、その後の出来事に驚愕で言葉をなくした。
サガの身体を、女神の小宇宙が包み込み、癒していく…!?
どういうことなのだろう。このサガは女神に刃を向けた反逆者ではないのか!?
思わず後ずさった私は、女神の力により急激に高まったサガの小宇宙で吹き飛ばされた。
逆に膝をついた私の前に、紅い邪眼を持つサガが立ちふさがる。
「勝つのは私だ、アイオロス」
その容貌は一瞬だけ、かつて友であったサガの穏やかさを見せる。
「ギャラクシアンエクスプロージョン!」
銀河も砕けよと炸裂するエネルギーの大渦の前では、もうなすすべもなかった。
倒れ伏し、薄れそうになる意識を懸命に保っている私の側へ、私の知らないサガが歩いてくる。
顔を上げる事もままならぬ私に、彼の表情は見えない。
ただ嘲るような声が、天から降ってきた。
「アイオロス。女神は私を認めたのだ…私が地上の支配者たることを」
馬鹿な、と呟くもそれは嗄れて声にならない。
「私に仕える栄誉を、お前に与えよう」
ゆっくりと彼の手が下りてきた。幻朧魔皇拳だと気づいた時に、私の意識は途切れた。
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ゲームでは悪サガの事も女神が小宇宙で応援してくれるんです。