星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
アイオロスとアイオリアの入れ替わりも、双子入れ替わりに続いて意味の無さそうな転換ネタですが、ロスサガ←リアという設定の場合だといきなり切なさ120%。
アイオロスだと思ってアイオリアへニコニコ寄りかかるサガとか。自分には見せない表情のサガを抱きしめながら、内心ダメージを受けるリア。わー、発想が凄いハリケーンポエマー自分。
転換ネタをロスサガでもというご感想を頂きまして、さっそく御礼レスとSSなのです。
24日8時頃 ラダマンティスが~様>ラダは格好よくてもヘタレでも美味しいですよね!「ラダの方が開発されていても良いと思います」のお言葉に、その時飲んでいた珈琲を吹きそうになりました。全く持っておっしゃるとおりです(>▽<)出戻りしてからすっかり漢受けもバッチこーい状態です。是非また素敵な萌えをお聞かせください。有難うございました!
24日 R様>連続更新お疲れ様です。拙宅の双子が少しでもR様の潤いになれば良いのですが(>x<)逆に私はR様宅の双子で潤沢な癒しを頂いておりますので、まさに精神的物々交換!「初めての奉仕カノン」に鼻血を吹きそうになりました。いつもは素っ気無くも格好良いカノンが、サガの前でようやく素直にごにょごにょ…なのは良いですよね!(じたじた)いつも楽しみにしております!お越し下さり大感謝です!
24日 12時頃 ブログの入れ代わり話~様>チェンジへのご感想を有難うございます!嬉しいご感想に、またまた木に登っております。「ぜひ、この設定のロスサガ版も」というお言葉に萌えてしまい、さっそく妄想を大爆発させてしまいました。ロスサガで入れ替わると、いろんな楽しみ方が出来ますよね(>▽<)ノ もっとしっとりロスサガバージョンも次回に挑戦したく…!創作心を刺激するリクに大感謝です!
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「ただいま、サガ」
海界から双児宮へと戻ってきたカノンは、今日も出迎えた兄へ帰宅のキスをしようとして動きを止めた。海で鍛えた野生の勘か、セブンセンシズを越えた超本能によるものかは判らないが、とにかく何かがカノンの動きを阻止したのだ。
「あれ、おかえりのキスはくれないんだ?」
目の前のサガが、太陽のように朗らかな笑顔を作る。嫌な予感がしてカノンは兄…に見える男に詰め寄った。
「お前は誰だ。オレのサガはそんな顔で笑ったりしない」
「君のじゃないと思うけど、確かにオレはサガではないよ」
同じ顔をした二人が入り口付近で揉めていると、奥からアイオロスが顔を出した。
「おかえり、カノン。帰宅そうそう、何を騒いでいるのだ」
呆れたように小首をかしげるその仕草を見て、カノンの嫌な予感はさらに高まっていく。
「ま、まさか…」
血の気が引いていくカノンへ、目の前の『サガ』が明らかに楽しんでいる顔でポンと肩を叩いた。
「いやあ、なんかオレとサガの中身が入れ替わってしまってね」
後ろから『アイオロス』も、説明不足に気がついたように付け足してきた。
「ああ、稽古中に私のアナザーディメンションとロスの必殺技が融合反応を起こして、二人で次元の捩れに巻き込まれてしまったのだ。こちらの世界に戻る時に、身体が入れ替わってしまったようでな。一時的なものだと思うので、暫く様子を見ようと思う」
話を聞いたカノンは、ぐらりと眩暈を起こしていた。
アイオロスはすっかり面白がっていて、サガの姿でカノンにまとわり付いていた。
「いつもはサガに、お帰りのキスもおはようのキスもしているんだってな。今日はしてくれなくて残念だったなあ」
「…てめえ…いつもの意趣返しのつもりか…」
「やだなあ、この機会に仲良くなりたいなと思ってるだけだよ」
サガの見ていないところではカノンに不敵な面構えを見せるところからして、アイオロスが本当に仲良くしたいと思っているかは微妙なところだ。
(くそ、サガの顔なのに、中身がこいつだと殴りたくなる!)
カノンは内心切れそうになりながらも、それでもサガの顔に手を上げる事は出来ないので我慢をしている状態だった。
しかし、アイオロスはそんなカノンの自制心を軽く振り切るような行動にでた。
「わかった、カノンが仲良くしてくれないのなら、サガと仲良くしてくるよ」
「なんだと!?」
「サガ~、カノンが構ってくれないから遊んでくれ~」
言うや否や、アイオロスは呆れた視線でこちらを見ていたサガ(見かけはアイオロス)に近寄ると、すりすりと抱きしめたのだ。
状況の全くわかっていないサガが、何でも無いことのように軽口で応える。
「何を子供のような事を。それにしても、その顔に抱きしめられるのは、同じ顔のカノンにこうされるのとはまた別の感覚で不思議なものだな」
「オレも自分の顔に迫るのは不思議な気分だよ。でも、どんな顔でもサガはサガだよね」
「頼むからサガの顔でお前の身体に迫るのは止めてくれ」
横からカノンの半分泣きの入ったツッコミがあったが、アイオロスは軽く流した。
「なあなあ、サガ。どっかに鏡ない?サガって全身鏡持ってたよな」
「ああ、それなら私の部屋と風呂場にあるが…」
「ちょっと一緒に来てくれ、二人で姿を見比べっこしよう!」
「そうだな、私もお前の身体である自分というのを、鏡で見てみたい。この身体はずいぶん筋肉のつきかたが私と違っていて、身体を動かすのにまだ慣れん」
「オレはこの髪の長さに慣れないよ。この量の髪をどう洗っていいのかも良く判らないし…あ、どうせなら鏡ついでに一緒に風呂に入らないか?君に髪を洗うの、手伝って欲しいな」
「確かに、お前が私の髪を洗うとすごい事になりそうだ」
「代わりに、オレが君の身体を洗うってことでいいかな」
「いいわけないだろ」
カノンがまた強引に割り込む。
「風呂ならオレも一緒に入るからな」
「わあ、それは両手に花だね」
「てめえ、元の身体に戻ったら絶対殴る…」
そんな訳で風呂場では、一見サガの身体からアイオロスの身体を守るという、カノンにとっては最大限に屈辱的な場面が展開されたのだった。
サガの姿をしたアイオロスの破壊力は凄まじく、その後アイオリアやシュラや雑兵たちにまで甚大な被害を巻き起こした。
皆に泣きつかれた女神が二人の精神を元の肉体へと入れ替えるまで、その騒ぎは続いたのだった。
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アイオロスはサガの身体で聖衣を呼んだらどうなるか試してみたり、シュラとリアをからかって遊んだり、雑兵の前でも気前よくいつものように上半身さらけ出したり、サガにカノンの真似をしてキスしたり、やりたい放題。
24日 R様>連続更新お疲れ様です。拙宅の双子が少しでもR様の潤いになれば良いのですが(>x<)逆に私はR様宅の双子で潤沢な癒しを頂いておりますので、まさに精神的物々交換!「初めての奉仕カノン」に鼻血を吹きそうになりました。いつもは素っ気無くも格好良いカノンが、サガの前でようやく素直にごにょごにょ…なのは良いですよね!(じたじた)いつも楽しみにしております!お越し下さり大感謝です!
24日 12時頃 ブログの入れ代わり話~様>チェンジへのご感想を有難うございます!嬉しいご感想に、またまた木に登っております。「ぜひ、この設定のロスサガ版も」というお言葉に萌えてしまい、さっそく妄想を大爆発させてしまいました。ロスサガで入れ替わると、いろんな楽しみ方が出来ますよね(>▽<)ノ もっとしっとりロスサガバージョンも次回に挑戦したく…!創作心を刺激するリクに大感謝です!
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「ただいま、サガ」
海界から双児宮へと戻ってきたカノンは、今日も出迎えた兄へ帰宅のキスをしようとして動きを止めた。海で鍛えた野生の勘か、セブンセンシズを越えた超本能によるものかは判らないが、とにかく何かがカノンの動きを阻止したのだ。
「あれ、おかえりのキスはくれないんだ?」
目の前のサガが、太陽のように朗らかな笑顔を作る。嫌な予感がしてカノンは兄…に見える男に詰め寄った。
「お前は誰だ。オレのサガはそんな顔で笑ったりしない」
「君のじゃないと思うけど、確かにオレはサガではないよ」
同じ顔をした二人が入り口付近で揉めていると、奥からアイオロスが顔を出した。
「おかえり、カノン。帰宅そうそう、何を騒いでいるのだ」
呆れたように小首をかしげるその仕草を見て、カノンの嫌な予感はさらに高まっていく。
「ま、まさか…」
血の気が引いていくカノンへ、目の前の『サガ』が明らかに楽しんでいる顔でポンと肩を叩いた。
「いやあ、なんかオレとサガの中身が入れ替わってしまってね」
後ろから『アイオロス』も、説明不足に気がついたように付け足してきた。
「ああ、稽古中に私のアナザーディメンションとロスの必殺技が融合反応を起こして、二人で次元の捩れに巻き込まれてしまったのだ。こちらの世界に戻る時に、身体が入れ替わってしまったようでな。一時的なものだと思うので、暫く様子を見ようと思う」
話を聞いたカノンは、ぐらりと眩暈を起こしていた。
アイオロスはすっかり面白がっていて、サガの姿でカノンにまとわり付いていた。
「いつもはサガに、お帰りのキスもおはようのキスもしているんだってな。今日はしてくれなくて残念だったなあ」
「…てめえ…いつもの意趣返しのつもりか…」
「やだなあ、この機会に仲良くなりたいなと思ってるだけだよ」
サガの見ていないところではカノンに不敵な面構えを見せるところからして、アイオロスが本当に仲良くしたいと思っているかは微妙なところだ。
(くそ、サガの顔なのに、中身がこいつだと殴りたくなる!)
カノンは内心切れそうになりながらも、それでもサガの顔に手を上げる事は出来ないので我慢をしている状態だった。
しかし、アイオロスはそんなカノンの自制心を軽く振り切るような行動にでた。
「わかった、カノンが仲良くしてくれないのなら、サガと仲良くしてくるよ」
「なんだと!?」
「サガ~、カノンが構ってくれないから遊んでくれ~」
言うや否や、アイオロスは呆れた視線でこちらを見ていたサガ(見かけはアイオロス)に近寄ると、すりすりと抱きしめたのだ。
状況の全くわかっていないサガが、何でも無いことのように軽口で応える。
「何を子供のような事を。それにしても、その顔に抱きしめられるのは、同じ顔のカノンにこうされるのとはまた別の感覚で不思議なものだな」
「オレも自分の顔に迫るのは不思議な気分だよ。でも、どんな顔でもサガはサガだよね」
「頼むからサガの顔でお前の身体に迫るのは止めてくれ」
横からカノンの半分泣きの入ったツッコミがあったが、アイオロスは軽く流した。
「なあなあ、サガ。どっかに鏡ない?サガって全身鏡持ってたよな」
「ああ、それなら私の部屋と風呂場にあるが…」
「ちょっと一緒に来てくれ、二人で姿を見比べっこしよう!」
「そうだな、私もお前の身体である自分というのを、鏡で見てみたい。この身体はずいぶん筋肉のつきかたが私と違っていて、身体を動かすのにまだ慣れん」
「オレはこの髪の長さに慣れないよ。この量の髪をどう洗っていいのかも良く判らないし…あ、どうせなら鏡ついでに一緒に風呂に入らないか?君に髪を洗うの、手伝って欲しいな」
「確かに、お前が私の髪を洗うとすごい事になりそうだ」
「代わりに、オレが君の身体を洗うってことでいいかな」
「いいわけないだろ」
カノンがまた強引に割り込む。
「風呂ならオレも一緒に入るからな」
「わあ、それは両手に花だね」
「てめえ、元の身体に戻ったら絶対殴る…」
そんな訳で風呂場では、一見サガの身体からアイオロスの身体を守るという、カノンにとっては最大限に屈辱的な場面が展開されたのだった。
サガの姿をしたアイオロスの破壊力は凄まじく、その後アイオリアやシュラや雑兵たちにまで甚大な被害を巻き起こした。
皆に泣きつかれた女神が二人の精神を元の肉体へと入れ替えるまで、その騒ぎは続いたのだった。
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アイオロスはサガの身体で聖衣を呼んだらどうなるか試してみたり、シュラとリアをからかって遊んだり、雑兵の前でも気前よくいつものように上半身さらけ出したり、サガにカノンの真似をしてキスしたり、やりたい放題。