星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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一晩たったので感想を…書こうと思ったらもう出勤の時間になったので、ネタバレSSを先に(汗)
ゲーム内容も書かずにSSが先にあっても意味不明だと思うんですが小宇宙で察してください(>△<;)ちゃんとした感想は夜にでも!他の皆様のゲーム感想も超希望!

とりあえず、カノンのコンティニューにサガでてこーい!
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『ククク、良かったのか?あのまま返して』
双子座の心に巣食う闇が哂った。今は善を担う側の精神がサガの前面に出ている。彼を分かつ境界線は、このところ更にくっきりと精神を分断し、それでいてその断面は爛れ歪むようになっていた。
「海将軍を聖域に入れることなど、許されぬ」
教皇の仮面を深く被り、顔を隠したサガは、それでなくとも感情を見せない。
『あの小娘を迎え撃つ前に、兵を減らす愚も避けたいしな』
「そして、万が一にも、あの男の顔が晒されることがあってはならんのだ」
全ては細心の注意を払って隠されなければならない。女神が聖域へおわすまでは。万端の準備を整えて待つこの空間を、海界などに荒らされてなるものか。
『だが、お前は、あの男にあれほど会いたがっていたではないか』
面白そうに闇は嘯く。この闇はあの男の囁きによって生まれたためか、彼に好意的ではある。ただし、野望の邪魔をしないという前提において。
「別れは13年前に済ませた」
サガは玉座の背に身体をもたせかけ、小さく息を吐いた。もう終わったことだ。
おそらく自分たちは、このまま死ぬまで合間見えることは叶わぬだろう。
それでも、海将軍として訪れた弟には、会うわけには行かなかったのだ。
死んだと思っていた弟が生きていた。それだけで充分だ。
(幻のなかででも、わたしに勝つことが出来たのだ。満足だろう?)
白羊宮で怒りのまま叫んでいた弟の顔を脳裏に浮かべる。
(カノン、悪の道を進むお前のことを応援することは出来ない。だが、せめてこれからは自由に生きよ)
まだなにか話しかけてくる闇を無視して、サガはそっと目を心を閉ざした。

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っていうのがサガ側のスタンスだと思うわけですよ(>△<;)
そういう意味でああいう行動をとったんだと思うんですが、カノン側からすると、ねえ!一人相撲気分になるよねえ!またオレから逃げるのか!って。
しかもあのあと、アニメ設定だと(原作でもですが)もう二度と生きてるサガには会えないんですよ。あれが最後のチャンスだったんですよ。サガ死んだとき、余計カノンが煮詰まりますよねこれ。うわーん!
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