星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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ごくごくごく稀に土日に休みを取れそうな時にアウトドア的な旅行を計画すると流れるので、これはインドアで妄想活動に専念してろという神の意向ですね。土日休みは他の子に譲って旅行代金でTV買うことにします。

そんなわけで、さっそくキモく双子で旅行が流れた妄想をしてみたわけですよ。予定を合わせて一緒にでかけようと話していた旅行が流れた時、サガとカノンはどんな反応かな…と想像したら、カノンが思った以上にがっかりしてた!表面上はどってことないって顔しながら、家出の勢い。
多分カノンのほうが、子供の頃からサガと一緒に外出する機会に飢えてたからかなと思いました。でもサガも状況によっては黒くなります。
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「少し前に話してた旅行、来週の週末にしないか?」
カノンがサガに尋ねた。海界と聖域の休日システムはだいぶ異なるので、休みを合わせるのはなかなか難しい。ましてカノンは海将軍筆頭だ。サガの休みに合わせて予定を組み、ようやくそのあたりに休みをもぎ取れそうな状態になったのだ。
しかしサガは困ったように首を振った。
「すまない。その日は予定が入っている。その次の週末はどうだろう」
「再来週は海界で外せない仕事がある」
「そうか」
今回もどうやら旅行は流れそうだった。前回のときには旅行には行けたものの、出先でサガに聖域から緊急連絡が入り、とんぼ返りすることになったのでカノンはひとりで時間を潰したのだ。とてもつまらなかった。
「仕事か?」
カノンが尋ねるとサガはすまなそうに答えた。
「いや、アイオロスとの先約があって」
「そうか」
タイミングの合わない相手というのはあるんだな、とカノンは思った。
遠い昔、初めてカノンからサガに誘いをかけたときも、手ひどくサガに振られたのだった。スニオン岬へ閉じ込められるという手段でもって。
あの時は確かに自分の言動に問題があったのだと思う。けれども、もしもあと少しだけ我慢をして、サガがスターヒルへ行ったあとに誘ったのなら、どうなっただろう。

どちらにしろ、カノンが誘ってもサガは一人で先に行ってしまうし、そうでなくても他の誰かと出かけてしまうのだ。
「なら、もういい」
「カノン?」
自分を呼ぶ声に振り向かず、カノンは双児宮をあとにした。
(ポセイドンなら相手にしてくれるだろうか。いつも寝ていて暇そうだしな)
このまま海界に降りてしまおうかと、カノンは思った。

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サガのがっかりバージョンも考えたんですが、もう書く時間が(>ω<)
今日もぱちぱち有難うございます!仕事前のカンフル剤です。
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