星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
ああああ最近は朝早く起きれないのでブログタイムがががが
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海界での仕事が片付き、双児宮へ戻ってくると、黒髪のほうの兄が何か考え込んでいた。表情からして深刻なものではないと判るが、真剣なのは確かだ。
「何かあったのか」
尋ねるとサガは顔をあげ、突然こんなことを聞いてきた。
「お前は13歳の頃、どのようなものが欲しかったろう」
「金とか酒とか権力とか」
「思った以上に参考にならんな」
正直に答えてやったのに、サガはため息をついている。
「お前だって教皇の座とか、似たようなものだったろ。一体なんだと…」
言いかけて、13歳という言葉にピンとくる。そういえばそろそろ冬だ。
「なるほど、あの小僧にか」
サガは答えないが、そうに違いない。何かを贈りたいと思いつつ、いまどきの子供が、というか星矢が、どんなものを喜ぶのか判らないで居るのだ。
もうひとりのサガならともかく、こちらのサガの好意まで得ている星矢は、気に食わないが大した奴だと思う。
「そうそう、13歳の頃といえば、もっと欲しいものがあったなあ。あの小僧もそーいうのが良いんじゃないか」
わざとらしく棒読みで言ってやると、サガが食いついてきた。
「それは何だ」
「当ててみろ」
挑発的に笑うと、サガが意表を衝かれたのか、紅い目を瞬かせ、きょとんとした顔になる。
「オレが13年前に一番欲しかったものを、お前が当ててみろ」
ますますサガが変な顔をしたので、オレは兄を放置して台所へ夕飯の支度をしに向かうことにした。せいぜい悩めばいいのだ。あの小僧へのプレゼントのヒントでもあるのだし。
簡単な夜食を作ってリビングへ戻ると、サガがぼそりと聞き返してきた。
「今でもお前はそれを一番欲しいか」
白いほうと違って、多少は鈍感ではないらしい。
「さてね」
オレはサガの前に腰を下ろし、作りたての野菜スープに匙をつっこんだ。
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子供の頃のブラコンカノンが1番欲しいものなんて決まってますよね!
星矢に弱いサガを妄想すると朝から元気になれます。カノンはしようがないなあって思いながらも、まだ星矢が子供なのでわりと許容してくれてるんですが、でもブルーレイBOXの案内のみたいな星矢を見たら、いっきにライバル対応に移行しますよ!
今日もぱちぱち有難うございます。お、お返事は次回とか言っていたくせに遅れていてすみませんすみません(ぺこぺこ)
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海界での仕事が片付き、双児宮へ戻ってくると、黒髪のほうの兄が何か考え込んでいた。表情からして深刻なものではないと判るが、真剣なのは確かだ。
「何かあったのか」
尋ねるとサガは顔をあげ、突然こんなことを聞いてきた。
「お前は13歳の頃、どのようなものが欲しかったろう」
「金とか酒とか権力とか」
「思った以上に参考にならんな」
正直に答えてやったのに、サガはため息をついている。
「お前だって教皇の座とか、似たようなものだったろ。一体なんだと…」
言いかけて、13歳という言葉にピンとくる。そういえばそろそろ冬だ。
「なるほど、あの小僧にか」
サガは答えないが、そうに違いない。何かを贈りたいと思いつつ、いまどきの子供が、というか星矢が、どんなものを喜ぶのか判らないで居るのだ。
もうひとりのサガならともかく、こちらのサガの好意まで得ている星矢は、気に食わないが大した奴だと思う。
「そうそう、13歳の頃といえば、もっと欲しいものがあったなあ。あの小僧もそーいうのが良いんじゃないか」
わざとらしく棒読みで言ってやると、サガが食いついてきた。
「それは何だ」
「当ててみろ」
挑発的に笑うと、サガが意表を衝かれたのか、紅い目を瞬かせ、きょとんとした顔になる。
「オレが13年前に一番欲しかったものを、お前が当ててみろ」
ますますサガが変な顔をしたので、オレは兄を放置して台所へ夕飯の支度をしに向かうことにした。せいぜい悩めばいいのだ。あの小僧へのプレゼントのヒントでもあるのだし。
簡単な夜食を作ってリビングへ戻ると、サガがぼそりと聞き返してきた。
「今でもお前はそれを一番欲しいか」
白いほうと違って、多少は鈍感ではないらしい。
「さてね」
オレはサガの前に腰を下ろし、作りたての野菜スープに匙をつっこんだ。
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子供の頃のブラコンカノンが1番欲しいものなんて決まってますよね!
星矢に弱いサガを妄想すると朝から元気になれます。カノンはしようがないなあって思いながらも、まだ星矢が子供なのでわりと許容してくれてるんですが、でもブルーレイBOXの案内のみたいな星矢を見たら、いっきにライバル対応に移行しますよ!
今日もぱちぱち有難うございます。お、お返事は次回とか言っていたくせに遅れていてすみませんすみません(ぺこぺこ)