星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
Ωのゲームを会社の昼休みにちまちまと進めております(`・ω・´)
休憩室は昨年の節電休館以降、電源自体無くしてしまったので、コンセントにPSPのコードを挿しても電気はきません。部屋の蛍光灯自体1本しか残してもらえていないという。
なのでバッテリーを家で満タンにして、音を出さずに窓1つない薄暗い部屋の中で萌えニヤケながらゲームをするという、大そう残念な光景に。休憩は交代制なので、その姿を誰にも見られないことだけが救い。
そんなわけで、以下Ωゲームネタバレご注意ください。
栄斗は毎回、敵をちゃんと疑って調査しようとするわりに、それが何の役にも立っていないという、忍者として優れているのかそうでないのか微妙なところが美味しい子だと思いました(`・ω・´)TVでも掴まって地下牢に閉じ込められてましたしね(汗)
でも栄斗は、ジュリアンが依り代にされているだけの罪のない人間なので、彼は助けなければって教えてくれるんですよ。ちゃんと最初からジュリアン救出のスタンスなところに、高感度アップです。
あと市さまが…(T▽T)もうΩの市さまは、ああいう駄目大人スタンスなのか。
そしてシャイナさんが人の話聞きゃしない(笑)ソレントと一緒に行動している光牙に対して、説明もせず「そいつから離れろ!そいつは私の獲物だ!」って攻撃をしかけるものだから、光牙が「このひとは仲間だよ!」って戸惑ってました。
そいつは自分の獲物って言い回しを聞くと、ラダを思い出します。直情なとこは、シャイナさんと意外と似てるな。
光牙ストーリーモードでの対戦相手は、今のところ龍峰、市、シャイナ、栄斗、ソレント、ミケーネです。次は誰かなワクワク。話はサクサク進むのでストレスなく楽しいです。また明日の休憩時間に頑張ろう。
話は変わって、ムウは凄く優しいと思うんですね。ツンデレというか、口調も態度も厳しいですけれども、その根底に思いやりがある。シオンも多分本来はそんな感じのイメージです。
============================
外出から戻ったムウが、聖域の公道を歩いていると、闘技場のかたわらにサガをみかけた。サガはたいそう目立つ男で、自身が輝いているだけでなく、遠くから見ても周りの空気まで澄んでいるかのようだ。
聖戦後に蘇ったあと、サガ本人はひっそりと暮らしているつもりで、実際そのとおりなのだが(かつて神の化身とまで呼ばれた頃に比べれば!)、それでも彼の優れた資質は抑えようもなく人目を惹く。
サガはムウの視線にすぐ気づき、こちらを向いた。視線があってしまったので、無視するわけにもゆかずに軽く会釈をする。公道はサガの隣を抜けているので、そちらへ進むしかないのだ。
近づきつつ、ムウは先ほどまでサガの視線の先にあったほうをちらりと確認し、アイオロスの姿をみつけて納得した。その視線の動きと表情に気づいたサガが、何故か苦笑する。
「こんにちは、ムウ」
「こんにちは」
「みっともないところをみせたな」
「そうですか?」
ムウは首を傾げた。アイオロスを見ていたときのサガの視線は、渇望と言ってよいほど強いものであったが、マイナスの要素があるようには思われなかった。
「彼のように揺らがぬ正義を持ちたいと、羨んでいるところだったのだ」
にこりと冗談のように、サガが言う。
卑下ではない。断罪の言葉である。こちらのサガは善性でつくられているがゆえに、いっそ傲慢なほど己に厳しい。
他者にはあまねく優しさを見せるというのに、自分の弱さを許すことは一切ない。
真冬の清水を思わせるその峻厳さはムウの好むところであったが、凍えてしまわないのかと、多少の呆れをもって問いかける。
「他人を羨むことは、罪ですか?」
「羨むだけで終わるのならば、怠惰だと思う」
「狼が鳥を見て羽ばたく努力をしても、意味のないことだと思いますが」
そういうと、サガは目を丸くしたあと『ありがとう』と言った。
サガのそういうところは嫌いだった。
「慰めるつもりで言ったのではありませんよ。貴方はいつもアイオロスの生まれ持った光を讃えますけど、努力でもって光を目指す意志とて、それに劣るものではない」
きっぱりと言い放つと、サガが穏やかに微笑む。
「お前はそう思うのか」
「私は職人でもありますから」
ムウは聖衣の修復士だ。工房では拳の代わりにノミや鎚をふるう。
オリハルコンやスターダストサンドなどの優れた素材の価値は認めつつも、それだけではただの原料にすぎない。それを鍛え練り上げて形にしていくのがムウの仕事なのだ。
「貴方、贅沢なんですよ。それだけの良い資質がありながら、己の欠点しか省みないなんて」
「そうだろうか」
「そうですよ。例えば貴方が、あそこにいる雑兵たちの前で『女神ほど力のない自分はなんと弱いのだろう』なんて嘆いたら厭味でしょう。私なら自慢かと思いますよ」
「…それもそうだな」
サガが吹き出したので、ムウも表情を和らげる。
冬空は高く晴れわたっていた。
(このひとは、悪いひとではないのだ)
と、ムウは思う。一筋縄ではいかぬ困った男ではあるけれども、嫌いきることの出来ぬ何かを持っている。師の仇であり、13年間命がけで化かしあった相手であるというのに。
「ありがとう、ムウ。お前は優しいな」
「そういうのが余計な一言なんです」
ムウの糾弾にサガが戸惑った顔をしている。
その顔が、本当にわけが判らないという表情だったので、ムウは我慢できずに笑った。サガはますます困惑しているようだ。
闘技場の中央から、訓練を終えたアイオロスが二人に手を振った。
女神が皆に再生の機会を与えてくれたことを、笑い続けながらムウは深く感謝した。
============================
全然関係ないんですけど、帰り際にト職場のトイレ(個室2個)に入ったら半壊してました。丁度居合わせたおばさんが「トイレのドア閉まらないのよね(というかもう斜めってて動かない)」と言いつつめげずに用を足されたので、自分もその人が居なくなった後に用を足しました。何があったんだろう。
休憩室は昨年の節電休館以降、電源自体無くしてしまったので、コンセントにPSPのコードを挿しても電気はきません。部屋の蛍光灯自体1本しか残してもらえていないという。
なのでバッテリーを家で満タンにして、音を出さずに窓1つない薄暗い部屋の中で萌えニヤケながらゲームをするという、大そう残念な光景に。休憩は交代制なので、その姿を誰にも見られないことだけが救い。
そんなわけで、以下Ωゲームネタバレご注意ください。
栄斗は毎回、敵をちゃんと疑って調査しようとするわりに、それが何の役にも立っていないという、忍者として優れているのかそうでないのか微妙なところが美味しい子だと思いました(`・ω・´)TVでも掴まって地下牢に閉じ込められてましたしね(汗)
でも栄斗は、ジュリアンが依り代にされているだけの罪のない人間なので、彼は助けなければって教えてくれるんですよ。ちゃんと最初からジュリアン救出のスタンスなところに、高感度アップです。
あと市さまが…(T▽T)もうΩの市さまは、ああいう駄目大人スタンスなのか。
そしてシャイナさんが人の話聞きゃしない(笑)ソレントと一緒に行動している光牙に対して、説明もせず「そいつから離れろ!そいつは私の獲物だ!」って攻撃をしかけるものだから、光牙が「このひとは仲間だよ!」って戸惑ってました。
そいつは自分の獲物って言い回しを聞くと、ラダを思い出します。直情なとこは、シャイナさんと意外と似てるな。
光牙ストーリーモードでの対戦相手は、今のところ龍峰、市、シャイナ、栄斗、ソレント、ミケーネです。次は誰かなワクワク。話はサクサク進むのでストレスなく楽しいです。また明日の休憩時間に頑張ろう。
話は変わって、ムウは凄く優しいと思うんですね。ツンデレというか、口調も態度も厳しいですけれども、その根底に思いやりがある。シオンも多分本来はそんな感じのイメージです。
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外出から戻ったムウが、聖域の公道を歩いていると、闘技場のかたわらにサガをみかけた。サガはたいそう目立つ男で、自身が輝いているだけでなく、遠くから見ても周りの空気まで澄んでいるかのようだ。
聖戦後に蘇ったあと、サガ本人はひっそりと暮らしているつもりで、実際そのとおりなのだが(かつて神の化身とまで呼ばれた頃に比べれば!)、それでも彼の優れた資質は抑えようもなく人目を惹く。
サガはムウの視線にすぐ気づき、こちらを向いた。視線があってしまったので、無視するわけにもゆかずに軽く会釈をする。公道はサガの隣を抜けているので、そちらへ進むしかないのだ。
近づきつつ、ムウは先ほどまでサガの視線の先にあったほうをちらりと確認し、アイオロスの姿をみつけて納得した。その視線の動きと表情に気づいたサガが、何故か苦笑する。
「こんにちは、ムウ」
「こんにちは」
「みっともないところをみせたな」
「そうですか?」
ムウは首を傾げた。アイオロスを見ていたときのサガの視線は、渇望と言ってよいほど強いものであったが、マイナスの要素があるようには思われなかった。
「彼のように揺らがぬ正義を持ちたいと、羨んでいるところだったのだ」
にこりと冗談のように、サガが言う。
卑下ではない。断罪の言葉である。こちらのサガは善性でつくられているがゆえに、いっそ傲慢なほど己に厳しい。
他者にはあまねく優しさを見せるというのに、自分の弱さを許すことは一切ない。
真冬の清水を思わせるその峻厳さはムウの好むところであったが、凍えてしまわないのかと、多少の呆れをもって問いかける。
「他人を羨むことは、罪ですか?」
「羨むだけで終わるのならば、怠惰だと思う」
「狼が鳥を見て羽ばたく努力をしても、意味のないことだと思いますが」
そういうと、サガは目を丸くしたあと『ありがとう』と言った。
サガのそういうところは嫌いだった。
「慰めるつもりで言ったのではありませんよ。貴方はいつもアイオロスの生まれ持った光を讃えますけど、努力でもって光を目指す意志とて、それに劣るものではない」
きっぱりと言い放つと、サガが穏やかに微笑む。
「お前はそう思うのか」
「私は職人でもありますから」
ムウは聖衣の修復士だ。工房では拳の代わりにノミや鎚をふるう。
オリハルコンやスターダストサンドなどの優れた素材の価値は認めつつも、それだけではただの原料にすぎない。それを鍛え練り上げて形にしていくのがムウの仕事なのだ。
「貴方、贅沢なんですよ。それだけの良い資質がありながら、己の欠点しか省みないなんて」
「そうだろうか」
「そうですよ。例えば貴方が、あそこにいる雑兵たちの前で『女神ほど力のない自分はなんと弱いのだろう』なんて嘆いたら厭味でしょう。私なら自慢かと思いますよ」
「…それもそうだな」
サガが吹き出したので、ムウも表情を和らげる。
冬空は高く晴れわたっていた。
(このひとは、悪いひとではないのだ)
と、ムウは思う。一筋縄ではいかぬ困った男ではあるけれども、嫌いきることの出来ぬ何かを持っている。師の仇であり、13年間命がけで化かしあった相手であるというのに。
「ありがとう、ムウ。お前は優しいな」
「そういうのが余計な一言なんです」
ムウの糾弾にサガが戸惑った顔をしている。
その顔が、本当にわけが判らないという表情だったので、ムウは我慢できずに笑った。サガはますます困惑しているようだ。
闘技場の中央から、訓練を終えたアイオロスが二人に手を振った。
女神が皆に再生の機会を与えてくれたことを、笑い続けながらムウは深く感謝した。
============================
全然関係ないんですけど、帰り際にト職場のトイレ(個室2個)に入ったら半壊してました。丁度居合わせたおばさんが「トイレのドア閉まらないのよね(というかもう斜めってて動かない)」と言いつつめげずに用を足されたので、自分もその人が居なくなった後に用を足しました。何があったんだろう。
12/2 19時頃 A様>ロス誕SSへのお言葉をありがとうございます!
…うう、ヒュプノス様にやられていたときのお話ですので、オチがあんなんで申し訳なく…(>△<;)でもぜひアイオロスにはサガのミルクをどうこうできるくらい進展してほしいといつでも願っております!(←反省なし)
Ωのゲームですが、トリトンの鱗衣って一体何なのか私も気になります。これからポセイドンのところへ乗り込めば謎がとけるのかな?と思うのですが、敵神を倒すためにその敵神の闘衣をまとうっていうシチュエーションからして萌えます。でも、ハーデスを倒すために冥界の冥衣を着たサガたちのようなもので、よく鱗衣が脱げないなあと…
星矢と女神とポセイドンの会話を見るのを楽しみに、頑張って続きをプレイしようと思います(^▽^)お借りしているハゲさんのお使いも頑張りますね!
寒い日が続きますが、体調を崩されぬよう、お体お大事に…万全の体調でギリシアを目指してください!(`・ω・´)いつもお気遣いありがとうございます。
ほかぱちぱち下さった皆様に御礼申し上げます!毎日の潤いです(^-^)