星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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私は幼い頃から、自分が何者なのか判らなかった。

何故って、私の中の黒い影はいつも私に話しかけてきたし、カノンは当たり前のように私の心へ言葉を使わずに入り込んできていたし、小宇宙の使い方なんて知らなかった頃は周囲の人間の思考を無意識に拾ってしまっていたりもしたし(後にそれはテレパシーと呼ばれる超常能力と知った)、その中でいったいどれが自分のこころであるのか、判別なんか出来なかったのだ。

私の頭の中は、私と私でない者の境界線が無かった。

そのうちにだんだんと世界には他人というものが存在するのだと判って来て、同じ顔のカノンですら私とは別人なのだと知ったけれど、相変わらず黒い影は「私もサガなのだ」と言う。どうしてもこの存在とは考え方が相容れないように思うのだが、それでも私だというのだろうか。私は自分という自我に自信が持てない。

そのうちに聖域に見出されて、私とカノンは双子座の候補生となった。指針のない私にとって、女神の教えは判りやすかった。自分の価値観を基準に出来ぬのならば、女神を基準にすれば良いのではないかと、その時に思った。

しかし、そのようにしていたら、いつの間にか私は神のようだと称されるようになっていた。神と人との境界線も、割合といい加減なのだろうか。私の影は「お前が神になってしまえ」と囁く。

私は何を基準に私を決めたら良いのだろうか。

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捏造サガパターンその1アイタタタタ!(>ω<)
サガって長ったらしい思考形式っぽいイメージです。でも逆に意外と単純アホの子っぽい思考のサガでもいいなあ!だって世界征服狙うような人ですから!

素のサガは純粋で正義感に溢れてる人だと思っています。
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