星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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サガは中ボスをしていたお蔭で、いろいろなキャラとドラマを繰り広げることが出来るのも美味しいですよね!かつ二重人格なので二倍美味しいですよね!
例えば同じキャラを使った三角関係でも、アイオロス←白サガ←シュラ←アイオロスと、アイオロス→黒サガ→シュラ→アイオロスの同時進行だって出来るわけですよ。一部キャラを他の黄金聖闘士に置き換えてもいいですし。

上記は愛情三角関係ですが、憎悪の混じった三角関係だって美味しいですとも!ラダがカノンを「俺の獲物だ!」ってやったように、ムウとアイオリアと黒サガあたりで三角関係\(^▽^)/
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「私の方がずっと、サガを憎んでいます」
ムウがアイオリアへ宣言した。冷静な彼が、このように己の私情をはっきりと表現することは珍しい。性根の優しい彼が負の感情を口にしたという意味でも、とても珍しいことであった。

一方のアイオリアも珍しく引こうとしない。
「俺は13年のあいだ聖域で教皇を近くに見てきた。信じた年月の長い方が、痛みは深いはずだ」
痛みと表現してはいたが、自分のほうがサガを憎んでいると言っているも同じである。竹を割ったような性格の彼が、過ぎた恨みを口にすることも非常に珍しい。

二人の間には、サガが困った顔で立ちすくんでいた。二人の言い争いを目に留め、仲裁しようと近づいたものの、原因が自分のこととあっては、そのような権利など無いようにも思える。かといって今更立ち去るわけにもゆかず、どうにも気まずい。
それでも、千日戦争になりかけているムウとアイオリアへ、サガは思い切って声をかけた。

「わたしに思うところがあるのならば、直接言えばよい。お前たちが争う必要はまったくないではないか」
「直接物申したいから、争いになっているのです」
しかし、ぴしゃりとムウが返し、隣でアイオリアが頷いた。争っているといいつつ、とても息が合っている。
「そもそも俺が先に教皇のもとへ乗り込んだのだ。あの時はシャカの邪魔が入ったが、順番から言えば俺が先に黒髪のサガへ一言いう権利があるはずだ」
「その時にもう1番言いたいことはおっしゃったでしょう。今度は私に譲りなさい」
そして、息が合いながらもやはり口論は続いている。
どうも争いの内容は『どちらが先に黒サガへ恨み言をぶつけるか』であるらしい。

光をつかさどる方のサガには、善良であるはずの二人が何故そのようなことで争うのか、また己の中の闇をつかさどるもう一人の自分が何故満足そうに笑っているのか、まったく理解ができないのであった。

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という変則三角関係痴話喧嘩(>ω<)…恋愛感情のない三角関係て、三角関係と呼んでいいのかな。アイオリアとムウだけですと黒サガの闇に引きずられますが、聖戦後ならシオンとアイオロスがいるので大丈夫!というおまけ設定付です。

争いの起きない三角関係もとい双子丼も大好きです(^▽^)
ラダ×双子とかアイオロス×双子とかどんと来いです!前者はラダが胃薬飲んでるイメージが何故か強くわきますが、アニメの恰好いいラダが双子ハーレムしてたっていいじゃないと自分を洗脳する秋の夜長。
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