星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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1/1は母の誕生日なのでケーキを買います。

正月なのでおせち(ぐるーぽん状態じゃなかった良かった!)その他の正月料理も並びます。…太るわけですよね(´・ω・`)
私は仕事で親はあちこちの演奏会に呼ばれるので、家での寝正月は無理なのですが、寝正月だったらさらに大変なことになりそうな予感。

でも眠りの神であるヒュプノス様なら、寝正月は正義と言ってくれるに違いない。
寝正月したい(>ω<)
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年明け早々、カノンは眉をひそめていた。
しかめっ面のまま、ふたり分の朝食の支度をしていると、サガがこれまた眉間にしわを寄せて起き出して来る。
「おはよう、サガ」
「おはよう、カノン」
挨拶をしたあとに微妙な間が生まれる。無言の空間を打ち破り、まずはサガが話しかけた。
「カノン、どうであった?」
「お前と同じ心境だ」
以心伝心が発達しすぎて会話が省略形になっているが、二人の間ではきちんと伝わっている。
カノンが憤然とした様子でサガの前へ珈琲を置き、口を開いた。
「ハーデスが聖域との友好の証に、接待モードの初夢を寄越すなどと言ってきたゆえ、女神が対応に困っていらしたが、ヒュプノスは全くやる気がなかったようだな」
珈琲へ手を伸ばしながら、サガも応える。
「真面目にやってあれなのではなかろうか。いくらヒュプノスでもハーデスの主命を疎かにはすまい」
「どうだか。むしろ聖域への嫌がらせを独断で夢に含める気がするぜ。兄さんのほうは、どんな夢だったのだ」
「108の温泉巡りを24時間以内に制覇する夢だ…。温泉自体はとても嬉しいのだが、廻りきれるわけがないので悔しさの方が先立つ。また、どの温泉にも何故か山の絵が壁に描かれ、湯には茄子が浮かび、空には鷹が飛んでいるという…意味が判らぬ。」
「オレのほうは女と酒池肉林系だった。しかし場所がスニオン牢内という時点で全て台無しだ。やはり壁にはどこかの山が描かれていたぞ。酒の肴が茄子で、牢越しに見える空には鷹が飛んでいたように思う。酌をする女はおまえに…いや、美人で良かったが、意味が判らねえ」
ちなみにカノンが伏せたのは”お前に似た美人”との言葉だ。サガは美形ではあるが女性的とは言いがたい。188㎝美丈夫の兄に似た女性を美人と称するのも、それを兄に告げるのも、カノンのなかで色々な意味で憚られたようだ。
二人は顔を見合わせ、ため息を零しながら互いに零した。
「注文を付けるわけではないのだが…」
「接待なら接待で、手抜き接待せずにきちんとリサーチして欲しいよな」
「わたしは接待など不要だ。普通の初夢がいい。お前と二人でいつもどおりに過ごすような」
「それなら夢に期待せずとも、こうして実現しているだろ」
サガが微笑んだのでカノンも釣られたように笑い、それから用意済みの朝食をとりに台所へ向かった。

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でも聖闘士全員分の初夢を企画するヒュプノスだって大変だったんです。
今日もパチパチ有難うございます(>▽<)仕事の疲れも吹き飛びます!
お返事は次回にさせて下さい♪
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