星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
「明日も出てね、ついでにこの仕事も今後お願いね」という専務の一言により今日の休日は無くなりました。今日は星矢誕を祝いつつノンビリ過ごそうと思っていたのにもーもーー
そんなことより星矢おめでとう!星矢の可愛さも格好よさも少年ぽさも大好きです!あのモテ率が個人的にたまらない。恐るべし。拙宅ではごらんのとおりサガ至上な有様なのに、そのモテサガも星矢には負ける。サガが女神相手に犬なのは聖闘士だからという事や経緯から当然として、星矢にも犬。どういうことですか。でも真紅の少年伝説見る限り、アニメでも星矢には犬の気がするんですよね。伝説のたらしですよ星矢は!
無論、それだけモテるのは、星矢が誰よりも一生懸命生きていて、魂が光り輝いてるからなのですが。
=============================
「誕生日おめでとう星矢」
かつて偽教皇として敵であったサガが、こうして尋ねてきてくれるだけでなく、誕生日まで祝ってくれるのは何となくくすぐったい。ギリシアには誕生日を祝う習慣は特に無いので、きっと日本生まれのオレにあわせてくれているんだと思う。
「何か欲しいものはないか?あまり高価なものは買ってやれないが、私の懐の範囲内であれば、先輩顔をさせて欲しい」
あんまりニコニコとそんな事を言われると、遠慮するほうが悪い気がして、何か欲しいものがあったろうかと考えてみるも、特に思い当たらない。孤児院(いま日本ではそう言わないらしい)にいた頃は、世間の他の子供達と自分を比較していろいろ欲しがった記憶もあるが、今はロドリオ村での姉さんとの生活に満足している。聖闘士全般にいえることだけど、生活必需品以外は贅沢品という感覚に慣れてしまったし、実際不足するものがあるとも思えない。
「ええと…うーんうーん、あっ、そうだ。どうせなら姉さんに何かアクセサリーとか欲しい。サガは趣味良さそうだし」
そう答えたら苦笑された。
「却下する。星矢が自分用の物を貰うより喜ぶ事は判るのだがね」
「駄目かな?」
「駄目だな。まず誰から貰ったのか星矢のお姉さんが尋ねられた時、どこの馬の骨とも判らない男が買ったプレゼントだ…などという返事をする羽目になるのは、星矢のお姉さんが困るだろう?お姉さんには星矢がお金を貯めて買ってあげたほうが、喜ばれると思うぞ」
「それもそっか」
サガはどこの馬の骨とも判らない男ではないと思ったが、言ってる内容はその通りなのでオレはまた悩む羽目になった。
「うう、でも咄嗟に思い浮かばないんだよ」
「ゆっくり考えてくれ」
サガはふんわり笑って来客用の椅子に寛いでいる。サガが居ると言うだけで、このボロ屋が王宮のように華やかな雰囲気になっている。今日のサガは黄金聖衣ではなく、質素な外出用の法衣だが、聖衣を着なくたってサガは目立つのだ。
これだけ綺麗なくせに、サガは本質的に王者でもあるし、戦士でもある。すっごく強いのだ。完璧超人だと思う(二重人格だけど)。
そうだ、聖闘士として、後輩としてなら希望はいっぱいあった。
「物でなくてもいいかな」
「どんな事だろう」
「オレがサガを尋ねた時は、時間をとって稽古をつけて欲しい!」
そういうとサガは目をぱちりとさせた。
「それは頼まれずとも、いつでもそうするつもりだ」
「えっ、そうなの?」
「お前と女神への対応は、私の中で最優先順位にある。稽古などいつでも付けるので、他の物を考えて欲しい」
カノンやアイオロスも最優先の中に含まれてるだろーとこっそり思ったが、サガは自覚していなさそうなので突っ込みは控えた。
「更に他のもの…うう…」
悩んでいるオレの前でサガは相変わらず何が楽しいのかニコニコしている。そういえばサガがこんなに嬉しそうなのは珍しい気がする。
(この顔を見ていられるのなら、もう暫く悩んでいてもいいかな)
サガを待たせながら、オレはそんな風に思った。
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また推敲の時間もなく出社時間に(><)拍手ありがとうございます!
返信は夜にさせて下さい。
そんなことより星矢おめでとう!星矢の可愛さも格好よさも少年ぽさも大好きです!あのモテ率が個人的にたまらない。恐るべし。拙宅ではごらんのとおりサガ至上な有様なのに、そのモテサガも星矢には負ける。サガが女神相手に犬なのは聖闘士だからという事や経緯から当然として、星矢にも犬。どういうことですか。でも真紅の少年伝説見る限り、アニメでも星矢には犬の気がするんですよね。伝説のたらしですよ星矢は!
無論、それだけモテるのは、星矢が誰よりも一生懸命生きていて、魂が光り輝いてるからなのですが。
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「誕生日おめでとう星矢」
かつて偽教皇として敵であったサガが、こうして尋ねてきてくれるだけでなく、誕生日まで祝ってくれるのは何となくくすぐったい。ギリシアには誕生日を祝う習慣は特に無いので、きっと日本生まれのオレにあわせてくれているんだと思う。
「何か欲しいものはないか?あまり高価なものは買ってやれないが、私の懐の範囲内であれば、先輩顔をさせて欲しい」
あんまりニコニコとそんな事を言われると、遠慮するほうが悪い気がして、何か欲しいものがあったろうかと考えてみるも、特に思い当たらない。孤児院(いま日本ではそう言わないらしい)にいた頃は、世間の他の子供達と自分を比較していろいろ欲しがった記憶もあるが、今はロドリオ村での姉さんとの生活に満足している。聖闘士全般にいえることだけど、生活必需品以外は贅沢品という感覚に慣れてしまったし、実際不足するものがあるとも思えない。
「ええと…うーんうーん、あっ、そうだ。どうせなら姉さんに何かアクセサリーとか欲しい。サガは趣味良さそうだし」
そう答えたら苦笑された。
「却下する。星矢が自分用の物を貰うより喜ぶ事は判るのだがね」
「駄目かな?」
「駄目だな。まず誰から貰ったのか星矢のお姉さんが尋ねられた時、どこの馬の骨とも判らない男が買ったプレゼントだ…などという返事をする羽目になるのは、星矢のお姉さんが困るだろう?お姉さんには星矢がお金を貯めて買ってあげたほうが、喜ばれると思うぞ」
「それもそっか」
サガはどこの馬の骨とも判らない男ではないと思ったが、言ってる内容はその通りなのでオレはまた悩む羽目になった。
「うう、でも咄嗟に思い浮かばないんだよ」
「ゆっくり考えてくれ」
サガはふんわり笑って来客用の椅子に寛いでいる。サガが居ると言うだけで、このボロ屋が王宮のように華やかな雰囲気になっている。今日のサガは黄金聖衣ではなく、質素な外出用の法衣だが、聖衣を着なくたってサガは目立つのだ。
これだけ綺麗なくせに、サガは本質的に王者でもあるし、戦士でもある。すっごく強いのだ。完璧超人だと思う(二重人格だけど)。
そうだ、聖闘士として、後輩としてなら希望はいっぱいあった。
「物でなくてもいいかな」
「どんな事だろう」
「オレがサガを尋ねた時は、時間をとって稽古をつけて欲しい!」
そういうとサガは目をぱちりとさせた。
「それは頼まれずとも、いつでもそうするつもりだ」
「えっ、そうなの?」
「お前と女神への対応は、私の中で最優先順位にある。稽古などいつでも付けるので、他の物を考えて欲しい」
カノンやアイオロスも最優先の中に含まれてるだろーとこっそり思ったが、サガは自覚していなさそうなので突っ込みは控えた。
「更に他のもの…うう…」
悩んでいるオレの前でサガは相変わらず何が楽しいのかニコニコしている。そういえばサガがこんなに嬉しそうなのは珍しい気がする。
(この顔を見ていられるのなら、もう暫く悩んでいてもいいかな)
サガを待たせながら、オレはそんな風に思った。
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また推敲の時間もなく出社時間に(><)拍手ありがとうございます!
返信は夜にさせて下さい。