星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
ハーデス十二宮編で、アテナがサガへ黄金の短剣を渡した真意が未だに全然わかりません。
サガが自決した時に、信じてくださいと残した言葉をアテナはきちんと信じていると思いますし、それまでのサガの苦しみの意味を理解していて、神からの侘びと救いを与える意図を込めてのあの行動だとは思うのですが、あの行動がどのように過去のサガへの答えになっているのかがまだ判らないのです(><;)。
それとも過去関係なく、もうすぐ消えてしまうサガたちへ、現聖戦のこれからの希望を指し示して「後は大丈夫ですよ」と伝えてるだけなのでしょうか。うう、車田先生…理解力なくてすいません。
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今日も大型獣形態の半獣人アイオロスはサガに構われてご満悦です。
動物界ではこんなイイ歳になってから、誰かにここまで甘やかされる体験など滅多にないのです。
普通は人間界でもですが。
大層な美人に毎日チヤホヤされて、黙っていてもご飯は出てくるし、ペット生活も良いなあなどと英雄らしからぬことまで考えておりました。
サガは向上心の強い性質なのでヒモは許しませんが、ペットならセーフです。
そこへ夕飯の片づけを終えたサガが戻ってきました。
屈みこみ、自分の膝頭へアイオロスの顎を乗せて首のうしろを掻いてくれます。
「いつも思うのだが、お前は毛並みの良い猫だな…野良だが血統が良いのだろうな」
サガはアイオロスの毛皮を褒めるのが日課でした。もっとも、アイオロスから言わせればサガの毛並みの方が余程綺麗です。
いつもであれば、このあと一日の出来事を話してくれたり、一緒にじゃれあったりとコミニュケーションタイムへ突入するのですが、今日のサガはいつもと違いました。
「…これだけ綺麗な毛並みを剥いだら、良い敷物になりそうだ。日本では猫の皮は三味線にするのであったか」
突然サガの雰囲気が変わり、物騒な台詞が頭から降ってきたので、アイオロスは驚いて膝から飛びのきました。腐っても野生の獣です。
あまりの殺気に攻撃態勢になりながら見上げると、そこには黒髪の赤い目をした人間がアイオロスを見下ろしていたのでした。
先ほどまでは確かにサガであった人間が、髪と瞳の色を変えてそこに居ます。
アイオロスの直観が、単に色合いが変わっただけの変化ではないと告げました。
それでいて彼は確かにサガなのだとも、嗅覚その他の本能が告げます。
反応に困っていると、タイミングよくカノンが帰ってきました。
カノンは、固まっているアイオロスと黒髪の男を見比べて「ああ」と一人納得したように声を上げました。
「何だサガ、アイオロスを苛めてるのか」
同じサガの名で呼ばれた男は、ムっとしています。
「猫と戯れていただけだ」
「…お前も猫と言い張るのか。それより、戯れていただけなら何でそいつがびびってるんだ」
「毛皮を褒めたら逃げたのだ」
アイオロスが先ほどのサガの台詞を思い返して見ますと、確かに意味合いとしては褒めているだけです。
しかし、この黒髪のサガが言うと何故か危険なニュアンスで伝わってくるのでした。
それこそまだ猫のように毛を逆立てているアイオロスと黒サガの間に、さりげなくカノンが割って入ってくれました。
「サガの見た目が変わったから驚いたんだろうさ」
「猫が人間の容姿など気にするものか。どうせ固体識別も出来ないにきまっている」
「いやいや、サガとオレの区別もつけてたろ。動物は結構賢いのだぞ…って、サガ、何をいきなり短剣を持ち出しているのだ」
黒髪のサガが弟の話を聞き流しながら取り出した黄金の短剣に、アイオロスだけでなくカノンもびくついています。
「猫の爪が伸びているゆえ、切ってやろうかと」
「サガ!明日ペットショップで大きな爪切り探して買ってくるから!とりあえずソレをしまえ!」
「心配せずとも、この刃は骨まで断てるほどよく切れるが」
「切れすぎるのが心配なんだよ!何だその武器は!」
何故サガの髪の色と性格が変わるのかは明日聞く事にして、とりあえず今は身を護るのが先だと、アイオロスは初めてカノンの部屋の方へ逃走したのでした。
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3/21 まめた様>コメント頂いたお言葉にいろいろ同意なのです!(>▽<)ちなみに「純白の一羽射止めよ」を誰に当てはめるのが1番お好みでいらっしゃいますか!?その前部分が「黒影に隠された」なので、スタンダードなのはやはり白サガなのでしょうか。太陽に住む鷲をロスとすると、ラストの方では月下で眠る=もう殺されて死んでいるため、ただ羽搏きだけが残っているという風にも取れていろいろ雰囲気がありますよね。グランギニョルも同じCDに入っておりましたので、じっくり歌詞カードを読み返して妄想してみます!是非シュラ黒ソングもご紹介ください(^^)ありがとうございました!
3/22 0時頃 A様>色使いへのお言葉ありがとうございます(>ω<)色オンチと何度も言われた事のある管理人ですので、優しいお言葉がホロリと身に染みます。こちらこそAさんの作品にいつも癒されております!あのサガの超絶な天然の可愛らしさを分けて頂きたく…!ロスサガは本当に萌えの尽きないカップルですよね。幸せになって欲しくもあり、互いに執着しあっていて欲しくもあり、いろいろなパターンを拝みたくなる二人です。さらに周囲にカノンや年中組という美味しいキャラが多いのも嬉しいですよね。ところでAさんの絵でしたらサガにかぼちゃパンツを履かせても全然お似合いかと思います。本物のカボチャを履かせても全然OKなくらいですよ!
3/22 タキ様>とてもお忙しくいらっしゃるのにお声を掛けてくださって感激です!私はアンケートの類が大好きでして、つい答えまくってしまいましたが、答えを分散させると集計が大変になってしまうことを後で気づきました(ぺこぺこ)。アリプロの亡国の歌詞では、タキさんも同じような事をお考えだったとお聞きして、タキさんだったらきっともっと深く美しく発展させておられるに違いない!脳内覗きたい!ともだもだしております。しかし、タキさんもそのようにご存知で、かつロスサガ妄想をなさっていらしたという事は、やはりあの曲はロスサガ的にぴったりだという事ですね(^^)タキさんのお言葉でシュラとサガの戦闘話も頑張ってみたいなと励まされました。タキさんのブログにありました、海界メンバーが神々と戦うパターンも凄く拝見してみたいですよう!
他、ぱちぱち下さった皆様に御礼申し上げます(^^)いつもココロの糧とさせて頂いております!
今日も大型獣形態の半獣人アイオロスはサガに構われてご満悦です。
動物界ではこんなイイ歳になってから、誰かにここまで甘やかされる体験など滅多にないのです。
普通は人間界でもですが。
大層な美人に毎日チヤホヤされて、黙っていてもご飯は出てくるし、ペット生活も良いなあなどと英雄らしからぬことまで考えておりました。
サガは向上心の強い性質なのでヒモは許しませんが、ペットならセーフです。
そこへ夕飯の片づけを終えたサガが戻ってきました。
屈みこみ、自分の膝頭へアイオロスの顎を乗せて首のうしろを掻いてくれます。
「いつも思うのだが、お前は毛並みの良い猫だな…野良だが血統が良いのだろうな」
サガはアイオロスの毛皮を褒めるのが日課でした。もっとも、アイオロスから言わせればサガの毛並みの方が余程綺麗です。
いつもであれば、このあと一日の出来事を話してくれたり、一緒にじゃれあったりとコミニュケーションタイムへ突入するのですが、今日のサガはいつもと違いました。
「…これだけ綺麗な毛並みを剥いだら、良い敷物になりそうだ。日本では猫の皮は三味線にするのであったか」
突然サガの雰囲気が変わり、物騒な台詞が頭から降ってきたので、アイオロスは驚いて膝から飛びのきました。腐っても野生の獣です。
あまりの殺気に攻撃態勢になりながら見上げると、そこには黒髪の赤い目をした人間がアイオロスを見下ろしていたのでした。
先ほどまでは確かにサガであった人間が、髪と瞳の色を変えてそこに居ます。
アイオロスの直観が、単に色合いが変わっただけの変化ではないと告げました。
それでいて彼は確かにサガなのだとも、嗅覚その他の本能が告げます。
反応に困っていると、タイミングよくカノンが帰ってきました。
カノンは、固まっているアイオロスと黒髪の男を見比べて「ああ」と一人納得したように声を上げました。
「何だサガ、アイオロスを苛めてるのか」
同じサガの名で呼ばれた男は、ムっとしています。
「猫と戯れていただけだ」
「…お前も猫と言い張るのか。それより、戯れていただけなら何でそいつがびびってるんだ」
「毛皮を褒めたら逃げたのだ」
アイオロスが先ほどのサガの台詞を思い返して見ますと、確かに意味合いとしては褒めているだけです。
しかし、この黒髪のサガが言うと何故か危険なニュアンスで伝わってくるのでした。
それこそまだ猫のように毛を逆立てているアイオロスと黒サガの間に、さりげなくカノンが割って入ってくれました。
「サガの見た目が変わったから驚いたんだろうさ」
「猫が人間の容姿など気にするものか。どうせ固体識別も出来ないにきまっている」
「いやいや、サガとオレの区別もつけてたろ。動物は結構賢いのだぞ…って、サガ、何をいきなり短剣を持ち出しているのだ」
黒髪のサガが弟の話を聞き流しながら取り出した黄金の短剣に、アイオロスだけでなくカノンもびくついています。
「猫の爪が伸びているゆえ、切ってやろうかと」
「サガ!明日ペットショップで大きな爪切り探して買ってくるから!とりあえずソレをしまえ!」
「心配せずとも、この刃は骨まで断てるほどよく切れるが」
「切れすぎるのが心配なんだよ!何だその武器は!」
何故サガの髪の色と性格が変わるのかは明日聞く事にして、とりあえず今は身を護るのが先だと、アイオロスは初めてカノンの部屋の方へ逃走したのでした。
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3/21 まめた様>コメント頂いたお言葉にいろいろ同意なのです!(>▽<)ちなみに「純白の一羽射止めよ」を誰に当てはめるのが1番お好みでいらっしゃいますか!?その前部分が「黒影に隠された」なので、スタンダードなのはやはり白サガなのでしょうか。太陽に住む鷲をロスとすると、ラストの方では月下で眠る=もう殺されて死んでいるため、ただ羽搏きだけが残っているという風にも取れていろいろ雰囲気がありますよね。グランギニョルも同じCDに入っておりましたので、じっくり歌詞カードを読み返して妄想してみます!是非シュラ黒ソングもご紹介ください(^^)ありがとうございました!
3/22 0時頃 A様>色使いへのお言葉ありがとうございます(>ω<)色オンチと何度も言われた事のある管理人ですので、優しいお言葉がホロリと身に染みます。こちらこそAさんの作品にいつも癒されております!あのサガの超絶な天然の可愛らしさを分けて頂きたく…!ロスサガは本当に萌えの尽きないカップルですよね。幸せになって欲しくもあり、互いに執着しあっていて欲しくもあり、いろいろなパターンを拝みたくなる二人です。さらに周囲にカノンや年中組という美味しいキャラが多いのも嬉しいですよね。ところでAさんの絵でしたらサガにかぼちゃパンツを履かせても全然お似合いかと思います。本物のカボチャを履かせても全然OKなくらいですよ!
3/22 タキ様>とてもお忙しくいらっしゃるのにお声を掛けてくださって感激です!私はアンケートの類が大好きでして、つい答えまくってしまいましたが、答えを分散させると集計が大変になってしまうことを後で気づきました(ぺこぺこ)。アリプロの亡国の歌詞では、タキさんも同じような事をお考えだったとお聞きして、タキさんだったらきっともっと深く美しく発展させておられるに違いない!脳内覗きたい!ともだもだしております。しかし、タキさんもそのようにご存知で、かつロスサガ妄想をなさっていらしたという事は、やはりあの曲はロスサガ的にぴったりだという事ですね(^^)タキさんのお言葉でシュラとサガの戦闘話も頑張ってみたいなと励まされました。タキさんのブログにありました、海界メンバーが神々と戦うパターンも凄く拝見してみたいですよう!
他、ぱちぱち下さった皆様に御礼申し上げます(^^)いつもココロの糧とさせて頂いております!