星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
以下、owleyesさんの「『鍋焼きうどんはカノンに冷ましてもらうものだ』と素で思い込んでいた双子」が元ネタなのです(>▽<)拍手返信は会社の終わった夜にさせて下さいね!
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「イシュケンベ(臓物のスープ)の美味しい店を見つけたんだ!」
今日も屈託の無い星矢が、双児宮の居住区エリアへ飛び込んでくると、ソファに座っていたサガの隣へすぐさま腰を下ろし、そんな事を言い出した。
もちろん、一緒に行こうという誘いだ。星矢はいつも、サガが断る事など念頭に無いように誘う。そして事実、サガは星矢の誘いを断った事などない。
しかし、今日は先客がいた。アイオロスだ。
サガの向かいのソファへ座り、珈琲を飲んでいたアイオロスが「コホン」と咳払いをする。
勢いだけで飛び込んできた星矢も直ぐにそれに気づき、慌てて身体の向きを変え、アイオロスへも元気良く挨拶をした。
「なあ、アイオロスも一緒に行かないか?…ええと、忙しくなければだけど」
一応都合を尋ねたのは、教皇候補であるアイオロスの忙しさを知っているからであった。13年間のブランクを埋めて教皇となるために、彼は日頃かなりの修養時間で繁殺されている。
「大丈夫、そのくらいの時間は捻出できる。午後はサガの処で過ごす予定だったしね」
後半に若干微妙なニュアンスが含まれていたが、子供の星矢と鈍感なサガでは、それを気づく由もない。
むしろ二人とも、単純にアイオロスの参加を喜んだ。
星矢もサガも、互いへの好意とは別に、アイオロスに対しても尊敬と好意の感情を持っているのだった。
「じゃあ決まりな!」
と喜ぶ星矢を横に、サガが珍しく躊躇する顔をしている。
「しかし…カノンがいない」
どこか戸惑うように紡がれたサガの言葉に、残りの二名は首をかしげた。
「カノンは今日、海界勤務の日だったじゃん?居ないのは俺も残念だけど、今度また一緒に行こうよ」
「彼がいないと、何か不都合が?」
不思議そうに返す星矢とアイオロスへ、サガは逆に問いかけた。
「カノンが居なかったら、熱いスープを誰が冷ましてくれるのだ」
「………」
「………一体、君は教皇時代スープをどうやって飲んでいたの?」
星矢は黙り、アイオロスは呆れた声をあげる。
「あの頃はシオン様に化けていたゆえ、老人食しか出てこなかった。熱いものは身体に良くないと、冷ました物が供されたしな」
「それでは、君は皆がどのように熱いものを食っていると思っているのだ」
「兄弟がさましてやるに決まっているではないか。お前とて小さいアイオリアの面倒を見ていたとき、そうしていた」
「では、兄弟が居ないものは」
「それは自然に冷めるのを待つしかないだろう」
「………」
「折角、星矢が誘ってくれたところへ行くのだ。どうせならば、出来立てのものを食したい」
「…ちなみに、俺達のスープはどうやって冷ますのだと思う?」
「お前たちは別に、猫舌ではなかろう」
意思の疎通があるような無いような会話の横で、黙っていた星矢が解決策のつもりの提案を持ち出した。
「じゃあ、俺がカノンの代わりに冷ましてやるよ」
「本当か?」
「ああ!」
星矢に悪気はなかったが、アイオロスは立ち上がると、無言の笑顔で後輩の髪をわしゃわしゃかき回し始めた。そしてそれは三人で街へ出かけるまで続けられたのだった。
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というわけで、ここから以下本日二回目夜の部のたわごとです。
朝は本当に慌しかった!ブログの投稿ボタンを押すと同時に、確認もせず駅へダッシュ。ホームへ辿り着いたときには、電車がもう扉を開く寸前だったという綱渡り通勤。出勤20分前にSSなんぞ書き始めるからそうなるのですよね。
朝のブログタイムは、頭を目覚めさせる脳運動として丁度いい感じなんですが、ともすると出勤前の時間を奪う諸刃の剣です。
それはさておき、カノンとサガの間では「当たり前のこと」である行為が、世間から見ると全然当たり前ではない…そんな行き過ぎた兄弟間のお約束が、幾つもあるといいなと思います。服や下着の共有とかは普通にありそうな(ちゃんと洗濯を間に挟んだ上で)。
他の皆様のサイトにおける、双子間だけで通じるマイナー常識を調査してみたいココロ!(>ω<)
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「イシュケンベ(臓物のスープ)の美味しい店を見つけたんだ!」
今日も屈託の無い星矢が、双児宮の居住区エリアへ飛び込んでくると、ソファに座っていたサガの隣へすぐさま腰を下ろし、そんな事を言い出した。
もちろん、一緒に行こうという誘いだ。星矢はいつも、サガが断る事など念頭に無いように誘う。そして事実、サガは星矢の誘いを断った事などない。
しかし、今日は先客がいた。アイオロスだ。
サガの向かいのソファへ座り、珈琲を飲んでいたアイオロスが「コホン」と咳払いをする。
勢いだけで飛び込んできた星矢も直ぐにそれに気づき、慌てて身体の向きを変え、アイオロスへも元気良く挨拶をした。
「なあ、アイオロスも一緒に行かないか?…ええと、忙しくなければだけど」
一応都合を尋ねたのは、教皇候補であるアイオロスの忙しさを知っているからであった。13年間のブランクを埋めて教皇となるために、彼は日頃かなりの修養時間で繁殺されている。
「大丈夫、そのくらいの時間は捻出できる。午後はサガの処で過ごす予定だったしね」
後半に若干微妙なニュアンスが含まれていたが、子供の星矢と鈍感なサガでは、それを気づく由もない。
むしろ二人とも、単純にアイオロスの参加を喜んだ。
星矢もサガも、互いへの好意とは別に、アイオロスに対しても尊敬と好意の感情を持っているのだった。
「じゃあ決まりな!」
と喜ぶ星矢を横に、サガが珍しく躊躇する顔をしている。
「しかし…カノンがいない」
どこか戸惑うように紡がれたサガの言葉に、残りの二名は首をかしげた。
「カノンは今日、海界勤務の日だったじゃん?居ないのは俺も残念だけど、今度また一緒に行こうよ」
「彼がいないと、何か不都合が?」
不思議そうに返す星矢とアイオロスへ、サガは逆に問いかけた。
「カノンが居なかったら、熱いスープを誰が冷ましてくれるのだ」
「………」
「………一体、君は教皇時代スープをどうやって飲んでいたの?」
星矢は黙り、アイオロスは呆れた声をあげる。
「あの頃はシオン様に化けていたゆえ、老人食しか出てこなかった。熱いものは身体に良くないと、冷ました物が供されたしな」
「それでは、君は皆がどのように熱いものを食っていると思っているのだ」
「兄弟がさましてやるに決まっているではないか。お前とて小さいアイオリアの面倒を見ていたとき、そうしていた」
「では、兄弟が居ないものは」
「それは自然に冷めるのを待つしかないだろう」
「………」
「折角、星矢が誘ってくれたところへ行くのだ。どうせならば、出来立てのものを食したい」
「…ちなみに、俺達のスープはどうやって冷ますのだと思う?」
「お前たちは別に、猫舌ではなかろう」
意思の疎通があるような無いような会話の横で、黙っていた星矢が解決策のつもりの提案を持ち出した。
「じゃあ、俺がカノンの代わりに冷ましてやるよ」
「本当か?」
「ああ!」
星矢に悪気はなかったが、アイオロスは立ち上がると、無言の笑顔で後輩の髪をわしゃわしゃかき回し始めた。そしてそれは三人で街へ出かけるまで続けられたのだった。
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というわけで、ここから以下本日二回目夜の部のたわごとです。
朝は本当に慌しかった!ブログの投稿ボタンを押すと同時に、確認もせず駅へダッシュ。ホームへ辿り着いたときには、電車がもう扉を開く寸前だったという綱渡り通勤。出勤20分前にSSなんぞ書き始めるからそうなるのですよね。
朝のブログタイムは、頭を目覚めさせる脳運動として丁度いい感じなんですが、ともすると出勤前の時間を奪う諸刃の剣です。
それはさておき、カノンとサガの間では「当たり前のこと」である行為が、世間から見ると全然当たり前ではない…そんな行き過ぎた兄弟間のお約束が、幾つもあるといいなと思います。服や下着の共有とかは普通にありそうな(ちゃんと洗濯を間に挟んだ上で)。
他の皆様のサイトにおける、双子間だけで通じるマイナー常識を調査してみたいココロ!(>ω<)
8/18 マサコ様>そそそ、相互の認識で宜しいのでしょうか(>_<;)(ドキドキ)双方向マークを付けさせて頂いてよいものかどうか、物凄く悩んだ上で、マサコ様のところが相互可と勘違いされる方が出ると申し訳ないと思い、マーク表示を控えていた小心者です。
それよりも、インフルエンザの方は大丈夫でいらっしゃいますかー!(汗)まだまだ病後は安静になさって下さいね。
マサコ様サイトは双子好きな者として、当然通っておりましたよう!今後も美しい双子や羊一家を楽しみに通わせていただきます!
双子神サンドイッチの素敵イラストですが、あれに更に色が付くのですね!是非是非是非拝見したく!あんな風に双子神にちょっかい出される双子(しかもサガ涙目)を、人様のサイトで拝めるだけでも夢のようですのに、そんな夢のようなお言葉を頂いて舞い上がっております。お送り戴いた折には、拙宅お宝頁でも飾らせて下さい(ほわああああん)
仕事のやる気が200%上昇するような嬉しいコメントを有難う御座います!明日も頑張れます(ぺこ)
8/19 owleyes様>御本の進み具合は順調のようですね!いつもブログで現在状況を拝見しては楽しみにしております(^^)
拙宅妄想内での黄金聖闘士ファンクラブ本部は、とりあえず聖域の中です。文官・神官用事務室や第2雑兵宿舎あたりが、勝手にファンクラブ事務局と化してます。季刊誌っぽく会報も出ていて、特集はちゃんと該当月の黄金聖闘士!そのファンクラブ内で、更に各黄金聖闘士ごとの区分けがあると良いと思います。
そしてそして、owleyesさんのお言葉のお陰で、双子間における様々な「彼らだけが当たり前と思っている兄弟間コミニュケーション」の妄想が止まりません!双子は一緒のベッドに寝るのが普通とか思ってるといいですよ!
いつも夢溢れるお言葉をありがとうございます(>▽<)とても元気を頂いております。
ほかパチパチ下さった皆様に心より御礼申し上げます(^^)
それよりも、インフルエンザの方は大丈夫でいらっしゃいますかー!(汗)まだまだ病後は安静になさって下さいね。
マサコ様サイトは双子好きな者として、当然通っておりましたよう!今後も美しい双子や羊一家を楽しみに通わせていただきます!
双子神サンドイッチの素敵イラストですが、あれに更に色が付くのですね!是非是非是非拝見したく!あんな風に双子神にちょっかい出される双子(しかもサガ涙目)を、人様のサイトで拝めるだけでも夢のようですのに、そんな夢のようなお言葉を頂いて舞い上がっております。お送り戴いた折には、拙宅お宝頁でも飾らせて下さい(ほわああああん)
仕事のやる気が200%上昇するような嬉しいコメントを有難う御座います!明日も頑張れます(ぺこ)
8/19 owleyes様>御本の進み具合は順調のようですね!いつもブログで現在状況を拝見しては楽しみにしております(^^)
拙宅妄想内での黄金聖闘士ファンクラブ本部は、とりあえず聖域の中です。文官・神官用事務室や第2雑兵宿舎あたりが、勝手にファンクラブ事務局と化してます。季刊誌っぽく会報も出ていて、特集はちゃんと該当月の黄金聖闘士!そのファンクラブ内で、更に各黄金聖闘士ごとの区分けがあると良いと思います。
そしてそして、owleyesさんのお言葉のお陰で、双子間における様々な「彼らだけが当たり前と思っている兄弟間コミニュケーション」の妄想が止まりません!双子は一緒のベッドに寝るのが普通とか思ってるといいですよ!
いつも夢溢れるお言葉をありがとうございます(>▽<)とても元気を頂いております。
ほかパチパチ下さった皆様に心より御礼申し上げます(^^)