星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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寿がきやのカップラーメンはハズレがないですね(>ω<)ウマー!
冬にカップラーメンを食べながらネットを見たりしていると、現代人に生まれてよかった至福って思います。それはさておきタナサガ妄想
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エリシオンは常春の世界だ。枯れることのない花が咲き乱れ、花園の向こうには澄んだ水をたたえた川が、静かな流れを見せている。水盆のような泉にはニンフたちが集まり、喉を潤したり水浴びをしたりして過ごしていることだろう。
花々の芳香を感じながら、サガは空を見上げた。光をそそぎながらも、太陽のない青空。平穏の支配する世界。
「神々が住まうに相応しい場所だな」
独り言のつもりであったが、隣でタナトスが「そうであろう」と答えた。
せっかくなのでサガはそのまま会話を続けた。
「選ばれた人間や英雄たちも永遠の命を与えられ、この世界に住まうことを許されるときく。しかし、その姿を見たことがない。別エリアなのだろうか」
「いや、見ているではないか、そこここに」
タナトスが指し示したのは、花の一群であった。
「種を植え付けた魂を地に埋めて置くと、そのうちに美しい花を咲かせる。人間は下賎の生き物だが、苗床としてはなかなか役に立つぞ。花と一体になった魂は、永遠にこの地で神の目を楽しませながら咲き誇るのだ。魂の力が強いほど、美しく香りのよい花が咲く」
おまえも望めば直ぐにでも、とタナトスがいうので、サガは口元に笑みを浮かべた。
「わたしはまだ死んでいない」
「望めば直ぐにでも死を与えると言っているのだ」
サガはもう1度空を見上げた。この平安が支配する世界の一部となるのは、とてつもない幸福のように思える。
「悪くないな」
「うむ」
タナトスの声にどこか得意そうな色が混じったので、サガは笑い出した。
「悪くないが、この生はアテナに頂いたもの。勝手に死ぬわけにはいかないのだ。もう少し待って欲しい」
そう答えるとタナトスが肩を抱き寄せてきたので、サガはそっと身体をあずけた。

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悪くないですよね。

2/20 かび様>(>▽<)!大好きなかびさんからコメントを頂けるだけで、テンションだだ上がりになるきんのすけです。かびさんの豊かで感性溢れる発想力に毎回ノックダウンさせて頂きつつ、拍手の押し逃げをするような毎日なのですが、今回も頂いたコメントでごろごろさせて頂きました。カノンが追いかけるあたりまでは私の引き出しにもあるのですけれど、七つの海を探し回っても見つからなかったあざらしサガが、ポセイドンの傍で芸をしていたり、月の女神様に皮を剥がれたりなんて、もう「その発想はなかった」です。さすがかびさん…(>ω<)
探すうちにカノンもあざらしになってサガと一緒に海で暮らすとかもいいですよね。うう、ここでいいですよねって言って頷いて下さるの、日本中でかびさんだけの気がします…あんなお話に反応して下さるだけでもありがたく…(汗)
あとあとあと、あざらしサガが死んだら、あざらしでも聖闘士なのでコキュートスに~というコメント部分に大爆笑してしまいました。数多の聖闘士の埋まる凍土に、1匹だけあざらし…それは一瞬でカノンも見つけられますよね!
私の中ではこんなAAが浮かんでおりました。

いつも素敵なコメントをありがとうございます!連日本当にお忙しそうですが、ご無理のありませんように。

他パチパチ下さった皆様にも御礼申上げます。毎日心より感謝しております
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