サガが壊れるのも美味しいですけど、カノンが壊れるのも美味しいですよね!
幼いころ、カノンの存在をサガしか知らないという設定の場合で、双子神あたりがカノンが囁きにくるのです。
「入れ替えてやろうか?」って。
まだ悪の心のほうが大きいカノンは、明らかに怪しい神だって思いながらも頷きます。あながち悪の心のせいだけでなくって、自分だって表を堂々と歩きたい、この名を知らしめたいっていう、心の叫びがそうさせるんですね。
願いがかなえられて、双子座の黄金聖闘士はカノンってことになりました。
誰もがカノンを称えるし、アイオロスが友人と呼ぶのもカノンです。満足したカノンは双児宮へ戻って、サガにも自分が双子座の聖衣をまとったところを見せ付けてやろうって思うんですね。若干の「サガに自分を認めてほしい」っていう無意識の願いを隠しながら。
でも、カノンが話しかけてもサガがカノンを認識しないのです。名を呼んでも身体を掴んでゆすっても、サガはカノンに気づきません。従者は「その者は壊れている、双子座の兄君だから温情でここに住んでいるだけだ」っていいます。
カノンをサガだけが知っている世界がひっくりかえって、サガだけがカノンの存在を認めない世界になったのでした。それに気づいたカノンも壊れます。
で、双子神…まあこういうことをするのはヒュプノスなんですが、「双子座を排除できた」って満足して冥界に戻りましたミッション完了!
ヒュプノスはこういう、人の精神に干渉するような感じで夢を渡っていろいろ悪戯とかしてほしいな!せっかく神様なんですものね!タナトスの夢にも降りてタナトスに悪戯してください。眠りの世界の中ではヒュプノス最強。
今日もぱちぱち有難うございます。出勤前にいただく元気の元です!