星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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完結したのでエピGでの黒サガの魅力について語りたい(^ω^)
暑いのでストッパーなしで行きます。

エピGの黒サガは赤子であってもアテナのことを愛してるんですけど、それにも関わらずそのアテナへ短剣を振りかざしたことを「たった一片の恐怖も悔恨もありはしない」とプロメテウスに語ってしまう困ったちゃんで可愛いどうしよう。
エピGではどちらかというと白サガのほうが隠しキャラ的な感じで(クロノスに対抗するときに出てきました)、黒サガがコツコツ神々に対抗するための法衣を作ったり企みごとを実行したりポントス神の計画に乗っかったりと頑張ってるわけです。でもって『善の心を持ち 悪の行為をする 心が砕けた者』とかクロノスに言われちゃうわけです。

黒サガの困ったちゃんぷりは1巻の冒頭から炸裂してますよ!
冒頭カラーは黒サガがクロノスと出会い膝まづき、神殺しの短剣を授かってアテナを殺そうとしアイオロスに止められる場面から始まります。そこで黒サガはアイオロスへ「私が揮うこの刃は私の意思ではない!全ては…大いなる神の意思…」「神の意思を阻むことはあってはならない」と告げるんですね。
巻頭で黒サガはクロノスから黄金の短剣を受け取るので、クロノスの意思に基づいて動いているかのように最初は見えますが、途中からそうでないことがだんだん明かされていき、最終巻できっぱり「この計画はクロノスの造ったモノではない」「黒き水(ポントスの隠喩)が神と人の運命を操り導く」と種明かしされます。
でもってプロメテウスに「お前は自らの意思でこの神の計画(神の試練)に加担したのであろう?」と指摘される黒サガ。

つまり1巻でアイオロスには『これは私の意思ではない、神の意志だからとめるな』とか言ってたくせに、そこからしてもう嘘じゃん!黒サガ自身の意思じゃん!てな感じなんですね。

最終巻で「その仮初の教皇の姿がお前の望んだモノか…?」とプロメテウスに突っ込まれた黒サガは「己の願いを成就させる為ならば、いかなる犠牲も恐れはしない」と嘯き、さらに続けてプロメテウスから「何故そこまで…様々なモノ全てを犠牲にして…」と突っ込まれます。
つまりサガもプロメテウスも諸般を『犠牲』とは捉えているわけですよ。シオン殺害による偽教皇の姿もサガの望んだ最善ではない。
しかもこの場面、黒サガが「地上の恒久の平和のためなら神ですら殺してみせる」と言ってるのに、それへのプロメテウスの返事が「それ程までにシオンが憎いか」ですからね。次のコマで黒サガの表情が影で隠されるので『えっ、思わぬところでシオン←サガの愛憎前提?』と、こちらもドキドキです。
本当は黒サガもシオンに選ばれて堂々と本物の教皇として力を振るいたかったのかなって思ったら、可愛すぎて転げまわりたい(>▽<)

エピGの黒サガはシュラのことも「お前という存在をどうしても欲しい」と言ってるんですが、エピGのシュラは一応正義の人なので味方になってくれません。どうするかというと解決策が幻朧魔皇拳ですよ。不器用なのか直球なのか「困ったちゃんだなあ(^ω^)」としか言いようがないですね。

あと、この黒サガは自分が仮初の存在であることを所々で悩んでいて、妖物たちに魔の気を持つ仲間扱いされたときもサクっと一掃しておきながら「私は己が誰なのかと探している」と泣いちゃうし、幻朧魔皇拳をシュラに使ったときにも1回で相手を屈服させられなかったため「仮初の存在の私には出来ないというのか?(※エピGでは幻朧魔皇拳は教皇固有の技です)」と眉間に皺を寄せちゃうし、可愛いんですよ。
まあシュラの件では諦めず幻朧魔皇拳を二度撃ちするんですけど(でも不完全)。

でもって、風呂に入ってるときに蟹が聖衣着用のまま押しかけてきても、平気でいるくらい蟹とは仲良しさん。自分に忠誠を誓うデスマスクの言葉を聞いて「シュラもお前のような考えなら良かったのだがな」と愚痴をこぼしちゃう位には蟹を信頼してますよ!
デスマスクのことは「お前」呼びなのに、シュラのことは「貴殿」呼びというこれは、シュラ黒で考えても蟹黒で考えても美味しくないですか?美味しいですよね、うん(自己完結)。
そこを併せると蟹黒→シュラになるという私得(^▽^)

で、この貴殿呼びでもわかるとおり、エピGの黒サガは妙に丁寧・低姿勢なことが多く(特に神々相手のとき)、敬語を駆使する黒サガってだけで私にとっては垂涎なんですが、この敬語がまた慇懃無礼ってわけじゃないんですよ。この黒サガは本心で神々に跪いているわけじゃないんですけど、だからといって口先だけの敬語かというとそうじゃない。このニュアンスをどう表現したら…!サガのもともとの性質による敬語とでも言ったらいいのかな(>ω<)それが黒サガになっても出ているという。
神への敬意はちゃんとあった上で、でもシレっと嘘を付き本心を隠してるだけなんです可愛い。
「誰であろうと私を支配することなど出来はしない」というエピGの黒サガに、カノンが我侭言って見せてほしいな!あんなこと言っておきながら、うまく甘えればなんか黙っていうこと聞いてくれそうなんですけど!いや、そう思わせる雰囲気が既に擬態なのかな!妖物たちもそうして黒サガのことを仲間になりそうと思わせられて、誘いかけたら全滅させられちゃった訳ですしね!
魔物に「闇の気配を持つお前は暗闇の世界を望んでいるはずだ」と言われた黒サガ。この魔物の言い分が本当なら、暗闇の世界の方が肌にあってるのに、光の世界と平和を恒久に守ろうと(手段に難はあれども)決意してる黒サガのことを誰か優しくしてあげて!って、つい思っちゃいますよ(>ω<)
で、その位置にプロメテウスが来るんじゃないのかなって期待した途端に完結!
うわーん/(^0^)\
でもまだクロノスから受けた呪いが解けてないからなあ。結局は悲惨な最後を迎えるしかないサガなんですよねえ。

※クロノスの呪いとは~クロノスからサガは絶対神託(テレオスオラクル)という、永久に下僕化する強制従属の技を受けます。その状態でクロノスに逆らうとどうなるかというと、心は引き裂かれ自我は崩壊し、人から疎まれ誤解され、慟哭の人生を送った挙句に己の信じる者たちに滅ぼされるという最悪な呪いを受けることに。もちろんサガなのでクロノスを倒すために逆らっちゃうんですけどね!この時の白サガの格好良さったら!
…そして原作の自害へ至るという(;ω;)

まだまだ語り足りないんですが、本格的に暑さにやられそうなので一旦寝ます。うう、扇風機だけで乗り切れるのかこの夏…(>ω<;)聖闘士になりきって「心頭滅却すれば」とかドヤ顔してれば涼しくなるかな…!
全裸のサガが自室に来てくれる妄想をしてもやっぱり暑かったので、精神値の低い私ごときでは妄想で肉体を騙せないんだなあと思いました。


8/12 2時頃 H様>タイタンとパラスの関係、美味しいですよね!おっしゃるとおりタイタンは自分がパラスを守るのは「役目」であるからと強調してた気がします。そのことにパラスが気づいたとき大変なことになりそうな感じですね!しかしてタイタンは口ではそう言いつつ、最後には愛情でもってパラスを助けてくれる位置にいると信じてやみません。
「タイタンはパラスに絆されて傍にいてほしいなぁと思いました」というお言葉の『絆される』という言葉が、なんてぴったりで素敵な日本語なんだろうと、拝読しながらときめきました!
愛情の本質をパラスが取り戻したとき、本来の愛の神であるパラスも帰ってくるのかな…などと色々妄想中です。パラサイトたちは別の誰かの部下たちなのでしょうが(時を止めるという性質からして愛の神とは無関係ですし)、いつかパラス自身にも本当の配下の闘士たちが出来るといいですね(^-^)
えとえと、Hさんのコメントはいつも愛情と優しさが篭っているなあ…と本当に思っております。清涼剤のようなお書き込みを毎回ありがとうございます!

ほかパチパチ下さった皆様に御礼申し上げます!毎日の潤いです♪
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