星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
今週の週刊文春の「仕事のはなし」コーナーでのゲストが荒木飛/呂彦先生だったのですが、その中で荒木氏が「井/上雄彦先生みたいなリアリティを追及しながら、車田正美先生のようにパッと一発で個性や精神がわかるシンボル的な要素も出していきたい(P122)」とおっしゃっておられて、そうそう、車田先生の凄いところはそこですよね!と勝手に納得しておりました。
荒木氏はよく他の漫画家さんの良さやポイントを語っておられますが、車田先生の名前は高頻度で挙がるのでとても嬉しいココロ。
星矢キャラはあれだけ大勢いて顔も似ているのに、それほど内面を深く語っているわけでもないのに、個性豊かなのは、やっぱり凝縮されたセリフ回しやエピソードが際立っているからなんですよね。
そのわりに、一人称が適当だったりもしてますが…いいんだ!つじつま合わせる妄想も楽しいから!(>△<、)
それで、13年前のスニオン事件でサガが「オレ」と言っていたのは、明らかに車田先生がカノンの方の一人称につられちゃったのだろうなと思いますが(笑)そこはそれとして、弟の前では普通に少年ぽいサガというのもいいですよね。
アイオロスや教皇の前では「わたし」。聖域を簒奪した後もずっと「わたし」。
それが聖戦後カノンと再開して、カノンと二人きりになったときにポロっと「オレは」と昔のように話してしまい、そしてこれまたポロっと「わたしは」と言いなおすと、カノンが「昔のように話してくれ」と口の端をひっぱるわけですよ。
深夜まで話が尽きなくて、気づくと二人で一緒に仲良く寝潰れてるといいな!
そして毎日ぱちぱち有難う御座います!心のカンフル剤です。