ここぞとばかりに礼賛 2017/04/25 (Tue)

はー、本当にエピソードGAは熱くて良い！（＞▽＜）
あ、以下ウザい語りが始まりますが生暖かくスルーして下さい（汗）

無印の聖闘士星矢は少年が成長していく物語です。
でも、聖闘士星矢だからといって、星矢だけのお話じゃないんですよね。
星矢を主人公軸としつつ、彼を取り巻く女神と聖闘士みんなの物語なんです。
多くの物語があり、各自の信念がある。聖闘士も主人公サイドの青銅聖闘士だけでなく、白銀・黄金・暗黒聖闘士がいて、カシオスのような雑兵もいて、敵の闘士たちもいて、色々な視点で物語を見ることが出来る。神の視点もあり、人間の視点もある。それぞれが英雄である瞬間がある。そんな命が集まって聖戦に繋がり神話となっていく。
そういうところが好きなんです。

エピGAでは、その群像的な良さを昇華させながら、当時少年だった青銅聖闘士たちは大人になって命を育む側になり、次の世代の貴鬼が黄金聖闘士となったりして、成長を見せてくれます。
成長をみせてくれるのは青銅聖闘士だけでなく、白銀聖闘士のシャイナさんや、早めに蘇生した黄金聖闘士のアルデバランなどもそうですね！
少年はみんな明日の勇者だけれども（byペガサス幻想）少年だけが成長するんじゃない。大人だって、主人公でなくたって、誰もが熱くなれるし恰好いいし成長するし戦える。
さらに少年たちが大人になり勇者となったとき、そこが人生や成長の終着点ではなく、きちんとその先も輝き続けるのだという証を見せて頂けたことが個人的に嬉しいです！（＞ω＜）ノ

…という勝手な解釈による脳内フィーバー中（・ω・）

この満足感を得るには、青銅聖闘士だけでも足りないし、黄金聖闘士だけでも足りない。というか、そういう区分けは少なくとも私にとって意味はないです。熱き血潮を燃やしているキャラクターたち皆の生きざまと物語を読みたいのです。聖闘士だけでなく、全力で頑張ってる名も無き一般神主さん達や雑兵も応援したい。努力・友情・勝利のジャンプで育った世代ですので（＞▽＜；）

車田先生が時々「恰好いい大人」について語録を残して下さいますよね。
恰好いい大人が減った、ガキが背中を追える大人が少ないというような。
エピソードGAはまさに「格好良くあろうとしている大人たち」を魅せてくれた上で、ファンサービス的な観光ガイドもあるという特盛漫画だと思います（＞ω＜）