星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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うう、暫く前からネットの通信状況が悪いです。
特に朝が繋がりにくく、仕事前のブログタイムに支障が(>ω<)くー。ここ数日連続で他所様への拍手を書いてる途中で断線したりして、もーもーもー、ネットの妖精さんは、タダでさえガラパゴスな拙宅をさらに交流不全にさせるつもりかーという感じです。

小宇宙通信に喩えると、他の黄金聖闘士への連絡を妨害されているシジマ状態でしょうか(・ω・)
そんなわけで今週のND感想!以下ネタバレご注意下さい。

今週はカルディナーレ様が薔薇をシジマへ投げてはシジマが「待て!」と避け、投げては避けて、それでも待たないカルディナーレ様へ、「待てっていってるだろお前!話きけ!」状態なシジマです。
幻影ですけどシジマに薔薇が突き刺さり捲くるので、カルディナーレ様の薔薇は、黄金聖衣をも貫通するんだなと思いました凄い。あれだけ投げられた薔薇を腕の中のアテナに当てずに避けてるシジマも凄いです。
でもシジマ、しゃべりっぱなしなのです。シャカは目を閉ざして視覚分の小宇宙を高めてましたけど、シジマは静寂のシジマという割にしゃべりまくってるので、小宇宙も高まっているのか溜まっているのか謎という(・ω・)

シジマは強引にカルディナーレへ伝説の13番目の黄金聖闘士の話を始めました。彼らの世代の時点で既に伝説かつ呪われた星座として扱われている宮のようです。その名も蛇使い座!…あれ、シャイナさんの星座…?
そんなのはただの伝説だろうと受け流すカルディナーレ様に、シジマは水鏡が伝えてきたことを話し、彼は杯座で未来を見たに違いない・十三番目の宮の復活を!と告げるのでした。
拾と参の文字だけでそれだけ読み取って断言するシジマはホント凄いな…

場面は現代へ。車椅子星矢の面倒をみていたシャイナさんの様子がおかしくなりました。星矢を魔鈴へ任せて、何かに操られるかのように十二宮のほうへ。警護をしている雑兵たちもシャイナさんなので十二宮を通してくれます。
彼女が向かったのは天蠍宮と人馬宮の間の道外れにある瓦礫の地でした。あとからシャイナの様子を怪しんだ魔鈴も追ってきています(星矢は放置じゃないよね…きっと雑兵にあずけてるよね・汗)
その瓦礫にの合間から覗く蛇使い座のエンブレムの入った宮の遺跡をみて、伝説のあの魔宮は本当に存在したのかと驚く魔鈴。
シャイナは両手で頭を抱え、聖域どころか世界の終わりがくる…と宣託のように告げるのでした。

呪われた黄金聖闘士とはいえ、黄金聖闘士ならば人間ですよね。あと女神のしもべですよね。女神なら直ぐになんとか出来そうな気が。そうでもないのかな(汗)
てっきり十二神絡みで十三番目の神とかが来るのかなって思っていたのですけれども(聖域の崩壊とかスケールが大きかったので)、それだけの能力・パワーをもった黄金聖闘士がいたということなのでしょうか。しかもその宮が復活するってことなのでしょうか。
それともその十三番目の黄金聖闘士は何かの鍵であるだけで、その存在がさらなる危機を呼び起こすとかそういう位置づけなんでしょうか。
水鏡のみた未来というのがいつかというのも気になりますよ。

シジマが焦るからには過去(シジマの世代)で復活するという話だと思うのです(星矢の世代での話だとシジマたちにとっては未来過ぎて他人事になるので)
でも、それにしてはシャイナさんが依り代のような、現代で魔宮の遺跡発見というよく判らないことになっていますし…うう、色々気になりすぎますよ!それを夏まで待てというのですかうあーん(>△<)チャンピオンの夏ごろって秋じゃん!たまにはサプライズで早めの再開とかないんですか!

そんなこんなの今週号でした。シジマとカルディナーレの対戦をカラーページで見るのがとても楽しみです!
各国カレーパーティー妄想続きの没ネタがメモ帳にあったので、強引にお蔵出し…オチもなにもないというダラダラSS。
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各自の出身地もしくは修行地のカレーを自作し、試食しあうという三界極一部交流カレーパーティー。
元々はシャカ(インド)・アイアコス(ネパール)・デスマスク(イタリア)・サガ(食事専門)というメンバーであったが、本日はカノンとラダマンティスの二人が作成することになっている。なっているというか、この二人以外の多数決によって勝手に決められたといって良い。
そもそもラダマンティスはカノンに呼び出され、彼へ会いに双児宮へ来ただけだと言うのに、門柱をくぐってみれば、謎のメンバーが試食会の準備をしていたのだった。
「おいアイアコス、何故お前が聖域にいるのだ」
「俺はこいつらと交流あるのでな。お前のカレー俺も食ってみたいし。でもってバレンタインに自慢したいし」
ラダマンティスからすると、何を言っているのかさっぱり判らなかったが、アイアコスの後ろでカノンが片手を挙げて挨拶したあと、その手をそのまま拝む形に変えるのが見えた。
(カノン、一体これはどういうことだ)
小宇宙通信で問うと、カノンは形だけすまなそうに応えた。
(カレーといえばイギリス式は外せない。となるとお前だ。お前でもカレーくらいは作れるだろう?そしてオレもお前の手料理を食ってみたかったという訳だ)
(何が『という訳だ』なのかさっぱり判らないぞ)
(奴らは各自の国のカレーを作って交流会を行っているんだが、何か巻き込まれてな。オレも作らされる事になったから、ついでにお前も巻き込もうと思って)
(………)
カノンに悪気はない。ないどころか、ラダマンティスに信頼を置いているがゆえの扱いだから性質が悪い。判っていて受け入れてしまうラダマンティスにも問題はあったが、今はさておく。
そんなわけで強制参加である。
「イギリスカレーを作ればいいのだな?というとビーフカレーか」
「オレは海界カレーということでシーフードカレーだ」
聖域の食料倉庫から食材を雑兵に持ってこさせようとしている二人に、シャカから声が掛かった。
「待ちたまえ、聞いていないのかね」
「「何をだ?」」
カノンとラダマンティスの声が見事に被る。
そのことを気にも留めず、シャカは続けた。
「カノンよ、君は前回の会に参加しているので気づいていると思っていたのだが…私やアイアコスが食せるカレーというのが前提となる。つまり精進カレーであり、聖牛崇拝の地の者に牛はもってのほかだ」
横からアイアコスが『別にオレは冥王様に鞍替えしてるからヘーキだぞ』と口を挟んだが、ラダマンティスとカノンは顔を見合わせた。

「牛を使わずにビーフカレーを作れと…?」
「精進用のシーフードカレーって具はなんだ…海草?」

いきなり無茶ぶりを要求される二人であった。
結局『大豆は畑の牛肉と呼ばれている。さらにミルクを使えばビーフカレーにはならずとも、牛関係カレーにはなる』というラダマンティスによる無茶ぶり返しと、カノンによるひじきカレーでパーティーは開かれることになる。
正直、闇鍋的なカレーであったため、シャカ以外には不評であった。

ラダマンティスとカノンがこっそり、まともなビーフカレーとシーフードカレーをお互いのためだけに作ったのはまた後日の話。

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アイアコスとサガが仲良くしているのもいいですよね(>ω<)
そういえばカノンEXが届いてました。開封は次の休みの日にでも…
少し前から音大受験生さんのフルート練習用に、親の会社の応接室を夕方以降開放しています。
アパートでは防音の関係でそうそう吹けないので、受験生さんのフルートの先生のツテ(親の入ってるオケに先生が以前在籍)で来ているのですが、ああいう技術力に加えて感性まで求められるような世界は大変ですね(汗)

「フルート…ん?ってことはお菓子でも持って話しかけに行けば、ソレントネタに使えるようなお話が伺えるかも!?」という邪念が今日突然浮かんだのですが、速攻で「受験が終わるまでは邪魔するな」という良心に脳内で袋叩きにされて終了でした。そりゃそうでした。
実技系に限らず受験生の皆様を心より応援しております。

なので別経路で親から聞いた話なのですが、オーボエなどはリード(咥えるところ)が細く、またダブルリードであるため、異物で詰まったりしないように奏者はよく歯を磨いているそうですね。異物がなくても唾液に糖分が残ると楽器によくないので不可だとか。練習会などで皆がお菓子を持ち寄った折にも、管楽器のメンバーは食べた後みんな必死で歯を磨くのにくらべ、弦楽器パートの人は「俺ら平気だもん」とそのままだそう。

てことはソレントは海将軍によるおやつの時間があっても、一人毎回歯を磨くわけですね!彼の場合、演奏の必要性=戦闘力にも関わってきますものね。
最初は何も知らない他の海将軍たちが、潔癖症だなあとか勘違いしていたりしそうです。サガなどは、食べたあと歯を磨かないと気持ち悪いという、まさに潔癖な理由で毎回磨いてるかもしれませんが。
管楽器奏者が演奏前に歯を磨くように、裸装着のためサガが戦闘前に毎回風呂で身体を磨いていたらどうしよう。

…べつにどうもしなかった(>ω<)
駄目な感じのカノンとお兄さんバージョン。
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「13年ぶりに一緒に過ごす弟に対して、サガはそっけなさすぎるのだ」
愚痴をぶつぶつ職場で零していたら、ポセイドンが話しかけてきた。
『そなたはもう少し兄離れしても良いのではないか?』
「判ってますよ、だから愚痴も独り言として誰にも聞かれぬようこっそり吐いていたではありませんか」
『いや、我が海将軍筆頭が、そんな痛々しい理由で一人書類に向かいながら呟いているのをみると、主である私が居たたまれぬ』
「寝てればよろしいでしょう」
無視してペンを走らせていたが、ポセイドンは唐突なことを言い出した。
『そういうな、お前の願いを叶えてやろうと起きだしてきたというのに』
「は?」
『お前の兄が、お前に依存するようにしてやろう』
「出来るのですか、そんなことが」
『神に不可能はない』
「ではオレ無しには暮らせないくらい重度の依存にして下さい」
『…そこは断るところではないか?』
「神に二言はないですよね」
渋々ながらも海皇が頷いた気配がしたので、さっそくオレは仕事など中断して(もともと急ぎの内容でもない)聖域に戻ることにした。


帰ると待ちかねたようにサガが飛び出してきた。
「カノン、おかえり!今日は早かったのだな」
「ああ、予定よりも仕事が簡単に片付いてな」
嘘だけど。
「良かった、寝室用蝋燭のストックが切れてしまって、どうしたらいいか困っていたのだ」
ん?
「あと、洗濯物を干してあるのだが、丁度良い。しまってくれないか」
んんん?
「夕飯はパエリアが良い。しかし食材がないのだ。でもカノンならわたしのために作ってくれるだろう?」
………。

双児宮に戻ったら、兄が生活無能者になっていた。
これはこれで新鮮なので今日一日は楽しむが、明日には元に戻してもらうぞと、オレは心のなかでポセイドンに毒づいた。

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今日もぱちぱちありがとうございます!仕事前の潤いです。
ご返信は次回にさせてくださいね(>▽<)
あたたかくて良い気持ちであった。
そのまま眠りに沈んで行こうとしたところで、右肩が何かに触れる。
壁を背にして腰掛けていたのだが、うたた寝のせいで身体が傾いだらしい。
薄目をあけると、銀の瞳が見えた。タナトスだ。同じように腰を下ろし、肩を並べている。その肩へ寄りかかる体勢になってしまっていたのだ。
慌てて身体を起こそうとすると「構わぬ」との返事。珍しいことである。常ならば、人間が触れることすら許さぬ気性なのだ。機嫌がよいのだろうか。
「仕事だ」との声が返った。働いているようには見えない。
空にはぼんやりと宵の月がかかり、あたりには一面に花が咲きみだれている。するとここはエリシオンか。
そういえば、昼間に星矢へ勉強を教えているとき、冊子にこんな一句があった。
”願はくは花の下にて春死なむ”
そのときに思い起こしたのが、この場所だ。
釈迦の入滅にも絡む歌ゆえ、本当は処女宮にあるあの菩提樹の園のような景色を思い出すのが正しいのかもしれないが、ギリシア人の自分からすると、こちらのほうが馴染み深い。
心やすらぐ場所で、平安のまま死ぬことが出来るのは、最上の幸福だと思う。
タナトスの肩を枕に、ゆっくりと再び目を閉ざそうとしたとき、耳元で羽虫の飛ぶ音がした。虻でも蚊でもない、もっと小さな、それでいて不快な音だ。
タナトスもそれに気づいたのか、手で払おうとしている。
神でも虫を払うのに神力ではなく手を使うのかと思ったら、眠いのに可笑しくなって笑みが浮かんだ。
迷宮を周囲に張ってしまおうか、そうすれば虫など

しかし声のかわりに出たのは空気の泡で、気づけばわたしは湯の中にいた。
いつのまに倒れこんでいたのか、湯を気管支に吸い込みそうになり、慌てて身体を起こす。
顔を水面へ上げれば、そこはいつもの浴場であった。
疲れていたとはいえ、風呂場で夢を見るほどうたた寝するなど、そして湯に沈んでも気づかぬなど、黄金聖闘士としてあるまじき体たらくではなかろうか。
頭の中でもうひとりのわたしが何やら怒鳴っている。いくら風呂好きとはいえ、湯船で死ぬような恥さらしはごめんだ、とのこと。その通りなので黙って聞いておく。頭の中で羽虫が飛んでいるようだ。しかし、起きていたのならわたしと交代して風呂から上がってくれればよかったのに。
立ち上がって脱衣所へ向かう。
落ち着いてみると、何の夢をみたのかは思い出せなかった。


「タナトスよ、お前の仕事を止めはせぬが、私の領分を使って女神の聖闘士へ手出しをするのは越権だ」
眠りの神であるヒュプノスが主張する。苦言のように聞こえるが、ヒュプノスはいつもこのような言い回しをしており、タナトスへの怒りを示すものではない。
タナトスは鼻で笑ったが、これもまたヒュプノスを軽んじてのものではない。
「仕方があるまい、あの男が夢を通して俺を呼んだのだから」
「久しぶりだな」
「ああ」
自死をしたサガは、13年間死を請い願い続けたが、聖戦後、アテナによって蘇生がなされて後は、その願いも控えられていた。
星矢への教鞭で使われたテキストによって、つい死への憧憬が沸き起こったものの、本人に自覚はないまま、ただタナトスが喚ばれたのであった。
「深淵を覗くならば、深淵もまた等しく見返すものだ。人が俺を望む時、俺はいつでも傍にある」
「…随分と人間に親切ではないか」
「お前も言ったろう。これは仕事だ。親切にしているつもりはない」
タナトスは腰を下ろしたまま、目の前に立っていたヒュプノスの手を掴んで引き寄せた。
もう一人のサガの声を、夢のなかまで届けたのはヒュプノスの力に他ならない。ヒュプノスはため息を零して、タナトスの横へ座る。先ほどまで、サガのいた位置へ。
「聖闘士に手を出すとアテナが煩いぞ」
「ふむ。お前がそう言うのならば考慮しよう、ヒュプノス」
寄りかかってきた兄弟の重みを感じながら、タナトスは軽くあくびをした。
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