星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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マイスEXでカノンが出るというので、画像検索してみましたところ、それにともないギャラクシアンエクスプロージョンのエフェクトもカノン用のが出るのですね。
「!!!!!!(>▽<)」ってなりました。
同じGEを放っても、サガとカノンでは色彩が違うっていうの、凄く萌えませんか。
集めたエネルギーの色が異なるのか小宇宙の色が作用するのかよく判りませんが、カインとアベル、アスプロスとデフテロスそれぞれのGEの色に特徴があったら綺麗だなあと…
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目の前にあったはずの岩山は、放ったGEで跡形も無く吹き飛んでいる。
デフテロスは己の手を見つめた。双子座の最終奥義。兄が血のにじむような思いで得た技だ。1度だけアスプロスが放ったのを見たことがある。本当に銀河が砕けるような、激しく眩しい輝きだった。同じ技のはずなのに、自分が撃つと色合いが異っていて、どうにも全く同じには再現できない。双子であっても、個性や小宇宙の差が表れるのだろうか。
こんなところでも今更に、自分は兄の複写(コピー)ではなかったのだと思い知らされる。
デフテロスは兄のGEが好きだった。
大仰でもなんでもなく、アスプロスは死ぬほど努力して努力して、その果てに奥義を掴んだのだ。
(兄が完成させたあの技は、見よう見まねで真似をして近道をした自分のものとは違う)
もちろん努力なら負けていないとは思うが、それでも自分の技はすべてアスプロス経由なのだ。
(自分だけの力が、欲しい)
目の前の火山を見上げる。カノン島の活火山は、いまにも噴火しそうに煙を上げていた。
(そうして初めて、俺は自分の力で双子座になったのだと思える。死んだ兄の代わりにではなく)
握った拳に力が篭る。

ギャラクシアンエクスプロージョンを封印し、マヴロスエラプションクラストが編み出されるのは、もう少し後のことだった。

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あとあと、すっごくどうでもいい事なんですが、突飛な夢を見たので吐き出し!
どうでもいい上、朝から下品な内容なのでご注意下さい(汗)
なんか特殊なアンソロが公開される夢みたんですよ。その、息子さんがでかいということが主体のアンソロジー(…)しかも18禁でないという。年齢指定がないので描写はおやめ下さいっていう注意書きが執筆者様用の頁にかいてあって、じゃあどうやって表現するのデスカ…ってアンソロサイトを読み続けたら、何か「関係あった相手が過去に口に含んだときの思い出を語らせる」とか「服の上から見たふくらみで表現」とか、なんか婉曲表現で頑張るらしい。
(でもサガは私の中で神の造形美を損なわない程度の普通の大きさだからなあ…)
とか、誘われてもいないのにコンセプトの件で参加を悩んでいた夢内の謎私。ヒュプノス様の嫌がらせですか。

そして昨日もぱちぱちありがとうございました。とてもお気遣いいただいているのに、リンクのない拍手を手作業で押して頂くのも恐縮ですので、拍手を戻しました(ぺこ)メールのお返事も夜にさせてくださいね(^-^)
本日のΩ!ネタバレご注意下さい。

・忍者と聖闘士はお互い変な格好だと思ってる。
・龍峰は茶道の心得があるような無いような。
・蒼摩の師匠はやっぱりあの人っぽい。
・聖闘士になりたくて里を抜ける忍者がシュール。

あとあとあと栄斗の忍術…(>ω<)

龍峰「栄斗は凄いな!土属性なのに絶対零度を生み出せるなんて。忍術のほうが小宇宙より温度変化の効率がいいのかな」
栄斗「何を言っているのだ。絶対零度など簡単に作り出せるわけないだろう」
龍峰「え、だってさっき『絶対零度』って水を凍らせて…」
栄斗「あれは技の名前だ。本当に絶対零度なわけではない」
龍峰「ええええええええ」
栄斗「ペガサス流星拳とて、本当に流星が飛ぶわけではなく、比喩だろう」
龍峰「納得がいきません」

すみません納得がいかなかったのは私です(汗)
だってだってカミュを差し置いて新米忍者が絶対零度をさらりとこなせるとか、無理目の気がするんだ…!

あと、以前、同じ御大漫画・風魔の小次郎と聖闘士星矢の世界がリンクしたら妄想をブログで呟いたりしておりましたが、やっぱりフリーダムな世界観になりそうだなと思いました。
サガは茶室に招かれても、正座できるよ多分がんばる。カノンは足を崩す。アスプロスは土足で上がりこんで怒りを買う。デフテロスはそんな兄を天井裏からそっと見ていたりして、忍者の素質あるなって言われる。
そんな朝の妄想。
アスぷとデフちで秋の酒
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「アスプロスは、物凄く鬼ごっこが強かった」
ふとデフテロスが懐かしそうに昔を振り返る。二人で酒を飲み始めて小一時間、アルコールには強い二人だが、そろそろ顔には赤みが差しはじめていた。アスプロスは当然とばかりに頷き、オリーブの塩漬けをつまむ。デフテロスお手製の肴だ。他にも燻製にした干し肉や、小魚の焼き浸し、薄く切られたパンなどが並んでいる。
「あの頃は、お前に追いつかれたら終わりだと思っていたからな」
特に杳馬に闇の一滴を落とされたあとは、自分を見つめる弟の目が恐ろしくて仕方がなかった。負けず嫌いの気性もあいまって、絶対にデフテロスに捕まらぬよう、遊びとは思えぬ真剣さで逃げたものだ。
しかし、デフテロスを振り切ることはできなかった。捕まりはしなかったものの、どこへ逃げてもデフテロスは追いついてきた。それがまたアスプロスの無意識を脅かしたのだ。
種を吐き出してから、ストレートの蒸留酒を舐めるようにして口に含む。あの頃はデフテロスの前で酔うことなども考えられなかった。成り代わられる危険を常に抱いていたのに、隙などみせられるわけがない。
「それに比べて、デフテロスよ。お前は自分が逃げる側となるとてんで弱かった。今思えば、手を抜いていたのか?」
軽く睨みながらも、アスプロスの口元は笑っていた。殺しあった自分達が思い出を楽しく語りあうなど、冗談のような贅沢だ。神々の思惑による隔離世界での蘇生であるものの、そこだけは感謝してもいいと彼は思った。
睨まれた方のデフテロスは、もぐもぐと何か言いかけては言いよどみ、暫くしてからぼそりと呟く。
「わざとではない。しかし、アスプロスが追いかけてきてくれるのが嬉しくて、つい振り返ってしまう。捕まえて欲しいと思っていたのかもしれないな…そんな風に雑念が沸くと、次の瞬間には追いつかれていた」
「わざとのようなものではないか。鬼ごっこで、捕まえて欲しいなどと考える奴があるか」
苦笑しながら、アスプロスもまた遠い記憶に想いをはせる。自分は逃げるばかりで、弟を振り返ったことなどあったろうか。
デフテロスも少し酔っているようだ。目元の赤くなったまなざしで、アスプロスを見る。
「俺は今でも、兄さんに捕まえて欲しいと思う」
「…そうか」
たまには自分の側が追いかけるべきなのかもしれない。
アスプロスは杯の底に残っている酒を、ひといきに呷った。

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デフテロスとアスプロスが鬼ごっこしたら、デフテロスは兄さんに追いかけられるのと追いかけるのどっちが楽しいかな。どっちも楽しそうだよなあ…って考えたんですけど、ストーカーのほうは毎日の生活でやってるので、やっぱり追いかけられるのが嬉しいかなって思いました。
アスプロスは自分が追いかける側にまわるのが、凄く新鮮かつ安心だった気が。背中から追いかけられて恐怖するより、背中を追いかけるほうがいいですものね。そんなマーブル少年時代のすれ違いを思うと、捏造蘇生後設定のときくらい、双子でイチャイチャさせたいなあと思うのです(>ω<)
アテナ誕でアテナとサガ
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オリーブはアテナの聖樹ということもあり、聖域では最もポピュラーな植物の1つだ。
この季節、青々と茂る葉のあいだには、楕円形のちいさな実がたわわにぶら下がっている。
収穫はまだ先だが、現段階でも豊作であることは一目瞭然であった。
「今年もよく採れそうです。村の者たちが喜ぶでしょう」
十二宮の通路を歩くサガが隣のアテナへ話しかけた。
「嬉しいことです。デメテルのお陰ですね」
祭典用の衣装を着た彼女は、軽やかに白のドレスの裾をさばいている。黄金で統一された腕輪や首飾りとニケの杖が、太陽を反射させてきらきらと輝く。派手なほどだが、アテナの美しさの前では、それすら霞むとサガは思う。
「貴女が人間にオリーブを与えてくださったお陰です」
「ふふ、昔の話だわ」
明るい栗色の髪をなびかせ、アテナがサガを見る。
彼はアテナへ微笑んだ。
「この樹は聖域中に恵みをもたらしてくれますが、1箇所だけ生えていないところがあるのですよ。ご存知ですか?」
「あら、そうなの?どこかしら」
「教皇宮です。昔、赤子であった貴女がこの地を去られたあと、教皇宮まわりの樹が実ることはなくなりました。それを見たあれが…もう一人のわたしが、すべて引っこ抜いてしまったのです」
「まあ」
「愚かですよね」
自嘲まじりの穏やかな笑みは、数多の苦しみと悲しみを乗り越えてきた者特有の静謐さがあった。
アテナと呼ばれる少女は、何も言わず、そっとサガの手を取る。手を繋ぎながら歩くことになったサガは、どうしていいのか戸惑いながらも、その手を離すことは無かった。
「今度、一緒に植えましょう、サガ」
「アテナ」
「オリーブたちにも言っておかなければ。私は誰かを苦しめるために、あなた達を創り、人に与えたわけではないのだと」
「……貴女というひとは」
手を引かれるように歩くサガの顔が、くしゃりと泣きそうにゆがむ。
けれども涙がこぼれることはなかった。代わりにサガは低くゆっくりとアテナへ伝える。
「貴女の生誕と御世を祝います。貴女のために、わたしは戦う」
13年前とは違い、心の底からの言葉であった。
「ありがとうサガ」
にっこりと笑ったアテナの笑顔は、戦女神のようでもあり、人間の少女のようにも見える。この笑顔を二度と曇らせたくないと、サガは心の中で呟いた。

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もう出勤時間ですが、黒サガとアテナの話も書きたかった…!
今では黒サガにも認められているアテナです。でも黒サガなので普段は「小娘」とか呼んじゃう。それでもアテナがさらに美しく成長して16歳くらいになったら、そうは呼ばなくなると思うんですが…(>ω<)
2011/1/7ブログネタの焼き直し
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「冥闘士らしき奴が、黄泉比良坂をうろうろしていたから捕まえてきたぜ」

デスマスクが一人の兵士を教皇の前へ放り投げるようにして突き出した。
黄泉比良坂は冥界と繋がっている。普通はアテナの結界により冥界側から侵入することは出来ないのだが、そのアテナをアイオロスが聖域外へ連れ去ってしまったため、時折結界がほころびる。

配下の報告を受け、仮面をつけた教皇は静かに椅子から立ち上がった。法衣の裾で衣擦れの音をさせながら玉座前の数段を降り、倒れ伏している異界の兵士を見下ろす。
捕虜が身に付けている冥衣は下級兵のもので、冥闘士といっても魔星を持つものではないようだ。魔星ならば老師が五老峰で見張っている。封印されている108人には含まれぬものの、結界のほころびを潜り抜けられる程度には腕のたつ斥候といったところだろうか。
既にデスマスクによってボロボロにされ、立ち上がることも敵わぬ様子ではあるが、目だけは敵意を失わず、憎しみの篭った視線で聖域の統率者を睨み上げてくる。
教皇はその兵士の前で仮面を外した。
兵士の息を飲む音が聞こえた。それほど教皇の素顔は美しく静謐であり、宗教画にある聖人のようであったのだ。天使や神とまごうほどの輝きを、女神の教皇は持っていた。
魅入られたかのごとく視線を外せなくなっている兵士へ、教皇は慈愛の微笑みを向ける。
「わたしにお前の知っていることを全て話してくれないか」
教皇の指がきらりと光ると、もう兵士は自分の意思で考えることはできなくなった。


数刻後には、幻朧魔皇拳で情報をすべて吐かされた冥闘士の死骸が転がっていた。教皇の手刀によって貫かれた胸からは、どういう処置をされているのか血の噴出すこともない。
デスマスクは慣れた動作で積尸気冥界波を放ち、その死骸を黄泉比良坂へ放り込んだ。魂だけでなく肉体ごと死界へ送る方法も先代から伝わっている。冥界からの侵入者に対しては肉体ごと送り返しても意味が無いので、普段は魂だけを切り離すのに使っているのだが、死骸なら肉体ごと始末してしまった方が都合いい。
「結界のほつれの場所が知れた。塞ぎにゆくぞ」
教皇が、冷たい笑みを浮かべている。もう先ほどの微笑みは影も形もない。
「いつから、貴方のほうだったんですか」
デスマスクがぼそりと尋ねると、教皇は笑いながら仮面をつけた。髪の先がわずかに黒い。
「当ててみるがいい、キャンサーよ。わたしにも判らぬ境目を、お前が知っているのなら」
「サガ」
「教皇と、呼べ」
しかし、デスマスクが名を呼んだとたん、その場の空気が凍りつく。
(…やべ、おっかねーの)
心の中で軽口を叩くも、この偽教皇の恐ろしさは、側近として働いているデスマスクが1番良く知っていることだ。神のような双子座は、悪魔のように容赦がない。

仕事モードに切り替えたデスマスクは、サガとの会話をあきらめ、目の前に黄泉比良坂への『道』を開いた。

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昨日もぱちぱち有難うございます(>ω<;)沢山ぱちぱち頂けてびっくりです。
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