星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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日付を越えても14日と言い張る。ブログの日付も14日に捏造済。
以下タナサガホワイトデー
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「手を出せ」
そう命ずるタナトスの言うままにサガが片手を差し出すと、手のひらへギフト用にラッピングされた包みがぽてぽて3箱分降ってきた。
見れば、それはサガが先月にタナトスへ贈ったものと全く同じブランドの、同じチョコレートセット。
「これは…?」
落とさぬよう両手で持ち直し尋ねてみれば、タナトスはフンと鼻を鳴らした。
「バレンタインで日本式にチョコを受け取ったら、ホワイトデーで三倍返しをするものと決まっているらしい」
「な、なに!?そうなのか?」
サガは慌てた。
「それでは、バレンタインとは受け取ったものが必ず損をするシステムではないか」
「そのようだな…だが、借りはきっちりと返したぞ」
行事の内容を正確に把握していないくせに、三倍返しの部分だけはきっちり正確にこなそうとするタナトスだった。
律儀なのではない。人間に借りを作るのが癪なのだ。
タナトスはほとんどホワイトデーを理解していなかったが、サガも全く理解していない。
申し訳なさそうに、両手に受け取ったチョコへ目を向ける。
その様子を見て、タナトスは怒ったように付け加えた。
「俺の用意した菓子が不満か」
「そのようなことは…え?」
サガは驚いて顔を上げた。
「まさか、貴方が自分で買ったのか?」
「俺を何だと思っているのだ。お前とは違い、人間界での買い物くらい造作も無い」
「神なのに自分で…」
微妙に意思の疎通がない会話にもかかわらず、サガの顔には先ほどまでの恐縮の色だけでなく、嬉しさを押し殺すような、困ったような苦笑が浮かんだ。
サガは、自発的な喜びの表現をするのが下手だった。
「不満など無い。貴方が手ずから用意してくれたチョコだ…弟や友人にも分けさせて貰おうかな」
ちなみにサガは地雷作成能力にも長けていた。
未来の不穏要素2箱を横のテーブルへ置き、1箱だけ包みを開いて中身を取り出す。
「有難う、タナトス」
チョコレートを指で摘んで口にしたサガは、そのまま死の神へ口付けて甘い返礼をした。

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タナサガエンド話が後回しに…

3/12 刹那様>こんばんは!刹那さんもサガが大好きでいらっしゃるのですね!同士ですね!
おっしゃるとおり、私もサガが誰からも愛されていれば良いのになあと思います。恋愛感情に限らず、人を惹きつけるカリスマ性がサガにはありますし!そんな白サガは海界の環境(精神面含め)で穏やかに暮らすのが合っている気がします。平和なので黒サガは退屈してそうですが、流石に海界で黒サガが暴れたらカノンが怒りますよね(笑)
海界では白サガが主に大人気っぽく、冥界では黒サガがいろんな意味で大人気…だったりするといいなあと妄想しております。
三界が仲良くするというのは、二次妄想的にもとても美味しいですよね。是非刹那さんの萌えどころをまたお話頂きたく!(>▽<)ノ素敵なお言葉をありがとうございました!

3/13 かびない様>こちらこそ日参してはMEMOを覗いてもだもださせて頂いておりますb 特に双子のいろいろな可能性=IFを語っておられる最近の内容にはウキウキしまくりで、毎日の仕事前の栄養補給源となっております!
カノンがスニオンで改心して十二宮戦時にアテナ側に居たら…というIFでは、双子の幸せバージョンを妄想しつつも、悲劇バージョンもありえそうでドキドキです。アテナと一緒に聖域へ向かい、直接ではないとはいえサガに敵対するカノン。女神は勝利して聖域に戻ったものの、カノンの目の前でサガ自害…なんてことになったら、カノンがまた荒みそうですよね…
いつも素敵な萌えをありがとうございます!今後も通わせてくださいね!

ほかパチパチ下さった皆様に御礼申し上げます(^^)日々の潤いです。

拙宅のたわ言への嬉しいお言葉も有難う御座います。考察などと呼べるようなものではなく、どれも単なる萌え妄想でお恥ずかしいですが、そのようにおっしゃって頂きますと、羞恥心を捨てて垂れ流している甲斐があります(>ω<)
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