星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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>大切な何かを踏み台にしてまでも 一番高い林檎掴みたかった

パチンコのCMで流れていた蒼穹のファ/フナーの曲が気になったので買ってみたら、一部サガ+カノンに当てはまりそうな歌詞でした。

ここで、サガにとっての1番が何であるかによって、読み取り方が変わってきますよね。
昔のサガは大地(含む人類)が最上位っぽい気がします。侵略神から地上を守るためなら女神も排するし何でもする。たったひとりの弟が隣にいなくなってしまっても、己の目指すところのために、ひたすら高みを目指す。その為のツールは自身の力。

アイオロスも大切なものの最上位は地上の平和なのですが、その地上というカテゴリの中に弟も含まれていて、彼は世界を救うためのツールに女神を選ぶ。

サガは弟の悪心のために弟を切捨て、アイオロスは女神のために弟を切離しましたが、突き詰めればどちらも世界の為。そしてどちらも厳しいながら、最後にはそれが弟のためになると思っている(サガの方は弟が死ぬ事も覚悟している)ので、そう言う意味ではアイオロスとサガは似たもの同士なのです。非情と紙一重の慈愛。

サガは1番大切なものを間違えたのではなく、1番大切なものを得るための手段を間違えた。もしかしたら間違えてさえいないかもしれない、そんなカオスロード。
それに比べて、カノンは1番大切なものから目をそむけ、道を間違えただけなのでシンプル。正道に戻りやすい感じです。

聖戦後のサガは、相変わらず世界を最上位としながらも、カノンや女神もそのカテゴリに入れてくれそう。これはサガが変わったというよりは、女神やカノンが変わったからという部分のが大きいですよね。成長した女神と対峙することによってサガも変わり、改心したカノンを死後見て嬉しさに涙する。サガを変えたのは、サガに関わってきた人物たちとの縁です。

サガのような完璧な人間でも、それを変えていくのは周囲との係わり合いなのだと思うと、神を動かし変えていくのも人の想いなのかなと妄想炸裂するのでした。腐妄想ですけど!

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